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January 20, 2011

高柳健次郎

高柳健次郎先生のことをきちんと取り上げたことありませんでした。
今日は先生の誕生日だそうです。

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高柳健次郎/日本の科学者100人

1899-1990 静岡県浜名郡和田村(現在の浜松市)に生まれる。 日本のテレビ技術の開拓者。世界初の電子式テレビと現在も使われるテレビ受像ブラウン管の方式を発明。

経歴と業績
 1921年3月(22歳)、東京高等工業学校(現在の東京工業大学)附設工業教員養成所電気科を卒業し、神奈川県立工業学校(現在の神奈川県立神奈川工業高校)の教諭となる。1924年(25歳)5月、創立直後の浜松高等工業学校(現在の静岡大学工学部)電気科助教授に転ずる。ただちにテレビジョンの研究を始め、1926年12月、世界で初めて電子式受像装置(ブラウン管)による受像に成功。1929年、テレビ受像用高真空多極ブラウン管を発明。1930年(31歳)、積分法による電子式撮像方式を発明。テレビの撮像・受像実験を公開、同校教授に昇任、新設「電視研究室」主任となる。1937年8月、オリンピック東京大会のテレビ放送準備のため浜松高工の研究者・技術者18名を伴い、NHK技術研究所に第三部長として出向(1938年7月、東京オリンピック中止決定)。1942年、海軍技師を兼務し、海軍第二技術廠(しょう)で航空用レーダー開発に従事。1946年7月(47歳)、海軍時代の部下20余名(元技術将校ら)を伴い日本ビクター(株)に入社、技術部長としてテレビ研究を再開。1959年、世界初の2ヘッド・ビデオ再生方式(現在普及しているビデオ再生方式)を発明。1961年、第1回世界テレビ祭典賞受賞。1970年、日本ビクター副社長に就任。1980年(81歳)、文化功労者章受章、1981年、文化勲章受章。

●優れた直感で電子式テレビこそ本命と見通す

 高柳がそのまま工業学校の教員であったなら、テレビジョンの研究はできなかった。だが彼がテレビ研究を決意した翌年、郷里浜松に高等工業学校が開設されることになった。彼は母校東京高工からその浜松高等工業学校に転任する教授に頼んで、同校電気科の助教授にしてもらった。工業教員養成所卒の学歴と25歳の若さでの専門学校助教授就任は異例だった。彼はテレビ研究を「無線遠視法」と説明し、その熱意で浜松高工初代校長関口壮吉を動かし、異例の研究費も付けられた。
 テレビジョンは、欧米ではすでに1870年代から元素セレンに光が当たると抵抗が変わる現象(光導電現象)の発見を機に、光を通す小さな穴を縁(へり)に開けた円盤を高速で回転させて撮像するなどの機械式のものが多種類にわたって研究されていた。しかし師範学校時代の真空放電の実験で真空中の電子(陰極線)の神秘な力を強く印象づけられていた高柳は、テレビの撮像も受像も、陰極線の創造的な作用によって可能なはずだと考えた。優れた科学者に特有の直感であった。
やがて高柳の理解者であった関口校長が亡くなり、電気科主任教授によって研究室も取り上げられてしまうという逆境に陥った高柳は、受像用ブラウン管のみに的を絞って研究を続け、撮像には既存のニポー円盤を用いて、ついに1926年暮れ、ブラウン管画面に「イ」の字を映し出すことに成功。走査線はわずか40本(現在のテレビは525本)の粗(あら)い画像で、画面も縦横5cm程度の小さなものであったが、それは世界初の電子式テレビの誕生であった。

もっと高柳先生の偉大さを世界に広めないといけませんなあ。電子立国ニッポンはソニンちゃんが作ったわけじゃなくってよ。

ちなみに朝ドラで『凛凛と』という田中実が主人公のドラマがあったのですが、このモデルは高柳先生です。テレビ開発に燃える青年と町の人達というコンセプトなので。でも、なぜ舞台が富山県?先生の故郷である浜松市の支援が得られないため、このドラマ不発に終わったかと。
http://www.nhk.or.jp/archives/archives-catalogue/asadora/asadora_1990s.html

伝記的ドラマとしてちゃんと作ってほしかったですな。

先生と言えばビクター
・テレビの父 高柳健次郎、ビクター株式会社
http://www.jvc-victor.co.jp/company/technology/human/index.html

いや、ほんとに先生のひたむきさは泣けます。
・セミコン見ル野のシブすぎ技術に男泣き! -世界初の電子式テレビを発明!高柳健次郎の技術者人生-
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001308


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