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August 06, 2010

スパコンで医薬開発

森山さんのところから拾ってきました。

東京大学 先端科学技術研究センター
がんの再発・転移治療薬開発用スーパーコンピュータシステムが稼働

世界初!分子動力学により抗体医薬品の基本構造の設計を実現

このほど、東京大学 先端科学技術研究センター(所在:東京都目黒区、所長:中野 義昭、以下、先端研)と富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 正已、以下、富士通)は共同で、がんの再発・転移治療薬の開発に活用するスーパーコンピュータシステムを構築し、2010年8月1日より稼働を開始させました。
本システムは、富士通のブレードサーバ「PRIMERGY BX922 S2」によるPCクラスタ型のスーパーコンピュータです。300ノードで構成し、理論ピーク性能は38.3テラフロップス(注1)で、先端研におけるがんの再発・転移を治療する「ゲノム抗体医薬品」設計のためのコンピュータシミュレーションに活用されます。

やっぱり、官民で協力しないとね、こげなことは。

【「がんの再発・転移を治療する多機能な分子設計抗体の実用化」研究プロジェクトについて 】 先端研 児玉 龍彦教授が中心となって推進する、最先端研究開発支援プログラム「がんの再発・転移を治療する多機能な分子設計抗体の実用化」のための研究開発では、ゲノム解読成果を基にしたがんの「ゲノム抗体医薬品」を、コンピュータシミュレーションを駆使することで世界に先駆けて設計し、臨床試験・治療を開始することを目指しています。 抗体医薬品の研究開発世代には、1990年代からの動物実験により作った抗体医薬品をヒト型化し人間に適用できる抗体をつくる第一世代、2000年代からのがんに直接作用して放射線などによって治療できる抗体をつくる第二世代があります。このたびの研究開発は、スーパーコンピュータによるシミュレーションを活用して抗体医薬品の基本構造の設計を行い、将来、日本で発生率の高いがん(肺、大腸、胃、肝臓、膵臓、前立腺、乳腺)や、再発・転移した進行性がんに対しても副作用の少ない画期的な第三世代の抗体医薬品による治療ができることを目的としています。

ちゃんと、こういうふうに目的を明らかにすれば、仕分けでも問題なかったはずです。
仕分けの話、まだ言うか、ですと?そりゃ、言い続けますよ。あの件で、日本の科学研究が、哲学も信念も目的さえもなく、無造作に金を使っていたのが露呈したのですから(自称・科学作家が、科学研究に弊害をもたらす非科学作家だということもわかりました)。

まあ、その反省があって(国民も知らなかったからね)、人々は科学に関心を持ち、国費が有効に使われる兆しも出てきました。万事塞翁が馬ですかね。

このように、医療に使われるのであれば、研究費を使うことに反対の人はいないでしょう。もちろん、無尽蔵ではありませんよ。22位だったのを1位にしたいという要望(2位でもいいですけれど)は無理です。金がいくらあっても足りません。趣味の研究は自分達でやってください。

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