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November 30, 2010

MATLAB、クラウド化

【MATLAB EXPO2010】3行書くだけでGPUコンピューティングの利用が可能に

GPUコンピューティングに関しては、Top500の2010年11月版で世界1位を獲得した中国の「Tianhe-1A」や同4位の東京工業大学の「TSUBAME2.0」が採用していることが知られているが、こうした計算速度の向上に関して、MathWorksのVice President of MarketingであるRichard Rovner氏は、「さまざまなデジタル機器が登場することによりデータ量の増加は進むが、それを処理する人間の数はそれほど増えておらず、効率的な演算を行い、負担を減らす必用がある」と指摘、そうした計算速度の向上を実現するのに向いているのが並列処理であり、クラスタ化であり、クラウド化であるという。 (中略) これだけだと分かりづらいが、NVIDIAのGPU(Tesla世代以降)を、CUDAを知らないエンジニアでもMATLABを知っていればGPUコンピューティングとして活用できるようにしたということで、「R2010b以前でもMATLABでGPUコンピューティングはできたが、それはC言語を覚え、かつCUDAも覚える必用があった」(MathWorks JapanのAEテクニカルコンピューティング部アプリケーションエンジニアである吉田剛士氏)という手間を経ることなくより簡単に活用することが可能となった。このため、基本は3つのMATLABの関数を用いるだけで、GPUコンピューティングが可能となる。
アマサイの仕事には直接関係ないんですが、これはよさそうですね。昔、評価版をいじったことがるだけでつかるまでには至りませんが。

http://ja.wikipedia.org/wiki/MATLAB

○概要 MATLABは、MATrix LABoratoryを略したものであり、行列計算、ベクトル演算、グラフ化や3次元表示などの豊富なライブラリを持った、インタプリタ形式の高性能なテクニカルコンピューティング言語、環境としての機能を持つ。標準で数多くのライブラリを有しているが、それ以上のデータ解析や統計、アプリケーション展開などが必要な場合にはToolboxと呼ばれる拡張パッケージをインストールすることで、MATLABの機能拡張を図ることができる。MATLABとToolboxは総合してMATLABプロダクトファミリと呼ばれる。

MATLABを用いると、C言語やFORTRANといった従来のプログラミング言語よりも短時間で簡単に科学技術計算を行うことができる。類似フリーウェアにScilab、GNU Octave、FreeMatなどがある。また、iPhone、iPod (iPod touch)で動作するアプリ「MATLAB Mobile」もある。

○ 歴史
"MATrix LABoratory"の略であるMATLABは、1970年代後半、後にニューメキシコ大学コンピュータ科学学科長となるCleve Molerによって開発された。彼は、学生がFortranを学ぶことなくLINPACKやEISPACKにアクセスできるようにこのソフトを設計した。これはすぐに他の大学に広まってゆき、応用数学コミュニティの間で話題となった。エンジニアであるJohn N. Littleが1983年にMolerを訪ねた際に、これを見せられてその商用的可能性に気づいた。彼らはMATLABをC言語で書き直し、開発を継続させるためにMathWorks社を1984年に設立した。これらの書き直されたライブラリは愛情を込めてJACKPACとして知られていた。MATLABは初めLittleの専門分野である制御工学で採用されたが、すぐに他の分野へと広まっていった。現在では、教育にも使用され、特に線形代数や数値解析の講義に使用される。

「クラスタ化であり、クラウド化であるという」のがイマイチわからないIT社会の下層民アマサイです(図を見てそういうことなのね、程度)。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 29, 2010

1位じゃないとダメなんです(笑)

「スパコンのノーベル賞」長崎大グループに

長崎大先端計算研究センターの浜田剛准教授(36)らのグループが、米国電子学会の「ゴードン・ベル賞」を2年連続で受賞した。

 昨年は低価格で高速計算が可能なスーパーコンピューター「DEGIMA」の開発成功が評価されたが、今回はさらに性能を高めたことなどが認められた。

 浜田准教授らは、安価で市販されている画像処理装置(GPU)を大量につなぎ合わせるなどの方法で、従来は数十億円かかるスーパーコンピューターの開発費用を約3800万円に抑制。毎秒158兆回の計算が可能だったが、今回はGPUを増やすなどの改良を重ね、同190兆回の計算ができるまでにした


素晴らしい業績だと思うけれど、2回も続けて取れちゃうノーベル賞って(^^;)。

長崎大学濱田剛テニュアトラック助教らのGPU クラスタによる計算がゴードン・ベル賞を受賞(昨年のリリース)

ゴードン・ベル賞 計算機設計者として著名な米国のゴードン・ベル(Gordon Bell)氏が並列計算技術の推進のため1987年に創設した賞で、運営は米国電気電子学会コンピュータ協会(IEEE Computer Society)が行っており、高速科学計算のオリンピックとも言えるものです。ゴードン・ベル賞は並列計算機を実用的な科学技術計算に応用し、その年に最も優れた性能を出したプロジェクトとその関連した人々に与えられます。性能賞、価格性能賞、特別賞の部門があり、それぞれ応募のあった論文の中から候補論文がノミネートされ、11月に米国で開催されるスーパーコンピューティング国際会議の会場で最終受賞者が決定されます。
浜田先生らが受賞したのはコストパフォーマンス賞というべきものですね。他にピークパフォーマンス、スペシャルカテゴリなどの部門があるようです。

速度競争も上位を目指していただきたい。

濱田先生、特許も出しておいた方がいいですよ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 26, 2010

商標を勉強しよう。

商標調査が世界ブランド打ち出す企業の生命線に

商標はアマサイの専門ではないです。だがこれはどうなんだ?

――その一方で、日本では商標の出願件数が減ってきていると聞きますが。  企業が費用対効果を考えてのことだと思います。以前であればメインのブランドに加え、関連するサブのブランドをいくつも立ち上げ、それぞれを権利化していましたが、それを集約する動きがあります。さらに、商品自体のライフサイクルが短くなってきているということもあります。商標を登録する手続きをとっている間に商品が変わってしまうことから、例えば携帯電話などでは記号で識別し、いちいち登録しないという状況になってきています。また、外部環境も影響しています。統計的にはGDP(国内総生産)が減ると商標出願も減るという傾向にあります。それがリーマン・ショック以降、出てきているのではないでしょうか。

特許出願と同じです。今までが多すぎたのかもしれません。現在は特許、商標等の数は適正になったとも言えるのではないでしょうか。

某社では知財学習のために新入社員に商標を出させていたとか(全員ではないだろうけど、それはさすがに特許庁のご注意が入ったのではないだろうか)。

――世界の中でも日本企業は商標に対する意識が低いのでしょうか。  もちろん大規模であれば日本の企業も高い意識で取り組んでいるといえますが、規模が小さくなると、日本企業の方が商標に対する意識が欧米企業に比べて相対的に低いようです。一般に企業内における知的財産部の位置づけも欧米企業の方が高いといわれており、それが商標に対する意識の差として表われているようです

知財部の位置づけは低い会社が多いことは確か。それが商標の意識と繋がるかなあ。

中小企業はブランド戦略意識は薄いです。OEMだったらいらんもんね(それでも要る場合はあると思う)。

特許に比べてというならわかるけど、この人の比較対照、正しい分析とは思えないが。それに欧米って広すぎっ!

知財のトータルサポート、これは大事であると思うけれど、社内でそういう気運が高まらないと難しいと思うけど。

しかし、特許出願大好きなワンマン社長よりめんどいのは、商標出願大好き人間だな。

「特許より安いだろ、どんどんだそうぜ」

ひゃ~(>_<)、そんな知財部は勘弁。

確かに商標はもっと勉強しないといけないですね。

うちのバカセくん、勝手に商標だそう画策してたんで慌てて止めました。。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 25, 2010

裸眼立体テレビは、今。

裸眼で見られる立体テレビってどうなってんのかなあ、と軽く疑問を抱いていたら、NHK技研に辿り着きました。

技研における立体テレビの研究成果 次長 伊藤崇之

2図に奥行きを感じる視覚手がかりをまとめた。主要な手がかりは次の4つである。第1は輻輳角である。人問の目は近くを見るときには寄り目になり,遠くを見るときは平行になる。このような動きを輻輳と言い、その角度を輻輳角と言う。第2は両眼視差である。人間の2つの目は異なる位置にあり,網膜に映る像は異なっている。その像の遠いを両眼視差と言う。奥行きの手がかりとしては非常に強力である。第3は調節である。カメラでいうと.焦点あるいはフォーカスに相当し、その量によって人間は対象物が手前にあるのか遠くにあるのかを知ることができる。第4は運動視差である。体を動かして視点を変えれば.違った側面が見えてくる。通常のテレビ番組でも運動視差をよく利用しており.カメラを動かしながら被写体を槻ることによって,奥行き感を強調している。

3dtvexnl

このくらいは3次元画像処理の教科書に書いてありますな。

見やすさ・見づらさは左右の像の融合のしやすさに関係している。見づらい映像 すなわち,融合しにくい映像を長時間見続ければ視覚披露はそれだけ大きくなる。見やすさ・見づらさについては.以下の2つの観点を調べた。 1つは撮像・表示装置の性能や特性の左右差に関する観点である。2表は左右の映像の差すなわち,左右の撮像カメラまたは表示ディスプレーの特性の差がどのように知覚されるのかを調べた結果である。例えば,ズームレンズが付いている2台のカメラでズームの量が左右でずれている場合には,撮像された像のサイズに差が生じる。このサイズの差が1.2%以上になると検知でき,差が2.9%までは許容できるということを示している。また,2つのカメラが完全に水平ではなく,垂直方向にずれて設置される場合がある。画面の高さを100%として.ずれの検知限は0.7%,許容根は1.5%である。そのほか,明るさのずれやクロストークについても,それぞれ検知限と許容限を測定している。

このあとの章には、視覚疲労について言及しています。そこがNHK。

まあ、最新技術に関してはもう特許を出していてまだ公開にならない段階、かな。


うちはテレビ作っていませんが、この分野の知識は必要。。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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どん兵衛はおいしい。

「どん兵衛」訴訟で和解 山口県の外食チェーン、名称変更へ

カップ入り即席うどん・そばとして知られる「どん兵衛」の名前を勝手に使用されたとして、製造元の日清食品などが外食チェーン「どん兵衛」(山口県萩市)を相手取り、名称使用の差し止めなどを求める訴訟を大阪地裁に起こし、外食チェーン側が店名や社名を変更することを条件に22日、和解が成立した。

 訴状によると、日清のカップ麺「どん兵衛」は昭和51年に販売を開始した。39億円の広告費を投じて知名度を上げ、累計販売数が74億食を超える主力商品となっている。一方、山口県の外食チェーンは55年に設立。63年に「どん兵衛」に商号変更し、山口や岐阜、兵庫などで店舗展開している。

 日清側は平成20年に外食チェーンの存在を知り、「原告商品の顧客吸引力にただ乗りして、利益を得ようとしている」として今年7月に提訴した。外食チェーン側は「日清の役員をかたった人物から商標使用の同意を得たと信じ、長年営業活動を続けてきた。当社の商号にも相当の信頼が得られている」と弁明していた。


どうなんでしょうね。山口県では日清『どん兵衛』はそんなに売れてなかったんでしょうか。ああいう食品は地域によって味を変えた製品売ってますから、そう考えるのが普通でしょうね。

言っちゃなんですが、山口県発祥の外食チェーンなんて、関西や関東に進出でもしな限り【誰も】知りませんわなあ。

日清も最近知ったわけで(いや、大きくなるまで待っていたんでしょうか)、大した店舗展開ではなかったようです。

しかし、そのまま『どん兵衛』なんて『ドン兵衛』とか『どんべえ』とか、表記方法があるでしょう(だとしても商標権侵害には変わりないでしょう)

アマサイがいつも言っているように(^^;)、商売やるときは商標に気を付けましょうね。

試験問題にそのままでそうな事例。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 22, 2010

イラストコミュニケーション

アマサイはよくネットのツールとか知らないんですが、有名なんですか?

イラストにこだわりすぎて、pixivを作ったエンジニア ピクシブ株式会社 リードエンジニア上谷隆宏氏

「pixiv」と言えばイラストの投稿や評価、タグ付け、コメント機能など「イラストによるコミュニケーション」にフォーカスして作られたサービス。2007年に開設してからわずか3年で会員数240万人(2010年10月末時点)にまで急成長した人気サイトだ。 今回、紹介するエンジニアはそのpixivの生みの親である、上谷隆宏氏(30歳)。専門学校時代にイラストレーターになる夢を持ってから、今でもその夢を持ち続けている上谷氏は、毎週20本のアニメ番組を欠かさずチェック。また漫画単行本やライトノベルを今年だけでも100冊以上読み漁る一方、同人誌活動に参加しつつ、本業でも無数のイラストをチェックするなどアニメ・漫画・イラストをこよなく愛するエンジニアだ。 そんな上谷氏がなぜpixivを立ち上げることになったのか?そのユニークかつ波乱万丈な経緯について、本人に語ってもらおう。

今の美術学校ってみんなコンピュータに関係する学科があるみたいですね。20年ほどまえには考えられなかったと思います。CGはあっても、やはり工学に分類されるものではなかったかな。

早くから作画にコンピュータを使う美術系の人はいましたが、手描きに拘っていたでしょう。

で、例えば、アバターなんにしても技術として認められる、特許が取れるというのはなんか難しそう。

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【公開番号】特開2010-44507
【発明の名称】人物とアバターとの類似度を判定する装置、方法及びプログラム
【出願日】平成20年8月11日
【出願人】ヤフー株式会社
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
従来、ユーザ間のコミュニケーションを支援するポータルサイトの機能として、顔、髪型、服装等を選択してユーザ自身を象徴するキャラクタ画像であるアバターを作成して表示させるサービスが提供されている。このアバターは、ユーザの分身として、ネットワーク上での擬似的な行動主体として存在し、しばしばユーザ自身の写真の代わりとしても用いられる。
このように、アバターは、ユーザが他のユーザと対話したり、情報発信したりする場合の、ネットワーク上のコミュニティにおけるコミュニケーションをサポートする。さらに、例えば、特許文献1には、ユーザ間で類似したアバターを検索し、コミュニティ形成手段として活用する方法が提案されている。
【特許文献1】特開2007-328699号公報
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ネットワーク上でサークルメンバーの募集を行ったり、交際相手の紹介を行うサービスを利用したりする場合には、各種情報と共に写真を掲載することも多い。そして、写真を掲載することに抵抗がある場合には、掲載をしないか、あるいはアバター等の別画像を掲載することで、人物の雰囲気や特徴を示すことも考えられる。
しかしながら、このようにして利用されるアバター等の画像は、実際にその人物に似ているか否かが不明であるため、情報としての信頼性が低かった。
そこで本発明は、人物を感覚的に表現した画像の情報としての信頼性を高められる装置、方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
(1) 人物を表現した画像と当該人物との類似度を判定する類似度判定装置であって、
前記人物を表現した画像の画像データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段により記憶された画像データが示す画像と前記人物との類似度を評価する評価入力を受け付ける評価受付手段と、
前記評価受付手段により受け付けた評価入力を統計処理することにより、前記画像と前記人物との類似度を算出する類似度算出手段と、を備える類似度判定装置。
このような構成によれば、当該類似度判定装置は、人物を表現した画像の画像データを記憶し、記憶された画像データが示す画像と人物との類似度を評価する評価入力を受け付け、受け付けた評価入力を統計処理することにより、画像と人物との類似度を算出する。
このことにより、当該類似度判定装置は、似顔絵やアバター等の画像で表された人物と面識のあるユーザから類似度に関する評価入力を受け付けることができるので、画像の本人との類似度に関して信頼性を高めることができる。さらに、当該類似度判定装置は、受け付けた評価入力を統計処理して類似度を算出することにより、複数ユーザの意見が反映されるので、情報としての信頼性をより高めることができる。

201044507
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こんな記載で特許になるのか、そして有効性があるのか(侵害事件に持ち込む)は疑問です。

この特許がダメというのではなくて、ネットワークソフトウエアっていろいろ難しいね、と思うわけです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 19, 2010

士業って一国一城の主だから、

弁護士、会計士、弁理士がバイオベンチャーを支援

バイオベンチャーの起業支援を目的にした、弁護士、公認会計士、弁理士の3者による活動が関西で続けられている。会社設立や資金調達、特許権の確保などについて助言し、この6年で3社の立ち上げを後押ししてきた。活動はボランティアで、「全国でここだけ」(経済産業省)という珍しい取り組みだ。(加藤裕則)

 大阪市内のビルの一室に先月下旬、「関西バイオビジネス研究会」のメンバー約10人が集まった。会の代表世話人は、会計士の佐伯剛さん(58)。その場で、今年度の支援対象を京都府立大准教授の沼田宗典さん(40)の研究にする方針が確認された。

 沼田さんは、ナノテク素材のカーボンナノチューブ(CNT)を「多糖」という物質で包み込んで水に溶かす方法を開発した。CNTは強度に優れ電気や熱も伝えやすく、夢の新素材と言われる。液体になれば成形が可能になり、抗がん剤や液晶の素材などに用途が広がる可能性がある。

twitterで技術士も入れろ、とぐちっておられた人がいたが。とりまとめの人がいてそこから話が行く方がいいでしょう。

士業の寄り合い所?今どこでもあるよね、士業の人が一所にいてご相談請け負います、ワンウェイだっけ?それと何が違うんだろうか。バイオビジネスってそんなに簡単じゃないと思うんだが。
>だから我々が、
と言いたいのだろうが、船頭多くして、という感があり相談しなくないなあw。

事業計画書をしっかり作ってエンジェル投資家の集まるとこにプレゼンすることだね。

関西バイオビジネス研究会
http://www.kansaibio.com/

ベンチャーへの理解が広まることはよいことです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 18, 2010

細胞間シグナル

葉の大きさは細胞間のコミュニケーションにより制御される

発表者 塚谷 裕一(東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻 教授)
堀口 吾朗(立教大学理学部生命理学科 准教授)
川出 健介(東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻 博士課程3年)

種(しゅ)が同じ生物の間では、器官の大きさは非常に均一です。 これは、各々の種に特徴的な発生のプログラムが、器官に含まれる細胞の数と大きさを厳密に制御しているからだと考えられています。 また近年、植物の器官サイズがどのようにして決まるかの理解は、バイオマス増産という観点からも、その重要性が広く認識されています。 しかし、個々の細胞を組織化してできている器官が、いつも均一な大きさに発達するメカニズムは、未だによく分かっていません。

素人はそんなこと考えんですが、学者の発想というのはおもしろいですな。

そのヒントとして、葉の発達の際に細胞増殖があるレベル以下に落ちると、細胞が異常に大きくなるという現象(補償作用)が知られています。 発達中の葉では、増殖している細胞と、増殖を終えて肥大している細胞とが別々の場所で見られます。 したがって補償作用という現象から、細胞の増殖と肥大とは、何らかの形で統合的にコントロールされているのではないかと推察されてきました。 しかしながら、そのような仕組みはこれまで全く知られていませ (中略) これは、変異型の細胞から細胞肥大を促進させるような細胞間シグナルが放出されていることを示しています。 さらに詳細に調べたところ、この細胞間シグナルには、中肋を境とした葉身の半分の中でのみ機能するユニークな性質も見つかりました。 これらの発見は、器官のサイズがどのようにして決まるかの理解へむけて、従来の細胞増殖や細胞肥大といった個々の細胞プロセスに関する知見を、より高次の多細胞レベルで統合する新たな局面へと今後の研究を導くものです。
うんと、そういう抑制信号が出るということでよいのだろうか(^^;)。

(只今、専門家に問い合わせ中です)

しかし、ここでもシロイヌナズナである。研究材料としてよいのだろうか。

生命維持機能の仕組みを解明

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小学生のとき、あさがも満足に育てられなかったアマサイに植物研究は無理ですな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 16, 2010

複雑系モデルの実用化

岩波のHPに合原一幸先生の研究が解説されています。

「最先端数理モデル学を体系化し数学を実社会で活用する」

森山和道さんがインタビュー編集されています。

 理論の一つの大きな柱が複雑系制御理論だ。この世界のダイナミズムを扱う二つの理論、数学の力学系理論と工学の制御理論、両者の融合が目標だ。  力学系理論は天体運動の解析から始まった学問だ。対象は天体なので制御しようという考え方はもともとない。また、三体問題で既にカオスを生成する。つまり非線形、不安定で制御入力がない自律系が対象だ。いっぽう制御理論は蒸気機関による産業革命に端を発する線形の美しい理論体系から成る。主目的はシステムの安定性を担保することであり、制御入力を駆使する非自律系が対象だ。この相補的な関係にある両者の融合を目指すのである。  二つ目は、全体論でも要素還元論でも理解できない複雑システムの理解のために、全体と要素の間をつなぐ複雑ネットワークを重視した理論の構築である。  三つ目は、非線形時系列解析だ。自然の理解のために、ニュートンは数理モデルも解も数式で表現する方法論を示した。だが非線形現象の多くはモデルの式は書けるが解は解けない。しかし幾何学的解析や近似計算である程度の情報を引き出せる。今はさらに別の手法を使うことができる。第一原理が分からなくても、データが大量に取れれば、コンピュータ内にアルゴリズムで数理モデルを作り、解を数値計算できる。これを非線形時系列解析という。
アマサイは、放送大学院の複雑系の科目のときの電気回路をテーマにしてレポートを書きました。

複雑系のお勉強:非線形回路

Nonlinekairo

でも、複雑系理論が本領を発揮するのは、脳や生命システムなんじゃないでしょうか。癌治療にも使えるなんて頼もしいですね。

この成果の一つに、数理モデルに基づく前立腺がんの治療がある。前立腺がんは男性ホルモンによって増殖するため、薬で男性ホルモンを減少させてがんの増殖を抑えるホルモン療法が広く使われている。そのときにPSA(前立腺特異抗原)の値をマーカーとして測る。この治療において、個々人のPSA 値の時系列データから前立腺がん増殖特性を記述する数理モデルを作ることで、もっとも効果的な投薬の開始と中断のタイミングを決められることが分かった。ホルモン療法を最適に制御することでテーラーメードの治療法が患者に過度の負担をかけることなく行える。この手法は病気の動態を観測するマーカーと何らかの良い治療薬があれば他の病気の治療にも広く用いる事ができる。既に7年近く研究を続けていることもあって手法はほぼ確立している。
数学は確かに、この実験の成功のカギは○○数学です、と評されることはありませんな。だからこそ、魅力的というのもあります。

これからも、複雑系・カオス理論には注目していきます。

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November 15, 2010

仁科記念賞2010

大栗先生が受賞されてその存在を知った仁科賞です。今年も2人の受賞者が発表されました。
今回はよく(?)知っている方でした。

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●受賞者: 金子 邦彦 氏 (東京大学大学院総合文化研究科・広域科学専攻 教授)
受賞者業績: 大自由度カオスの理論
業績要旨:
少数自由度カオス系が研究の潮流であった80年代初頭に、金子邦彦氏はいち早く大自由度カオス系の研究に着手し、「結合写像格子」(CML) というモデルクラスを新たに導入し、空間分岐、時空間欠性などの新現象を発見した。これらの現象はその後、液晶、対流などの実験で確認され、CMLは時空カオスの標準モデルとして確立した。その後も、平均場モデルである「大域結合写像」(GCM) を新たに導入し、豊かな新現象を次々に発見した。


●受賞者: 前野 悦輝 氏 (京都大学大学院理学研究科物理学・宇宙物理学専攻 教授)
受賞者業績: スピン三重項超伝導体ルテニウム酸化物の発見
業績要旨:
前野氏は、1994 年、銅酸化物超伝導体と同じ二次元構造を持つ層状ルテニウム酸化物 Sr2RuO4 が超伝導を示すことを発見し、この物質の研究を進める中で、この物質がスピン三重項超伝導の可能性があることを指摘した。氏は、この超伝導のスピン対の微視的構造を明らかにするために、独自の手法で育成した純良な単結晶を用いて共同研究者とともに多くの実験を行い、この系がスピン三重項超伝導であることを直接的に示す多くの結果を得て、超伝導の研究の舞台に新しい局面を開いた。
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放送大学で複雑系理論を勉強しているとき、金子先生の論文や著作を参照していました。だから(他の物理学者さんに比べ)知っている!と言っても間違いではないでしょう。こちとら素人科学者じゃけん。

複雑系を使えば、生命システムも明かされてくるのではないかとアマサイは楽しみにしています。そのとき、「それはだね、こうこうこういう具合でね」と説明できる自分であるといいな。

先生の著書、これなんか非常に面白かったですね。

Caioskakeko■『カオスの紡ぐ夢の中で』ハヤカワ文庫 NF
著書:金子 邦彦著
価格: ¥693 (本体 : ¥660)
出版: 早川書房


この本なんかまた売っているなあ、と思ったら改訂版なのね。読まなくちゃ(何れは)。

Seimitowakaneko■『生命とは何か 第2版 複雑系生命科学へ』著者:金子 邦彦
主要目次
第1章 生命システムはどのように研究したらよいだろうか
第2章 構成的生物学
第3章 動的システムとしての生命――準備
第4章 動的システムとしての生命――ゆらぎ、可塑性、相互作用
第5章 複製系における情報の起源
第6章 増殖する反応ネットワーク系での再帰性
第7章 細胞分化と発生過程の安定性
第8章 幹細胞システムと不可逆分化過程
第9章 形態形成と位置情報の生成
第10章 表現型と遺伝子型の進化
第11章 関連する他の話題――多細胞生物の個体性、ゆらぎと適応、表現型進化の関係
第12章 まとめと展望


前野先生はいわゆる~、超伝導だよね(^^;)。

両先生おめでとうございます。

こちらの勉強も進めなくては。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 12, 2010

特許・情報フェア2010

特許・情報フェア2010というのに行ってきました。むか~し、10年以上前に行ったかもしれない、程度です。事務所時代は、検索専門の人がいたし(たまに簡単な検索していたが)企業知財部に入ってからは、もう電子図書館が、充実していたからそれで済んだ。上にお伺いを立ててお願いすると、そういうシステムを買ってくれるなら、検討もするけれど。

(両職場とも、アマサイに検索システムいじられると仕事取られると思ったらしい)


Pai2010

まあ、はっきり言って興味なかったんですな。11月は、他にも行かなきゃいけないセミナーとか展示会があるというのも大きいです。

今回はtwitterのお仲間が結構いらしているというので行きました。

パテントサロンの大坪さんの初めご挨拶いたしました。

「あなたがアマサイさんですか、お会いしたかったです!」
と言われ、こっちが恐縮しちまったずら(^^;)。

そんでぶ~らぶ~らして不良社員さん(http://twitter.com/furyoshain)とこの調査部門別が別会社でそこを訪問いたしました。

あとはですね、遠巻きに見ていましたよ。だって、立ち寄るとがっがと説明されて、名刺を要求されて、会社にがんがん電話かかってきちまいますからね。名刺もそんなにもっていかなかったし。

あと、女性がかなりの数いらっしゃいましたね。これは特許関係セミナー、技術展示会にはあまり見られないことではないかと。

休憩エリアでぼっーとしていましたら、女性2人組が
「ねえ、あなたジャピオ(JAPIO)イヤーブックってもらった?」
「あっ、まだなのよ」
「はやく行ってらっしゃいよ」
「そうよねえ、あれは絶対ゲットしなっくちゃ」

ジャピオ、イヤー、ブック?
なんじゃそりゃ?
この業界に結構いるけど、初めて聞く。
ワタクシもゲットしなくては。

で、これです。

Japio2010

カンファレンスルーム(サイエンスルーム)の受付に積んでありました。

単に、検索システムの製品情報だけではなく、知財動向もシステム面からわかるようなご本ですなあ。これりゃ確かに置いてあったらもらって行かねばねいけませんなあ。

セミナー、カンファレンス類はさすがに充実しています(↓以下は2日目の日程)。
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Ⅰ 「今、急変する中国知財訴訟、中国での特許の価値は」
~中国での知財係争と知財係争に係るビジネスの現状~
ウエストロー・ジャパン(株)
リサーチ コンサルタント 袁 藝氏

Ⅱ 「米国への製品ローンチにおける特許リスクマネジメント」
 ~日本企業の自由で積極的な活動を確保するための特許サーチプロセスと鑑定書の活用~
Amster, Rothstein & Ebenstein LLP
Partner 米国弁護士 Michael V. Solomita 氏
Associate 米国弁護士 藤森涼恵 氏

Ⅲ 「欧州における効果的な模倣品対策戦略」
~欧州企業のブランド管理を参考にした実践手法~
CABINET PLASSERAUD 特許商標事務所
日本顧客サービスグループ
日本国弁理士 竹下 敦也 氏
ContrAtak
CEO Philippe VAN EECKHOUT 氏
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次回は(来年ですが)出来る限り出席しようと思います。

東京育ちのくせに科学技術館まで迷ったというのはここだけの秘密です( ̄▽ ̄;)。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 10, 2010

カーボンナノチューブの音、じゃないけど。

高音質スピーカー振動板を開発-チタンに匹敵する高伝搬速度と、紙と同等の内部損失を両立-


三菱電機株式会社は、カーボンナノチューブを樹脂に配合した射出成形可能な新材料により、金属製振動板に匹敵する高い伝搬速度、紙製振動板と同等の適度な内部損失、高い生産性をあわせもつNCV高音質スピーカー振動板を開発しました。これにより低音用から高音用のスピーカー振動板の素材を統一することが可能となり、音質が統一された、音源により近い音の再生を実現します。

ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどのプラスチック振動板の伝搬速度は、いずれも毎秒1000~2000m と低いために金属製振動板の代替はできませんでした。今回、先端素材であるカーボンナノチューブと数種類の樹脂とを最適配合し、射出成形による薄肉成形が可能な材料を新たに開発しました。この新材料により、金属製振動板を代表するチタンに匹敵する伝搬速度毎秒5000m 以上の達成とともに紙製振動板と同等の適度な内部損失を有する樹脂成形振動板を実現し、従来は困難であった高音質振動板に求められるこれらの特性の両立に成功しました

Carbonspeaker

カーボンナノチューブを他の材料と混ぜると良いことがいろいろあるに違いない。オーディオ関係の技術も好きだったけど、離れてだいぶ経つから忘れてしまったなあ。特許検索したら、難しい話がたくさん出てきたので、載せるのは諦めました。

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November 09, 2010

曲がるぅ~基板♪

東京大学,「ウルトラ・フレキシブル」な有機トランジスタを開発

東京大学の研究グループは,曲率半径が0.1~0.3mmと非常に小さく「くしゃくしゃに折り曲げても丸めても特性が劣化しないウルトラ・フレキシブル」な有機CMOSリング・オシレータやTFTアレイ・シートを開発し,さらにそれを利用した医療用の機能性カテーテルを試作した。直径2mm程度の血管内の凹凸の検査や,人体の皮膚を面的に覆う各種医療用センサなどへの応用を想定しているという。 (中略) ただし,染谷氏以外のグループの試作例も含めて,従来の高いフレキシブル性を備えた有機トランジスタ・シートにはいくつかの課題があった。(1)曲げ半径は最小で0.5mm,一般には数mmが限界だった,(2)これまでは駆動電圧が曲げ半径とトレードオフの関係にあり,曲げ半径0.5mmの場合は駆動電圧が40Vと高かった,(3)CMOS回路の実現が転写法以外では困難で量産性が低かった,(4)微細化が困難で動作性能に限界があった,などの点である。今回,染谷氏らはこれらの課題をすべて解決したとする。

ほんとに解決したんかな。量産体制に入れるのかな。量産技術開発は企業がやるのでしょうが。

ペーパーディスプレイもそうですが、電子機器がくるくるまるめちゃえるっていい!と思うのはアマサイだけでしょうか。

まだ発展途上と思われますが、公開公報の抜粋をば。
【公開番号】特開2009-224714(P2009-224714A)
【公開日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【発明の名称】有機薄膜トランジスタの製造方法
【出願日】平成20年3月18日(2008.3.18)
【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)【国等の委託研究の成果に係る記載事項】 平成19年度、文部科学省、科学技術総合研究委託事業、産業技術力強化法第19条の適用を受ける特許出願
【出願人】国立大学法人 東京大学
【出願人】株式会社エスアイジェイテクノロジ
【出願人】ハリマ化成株式会社
【発明者】染谷 隆夫、関谷 毅、村田 和広、松葉 頼重、小山 賢秀
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
有機薄膜トランジスタを製造する方法であって、
基板上に、ゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極表面を被覆するゲート絶縁膜を、基板上に形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜上に、ソース電極およびドレイン電極を形成する工程と、
前記ソース電極とドレイン電極表面を被覆するように、有機半導体膜を、ゲート絶縁膜上に形成する工程を有し、
前記有機半導体膜の形成工程では、
真空蒸着法を用いて、有機半導体膜の形成を行い、
前記ソース電極およびドレイン電極の形成工程では、
超微細インクジェット印刷装置を用いて、金属ナノ粒子分散液を所定のパターン形状に塗布して、金属ナノ粒子分散液塗布層を形成し、
該金属ナノ粒子分散液塗布層を加熱焼成処理して、金属ナノ粒子の焼結体層からなるソース電極およびドレイン電極を形成する
ことを特徴とする有機薄膜トランジスタの製造方法。
【請求項2】
有機薄膜トランジスタを製造する方法であって、
基板上に、ゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極表面を被覆するゲート絶縁膜を、基板上に形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜上に、有機半導体膜を形成する工程と、
前記有機半導体膜上に、ソース電極およびドレイン電極を形成する工程を有し、
前記有機半導体膜の形成工程では、
真空蒸着法を用いて、有機半導体膜の形成を行い、
前記ソース電極およびドレイン電極の形成工程では、
超微細インクジェット印刷装置を用いて、金属ナノ粒子分散液を所定のパターン形状に塗布して、金属ナノ粒子分散液塗布層を形成し、
該金属ナノ粒子分散液塗布層を加熱焼成処理して、金属ナノ粒子の焼結体層からなるソース電極およびドレイン電極を形成する
ことを特徴とする有機薄膜トランジスタの製造方法。

2009224714

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November 08, 2010

みんな仲よう喧嘩して♪


急成長Androidで頻発する特許訴訟

このように,“上げ潮”状態のAndroidですが,実は2010年に入ってから負の側面も拡大しています。Androidを巡る,さまざまな特許訴訟が起きているのです。2010年10月にも,米Microsoft Corp.が米Motorola,inc.に対して,Motorola社のAndroid搭載スマートフォンにおける特許侵害で提訴しました。2010年8月には米Oracle Corp.の傘下企業が,AndroidにおけるJava関連技術の使用を巡って,Google社を提訴しています。 (中略)

 Androidに関してはここ1~2年で急速に市場が拡大していることから,特許権を主張したり,市場における優位性を確保するためのけん制の意味での訴訟が急増していると思われます。Androidを採用している,もしくは採用を検討している機器メーカーにとって,特許問題は無視できない懸念事項と言えます。

 しかし筆者は,これによってAndroidの勢いに急ブレーキがかかるとは考えていません。Androidに関する特許訴訟はこれからも増える可能性があり,一部の企業は戦略の見直しを迫られるかもしれません。ところが,こうした特許訴訟の先行きは不透明なうえ,一般に結論が出るまでに数年以上の長い時間を要します。

今どき、特許訴訟が開発製造販売の妨げになることはない。先に書いたようにPC関連の技術を多く使っているからこのような結果になっている。むしろ研究開発を加速しなければ、この特許網から脱出することはできない。両者ともビッグだしな。

この筆者氏の見解はよくわからんがな。無視はできないに決まっとるがな。判決が出るまでバシバシ売れってことか( ̄▽ ̄;)

ただ、消費者はやはり気になるところであるから、早く着地点を見つけてけろ、てのはありますな。

幡鎌さん、こんなのコモンズで解決できるお思いか?人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 07, 2010

光で動く人工筋肉,有機薄膜太陽電池な

光を運動エネルギーに変える新高分子素材の開発に成功

独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、光で構造が変化するアゾベンゼン分子を組み込んだブラシ状の高分子「ポリマーブラシ」を、大面積で3次元的に一挙に配列させる手法の開発に成功しました。この手法によって得たポリマーブラシフィルムに光を当てると、筋肉のように「機械的に動く」機能を発現することを見いだしました。これは、理研基幹研究所(玉尾皓平所長)機能性ソフトマテリアル研究グループの相田卓三グループディレクター、エネルギー変換研究チームの福島孝典チームリーダーと細野暢彦研修生(東京大学大学院博士課程学生)および播磨研究所高田構造科学研究室の高田昌樹主任研究員らによる共同研究の成果です。

1.背景
生体の筋肉組織は、究極的な階層構造を持っています。筋肉の最も小さな運動単位であるアクチンとミオシンの滑り込み運動は、それらが集合してできたサルコメア単位へ、さらにサルコメアが一方向へと整列した筋原繊維へと、徐々にそのスケールを拡大した集積構造へと伝搬されて行き、効率よく巨大な筋肉の運動を引き起こします。このような自然界で多く見られる階層構造のように、分子の空間的位置を自在に制御し、ある機能を持った分子を大面積でしかも階層的に集積化する技術を開発できると、さまざまな機能材料の性能を著しく向上させるだけでなく、革新的新機能の発現につながると期待されています。このため、このような分子配向技術の確立は材料科学において重要な挑戦課題となっていますが、いまだに有効といえる手法は確立できていませんでした。

2.研究手法と成果
研究グループは、新しい機能分子のモチーフとして、ブラシ状高分子「ポリマーブラシ」に着目した研究を展開しています(図1)。ポリマーブラシは、非常に長い側鎖を持った高分子の一種で、一般的には側鎖同士の体積による影響で、シリンダー形状(筒状)をとることが知られています。研究グループは、光応答性分子群の開発を目的として、光を感じて構造変化することが知られているアゾベンゼン分子を側鎖に高密度に組み込んだポリマーブラシを設計し、1本あたりの平均分子量が約15万のポリマーブラシを合成しました。

Photo

生体材料に使えるんですな。実用化したらスゴイですな。

相田卓三先生はナノチューブを研究している方のようです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 05, 2010

特許業界だけでないお金の話。

弁理士会内で何か【紛争】が起こっているようで、それに関連して、料金についてつぶやいてみました。
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知財部門以外の人間は事務所に払う出願費用は高いと思っているらしい。明細書作成って意義がわからないからだろう。大体の事務所は基本料+明細書×枚数になっていると思うが、故意的に長くしてるのか、と勘ぐる人もなきしも非ずだ

同じような発明であったら、五件書いても×5を請求するのはおかしいだろう(似通ってるのは割引してくれるけど)。Aは高度な技術で調べに時間がかかったとか、図面も全て1から起こしたからこの料金とか、それぞれ固有の料金意義?がないとわからん人を説得するのは、むずい。

それを考えるならば、米国のタイムチャージは合理的な面がある。日本人には馴染まないけど。それこそ、おっさん、こんなに時間かけて、ほんとプロなんか、となるだろう。

(事務所さんを)責めてるわけじゃなくて、機械的に料金表に従って請求しても通用しなくなるんじゃないかと思うわけ。担当者は、安く上げると上役から誉められる。安いとそのレベルの明細書ですよ、という【脅し】もあまり効かないと思うし。良い仕事すれば認められると悠長な時代は終わってしまったから。

大体料金表って、廃止前の弁理士会標準報酬表のアレンジでしょ。専門職であるからこれくらいは頂だきたいという希望価格でしょ。根拠がない。未だに「タイプ代」て項目がある。弁理士が増えてパイの取り合いになる、じゃなくて今までの方式がこれからも通用するか、考えられた方がいいですよ。

て、ことは、企業知財部門も、発明者と特許事務所との仲介役なわけ?というような手抜き仕事をしているという疑いがかけられることのないよう、いつでも説明できるような仕事をしなくてはいかん、ということです。

(料金に関して何か良い提示方法はあるか、という質問に対して)
料金表は要るでしょう。時価なんて事務所怖くて頼めません(^_^;)。過去の案件を出してこの提案書からこの書面を作成しました的なサンプルをいくつかアップすれば。個人とかたまにしか出さない会社は、コンサルも含め○万円パックとか。

料金をHPに書いてないなんてHPの意味あんのかなと思いますね。結構ないとこあるけど。前の上司にも今の嘱託の人にも、事務所の料金体系調べて下さいって言われました。案件ごとに異なりますって、答えじゃ、頼まないなあ。口コミで仕事がくるならそれでもいいけど。

出願増やすから、事務所もう一つっていうんなら口コミとか、知ってる人の事務所にして、料金は問わないけど(相場わかってるから)。新規開拓なら初めは無料コンサルする気でないと。もうマーケットはそこにしかないから。昔ながらの方法でもいいけど、全部変えないで生き残れるのかなあ。

想像したくないけど、明細書のレベルは今後低くなるんじゃないかと。審査官も今まで通り36条を厳しく言っても仕方なくなる(と予想)。「安い明細書はそのレベルですよ」というのも特許査定を得てします。となると良い明細書は過剰品質となり、高い料金を請求する理由がなくなる。
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特に若い弁理士さんはこのあたりのことよく考えてほしいな。。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 02, 2010

りんごちゃん、反撃すっ!

止まらないスマホ訴訟合戦 - MotorolaによるApple提訴を受け、Appleが反訴

米Motorolaがスマートフォン関連技術で米Appleに対して特許侵害訴訟を起こして1カ月も経過しないが、今度はAppleがMotorolaを反訴した。さまざまなベンダが入り乱れてのスマートフォン訴訟合戦に、新たな訴訟が加わることになる。

英Financial Timesなど欧米メディアが報じたところによると、Appleは10月29日付けで米ウィスコンシン州西部地方裁判所にて書類を提出した。タッチ画面ソフトウェア、マルチタッチ画面技術など6件の自社特許を侵害しているとして、販売差し止めと損害賠償支払いを要求しているとのこと。

Motorolaが自社特許18件を侵害しているとしてAppleを提訴したのは10月6日のことだ。Motorolaは地元のイリノイ州北部地区地方裁判所、フロリダ州南部地区地方裁判所、そして米国際貿易委員会(US International Trade Commission: ITC)で苦情を提出、Appleは特許ライセンスに応じなかった、と主張した。今回Appleは、3週間もしないうちに反訴することになる。


スマートフォンなんて、ミニパソコンなんだから、そりゃ、他社特許のどれかにひっかるでしょう。

どっちもがんばれ、って感じ。

気になるのは、着地点があるのか、ということ。

こんな大手同士だと、白黒つけるというより、適当なとこで、和解してクロスライセンスするのが常套だと思うのだけれど。ジョブズおじさんはそんな上品な解決に甘んじるのかな。それとも、そこは、それ、大人になるんだろうか。

(個人的にはモトちゃんに被害を受けたので、ジョブズがんばれと思うのだが)

早く訴訟やってほしいですね

∋──∞ヘ(;^^) アターック (;^^)ノ∞──∈;°O°) プスッ!

余所の訴訟は楽しいな♪ 人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 01, 2010

こくご

Twitterで国語教育についてつぶやいてみた。

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自分の学校時代を考えても、源氏物語なり、夏目漱石の世界に憧れて国語教員になった人ばかりのようでした。作文教育がイマイチ充実しないのは教員自体が作文が嫌いなのかも。指導がめんどくさいからね。
posted at 16:26:23

文科省はTOEIC世界何位を気にしても、国語力の低下は意に介さないようだ。学校教育が一番子供の国語力に寄与しているはずだが。国語力がないのに英語を学ばせても、挨拶以上に発展しないというのは自明だと思うが。
posted at 16:34:49

私もそう考えています。教員の意識も問題です。高校の時「昔は女子で国語が苦手な子っていなかったけど」という言葉が思い出されます。日常的に小説をよんでいればわざわざ学校で教えることもないという考えです。そういう牧歌的な時代は終わりましたよね。
posted at 18:34:29

日常的に読書していれば、国語教科が必要ないというのは賛成なのさ。だって、古典を除くと、教員の固有の思想を語っているだけでしょ、国語の授業って、そうならないために、外国語に似せた体系にした方がいいかもしれない。
posted at 18:39:07

外国人への日本語教育と連携して考えたらどうかなと思います。英会話のイギリス人講師の日本語テキスト見せてもらったら、論説文なんかが教材でした。やはり国語教育を反映してるようでした。
posted at 19:27:00

ディベート教育に一番馴染まないのは(文学系)の国語の先生でしょうね。文学鑑賞はとても大事ですけれど。
posted at 19:29:51

今の人は明治~昭和前期の小説を極端に読まないみたいなので、鑑賞の仕方みたいのは国語で教えないといけないかなと思います。これから何十年も、漱石・鴎外等でいいのかという疑問はありますが。
posted at 20:19:38

漱石3部作なんて不倫の話でしょ。あんなの中学・高校の推薦図書でいいのか、という疑問はあります。でも、それによって、情緒教育、性教育?までまかなっているのかしら。疑問はあるけど、これらの文学を否定する有効な反論は持っていません。
posted at 20:24:17

男子より女子の方が国語能力に長けているのは疑いようが無いと思います。基本おしゃべりだし←重要、今でも交換日記みたいのしてるらしいし、物語を空想するのも読むのも好きな子が多いです。これは万国共通みたいですね。
posted at 20:32:52

と言っても私は不完全文学少女だったのでそんなには読んでないです。米原万里さんは父君に、帰国したとき恥ずかしくないよう日本文学全集を読みなさいと言われたようです。そういう教育でも受けないと全部は読まない。で、帰国して高校の同級生は、米原さんの半分も読んでいなかったそうです。
posted at 20:42:30

国語教育以上に大事なものなんて学校ではありません。。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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