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December 31, 2009

書談:橋元淳一郎著『時間はなぜ取り戻せないのか』

Jikanhashimoto■『時間はなぜ取り戻せないのか』PHPサイエンス・ワールド新書
著者:橋元 淳一郎
価格: \840 (本体 : \800)
出版: PHP研究所
発行: 2010.1
bk1
ブログを書いているとほんと便利である。以前読んだ橋元さんの本をちゃんと記していた。本書は『時間はどこで生まれるのか』の続編にあたると思われる。
そのときアマサイは、
『この倍の量使って、完全なる橋元時間論/時空論を書いてほしいと思う。』と書いているのだが、これが橋元さんの時間論の完成版なのかと思うと、なんだかな~。同時期に『時空と生命』というのを出版していて、あとがきに「補完関係になっているので是非読まれたし」とおっしゃっているのだが、ちょいと保留しておきたい気分である。

相対論的時間論は、知っていると言ったらいいすぎだけれども、まあ、概ねわかるのでスキップした。オートポエーシスの概念はおもしかったが、時間とのリンクはどうなんだろうか。どうやら結論は生命が感じるが故に時間はある、ということらしい。

最終章には「ミツバチの世界」の話は興味深いと思う。ミツバチは蜜をとるために開いた花にしか留まらない。では、つぼみと開いた花をどのように見分けているのか。ユクスキュルという生物学者によれば、ミツバチには開いた花しか見えていない(五感・六感で感じ取れない)、ミツバチの世界にはつぼみはないそうである。

なるほど。それは実におもしろい(湯川ガリレオ)。

しかし、それでは宇宙における人間原理と同じなのではないか(最終章に人間原理の話をもってきていている)。時間論を考察しているといろいろ矛盾が出てくるのだが(アマサイは矛盾とは思わないが)、「主体的な生命原理」を据えると整合性が出てくるということらしい。

う~ん、いろいろ思索した割には結論はちんまいなあ。

生物学と物理学を融合するよりも、哲学的に(詳細に言うと物理学の裏付けを持った)考察した方がより整合性のある時間論に近づけるのではないか。

なんだかまた悪口を言っているが(^^;)、いろいろインスパイヤされる一書である。橋元さんの科学論の本は他にもあるようなので読んでみようと思う(ハヤカワ文庫に入っているからね)。

作家を名乗るなら、真面目に一書一書紡いでいかないとね。編集作業だけとか、コラボと称して他人に力で書いてる仕事しかしないようじゃダメだね。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

December 30, 2009

年末ドラマ模様

どういうわけか、日テレ、てぃぶぃえす、フジでほぼ同時刻にミステリーものの再放送してますね。

『Mr.Brain』は放映中はそこそこ面白いと思いましたが、テレビの前に構えて見るほどじゃないですね。キムタク他、出演者の個性に頼りすぎていて脚本はさほど練られておらずスカスカしてます。

その点福山雅治を使った『ガリレオ』はよく出来ています。全部見ているのでトリックも犯人もわかりますが、それでもなお、最後のエンドロールまでテレビの前は動けません。また、新シリーズやってほしいな(湯川学シリーズまだ原作残ってるし)。

『相棒』は時間があれば見ますが。新・相棒のミッチー、よいと思います。

夜は松本清張原作『顔』を見ました。大満足です。清張作品は長編ネタになりそうなものも短編に使っているのでこのように単発ドラマにするのは非常にいいです。谷原章介は出だしの時は中途半端なイケメンでしたが、立派に若手実力派俳優となりました。その彼の顔を使った『顔』はすごくマッチしている。凡庸と言えばそう、特徴あると言えばそうかなあ、というとこ、プロジューサー、目の付け所がいいです。高橋和也は、好い感じの中年男子になりましたね。

『坂の上の雲』が一番ですけれども。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

December 28, 2009

実験屋さん

理論家さんより実験屋さんの方がセンスとか才能っていると思うんだよね。普通は逆のようにとられるけど。

理論て完成できないと何もならないわけじゃない?それを提示できないと仕事してないと受け取られる。本人もそれで諦め着くでしょう、某ライター氏のように。

でも、実験てなにかやれば、ちんまいことでも結果でるでしょう。それで諦めきれずずるずるテクニシャンとして居着く。本人がそれでいいんならまだいいんだけど、どうもそうじゃないらしい。自分が認められないのは回りがおかしいという輩が多いんだよね。企業に就職する同僚を「民間に堕ちた」とか言う。自分が彼らの分までにがんばらなくては、とか、モチベーションの持ってき方がちがうよね。

だいたい、「堕ちた」って何様のつもりなのかな(^_^;)。能力があれば企業の方が力を活かせるとおもうけど。あればの話だけど。肩書きだけの人、企業は取らないし(箸にも棒にもかからない奴もたくさん来ますけれど)。

こういうのが、公的研究機関にいること自体、お金の無駄なんだけどね。研究職で成果が上がらす、民間にも行きたくないなら、全く違う方面の転職してもらう方が本人のためだし、国費も節約できるんだよね。博士あるからってその手の仕事に着かないいけないことはないんだし。

研究室の段階で、君には向かない、と言って上げるのが担当教員の一番大事な仕事だと思うです。

※「民間に転向した」というのもここでは同じ意味に思われます。普通転職したら「よかったね」だろ。もし相手が「そりゃ、皮肉か」と返してきたら、そいつが馬鹿なのである。

いや、誰ということでなく。博士問題というのはこのあたりのことかなと。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

December 25, 2009

大予言と言えば、

この間、テレビ番組でノストラダムスの大予言をやっていたらしく、びっくりゃこいた(正確には番宣を見ただけでそのものは見ていていない)。

1999年に恐怖の大王が降ってくるはずだったが、何もなかったではないか、で、お仕舞いになったんではないのか。予言の信仰者によれば、すでに大王は来ており、世界は終末を迎えた!不信心者は気付いていないのだ!と言っていたように思うが、さすがに無理がある。何十年か過去のことはなんとでもこじつけられるが、目の前のことに関しては、「クリエイティブ」な操作はできない。五島勉氏にはもう少しがんばんってほしかったものだ。

そうである、私も大予言なるものを知ったのは五島勉氏の著書である。同級生と夢中になって読んだものである。子供にあんなものを買い与える親などいない。誰かのお兄さんかお姉さんのものを借りたのであろうか。その当時はみんな読んでいた、という感じがした。お子さまアマサイは、1999年私は○歳、もうそのころには、地球は無くなってしまうのか?と半信半疑であった。それよりも、予言が当たらなかったら、五島さんはどうするんだろう、と知らないルポライターのおじさんの行方を心配していた。

1990年代の後半になると、予言はどうなる?!という特集があったような気もする。それより、みんな自分たちの生活がたいへんで、昔の流行りモノなどどうでもよかったのかしれぬ。地球が滅亡しようが、大王が降ってこようが関係なかった。終末を迎えるならそれでもいいんじゃね?

しかし、アマサイが子供ころは、予言とか世界終末ってもっとリアリティを持って語られたような気がしたがな。まだ東西冷戦構造があり、地球はその寿命を終えるよりも前に核兵器で人類は滅亡するのだ、と信じられていた。まあ、その人の心の隙間に大予言がよく嵌ったということか。大気汚染、水質汚染も深刻だったしね。

で、その大予言の番組なのだが、ノストラダムスの予言は、公開されていないものがあっって、それは2012年のことを開示されている、んだそうだ。で、それが保管されているはずのフランスだかイタリアの文書館は取材NGで詳細はわからない、そこで、本取材班がうんぬんかんぬんという内容らしい。

なんだ、元がないなら、だめじゃん!

トンデモ話も展開できないようじゃ、2010年以降も楽しくないなあ。そういうものだけにでも夢を持とうよ???

ああ、1999年から10年経ったから思い出されたのね。発想が安易だ。非科学的な話だけど、人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 24, 2009

視覚全色域カメラ

アマサイはイロモノが好きなのでこういう記事に目がいってしまいます。

「視覚全色域カメラ」と銘打つ業務用デジタル・カメラ,開発したベンチャー企業・パパラボに聞くパパラボ

画像処理技術や光計測技術などを開発するベンチャー企業・パパラボは,「視覚全色域カメラ」と銘打つ業務用デジタル・カメラ「YC-3300」を開発した。「人間の眼で見るのと同じ色で撮影できる」(同社)ことを特徴とし,デジタル・アーカイブや医療などの用途を想定する。 同社 代表取締役の加藤誠氏に,今回のカメラについて聞いた。

――「視覚全色域カメラ」は,どのような特徴を持ったカメラですか。
加藤氏 人間の眼と同じ色域で,見たままの映像を撮影できるカメラだ。これまで,マルチバンド方式を利用した大掛かりな撮影装置によって同様の特徴を実現したものはあったが,実用的な撮影に使えるシンプルなカメラは存在しなかった。 我々の評価では,視覚全色域において,色差1以下の精度で撮影できることを確認している。

――どのような技術によって実現したのですか。
加藤氏 静岡大学 下平研究室の研究成果である,3バンドの等色関数(S1,S2,S3)を利用した。これは,人間の眼の感度である標準的な等色関数を線形変換して得られたもので,三つのバンドがすべて正の値を持つことや,それぞれ単独のピークを持つこと,互いのピークの重なりが最小であることが特徴だ。 この三つのバンドに対応したカラー・フィルタを開発し,カメラに組み込んだ。これにより,視覚全色域の撮影を可能にした。


この下平研究室がすごいみたいです。

色再現の技術では有名な先生みたいです。
パパラボとの共願もあるみたいです。
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【公開番号】特開2008-228197(P2008-228197A)
【発明の名称】撮像装置の校正方法及び撮像装置
【出願日】平成19年3月15日(2007.3.15)
【発明者】下平 美文/加藤 誠
【背景技術】
画像技術や通信技術が著しく発達した現代社会では、遠隔医療・診断、電子商取引、色を取り入れた各種デザインなど、厳格な色管理が必要な分野が成長している。このような用途に対して、現在のイメージングシステムは要求を満たすだけの充分な特性を持っていない。そこで、人が見ることのできる全ての色を正確に取得し、正確に再現することが可能なイメージングシステムの開発が望まれている。
【発明が解決しようとする課題】
被写体の色情報を正確に取得するための色忠実な撮像装置として、CCDなどの撮像素子と、測色計とを組み合わせた撮像装置が特許文献1に記載されている。しかしながら、この文献1に記載された装置では、例えば、撮像素子によって取得される被写体の画像内の任意の位置について測色を行いたい場合に、そのような測色を充分な位置精度で行うことができず、結果として、被写体の色情報を充分な精度で取得することができないなどの問題がある。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものであり、被写体像内の任意の位置について高い位置精度で測色を行うことを可能とする撮像装置の校正方法、及び撮像装置を提供することを目的とする。
2008228197

【要約】課題:被写体像内の任意の位置について高い位置精度で測色を行うことを可能とする撮像装置の校正方法、及び撮像装置を提供する。
解決手段:撮像素子16と測色計22とを備える撮像装置1Aにおいて、光分岐ミラー14で分岐された光像のうちの所定位置の光成分を測色計22で計測するとともに、光分岐ミラー14での分岐方向を調整することで測色位置を調整可能な構成とする。また、撮像装置1Aの校正処理において、被写体としてスクリーンを設置するとともに、測色計22への光入力手段に校正用光源を接続し、光源から供給され光入力手段から出力されて光分岐ミラー14及びスクリーンで順次反射された後に光分岐ミラー14を通過した校正光の撮像素子16での撮像位置を取得して、測色計22での測色位置と撮像素子16での撮像位置との対応情報を取得する。

ふーむ、色が付くと画像処理も複雑ですな。
熟知している技術ではないのであまりえらそーなことは言えない。


色再現の特許出願もしたいな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 22, 2009

産学連携が正しいという結論ですか?

「2週間差で特許が取れた」@日経Tech-On

キャッチーなタイトルであったので、知財人としては読まずにはいられない。

冒頭にはスパコン仕分けの話があり、科学者たちの反論は「1位を目指してもなかなかなれない。しかし、目標を1位にすれば2位か3位になれるかもしれない」という主旨だった、とこの筆者は書いている。アマサイは、何度もあちこちに書いているが、そういうことは、内輪(科学者同士)で話してちょうだいね、スクラム組んで「目指せ世界一!おっー!」とか言ってね。予算の話に一位も二位もないでしょう。現在一位でこれを維持しなくてはいけない、ならまだしも、あの仕分け時点で22位でしょ、話にならない。

別に、私は仕分け議論が好きなのではなくて、最近の科学技術論の前書きにはつきものなだけですよん。

ただ,今回の状況を見ていて感じたのは,「この先,日本はどうやって生きていくべきか」を新政権にはもっと真剣に考えてほしいということです。技術の世界は,中国やインドなどの新興国に猛烈に追い上げられています。日本がこれまで通り技術立国で生きていくのなら,それに負けないように技術者や科学者を育て,研究開発を後押ししていくような体制が不可欠ではないでしょうか。しかも,技術の進歩は速いです。スピードをもって研究開発を支援していく--そうしなければ,現状の日本の製造業の強さを維持していくことは難しいでしょう。
それはそう思うよ。でも、それは予算を宛うということとイコールではないと思うんだ。これ、書くとまた話がずれちゃうけど。それに、「技術立国」目指すなら、国の予算より民間の力を有効利用すべきでしょ。また、中国、インドを出すなら、おおざっぱに「技術」とか書いちゃだめだよね。その新興国と争うのはどの分野なのかなあ。で、どの分野が負けちゃいけないの?で、現時点で日本の製造業ってどれほど強いのですか。
先日,日本分子生物学会にお邪魔しました。そこで,バイオエタノールやバイオプラスチックの原料となる糖を稲わらなどから効率的に生産するための微生物について研究されている京都大学教授の植田充美氏,三重大学准教授の田丸浩氏,同助教の三宅英雄氏にお話をうかがう機会がありました。そこで植田氏らが仰っていたのが,研究支援に対する国の動きが遅いということです。 同氏らは,植物繊維に含まれるセルロースとヘミセルロースの双方を同時に分解できる細菌を見つけ出し,同分解に関与する遺伝子を特定しました。そして,海外の研究グループとわずか2週間の差で,同研究に関する特許を手にすることができたといいます。その陰には,同氏らの研究グループに協力した住友商事の素早い動きがあったそうです。同氏らは,国に頼っていたら,特許は取得できなかっただろうと打ち明けます。
え”っ、国に頼らなかったから特許取れたんでしょ(^^;)。それでいいじゃないかさ。国は所謂スポンサーとはちょっと違うのさ。そんなピンポイントの技術動向までわかんないよ。住友商事が協力したってことは金になると見極めたからでしょ。あの人たちのそういう嗅覚ってすごいよ。お金があって技術の価値を理解してくれる人(民間)と共同でやるってのが一番いいと思うよ。
無論,国の予算は有限ですから,技術分野の中でも重点テーマを決めておく必要はあるでしょう。新政権には,是非ともそうした議論を進めていただきたいと思います

重点テーマっていうのは、どういう物差しで決まるのかな。政治家たちで議論しても収拾つかないと思うが。

以前科研費はどのような査定でおりるのか問題になりましたが、不公平感は拭えないよね。この2週間早く特許を取れたチームのようにスポンサーをさっさと見つけちゃうのが一番いいっていう結論にならないか?

しかし、この記事からは住商の協力と特許取得のリンクが見えない。順当に考えれば、資金ができたので、決めの実験に早く着手できて、特許明細書がすぐ書けたということなのだが。ほんとにそうなのか?

まあ、この程度の記事ではよくわかりませんな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 21, 2009

書談;山崎豊子『不毛地帯』3巻

Fmoutitai3■『不毛地帯 第3巻』 新潮文庫
著者:山崎 豊子著
価格: ¥820 (本体 : ¥781)
出版: 新潮社
発行: 2009.3
http://www.bk1.jp/product/03098680

ドラマは、先週17日の放送分で今年は終わりみたいです。丁度、この3巻目のとこです。ドラマもそんなに見るつもりなかったのですが、おもしろいので、文庫も読んでいます。あの1巻のシベリア抑留時代は完全にスキップしました。ドラマ第1話でそれを納めちゃったのは正解です。日本も冬になるっちゅうのに、同朋が強制労働させられるのではいやですたい。
wikiには、あらすじとして
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主人公の壱岐正(いきただし)は陸軍中佐で大本営参謀。終戦の詔に対し、参謀総長の命令書が出されていない以上武装解除に応じる必要がないと解する関東軍部隊の説得に努めた。日ソ中立条約を犯して侵攻してきたソ連軍に拘置され、重労働の刑(25年)を宣告されシベリアに送られる。そこで11年の抑留生活をおくることになる。帰国後参謀としての経歴を買われ商社の近畿商事に入社し航空自衛隊の次期戦闘機選定争いの仕事で辣腕を振るうことになる。後半部では日米の自動車会社の提携、中東(イラン)での石油発掘プロジェクトにも携わっていく。
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と書いてあります。いや~、これだと小難しくて見る気しないのよね(^^;)。私も山崎豊子はそこそこ読んでいたが、この内容から倦厭していたよ。

本書の魅力の1つは;戦後の職業軍人の地位は低く、「お前等みんな戦犯だろうが」と見られていて、壱岐自身も自分は軍隊以外の世界を知らぬ、しかし、もう戦争には関わりたくない、何かほかの仕事を、と思っていたときに、近畿商事社長大門に請われて入社する、ビジネスは全く門外漢の壱岐が軍事戦略を経営に適用し、一流商社マンにのし上がっているいくとこでしょうか。

もう1つは;人間模様、彼の家族、軍隊時代の先輩、同期、そしてまたその家族。小雪は、自決した中将の娘という設定で、先週やった回だと、壱岐も独り身になって、くっついちゃう、というとこなのだ。あてさて、この先2人はどうなるのか、というのも見物です。

来年から見ても、話には十分付いていけると思うが。

私はフジテレビの宣伝屋さんか(^^;)。

いや、いや、おもしろいし、お勉強にもなるから損はないよ。

唐沢くんは良い芝居しているね。唐沢、小雪、和久井、多部未華子、遠藤憲一なんかが想像できるから、小説も読める感じ。

wikiで結末読んじゃったけど、そうだろうね、モデルの人物みたいに商社の会長になりました、メデタシ、メデタシ、じゃ、思想がなさすぎるもんね。さすが山崎作品です。


『白い巨塔』のときはねえ、あれ医療裁判でしょう、なんだか、1回、1回が辛そうで。それが半年続くのはアマサイ的に耐えられないのでありました。

スケジュールが合えば阿部ちゃんも出ていたかもしれん。軍人顔だから。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 18, 2009

全てがAR

ARってやっぱ流行っているんですね。
SIGGRAPH Asia 2009,ARの応用例が続々登場

Computer Graphics技術の国際学会および展示会「SIGGRAPH Asia 2009」(2009年12月16~19日,パシフィコ横浜)では,さまざまなタイプのAR(拡張現実感)の応用例が出展され,同技術の今後の発展の方向性を垣間見せている。

今後はマーカーレスが主流に

視覚向けのARでは,ディスプレイの中にリアルタイムにCG映像などを重畳するのが一般的だが,これまでは映像の識別や位置合わせをするために,「マーカー」と呼ぶ2次元バーコードの一種を用いていた。最近は,そのマーカーを使わないARの実装例が増えつつある。

 マーカーレスのARの例をデモしていた中の1社が,スリーディーだ。同社は,青くて平らなシートをカメラで撮影し,ディスプレイ中のシートの映像上で魚が泳ぐ映像を重畳する展示を披露した(図1,図2)。「マーカーを使うことが前提のARToolkitは使っておらず,ソフトウエアを独自に開発した」(スリーディー)。今回は青いシートを用いたが,シートの色は黄色や赤色などにも変更できるという。

ARでPicture-in Picture

 もう一つのマーカーレスARの例が,テレビ画面の中に,さらに映像モニターを表示するシステム「DRAGON」だ。テレビ朝日が気象情報などのテレビ番組中で日々利用しているという。テレビ朝日自身が基本概念を設計し,仏Total Immersion社とNTIが開発した。

 ここでも2次元バーコードのようなマーカーは用いず,手に持ったボードの形状を認識してそこに,CG映像や実写の動画などを合成する(図3,図4,図5)。ボードが傾いたり,動いたりしてもそれを追跡して,その座標情報を検出できるという。


ARToolkitは使っていないんですね。
図○というのは元記事の画像です。いや、画像見てもあんまし想像できないです。こればっかりはパシフィコ行かないと無理でしょう。アマサイも行きたいが、さすがに遊んでんじゃねえ、と言われそうです。
( ̄▽ ̄;)

これからは拡張現実の時代ですかね。

以前の記事もご参照ください。
ARが神の目ですと?
これがARだ。
AR拡張現実技術

岡嶋二人の『クラインの壺』の世界かな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 17, 2009

書談:香西秀信『論理病をなおす!─処方箋としての詭弁』

Ronribyo■『論理病をなおす! ─処方箋としての詭弁』
著者:香西 秀信 著
出版:筑摩書房(ちくま新書)
発行:2009/11/09
定価:735円(税込)
ちくまHP

なかなかおもしろかったです。
詭弁という悪い印象しかないんですけど(まあ、普通そうだよね)、人間は詭弁を行う生き物だ、という香西さんの言には目から鱗です。

詭弁と論理は見分けがつかないというか、利害関係によって、どちらにでもなりうるというのが結論でしょうか。

例えばよく携帯電話を買ってくれという小学生がいます。
父「なんで、小学生に携帯が必要なんだ」
子「だって、みんな持っているもん」
父「みんなって誰のことだ」
子「A君も持っているし、B君もC君もそうだよ」
父「お前はみんなと言ったが、3人じゃないか。携帯など必要ない」
よく行われる会話です。
ここで香西さんは、父の言い分が間違いであり、詭弁だといいます。
この子にとって、携帯電話を持って話すとしたらA君とB君とC君なのです。もう彼らが持っているということは「みんな」持っているに等しいのです。隣りのクラスが例え全員持っていたとしても、彼には「みんな」持っているということにならないのです。

最も、父はうちの子には携帯はまだ早いという教育方針(あるいは家庭の経済優先順位に)があり、それを説くよりも、小学生の携帯所持はスタンダードではない、という実状を示した方が諦めがつくだろうという判断からこのように言ったのでしょう。まあ、だから、詭弁なわけだが。
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次の例は日常でも、我々のやっているディベートにも役に立つ思考です。
X高校の生徒が万引きで捕まったとします。近所の人々は、あの学校はがらが悪いから、レベルが低いから、などと非難します。で、これが1人だったら、それはあまりに過度な反応でしょう。では、5人だったら、10人だったら、、、、どこの時点であの学校は、と認定?するのが妥当なのか。これは人によって異なるでしょう。

また、それは偏見であって、そのようなことで学校の評価をするべきではない、という議論も成り立ちます(これは別の章の事例だったかもしれない)。そうであったとしても、盗みをする生徒が毎年何人か出るような学校に自分の子供を行かせたいか、となると別の話です。
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日本人論、国民論の著書にも容赦なく切り込んでいきます。アマサイは会田雄次の本、昔何冊か読みましたが、『日本人の意識構造』の事例は、興味深かったです。

ある夫婦が、欧米からの留学生を滞在させます。夕飯は奥さんが必ず彼の食生活に合うものを作ってあげています。あるとき、そこの母親、おばあさんが亡くなってしまいます。それで、その夫婦は、法事やら親戚の対応に追われてしまいます。奥さんは、このような事態であるから、留学生は当然外食でもしてくれるだろうと思っています。しかし、彼はいつものように帰ってきたけれど、食事ができてないので怒り出します。その後、この夫婦と留学生の関係はまずくなり、彼はその家を出て行ってしまいます。会田氏はここから、察する文化とそうでない文化があると結論づけます。

香西さんは、この例だけで民族性を断定するには無理があると言っています。さらに、国民論(日本人論)はこのような端的な例で語られ、読む方も納得してしまう、とも指摘しています。

まあ、アマサイもそう思うのですが。この青年だけが、「空気の読めない」人間だったかもしれない。この奥さんも赤の他人を置いているのだから、「すまないけれど、こういう事情で」と言うべきでしょう。

ですが、会田氏は「日本人のように"察する"という文化を持っているのは、他にないのではないか」と仮説を立て、例えばこういうことがあるだろう、という事例を出しただけではないかと思うのです。この留学生の話は実在したのかもしれませんが、会田氏の都合がいいようにモディファイされた可能性が大きいです。ここで、他に○○ということもあるし、××ということもある、といくつも例示する必要があるでしょうか。会田氏は、幾つかの仮説を立て、日本人論というものを構築したかっただけではないでしょうか(アマサイもこの本を読んだはずですが、内容は覚えていないですが)。

しかし、香西さんもたぶんそれは認識しているでしょう。それこそ、1つの特殊な事例で結論を導き出すことは著名な書物でも行われている、という『詭弁』を使ったに相違ないです。

全体として、かったるい、そんなのちまちま言わなくても、というところもあるのですが、世間で言われている論理的と「理論上」の論理的というのは大きな隔たりがあることが理解されます。これを読んだからと言ってで議論がうまくなるとか、詭弁に騙されないという効用はあまり見込めませんが、議論学入門の1つとしては案外最適です。

★本書が手元にないので、記憶している範囲で書きました。記載を湾曲しているところが発見されましたら後で直します。★

目次
序章 馬鹿だから詭弁に騙されるのではない
第1章 詭弁なしではいられない
第2章 曖昧さには罠がいっぱい―多義あるいは曖昧の詭弁
第3章 弱い敵を作り出す―藁人形攻撃
第4章 論より人が気に喰わない―人に訴える議論
第5章 一を教えて十を誤らせる―性急な一般化
あとがきにかえて―語学の達人に学べるか?

わら人形論法(straw-man)という言葉を覚えただけでいい気なっている『論客』さんは読んだ方がいいね。。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 16, 2009

りんごちゃんの反撃

やっぱり、反撃しましたね、りんごちゃん
Apple社がNokia社に反訴,13の特許を侵害していると主張

2009年12月11日,米Apple Inc.はフィンランドNokia Corp.に対する訴訟を米デラウェア州連邦地方裁判所に申請した。Nokia社が2009年10月22日に起こした訴訟に反訴したものである。Apple社の主張によれば,iPhoneの攻勢を受けてNokia社はiPhoneの多くの部分をコピーすることを決めたという。「Nokia社は,iPhoneをコピーする道を選んだ。とりわけ,人気が高く特許で守られたデザインやユーザー・インタフェースを」。

 具体的にはApple社は,同社が保有する13の米国特許をNokia社が侵害していると主張した。それぞれの特許番号とタイトルは以下の通り。

5,315,703「Object-oriented notification framework system」
5,379,431「Boot framework architecture for dynamic staged initial program load」
5,455,854「Object-oriented telephony system」
5,555,369 「Method of creating packages for a pointer-based computer system」
5,634,074「Serial I/O device identifies itself to a computer through a serial interface during power on reset then it is being configured by the computer」
5,848,105「GMSK signal processors for improved communications capacity and quality」
5,915,131「Method and apparatus for handling I/O requests utilizing separate programming interfaces to access separate I/O services」
6,189,034「Method and apparatus for dynamic launching of a teleconferencing application upon receipt of a call」
6,239,795「Pattern and color abstraction in a graphical user interface」
6,343,263「Real-time signal processing system for serially transmitted data」
7,383,453「Conserving power by reducing voltage supplied to an instruction-processing portion of a processor」
7,469,381「List scrolling and document translation, scaling, and rotation on a touch-screen display」
RE39,486「Extensible, replaceable network component system」

 Nokia社は,同社保有の10の特許をApple社が侵害していると主張している。今回の反訴でApple社は,これら全てを無効にすることを求めている。


さすがにりんごちゃんは堂々と該当特許を公表してますね。Nokiaさんはどっかで出してますかね。

世論にアピールする為にも特許番号、公表した方がいいですよ。


前も言いましたが、特許訴訟は楽しいな、もちろん、他人事なのでね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 15, 2009

鎌倉シャツ

昨日『カンブリア宮殿』でやってました。VANにいた方が作った会社だそうです。VANの思想を受け継ぎ、長く着ているもらえるものを売るというお考えです。

アマサイも鎌倉シャツ好きなんですが、新宿店はあまり品揃えがよくなかったんですよね。と思ったら入荷して2週間程度で売れてなくなってしまうそうなんです。

そうだったのか。で、アマサイは東京シャツを愛用しています。まあ、女性用はブラウスですね。

番組の中で、比較されてたのは東京シャツではないかと。
(^_^;)

今のアマサイの定番ファッションは、ユニクロの長袖シャツの上から東京シャツのブラウスを羽織ることです。

鎌倉シャツの社長は、自分で考えて着ているのならそれがファッションです、とおっしゃっていましたので、アマサイも胸を張って、えへん、です。
( ̄▽ ̄)v

冬用のやつを買い足しに行かねば。それにしても毎回「よその社長はいいこと言うなあ」。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 14, 2009

笑えない小咄

発信箱:頭としっぽ=元村有希子

『食べないからって、頭としっぽがないんじゃタイの塩焼きもありがたみがない。(中略)事業仕分けの余波が続く。科学分野からは抗議の声が津波のごとく押し寄せた。科学も「頭やしっぽ」を持っている。』
ないです。科学に頭もしっぽもないです。

『すぐに役に立つわけではなく、永遠に役に立たないものもある。』
そんなの科学じゃないです。あなた、一体何の話をしているんですか?永遠に役に立たないもの、某新聞社の科学環境班くらいです。

『それでも私たちの心を豊かにしてくれるという点で、芸術や文化に似る。』
そういうの、役に立つっていうんです。

『頭やしっぽと身がけんかしているタイなど私は見たことがないが、「全部そろってこそ価値がある」という声が若い人たちから出てきたことに、すがすがしさを感じる 』
榎木さんたちはそんなこと言っていない。
榎木さんたちの活動を汚すのは止めてください。

全体的にオチている小咄のようだ。

よいこさんにこの記事を教えてもらいました。

どうしてこうニセ者ばかりがはびこるのか。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 12, 2009

化学屋さん

「化学屋ってとんでもないよな。なんかとなんか混ぜ合わせて新しい物質つくっちゃってさ。その製造過程で環境破壊してさ、またそれ、捨てるときに毒にまきちらしちゃってさ。化学兵器なんてある意味原発より恐いよ。大仰な設備なくても、途上国で作れちゃうだからさ」

これは、アマサイの元上司が言った言葉です。某私大の応用物理を出た特許技術者です。アマサイが言ったじゃありません。化学屋のみなさん怒らないでね~。でも、その場にいたのは物理屋や機械屋、アマサイのような電子工学科の人でして、誰も上司の言ったことを否定しませんでしたね。

いや~、アマサイは化学も好きですから、そんなご無体なことは考えておりませんが。材料工学も少しかじりましたし。エレクトロニクスの化学分野の仕事をするのも悪くないと思っていましたから~。

しかし、上司が言ったことは化学の一面ではあると思います。

「恐くない物理学」というタイトルの本がありますが、化学の方が「怖さ」を秘めています。

何でもくっつける教授

金属同士,セラミックス同士,高分子同士であれ,金属とセラミックス,セラミックスと高分子,高分子と金属であれ,何でもくっつけてしまう技術を開発した大学教授がいる。接着したいモノの表面に「分子接着剤」と呼ぶ化合物を分子1層分付与するだけで,同種材料でも異種材料でも分子結合でしっかりと接着する。

 その大学教授は,岩手大学工学部応用化学科に籍を置く森邦夫氏。私が研究室を訪ねた際,森教授が最初に口にしたのが「接着の統一理論」という言葉だった。アインシュタインの相対性理論と同様,接着の理論も統一できる。接着という現象を整理し単純化した理論で統一すれば,余分な接着剤などを使わずに接着できるようになるというのだ。

 その理論の要諦は,接着現象を被着体間の結合エネルギではなく,被着体間の結合距離で考える点。このことは実は,熱力学や物理化学を専攻された方には大変なじみの深い「ギブスの自由エネルギ」から導ける。

製品化第1号の最有力候補は,森教授自身が分子設計した「TES(トリエトキシシリルプロピルアミノ-1,3,5-トリアジン-2,4-ジチオール)」。正式には「アルコキシシリルプロピルアミノトリアジンジチオール」といい,OH基と反応するアルコキシシリル基と,種々の材料と反応する可能性のあるチオール基を持っている。このTESはいわば,種々の材料にとっての「共通言語」のようなもの。どんなに異なる材料でも分子結合によりくっつけてしまう力がある。

アマサイは高校のころ、接着とはどういうことか、という新書を読んだことがあり、その内容を思い出しました。いや、それには分子レベルの話はあったか、なかったか。
なんだ思い出してねえじゃん(^_^;)。

統一理論ってオーバーだと思うが。

でも、接着は化学の得意分野でありますからね。分子構造の意味はわからなくても、こうして接着というのは起こるんだ、という模式図があれば理解が深まります。

実験して目で見て理解できるしね。

理科離れは化学が突破口になるかもしれません。

冒頭の話ですが、前職場は、機械・電気部門と化学部門があり、化学部門が若干優勢でありました。我が上司は、化学のボスに憎まれ口をききたかったのかもしれません。その時の化学班は出払っていたしね。


英語でchemistryは人間同士の相性も意味しますね。結構人間的なガクモンなのかなあ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 11, 2009

一番無駄な人に会いに行っちゃったよ。

「同じ小沢だから」征爾さん、一郎氏に抗議

 指揮者の小沢征爾さんが9日、国会内に民主党の小沢幹事長を訪ね、政府の行政刷新会議の事業仕分けで音楽関連予算が縮減の判定を受けたことに抗議した。

 小沢征爾さんが「オーケストラ団体は貧乏だ。補助金を削るのは無理だ」と訴えたのに対し、小沢幹事長は「よく分かった。政府に伝える」と応じた。

 小沢征爾さんは会談後、「同じ『小沢』だからあてにしている」と記者団に述べる一方、「(補助金の受け皿の)財団、国立劇場には音楽が分からない役人がいっぱいいる。それこそ無駄だ」と怒りをぶちまけた。


そうなんだよね。事業自体が無駄か否かというより、その事業に無くてもいい機関、人がたくさんあるわけだよ。

それは、ここでもアマサイは言っているし、JosephYoiko氏もブログに書かれている。

しかし、事業を活かしその内部構造を改革するって、難しい気がする。それこそ、仕分け人が登場して、あれは要る、これはいらん、としなくてはいけなくなる。それはそれで済むとは思われない。A⇒B⇒Cの流れでBは無駄だと削除してスムーズにはいかないだろう。それが組織の部署であったらまだしも、君は必要ない、彼のは残ってもらう、というのは誰が言うのだろうか。はたまた、それはどういう権限を持たせた者が仕切ればいいのだろう。問題は尽きない。

まあ、だから、事業仕分けという手段に出たのだろうけどね。

事業仕分けよりこれからの「政治的判断」という方がよっぽど波乱に満ちているであろう。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 10, 2009

東大量子情報研究室・村尾美緒准教授

東大で益川爺が一般向け講演を行うというので、行こうと思ったのだが、仕事が詰まっていて抜け出せなかった。ぐすん、残念である。

未練たらしく、東大物理学科のHPをぷちぷちしていたら、物理学科紹介ビデオというのがあった。ぼっーと見ていたのだが、研究の紹介で女性の准教授が話していた。へえー、東大で女性の教員ってすごいなあ、なんて思ってしまった。で、研究内容は量子情報で、アマサイのピンポイントの関心事であった。

東京大学物理系研究科物理学専攻 量子情報研究室(村尾研)

エンタングルメントと量子情報処理
量子情報を用いることで、通常の古典情報を用いた情報処理の性能を超えて何が可能になるのか?そのような量子情報処理を どのように実現するのか?そもそも量子情報処理は、なぜ古典情報処理より優位なのか?という問いに対して、数学・計算機科学から物理・化学、また電子工学や情報工学等多岐にわたるアプローチで研究が進められており、この学際的な研究分野の総称としても「量子情報」が用いられる。
我々は、情報と情報処理という新しい観点から自然の基本法則である量子力学への理解を深め、量子力学特有の「資源」を活用した新たな情報処理システムの提案を行うことを目的として、「資源」としての多体系や多準位系におけるエンタングルメント (量子もつれ・量子絡みあい)に注目して、量子情報処理(量子計算・量子通信・量子暗号)に関する理論的研究を進めている。

エンタングルメントとは?

エンタングルメントとは、複数の部分系からなる量子系において、個々の部分系状態の積では表されないような「分離不可能(inseparable)な 状態」」に現れる、距離を越えて瞬時に働く相関(非局所的相関)である。エンタングルメントを持つ状態(エンタングル状態)では、非局所的相関の作用により、一方の部分系の状態を観測などにより変化させると、もう一方の部分系の状態が自動的に他方の観測結果に応じた状態に瞬時に変化する。この非局所的相関 は、ある時点で部分系間に相互作用が存在していたことによって生じるが、一度相関ができてしまえば、エンタングル状態を保持する限り部分系間の距離には関係なく「作用」する。

エンタングルメント(のドイツ名)がシュレディンガーによって命名されたことからわかるように、エンタングルメントの存在は量子力学の創生期から量子系特有の性質として知られており、その非局所性に関してはアインシュタインらがEPRパラドックスに関する論文を提出し、量子力学を「攻撃」する材料ともなったという歴史的いきさつがある。

現在では、エンタングルメントの存在は実験で確認されており、古典力学には存在しない量子力学の本質的な資源として考えられている。エンタングルメントは、量子テレポテーションなどの量子情報の通信に必須の資源であることがわかっており、量子情報処理が古典情報処理より優位であることの鍵であると考えられて いる。しかしながら、その性質の全貌は未だ明らかになっておらず、特に多体系や多準位系におけるエンタングルメントの性質に関しては依然未解明な点が多い。量子情報処理の全ポテンシャルを探るためにも、エンタングルメントの性質の解明が待ち望まれている。


おお、いいではないか、いいではないか、私も村尾研に入りたいぞ、って今から東大入試受けるんかい?!>自分。(企業からの派遣研究員というのも、、、無理である。アマサイの実力とアマサイの会社では)

量子コンピュータと言えば根本センセが思い浮かぶが、

村尾研では、国立情報学研究所(NII)の根本香絵准教授の量子情報科学研究グループ、英国Leed大学のVedral教授の量子情報研究グループ、英国Imperial CollegeのPlenio教授の量子情報研究ブループなどをはじめとして、国内外の様々な背景を持つ研究者との共同研究を行っている。
ははは、やはり繋がっていたのか。まあ、物理学の中では歴史が浅い分野だから、みんな繋がっているわけだね。

量子情報って、女性向きの研究なんですかね、とかサンプルが少なすぎて断定できないが。

まあ、長老が居ない分、のびのびと研究できそうではある。

研究記事
村尾 美緒 (むらお・みお)
東京大学大学院 理学系研究科 助教授
1991年 お茶の水女子大学理学部物理学科卒業。
1996年 お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間環境学専攻修了・博士(理学)。
1996年 米国Harvard 大学博士研究員
1996年~99年 英国Imperial College博士研究員
1999~2001年 理化学研究所基礎科学特別研究員を経て2001年より東京大学大学院理学系研究科物理学専攻助教授。
2001年より独立行政法人科学技術振興機構PRESTO研究員を兼任。

ふ~ん、優秀な人なんだね。

化学より物理に女性が多いのは、物理学会が少し保守的なのではないという偏見をアマサイは持っています。間違っても女性に物理が向かないわけではない。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 09, 2009

鳩さんのいうことにゃ。

2010年6月までに新知財計画 首相「知財立国目指す」

 政府は8日、政権交代後初めての知的財産戦略本部(本部長・鳩山由紀夫首相)を首相官邸で開き、2010年6月までに新たな知財計画を策定する方針を決めた。麻生政権がまとめた計画を全面的に見直し、鳩山政権としての改革の方向性を示す。

 首相は会合で「日本は知的財産戦略が十分でなく、いつの間にか後れをとってしまった。知財立国だと呼べるような戦略をつくってほしい」と指示した。


これだけじゃ、何をどうするのか、わからんが。全面的見直し、という言葉が気になる。今までの知財計画が間違っているとは思えない。10数年前までは確かに十分とは言い難いが、小泉政権以降はよくやっていると思う。

どっちみち、「推進する」ということは金をかけずにはできない、ということぐらいは、ポッポちゃんはわかっているだろうね。別に今までより多く予算を使うことはないのだけれど。

戦略をつくってほしい、というのは、知財本部の官僚や識者にいっているわけだから、変なことにはならないと思うが。



アマサイの会社は、中小企業支援をめいっぱい利用しているので、それが減額されると困るのである。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 08, 2009

でゅーでぃりじぇんす

知的財産シンポジウム2009というのに行ってきました。
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パネルディスカッション
「企業再編時の知的財産」
モデレーター
・相澤 英孝
一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 教授
パネリスト
・岩倉 正和
西村あさひ法律事務所 パートナー弁護士・ニューヨーク州弁護士/一橋大学大学院国際企業戦略研究科 教授
・大野 茂
キヤノン株式会社 知的財産法務本部 顧問 副本部長
・高柳 昌生
協和発酵キリン株式会社 執行役員 知的財産部長
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M&Aにおける知財の話でしたね、って、チラシ見れば普通わかるんでしょうが、アマサイは気付きませんでした( ̄▽ ̄;)
再編成って、企業の建て直し、とかの意味もあるのかと思っていた。

それにしても、「吸収合併」とか「合併買収」とか言わないで、なんでM&Aという略語の方が流通しているのでしょうか。アマサイは日本特有の言霊なんじゃないかと思います。話の中でも敢えて「友好的買収」という言葉を使っていました。買収という「乗っ取り」という概念が拭えないのではないでしょうか。まあ、アマサイもそう思っていますが。
ビジネスの1つの方法という認識が薄いので、カタカナでごまかしているんですね、きっと。

そうじゃなくて、吸収合併は、普通にあり得るんだ、ということをよくわかってほしい、とパネリストの方が何度か繰り返していました。

まあ、結論は、主要な特許というのはなかなか譲渡してもらえない、技術提携とかライセンス契約でいろいろ難癖を付けられる、だったら、可能ならば、買収しちゃった方がいいでしょう、ということらしいです。

う~ん、アマサイの会社にも関係あるのかな、あるんだろうな、と思いながら聞いていました。

最後に相澤さんと岩倉さんが一橋の自分のクラスを簡単に説明してました。「今日、お聞きになったことをしっかりと学べます」ということでした。

アマサイはそんなの勉強したくねえよ、と思いましたね。苦労して研究し、特許出願したものが、秤売りされて評価されるなんて、現場の人間として「馴染まない」です。コンテンツ戦略を語る奴らと同じ匂いがしました。クリエターの意志とか努力を無視して、「まあ、こういうコンテンツは、ネットで一部流して、それが浸透したら、いくつかをパッケージで売って、同時にキャラクタ商品を開発して、まあ、ざっと年間○憶円の利益がでます」みたいな話です。で、そういうコンテンツは誰が作るわけ?どこにあるわけ?そこをブラックボックスとして仮定して、奴らは話す。そういう素晴らしいコンテンツは、どういう人材育成をしていけば生まれるのか、人間は全然無視ですよ。そうしないと、ビジネスの話としてできないからね、それはそれでしょうがない面があるんだけど。

知財の場合は、そこに存在する、というのがクリアだから、まだいいです。

知財の世界は;開発して、発明提案書に落とし込んで、実施例を構成して、クレーム(特許請求の範囲)作って、出願して、権利化して、その技術は製品化されて、万歳、万歳、だけではもういかなくなっている。侵害関係調査はもちろん、合併買収も視野にいれるのが、これからの知財実務家なんでしょうな。


どうも、現実には対応したくない、古いタイプの知財屋でござんす。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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ドラマ『坂の上の雲』

あんまり期待してなかったけど、いいですねえ。阿部ちゃんが出てるから?それは大きい!!実物の秋山好古も男前で、どこに言ってもモテモテ。でも男子に顔の良し悪しは関係なしという人だったようです。

いや、軍人の名前なんて知らないし、戦争屋なんて偉くない、って思っていた。そうじゃないんだね。建国の息吹き、明治の気骨を感じる格調高いドラマなんですね。

モ、モ、モックンも良いじゃありませんか。彼に関しては俳優として頑張ってるなあ、としか感じていなかったのですが、立派な役者になりましたね(俳優より役者が上というニュアンス)。

香川照之は、平成のドラマには出られないの?『龍馬伝』でもレギュラーではないか。あと世界のオザワの息子、二大時代劇顔と命名してしんぜよう。

来週は好古がフランス留学から帰ってくるようです。ドイツ一辺倒の日本陸軍にあって、故郷の義理でフランスに行かされた好古ですが、ここで騎兵隊を学んだことが彼に吉をもたらします。

さてさて、次回も楽しみです。

でも、3年かけて放映ってのはどうなんだ?お年を召した出演者もいると思うのだが。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 05, 2009

光断層撮影法

Nenpiroさんとこで取り上げていた記事非常に気になった。

日立、石英ガラス内部に刻印したデジタルデータを読み出す光断層撮影法を開発

株式会社日立製作所(執行役会長兼執行役社長:川村 隆/以下、日立)は、このたび、デジタルデータを長期的に保存するためのストレージとして、耐熱性・耐水性に優れている石英ガラスに着目し、石英ガラス内部にレーザーで刻印したデジタルデータの読み出しを実現する、発光ダイオードを用いた光断層撮影法を開発しました。
(中略)
【 開発技術の詳細 】
(1)発光ダイオードを用いた光断層撮影法の開発
 石英ガラス内部に超短パルスレーザーを照射すると、屈折率の異なる微小領域が生じます。この微小領域をパターン化し、デジタルデータとして読み出すため、市販の発光ダイオードを用いた光断層撮像法を開発しました。光断層撮影法は、石英ガラスを回転させながら発光ダイオードを光源とする可視光を照射して複数の投影画像を撮影し、その後、計算処理によって屈折率の異なるパターンの断層画像を復元するものです。本技術は、市販の発光ダイオードを用いて投影画像を得るという単純な原理のため、記録されたデジタルデータを遠い将来に読み出す際、容易にその技術を再現できるという特徴があります。

(2)投影画像の高画質化技術
 発光ダイオードを用いた光断層撮影法によって撮影された微小パターンの投影画像は、屈折率の異なるパターンよって散乱される光がノイズとなって画質が劣化し、読み取り精度が低下するという問題があります。そこで、投影画像の撮影を行う際に、石英ガラス内部のデータにより散乱される光を除去する光学系を付加することで、投影画像のノイズを低減する高画質化技術を開発しました。

全然、技術分野は違うんだけれども、画像処理におけるノイズフィルタの発明をまとめているので、「屈折率の異なるパターンよって散乱される光がノイズとなって画質が劣化し」というとこが気になっちゃったんである。

ノイズにもいろいろあって、CMOSセンサの固定ノイズとか、電子素子の寄生容量やインダクタンス、蛍光灯下でおこる光ノイズとか、5513様が詳しいと思うけれど。

新しい技術も古い技術もノイズ、ノイズ、ノイズ、だなあと思ったりなんかしたりして。

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December 04, 2009

学研の『学習』と『科学』実質廃刊

ついにこの日が来てしまいましたか。

『学習』『科学』休刊のお知らせ

アマサイが小学生のころは、販売員さん(♪学研のおばちゃんまだかな~♪CMがありました)が個別に配達に来てて、その後、学校の裏手に出店してました。そして、またその後は、学校御用達の文房具店で置くようなったという感じです(これらの販売ルートは地域によって違うようです)。

本なのになんで本屋で売らないのか、不思議でしたが。付録が定形外だったので、並べられないのかな、と思ったら、近年は学研コーナーを作って売ってますね。

4年生のときは、『学習』も『科学』も両方取ってもらえました。非常に楽しい1年でしたね。知性(?)豊かな子供時代だったと思います。「科学はおもちゃみたいだからダメ」と翌年から『学習』のみのなりましたが。

学研が言うように児童の減少が原因と思いますが、残す術はあったように思います。

塾なんか行くより、『学習』と『科学』を毎月読んだ方が創造性は養われるでしょう。本物のゆとりが生まれます。ゲーム世代では尚更のことです。

高校無料化/子供手当なんかより、こういう教材を購入して無料で配布する方がよっぽど教育的です。

やはり、理系ブロガーのみなさんは同様に寂しさを感じているようです。
・JosephYoiko氏
・Kimball兄貴

極度の不況ですから、何を残して、何を削減するかは重要ですが、その基準がなにやらおかしいと思う今日このごろ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 02, 2009

あなたの近所の「笑○」は本物か

商標法違反:「笑笑」そっくり看板で居酒屋経営者書類送検

「笑笑」の看板を掲げていた居酒屋=大阪市西成区で2009年10月28日、茶谷亮撮影 大手居酒屋チェーン「笑笑(わらわら)」そっくりの看板を掲げて居酒屋を営業したとして大阪府警西成署は1日、大阪市西成区萩之茶屋2の「居酒屋ショウショウ」経営の男(35)=同市港区波除4=を商標法違反の疑いで書類送検した。同署によると、男は中国生まれの日本人。幼少時代のあだ名が「しょうしょう」で「『笑笑』とも書けるしデザインが気に入っていた」と供述しているという。

 容疑は9月中旬~10月下旬、「笑笑」の看板に似せた看板やのれんを店に掲げ、運営会社「モンテローザ」(東京)の商標権を侵害したとしている。同社が10月に告訴していた。

まねっこするならもっと「離さない」とダメです(^^;)。自分の店だけだからいいと思ったのかな。例えば「ShowShow」とかの方がおしゃれでいいと思うんですが。

デザインのまねっこはまずい、と常識的に考えてわかるけれど、屋号には知財がかかると考えられなかったんでしょうか。自営業でもなんでもビジネスをする場合には、知財権を勉強することは必須ですね。単なる防衛ではなく、自分でもなんか権利取ったろ、と考えてると結構楽しいですよ。商標なんかはそんなにお金かからないですし。
(でも、特許と違って、取得するだけではダメです。商売に使わないといけません)

近所の居酒屋で、映画「ゴーストバスターズ」のマークにお化けじゃないくて、そこの店主とおぼしき似顔絵がにゅーと入り込んで絵を看板にしているとこがありました。。
あの程度なら多分問題にならないでしょう。
(絶対とはいいませんよ。映画配給会社がそこまでチェックしていちゃもんつけてくるとは思われないので)

知財教育をもっと若いときからすべきですよね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 01, 2009

事業仕分け雑感

事業仕分けについて、再度書きたいのだが、、、ちょっとメモ的に。

・普通、交渉事では、情報量が多いことが有利なのだが、あのざまはなんであろうか。情報はあっても制していないわけね。

・事業説明をする側は、日本人なのか?ひょっとして日本語、わかんないんじゃないかと思うくらいだ。仕分け人の質問に答えられなかったくせに「でも、必要なんです」って、子供じゃないんだから。

・仕分け人の質問は練られてはいないし、特異なことでもない。普通の市民が、資料を読めば、「なんで、こんなことに使うんだ?」と思うことである。仕分け人は、議員とか質問のプロ?であるから、卒がないように思えただけである。仕分け人が優れていたのではなく、説明する側がアホなだけである。

・事業仕分け75%の人が評価。この意味をよく考えた方がいい。特に、研究者と呼ばれる人たちね。ただのパフォーマンスとかたづけているならば、日本で研究するのは無理です(どれくらいの規模アンケートなのか、そんなもの信じられんというのも同様ね)。

・ちょっと、ソースを見ていないのに判断するのはアレであるが、防衛省の受け答えは非常に優れていたと評判だ。安い外国産の製品をなぜ使わないと問われたところ、国防上それはできかねると「哲学」を語ったそうだ。まあ、万事そういうことよ。税金を使う合理的な理由があれば、仕分け人と言えども「削除!縮減!」を連呼するわけにはいかんのだ。当たり前のことじゃん。

(追記12月2日)
・昨日、スポーツ界も反論記者会見をしていた。
http://www.daily.co.jp/general/2009/12/02/0002554119.shtml
選手1人1人に話させていたようだった。「僕たち、生活できなくなっちゃう」「モチベーションが落ちる」「メダルを取れなくても支援してほしい」と至って可愛い発言であった。科学者たちがこんなこと言ったら、猛反発だろうな。でも、彼らは研究者などと一般市民から見ればわけわからん人種よりも人気がある。これはしょうがないでしょう。日頃に行いが違うから(^^;)。スポーツ、文化を振興しない>お金を使わない、という国は三流国家だ、国家としての威信が保てない、というのはスパコン1位よりも全く全然説得力がある。スポーツ、文化への理解度は高いからね。選手自身が「日本のためにがんばっていくので」と言わなかったのが、言わせなかったのが返ってよかった(他の選手はもしかしたら「哲学」を語ったかもしれない)。

・仕分け人、威張りすぎ、何様だ!そう思わないこともないけど、別にねえ、あれくらいはいいんじゃないか。対等な話し合いというのは難しい。それに対等じゃないし。裁判のよう、とも表されたが、仕分け人に権限があるという「パフォーマンス」の目的もあったかしれん。「私たちの話も聞いてください」と怒っていたおっきいお姉さんがいらしたけど、それはいいと思う。いうべきことを言ったら、「諸君の態度はなんだ!」くらいは怒鳴った方がいいよ。折角インターネット配信されていたんだから。

・そうか説明する側は、国民に見られているという自覚はまったくないわけだね。それがそもそもの敗因か。
------------------
kikulogには良質の意見が集まっています。

科学への投資を誰に理解してもらいたいのか
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1259279544
その中の
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1259279544#CID1259325397
「最後に、色々な声明に出てくる「資源の無い日本では科学技術が」とか「国際競争力が」とかは、経済学をかじった人から見ればトンデモとしか言いようが無い、説得力を削ぐだけのフレーズだと思うので避けた方がよいのにと思います。メーカーが競争してるような意味では国と国は競争してませんし、科学技術の開発競争で勝とうと負けようと、輸出するものが無くなっちゃう(資源が輸入できなくなっちゃう)心配など論理的に有り得ないのですから。(興味ある方はWikipedia「比較優位」の項や、 http://www31.atwiki.jp/anti_deflation/pages/15.html の、「貿易の利益に対する正しい理解」あたりをお読みいただければと。) 」
は目から鱗でした。

「慶応大学医学部G-COEの仕分けに対する声明」
http://www.gcoe-metabo.keio.ac.jp/news/20091125.html
にも感心いたしました。
こういう方々がいらっしゃれば、少し安心いたします。

「スパコン費用削減けしからん。売国奴め」を連呼する有名科学者さん、自称科学応援団にはうんざりしています。

他の方も書いていらっしゃいますが、事業仕分けは、科学技術振興のチャンスです。

もちろん、パフォーマンスで終了させてはいけません。これからもしっかり政治を監視しないと。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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