無料ブログはココログ

« RNAとDNA、生命の旅路 | Main | 青春の書(*^^*)その4 »

October 02, 2009

松本清張『波の塔』

松本清張『波の塔』
■『波の塔』 上・下新装版
著者:松本 清張
松本清張記念館監修
価格 : \680 (本体 : \648)
出版 : 文春文庫
発行 : 2009.9

清張生誕100周年で、復刊、新装版が次々と出てうれしいアマサイです。
昔の文庫はなんであんなに字がちっこいのかなあ。まだ、老眼ではありませんが、新装版のきれいな活字はありがたい。

田沢輪香子という若い女性が、旅先で青年と出会うことから物語は始まります。取り敢えず、汚職とか不倫とかどろどろしたものはありません。その青年・小野木は新米検事です。輪香子は帰郷してから、小野木と偶然に出会います。ここでも、旅先であった若者達が交流を深める、と言ったところで、まるで青春ドラマです。しかし輪香子の父は、国土省の局長です。ここで、小野木とのなにか接触あるんだろうな、とは予想できます。しかし、この青年検事は人妻・頼子と深い仲です。そして、頼子の夫が何者か段々に明らかになると、役人、ブローカー、検事の三人の男達が徐々に近接していきます。

そして、最終章。不幸になるのは、何の罪もない者なのでありました。

殺人は全く起きません。でも、サスペンス満載。おまけにラブロマンス。もっとも清張らしく、もっとも清張らしくない作品とアマサイは思います。

すごいですね。もう6回以上映像化されているそうです。
一番最近なのは、TBSです。いや、全く記憶にないんですが。
松本清張ドラマスペシャル「波の塔」
結城頼子 (ゆうきよりこ) : 麻生 祐未
小野木喬夫 (おのぎたかお) : 小泉孝太郎
田沢局長 (たざわきょくちょう) : 風間 杜夫
田沢美子 (たざわよしこ) : 中田 喜子
田沢輪香子 (たざわりかこ) : 高橋かおり
辺見博 (へんみひろし) : 田口 浩正

小泉孝太郎が小野木ってどうなのさ。やっぱり、現代に置き換えているのかな。そうするとラストに無理があると思うけど。

映画で有名なのは、中村登監督のやつですね。
出演:有馬稲子, 津川雅彦, 桑野みゆき,

なかなか、いいですよ、波の塔の世界。要はメロドラマなんだけど。

松本清張、女性向きの物語結構あります。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
≪コメントは応接室にお願いします。≫

« RNAとDNA、生命の旅路 | Main | 青春の書(*^^*)その4 »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/61116/46368954

Listed below are links to weblogs that reference 松本清張『波の塔』:

« RNAとDNA、生命の旅路 | Main | 青春の書(*^^*)その4 »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

更新情報

May 2017
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31