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February 28, 2011

パーキンソン病のための新技術開発

パーキンソン病の手術精度高める新技術開発 和歌山県立医大など

 歩行困難などの運動障害が起きる難病、パーキンソン病の手術精度を高める新技術を、和歌山県立医科大学などの共同研究チームが開発し25日、発表した。これまでより副作用の危険性が少なく、長期間の効果も期待できるとしている。

 パーキンソン病は、脳内でドーパミンが減り、大脳皮質から指令を受けて運動や感情などをつかさどる大脳基底核の働きが悪くなる病気。外科的には、大脳基底核の運動をつかさどる部分に細い電極を埋め込んで電気刺激を与える「脳深部刺激術」を行うが、その部分の特定が難しく、正確性に課題があった。

 研究チームによると、大脳皮質と大脳基底核の一部に電極をそれぞれ置くことで、皮質からの信号を世界で初めて確認。皮質の運動に関連する部位と連結している大脳基底核のポイントを正確に特定できるようになった。

 手術では大脳基底核で最も神経の多い部位を狙って精度を上げる手法が主流だが、うつや認知症など副作用の危険性が指摘されていた。同大学脳神経外科の小倉光博講師は「安全に正確に手術でき、長期的な効果も期待できる」と話した。

「大脳基底核の運動をつかさどる部分」に電気刺激を与えるって、危険な気がしますが、できるようになったというのが医学技術の進歩なのでしょうね。

これでこの病気の方が健康で長生きできるといいなあ。


ホーキング博士みたいに進行性じゃない人もいるんだよね。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

February 25, 2011

動画フォーマットの行き先

特集 Googleが仕掛ける特許破壊 動画フォーマット「WebM」の波紋
『日経エレクトロニクス』2011年2月21日号より一部掲載

Google社がH.264に代わって普及させようとしている動画フォーマットが「WebM」だ。ロイヤルティー・フリーをうたうが,既存特許に抵触する可能性が指摘されている。特許訴訟を回避するため,Google社はWebMに“ある仕掛け”を埋め込んだ。

(中略)

 Google社は,H.264のサポートを打ち切る理由を「ロイヤルティーの存在」だとしている。H.264は,無料の動画ストリーミングを提供する事業者に限っては無料で利用できるものの,それ以外の用途で利用するメーカーや事業者は,特許プール管理会社である米MPEG LA, LLCを通じてロイヤルティーを支払う必要がある。Google社は「ロイヤルティーは当社にとってはそれほど負担ではないが,動画分野のベンチャー企業には障害になる。また,将来にわたってロイヤルティーが上がらない保証はない」と主張する。一方,WebMはロイヤルティー・フリーをうたっているため,現時点ではメーカー,エンド・ユーザーを問わず,誰でも無料で利用できる。

 Google社がH.264を捨ててWebMを推進する姿勢を鮮明にしたことで,インターネットにおける動画フォーマットが二つの陣営に分裂することが決定的になった。

 背景にあるのは,HTML5における動画の標準をめぐる主導権争いだ。HTML5ではvideoタグを使って動画をWebページに直接埋め込めるようになるが,HTML5の仕様ではvideoタグの標準動画フォーマットは規定されていない。このため,各陣営がHTML5における動画フォーマットのデファクト・スタンダードの座を争っているのだ。

通信関係の特許訴訟が2年前から増えていますね。それも、それって国際通信規格と違うのかい?ってのが。そろそろ、その当たりの法整備が行われるので、駆け込み訴訟的らしいですね。私の知っているとこでもありましたが、無効資料を見つけたので回避されたそうですが。「この資料のことは誰にも言わんといてね」と約束してもらい、他の企業に警告状出してるとか。漫才みたいな話です。

動画フォーマットの規格は、面倒な問題は抱えていました。パテントプールは解決策ではなく一時しのぎなわけですよね。次世代でまたプールするというのも難しいですし。

これからは国際規格と特許の対決ということになるんですかね。

我々の活躍の場が広がるのか。。。それも良いのか悪いのか。

この分野は好きなので?大歓迎という奇妙な楽観主義?人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

February 24, 2011

反ハイパー三重陽子?

最も重い反物質を発見、米RHIC
Rachel Kaufman for National Geographic News
February 23, 2011

 アメリカ、ニューヨーク州ロングアイランドで実施された小規模のビッグバン実験により、新しいタイプの反物質が作り出された。実験に参加した科学者によると、文字通り“規格外”の物質だという。

「反ハイパー三重陽子(antihypertriton)」と名付けられた新発見の反物質は、過去最大の質量を誇るが特徴はそれだけではない。反ストレンジクオークを構成要素とする初の粒子であり、従来の元素周期表には収まりきらないのである。

 新しい反物質は昨春、ニューヨーク州のブルックヘブン国立研究所(BNL)にある相対論的重イオン衝突型加速器(RHIC)を稼働して作り出された。RHICでは電子を除去した原子「重イオン」同士をほぼ光速で衝突させて、構成粒子に分解することができる。

g ワシントンD.C.で開催されたアメリカ科学振興協会の会合で実験結果を発表したRHICの研究者チャンブー・シュー(Zhangbu Xu)氏は、「RHICで粒子同士が超高速衝突を起こすと、クオークやグルーオンの“スープ”が作り出される」と述べている。

 そしてスープが一瞬で冷めると、素粒子が結合してハイパー三重陽子や反ハイパー三重陽子など大きめの粒子が形成されるという。科学界では、ビッグバン直後もまったく同じ現象が起きたと考えられている。

 物理学者たちは、反ハイパー三重陽子の発見に興奮しきりのようだ。元素の“立体周期表”で考えた場合に、従来何も存在しなかった場所に位置するからである。


反物質なんてすげーと思うのであるが。

これって素粒子ラッシュのときと同じで比較的チャチャってつくれんのかなあ。

野尻美保子先生のつぶやき

http://twitter.com/Mihoko_Nojiri/status/40423741326491648

ストレンジクオークを保持する原子核という文章は、あたかも安定な原子核としてハイパー核があるような印象を与えて大変よろしくない。実際には、strange のはいった粒子を原子核にたたきこんで、落ち着いた状態がほんのちょっとだけ続く。Λは崩壊するから当然その原子核も持たない

このコメントもアマサイには手に余るのだが(^^;)。

まあ、今回もこういう記事があったつーことで。

ちょっと、小林誠『消えた反物質』ブルーバックス読み返してみようかな。はて、どこに埋まっているのやら。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

February 21, 2011

カラー情報相関装置

色のリアリティーで商機をつかめカメラもディスプレイも新たな開発軸で勝負@日エレ

2011年春,“ある特徴”を備えた産業用デジタル・カメラの本格的な販売活動が始まる。このカメラを開発するのは,静岡県にある,ベンチャー企業のパパラボ。実は,同社はこのカメラを数年前に開発してマーケティング活動を続けていたが,これまではほとんど引き合いがなかったという。ところが,「ここにきて,具体的なニーズが色々と出てきた」(同社 代表取締役の加藤誠氏)ことを受け,いよいよ販売に踏み切るというのだ。

 このカメラの特徴とは,「物体(対象物)の『色』を忠実に撮影できる」(加藤氏)ことである。同社の評価によれば,人の視覚で確認できるすべての色を,平均色差1以下の精度で撮影できるという。この特徴が受け入れられ,既に,ある大学病院への納入が決まっている。病理診断において,顕微鏡に映し出された細胞組織などの色を忠実に観察したり遠隔地に伝えたりしたいというニーズに合致したからだ。これ以外にも,医療分野を中心に,色の忠実さを求める具体的な商談が幾つも動いているようだ。

(中略)
 
まずは医療分野から
 パパラボのカメラのように,映像機器の「色のリアリティー」を追求する動きは今後,活発になりそうだ。「ありのままの色を扱いたい」というニーズが,医療分野に限らず確実に高まろうとしているからだ。これらのニーズはカメラのような映像の入力側だけでなく,ディスプレイやプリンターといった出力側の機器にも及ぶ。決して,絵作りで差異化する従来の映像機器の世界がなくなるわけではないが,新たな開発軸として商機につながる可能性が出てきた。

パパラボって前も取り上げたかな。
http://www.papalab.co.jp/
色物好きなのでチェックです。

↓単に最新公開特許です。

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【公開番号】特開2010-238164
【発明の名称】情報相関装置
【出願日】平成21年3月31日(2009.3.31)
【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)平成20年度、文部科学省、地域科学技術振興事業委託研究、産業競争力強化法第19条の適用を受ける特許出願【出願人】有限会社パパラボ
【出願人】国立大学法人豊橋技術科学大学
【発明者】加藤 誠、川口 忠彦/パパラボ
【発明者】井上 光輝、福田 光男/豊橋技術科学大学

【要約】課題: 色情報に着目した画像検索を好適に実行することが可能な画像相関装置を提供する。
 解決手段:対象画像入力部11から入力される対象画像と、比較対象データベース12に格納されている比較画像とについて、画像内での色度分布を色度図上でヒストグラム化した対象色度画像、比較色度画像をそれぞれ用意し、対象色度画像と比較色度画像とが並置された検索画像を用いて、光相関演算装置30においてJTC法による光学的な相関演算を行って、差分演算部62による演算を加味した相関データを取得する。そして、画像検索処理部15において、得られた相関データから画像の類似性を判断することで画像検索処理を行う。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報検索の対象となる対象情報を入力する対象情報入力部と、
比較情報を複数、データベース化して記憶する比較情報データベースと、
前記対象情報の対象色度情報と前記比較情報の比較色度情報とを用意して、JTCにより、それらの相関データから類似性を判断することで情報検索処理を行う情報検索処理部と、
前記対象色度情報と前記比較色度情報との間で光学的な相関演算を行って、得られた相関データを出力する光相関演算部とを備え、
前記光相関演算部は、
前記対象色度情報に基づく対象光像をフーリエ変換して、前記対象色度情報についての対象フーリエ変換光像を形成し、前記対象フーリエ変換光像をフーリエ変換して、光像データを取得する光像データ取得部と、
前記対象色度情報と前記比較色度情報とが並置された検索情報に基づく検索光像を出力し、前記検索光像をフーリエ変換して、前記対象色度情報と前記比較色度情報とについての結合フーリエ変換光像を形成し、前記結合フーリエ変換光像をフーリエ変換して、前記対象色度情報と前記比較色度情報との間の相関度を示す相関基礎データを取得する相関データ取得部と、
前記光像データ取得部で取得された光像データと、前記相関データ取得部で取得された相関基礎データとの差分を取ることにより、相関データを作成する差分演算部と、
を備えたことを特徴とする情報相関装置。
【請求項2】
前記比較前処理部を備え、前記対象情報または前記比較情報について色度分布の色度図上でのヒストグラム化を行い、かつ、該ヒストグラムの2値化を行い、対応する前記対象色度情報または前記比較色度情報を生成する請求項1記載の情報相関装置。
【請求項3】
前記相関データ取得手段は、前記相関データとして、前記対象色度情報と前記比較色度情報とについての自己相関ピークと、相互相関ピークとを含む相関情報を取得する請求項1または2記載の情報相関装置。
----------------------------------------
2010238164

医療情報なら、瞬時に再現する必要がないんで、時間かかってもむずい計算たくさんすればいいんですよね。当然それでも速度もあるんでしょうが。

大学共同研究が多いみたいですね。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

February 19, 2011

全ては一つから…

神経と骨肉、同じ幹細胞から=定説覆す成果−大阪大
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011021700076
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 脊椎動物の受精卵が胎児に成長する前の胚の段階で、神経系と骨・筋肉が別々の幹細胞からできるとしていた定説を覆し、同じ「体軸幹細胞」から生まれるメカニズムを、大阪大大学院の近藤寿人教授や竹本龍也助教の研究グループがマウスの実験で解明した。

17日付の英科学誌ネイチャーに発表した。 近藤教授によると、従来の説は高校生物の教科書のほか、大学の専攻や人工多能性幹細胞(iPS細胞)研究などの専門分野でも常識として扱われているという。今回の成果によって、教育と研究の現場で定説が見直される可能性が出てきた。

 研究グループは、たんぱく質「Tbx6」の遺伝子をなくしたマウスの胚で、骨や筋肉のもととなる中胚葉が発生せず、代わりに神経系の脊髄が複数生まれる現象に着目。一つの体軸幹細胞から、たんぱく質「Sox2」が作用して神経系ができ、Sox2の働きをTbx6が抑え込んで中胚葉が形成されることを突き止めた。

20110216ax06b
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何がすごいのかよく分からないのですが、全ては同じ細胞から始まったというのが立証されたらしいです。

ケーオウのペン太先生もこれを狙っていたそうな。

医学基礎研究というは大変みたいですね。

研究者の皆さん、がんば( ̄▽ ̄)v

k幹細胞の分野って日本がんばってますよね。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

February 18, 2011

それは戦略でも戦術でもない。

知財プロフェッショナルsenri4000さんのブログを読んだ。

知財とか渉外とか特許とか:特許事務所とのつきあい方

のっけから「質の良い丸投げ」という言葉で嫌悪感を持った(senri4000さんの会社ではない)。なるほど、関西企業らしいなと思った。どこか、知らんけど。

丸投げに質の良いも悪いもない、特許業務で丸投げは悪でしかない。

で、その分、中の知財部員が何をしているかと言えば、『もっと経営に近い、戦略的なところ』とのことだったが、具体的にどんなことをしているのかまでは言及されなかった。

要するに知財部員は遊んでいるわけだよ。出願明細書に関わらなくて戦略も何もあったもんじゃない(まったく関わらないとは行っていないが)。

よく特許事務所とかでも知財コンサルやります、というとこが増えて来た。それは飽くまでも知財出願の他に貴社の出願前の知財、知財法に則らない無形財産についても相談に乗りますというスタンスだと思う。そうでなけりゃ、特許事務所にコンサルしてもらう意味ないしな。

意匠や商標を考えてみると良い。その出願意匠を検討しないで、デザイン戦略など考えられるだろうか。商標をどういう形でどの分類で出願するか検討しないで、ブランド戦略なんて考えられるだろうか。

それらにあたるのは特許出願明細書なのだ。それを細かく検討しないで、戦略なんてあり得ない。

もちろん、限度はある。20年間同類の技術を排除できるようなクレーム、訴訟に耐えうるのような論理構成、全ての案件にそれを施すのは無理である。だが、しかし、この関西某社のようにall or nothing は明らかに間違いである。

知財部員全員が特許明細書を作成する能力を持っている必要はないが、二桁以上知財部員がいる会社では1人以上はその能力を持った人間がいた方が断然いい。

くれぐれも丸投げを正当化してはいけない。

そういう人材がいないとこ、アマサイにご連絡ください( ̄▽ ̄)v。首都圏なら行けます!人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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February 16, 2011

書談:『二人の天魔王‐信長の真実‐』

書談:『二人の天魔王‐信長の真実‐』
■『二人の天魔王‐信長の真実‐』
著者:明石 散人
出版:講談社文庫
発行:1995年09月
価格:620円(590円+税)

当然先日読んだ『魔将軍』の影響で読み始めました。

明石さんは、恐らく足利義教の本を書きたかったのでしょう。しかし、それでは売れませんからね、人気のある信長と抱き合わせにしたんですな。

一貫していることは、信長は義教を尊敬しまねようと思ったが、その優柔不断な性格故、成功しなかった、ということです。

なかなか興味深い言説は、

・光秀は天下人になるため、将軍義昭を捨て信長に着いた。信長暗殺の機会をずっと狙っていた。

・光秀の信長暗殺は非常に計画的である。けっして「変」と呼ぶようなものではなく「本能寺の戦い」というべき大きなものである。

・光秀が信長を打っていなかったら確実に秀吉あるいは家康が殺害していた。

・信長が狙っていたのは、天皇と血縁になることである、平清盛のような位置である。

・皇族・貴族はこれを察知し警戒したので、信長の意向をかわしている。

・故に光秀の行為もこれら京都人のバックを得ていたのではないかとも考えられる。

・信長人気は戦後のことである。侵略戦争の反省から、海外進出したことのない信長の再研究が行われた。

・信長は非常に(既成宗教)信仰深い。

な、感じ。

信長の戦下手はいろんな本に載っているし。

考えてみれば、アマサイが歴史好きになったは小学校のとき、信長伝の小冊子を読んでからだな。なんとダイナミックな人生なんだろうと思った。戦国時代だしね。歴史に無知な子供にこれだけインパクトを与えるのだから、昔の子供向け物語の作家は偉かったんだなあ。

それから、鎌倉時代に興味を持って、源頼朝様を好きになったのは中学生かな、もっとあとかな。

いや、日本の歴史っておもしろいですね。

講談社メチエ『籤引き将軍・足利義教』が自宅でツンドクになっているのは知っている。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

February 14, 2011

リバイバル!超新星

阪大が米核兵器研究所で共同研究へ 超新星爆発を再現 2011年2月13日

 核兵器の維持管理を主目的に設立された米国の研究施設で、大阪大が来年にも共同研究を始める。世界一とされる強力なレーザーを使い、恒星が燃え尽きた最期に起きる「超新星爆発」を地上で再現し、しくみの解明に役立てる。

 恒星の内部では、水素やヘリウムなどの軽い元素が融合して重い元素がつくられる「核融合」が起きている。星の最期には、重い元素が重力で収縮して超新星爆発が起きる。阪大の研究は、爆発の際に衝撃波や宇宙線が発生するしくみを、レーザーによって再現して確かめる。

 エネルギー省の核兵器研究所「ローレンス・リバモア国立研究所」にある「国立点火施設」(NIF)が昨年、基礎物理の共同実験を国際公募。阪大の1件を含む12件が採択された。

 NIFはラグビー場ほどの大きさの実験施設に192本のレーザーを備え、光を一点に集中させて水素などに照射して核融合を起こし(点火)、水爆と同じ状態を人為的に作り出すのが主目的で、約4千億円をかけて2009年に完成した。

CRENの実験の1つに暗黒物質を創出するというのがあります。これも、暗黒物質を見つけだして観測するより、実際に作ってみれば、宇宙の創生が解明できるという算段です。

やっぱり軍事目的でないとできないですよね、こげなこと。4000億円なんて、既存研究なんかにかけてられないっすよ。軍事研究はこういう良い面?もあるのですね。

こないだ暗黒物質の講義を聴いてきました。それはまた別に書きます。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

February 13, 2011

連続テラヘルツ電磁波発生装置及び方法

Twitterで面白いものが回ってきました。

「仮想実験」で特許が成立、最新シミュレーション技術の威力
日経新聞2010/11/5 7:00

コンピューターを使って新しい化学物質の分子構造を設計する技術は、すでに大学や研究機関で広く使われている。ところがハードウエアとソフトウエア進化はとどまることを知らず、ついに電磁波発生や電子消滅、磁性発現など複雑な物理現象までシミュレーション(模擬実験)に成功。仮想世界の計算だけで特許が成立する時代に入った。 初めて成立したスパコン特許  「理論計算の結果だけで特許が成立した例は過去に聞いたことがない。シミュレーションの価値が高い評価を得た」と海洋研究開発機構(JAMSTEC)の渡辺国彦・地球シミュレータセンター長は興奮気味に語る。7月30日、財団法人の高度情報科学技術研究機構(RIST)の飯塚幹夫主任研究員らが2004年3月に出願した特許が成立した。

別にそんなに大騒ぎするもんとは思えないのですが。まあ、見てみましょう。

【特許番号】特許第4558350号(P4558350)
【登録日】平成22年7月30日(2010.7.30)
【発明の名称】連続テラヘルツ電磁波発生装置及び方法
【出願番号】特願2004-57788(P2004-57788)
【出願日】平成16年3月2日(2004.3.2)
【特許権者】財団法人高度情報科学技術研究機構
【発明者】飯塚 幹夫、中村 寿、手島 正吾、南 一生
2005-251863
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
 本発明は、容易に周波数が可変で、コヒーレントな周波数特性を持ち且つ放射強度の強いテラヘルツ電磁波を連続的に発生することが可能な連続テラヘルツ電磁波発生装置及び発生方法に関する。
【背景技術】
 テラヘルツ電磁波は、光波とミリ波電磁波の間の未開拓領域つまり0.1THz~10THzの領域にあり、未利用の電波の周波数帯であって、高い透過性を有し、しかも物体を細かく見ることのできるサブミリの微細波長を有し、さらに様々な生体分子等の励起振動数帯にある。その結果、テラヘルツ電磁波と生体分子等が相互作用すると、生体分子等が活性化され、化学反応を起こしたり光を発生したりする。
 これまで、連続的なテラヘルツ電磁波の発生装置としては、ピコ秒以下のキャリヤ寿命を有する低温成長GaAs薄膜における光伝導効果を用いて、2つのレーザー光の光混合を行う光混合法を利用するもの、量子井戸構造サブバンド間光学線遷移をベースにした量子カスケードレーザ、ジョセフソン結合を複数電気回路で結合したジョセフソン結合アレイ装置(非特許文献3参照)、準粒子注入による非平衡超伝導体からのテラヘルツ電磁波生装置(非特許文献4)がある。
【発明が解決しようとする課題】
 しかしながら、従来の連続テラヘルツ電磁波発生装置には、次のような問題があった。連続テラヘルツ電磁波発生装置を種々の分野において有効に利用するためには、連続テラヘルツ電磁波の周波数を広い範囲にわたって連続的且つ容易に変更することができること、コヒーレントな周波数特性を有し且つミリワット級の強い放射強度を持つ連続テラヘルツ電磁波を生成できること、及び、連続テラヘルツ波発生装置が小型であることが必要である。しかしながら、上記の光混合法では、周波数が高くなると急速に出力が低下し、1THzで出力が100nW程度と非常に弱い。また、量子カスケードレーザは出力は強いが装置ごとに周波数が固定されており、2THz以下では放射強度が急速に低下する。しかも、光混合法や量子カスケードレーザはレーザーのための光学系部分が必要なため、小型化が困難であるという問題がある。
 また、ジョセフソン結合アレイ装置は放射強度の大きいテラへルツ電磁波を放射することができるが、原理的に周波数の上限は1THz以下である。さらに、準粒子注入による非平衡超伝導からテラヘルツ電磁波を生成するのでは、生成されるテラヘルツ電磁波の出力が非常に小さい。
 そこで、本発明は、上記に鑑み、従来の連続テラヘルツ電磁波発生装置の持つ問題点を解決するために提案されたものであって、本発明の目的は、容易に周波数が可変で、コヒーレントな周波数特性を持つ放射強度の強い連続テラヘルツ電磁波を生成することが可能な連続テラヘルツ電磁波発生装置及び発生方法を提供することを目的とする。

(6)テラヘルツ電磁波発生装置
図2は、(1)~(5)で述べたジョセフソンプラズマの励起、放射条件及び放射取り出し方法に基づいて作成した、本発明に係る連続テラヘルツ電磁波発生装置Gの構成を概略的に示している。連続テラヘルツ電磁波発生装置Gにおいて、高温超伝導体1はab面に平行に設けられた対向する一対の電極11、11´の間に挟まれて保持され、電極11、11´に直流電流源12が給電ワイア13を介して接続される。電極11、11´としては、金や高温超伝導体を用いることができる。これにより直流電流源12から給電ワイア13を介して高温超伝導体1のc軸方向(図1)に一定の直流電流(図1の外部直流電流2)が流される。また、高温超伝導体1を挟むように、永久磁石や超伝導磁石等の一対の外部磁場付加装置14、14´が設けられ、高温超伝導体1のab面に平行に一定の外部磁場(図1の外部磁場3)が付加される。
【0029】
さらに、高温超伝導体1から外部へ連続的にテラヘルツ電磁波が放射される方向に、誘電体等から作られた導波管やレンズ等により構成されるテラヘルツ波誘導装置15を設置し、高温超伝導体1から放射されるテラヘルツ電磁波を外部へ誘導する。高温超伝導体1、電極13、13´及び外部磁場付加装置14、14´は、これらを臨界温度Tc以下に保持するために、冷却装置16の内部に配置される。

P4558350

これ別にシミュレーションの特許じゃないんじゃない?ってか、別に実際に作動しなくても仮想実験で結果が出れば特許性は満たしますね。

量子コンピュータも実際に稼働していなくても特許査定になっているし。

いやー、なんでこの記事書いただろう。記者は研究機構の人とお友達なのかな。引用する図も違っている。それは従前の話なんだが。

物理のお勉強にはなる明細書ですね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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February 11, 2011

テレビ特許侵害:ソニーvs韓国LG電子

bloomberg.co.jpより

ソニー:韓国LG電子を新たに提訴−テレビ特許侵害と主張
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2月9日(ブルームバーグ):ソニーは9日、韓国のLG電子が液晶表示装置(LCD)テレビとモニターで計8種類の特許を侵害しているとし、米カリフォルニア州ロサンゼルスの連邦地裁に新たな訴訟を起こした。

ソニーは2件の訴えで、それぞれ4種類の特許に言及。LG電子の「32LD350 LCDテレビ」と「E2360V LCDモニター」で特許侵害があると主張している。 LG電子は今月4日、ソニーの液晶テレビ「ブラビア」と家庭用ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」に特許侵害があるとし、米国での販売差し止めを求め米国際貿易委員会(ITC)に2件の訴訟を起こしている。
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ソニンちゃん、反撃に回りましたね。しかし、LG電子、随分訴訟好きだなあ。誰か有力な仕掛け人いるのかなあ。

テレビ、表示装置はアマサイの大好きな技術分野なので、明細書をじっくり読みたいですね。

訴訟内容?そんなの知らん(^_^;)。どうせクレーム文言の言葉遊びだし、弁護士じゃないし。

他社の訴訟は面白がるべし。

追記:そう言えば1月にもソニー訴訟起こしていますね。なんでしょうね、この因縁の対決みたいな様相は。
ソニー対LG/アマサイブログ

エレクトロニクス産業が大きな過渡期を迎えたということかな。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

February 10, 2011

社会人の英語学習本

薬剤師のお友達に、英語はどうやって勉強すればいいか聞かれたので音読と多読を教えてあげました。彼女の勤め先は研究機関の一種?みたい感じでで医学博士と外国の研究者との交流があるみたいで、そのときに少しはしゃべりたいという趣旨のようです。私の英語用途と似ているので、いつも使っている書籍をメールしました。

1)ポール・ビソネット『相手を必ず動かす英文メールの書き方』アルク
 普通の文例集ではなく、責任を追及する場合、締め切りを守らせるなど、メールというより一種の交渉術のような本です。そのまま使わないでも、彼らの思考を理解するのに役立ちます。一押しです。もっと、基本的なものが必要であれば適宜選んでください。『説得できる英文Eメール200の鉄則』日経BP社もいいです。

2)『ライフサイエンス文例で身につける英単語・英熟語』羊土社
 論文での文例を文法のカテゴリごとに列挙したものです。放送大学院で生物学を勉強し始めたので、バイオ英語になれるため買いました。本書にある宛先にメールすれば音声ファイルがダウンロードできます。

3)渡辺純子/和男『英語で学ぶ生物学』コロナ社
 米国の大学1年生向け生物教科書の抜粋です。健康、食物、公害、医学など多岐に渡っています。多読、音読向けに。

4)Z会出版『速読英単語』入門編、必修編、上級編、『リンガメタリカ』
 文章ごと単語を覚えようという趣旨のシリーズで、見開きで右側に1、2パラグラフの英文が載っています。別売りのCDがあります。中を見て自分が容易にわかるものを選んでください。音読用に使用していました。社会人が話すことは何か説明するということが多いので、英会話より大学入試の簡単な論説文を口慣らしした方が良いと思います。

5)ペンギンリーダーズ、洋販ラダーリーダー
 サイドリーダーのシリーズです。CDが添付してあるのもあります。多読用ですが、Z会のものが、受験くさくていやなようであればこれらを音読用にしてください。

6)その他
 音読用の教本+CDというのも出ています。初心者向け会話が多いのであまりおもしろくないかと。社会人には飽きるというのが勉強の敵です。一冊全部やろうと思わないで、つまらなくなったら次の本をやるくらいでいいのです。NHKビジネス英語のテキストは月々出ていて飽きないです。CDも売ってます。「音読、多読で英語をマスターする」なる本も読んでみるとモチベーションが上がります。
てな感じです。

オイラも英語もっとがんばろうヽ( ̄▽ ̄)ノ。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

February 09, 2011

コネクトコーム

ブログ仲間の水谷治央氏(東大助教・神経生理学)の研究が2月6日の日経新聞サイエンスの欄に紹介されていました。

【脳の神経細胞、どう結合?ー巨大な回路、解読の道険し】  脳科学の研究で「コネクトトーム」という言葉がよく話題に上るようになってきたつなぐことを意味する「コネクト」からきた用語だ。ここでは脳の神経細胞(ニューロン)がどのように結合しているかを詳しく明らかにすることを指している。米国や欧州を中心に神経かいろの解読計画(コネクトトーム計画)が動き出している。
〔中略〕
 脳はこうした巨大な電子回路のようなもので、そこから様々な機能が生まれてくると考えられる。回路の全体像を解読して「地図」を作り、その情報を元にコンピュータで回路をシミュレーションすれば、脳の働きが基本的なところから理解できるかもしれないとの期待がある。ただ、この作業は言うほど簡単ではない。神経細胞やシナプスの構造が極めて小さく入り組んでおり、観察自体が難しいためだ。
〔中略〕
 神経回路の解読が成功すれば、具体的に何が明らかになるのか。水谷氏は「脳のカラム構造と呼ばれる数千個単位の神経細胞の配線図がわかるだけでも、これまで知られなかった機能が推定できる」と考える。
水谷氏とは何回かリアルで話したことがあります。そういえば、彼はこういうことをやっていたと記事を見て思い出しました。 (^^;)アマサイだめだめだなあ。

この分野は日本で少人数でやっていてもフロンティアはなかなか見えてこないようで、彼も海外進出を考えているようです。

利根川進が1987年にノーベル医学・生理学賞とった後「私の次のテーマは脳である」という一文を見たことがあります。それから20年以上経っているわけですが、まだまだわからないことがたくさんあるのですね。日本人にもこの分野でがんばってほしいです。
「ト」脳科学者がいるのは日本で脳科学が発展している証拠なんだろうか。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

February 07, 2011

海馬神経ネットワーク

池谷裕二さんの最新研究が『Science』に載るらしいですが、ネットではまだ見あたりません(先週の日経に小さく出ていました)。

池谷裕二は何を研究しているのか、何を目指しているのかの以下の項目のようです。

3.神経生理学者向け 海馬神経ネットワーク、とりわけCA3野に存在する再帰性回路の内因特性や、苔状線維や貫通線維などの外部入力の相互作用とその可塑性を研究している

 中枢神経系において、神経細胞は巨大かつ精細な「ネットワーク」を形成している。反射などの単純な運動から、思考・意識・情動といった脳の高次な活動を含めた動物の所為・行動はすべて、この神経ネットワークの活動に基づいて実行されている。こうした自明な事実があるにもかかわらず、従来の研究の多くは、ひとつひとつの神経細胞を個別に解析したり、せいぜい単シナプス伝達(つまり、わずか1ステップの神経細胞の繋がり具合)を解析する程度にとどまっており、それゆえに過去の知見は、“ネットワークから切り離された独立存在としての神経細胞”の理解を越えていない。このアプローチでは中枢神経系の挙動の全貌は解明できない。

 私の研究の目的は、この意味で、シンプルである。つまり、個々の神経細胞をネットワークの中の一員と見なし、個と全体の相対関係や相互に与えうる影響を検討し、従来は見落とされがちだった「回路素子としての神経細胞」の視点から神経系を再解釈することにある。有名な「複雑系」の例を挙げるまでもなく、“個”は集団になると予想を越えた非線形挙動を示す。私の研究によって、“総体”としてのニューロンの特性が初めて明らかになると期待している。

 上に述べた、

  神経A → 神経B → 神経C

という多シナプス経路の特殊なバージョンは、神経Aと神経Cが同一の場合である。つまり、

  神経A ←→ 神経B

という「再帰的」な結合モティーフである。こうした反回性回路では単純フィードフォワード回路とは異なる挙動を示すことが理論的には示されているが、実験的な証拠はまだほとんどない。海馬CA3野は脳でもっとも高密度な反回路を含んでいる領域であり、再帰型ネットワークのよい標本となる。


『“総体”としてのニューロンの特性が初めて明らかになる』の序章ですかね。後で、新聞記事をアップしておきます。

池谷さんは素晴らしい研究者ですね。本業は着実に成果を出しているし、科学啓蒙活動にも熱心です。どっかのクオおじとは大違い。

全ての科学者に彼のような思想と行動を求めるのは無理ですが、少なくとも市民にもベクトルを向けている知らしめてほしいです。

結局は、本業の研究の後押しになり、何かクリティカルな問題(生命倫理とか)に直面したときも市民は彼の話に耳を傾けるでしょうから。

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February 04, 2011

ゴルフクラブ

横浜ゴム、ゴルフクラブの特許侵害訴訟で勝訴確定

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、ヨネックス株式会社(社長:米山 勉)が販売していたゴルフクラブの7モデルが、横浜ゴムが保有する日本特許第3725481号「名称:中空ゴルフクラブヘッド」を侵害したとして損害賠償などを求めて提訴し、昨年5月27日に知的財産高等裁判所の控訴審において、当社の主張を認める勝訴判決が下された。その後、ヨネックス社はこれを不服として最高裁判所へ上告受理申立てを行っていたが、今年1月13日に不受理決定が下された。これにより、横浜ゴムの勝訴が確定した。

特許侵害が認められたのは、中空ゴルフクラブにおける金属部材とカーボン繊維強化プラスチック(CFRP)部材の接合方法に関する特許。横浜ゴムは2003年12月に発売したDUOドライバーの基礎技術として、金属とCFRP をより強力に接合するために金属部材に複数の貫通穴を設け、それらの貫通穴にCFRP部材を通して接着する方法に関して特許を取得しており、ヨネックス社のクラブはこの特許を侵害したと判断された。

■特許第3725481号
【登録日】平成17年9月30日
【発明の名称】中空ゴルフクラブヘッド
【出願日】平成14年1月11日
【公開番号】特開2003-205055
【特許権者】横浜ゴム株式会社
【請求項1 】
 金属製の外殻部材と繊維強化プラスチック製の外殻部材とを接合して中空構造のヘッド本体を構成した中空ゴルフクラブヘッドであって、前記金属製の外殻部材の接合部に前記繊維強化プラスチック製の外殻部材の接合部を接着すると共に、前記金属製の外殻部材の接合部に貫通穴を設け、該貫通穴を介して繊維強化プラスチック製の縫合材を前記金属製外殻部材の前記繊維強化プラスチック製外殻部材との接着界面側とその【反対】面側とに通して前記繊維強化プラスチック製の外殻部材と前記金属製の外殻部材とを結合したことを特徴とする中空ゴルフクラブヘッド。

Golfball

こういう類ものは、高度な専門知識がいらないので特許を勉強する上で教材になります。【反対】というとこが特許査定前に変更したとこですね。この分野よく知らないので、どのゴルフクラブもこういう風になってんじゃね?と思わないこともないんですが。

なかなかきわどいとこ、狭い技術領域、で商売なさっているのですね。ご苦労様です。
(-_-)」

こういう技術が特許的に面白かったりするわけである。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

February 03, 2011

iPS細胞特許、さらなる進展

iPS細胞特許、米バイオベンチャーが京大に無償譲渡
係争回避し研究に専念 2011/2/1 18:00 http://www.nikkei.com/

京都大学は1日、再生医療に使う「新型万能細胞(iPS細胞)」関連特許で、米バイオベンチャーのアイピエリアン(カリフォルニア州)と協力することで合意したと発表した。1月27日付で、アイピエリアンが保有する特許を京大に無償譲渡。アイ社と京大が保有する特許のライセンス供与を受ける。両者はヒトiPS細胞の作製特許で優先権を主張していたが、共同歩調をとることで、京大が米国などで出願した特許の成立に大きく前進した。

 iPS細胞は皮膚などの細胞から作れ、あらゆる細胞や組織に成長する能力を持つ。京大の山中伸弥教授が世界で初めて作製に成功。4つか3つの遺伝子を組み込んで作製する技術などで出願。4つの遺伝子を使う技術については国内などで特許が成立している。しかし、ヒトiPS細胞については独医薬大手バイエルが3つの遺伝子で作製する方法を発明、譲渡を受けたアイ社が米英などに特許出願していた。

 両者の特許はほぼ同様の内容で、米特許商標庁はどちらに優先権があるかを審判する方向で手続きを進めていた。その場合、数億円の弁護士費用が必要なうえ、結論が出るまでに2年ほどかかるとされる。iPS特許のライセンスビジネスはまだ小規模なので、アイ社は係争を維持するメリットが薄いと判断したものとみられる。


ニュース見てなかったので、今更何iPSで騒いでるのかなと思いました。そういうことだったのねん。弁理士会の月刊誌『パテント』ではiPS細胞の詳細なパテントマップっぽいもの?が発表されました。特許の数としては大きなものではないですが、特許を利用してマーケットを席巻したということで注目されていると思います。

バイオは特許で勝つ、みたいな方向になってくれるといいと思います。

明細書は内部で書いているみたいなんであまり事務所には落ちてこないらしいですが。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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February 02, 2011

書談:『魔将軍−くじ引き将軍 足利義教の生涯』

書談:『魔将軍−くじ引き将軍 足利義教の生涯』
■『魔将軍−くじ引き将軍 足利義教の生涯』
著者:岡田 秀文 著
出版:双葉文庫
発行:2009年06月

昨年買いましたが、ほっぽっといて先日やっと読み切りました。

義教の記した一般書はあまりありません。井沢元彦の『逆説の日本史』くらいですかね。

世間評は悪いてすが、本書では正義の人たと感じました。なんとか規律ある世の中にしたいと。信長が彼を手本としたいう話も聞したことがあります。家臣に殺されるという同じ運命を辿りましたね。

わからない時代なので退屈な面もありましたが、読了感はひとしおてす。


この時代の続きてある永井路子の『銀の館を読み始めました。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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February 01, 2011

ポメラ

ポメラ
ポメラくんです。

Twitter仲間のMさんに安く譲っていただきました。ありがとうぉ(^O^)/

アマサイは、ミニマシン好きで古くはOASYSポケット、東芝Libretto、モバイルギアと常にちびっ子がそばにいたのであります。

その後はめぼしいマシンは見あたらず過ごしてきました。

ポメラを見たとき、おお、友よ、ひさしふりじゃあのう、という気持ちでした。しかし、無い袖はふれず、他に必要なものもありましたし。

これからはこの子と一緒に生きていくのてありますよ( ̄▽ ̄)v。

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