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February 16, 2011

書談:『二人の天魔王‐信長の真実‐』

書談:『二人の天魔王‐信長の真実‐』
■『二人の天魔王‐信長の真実‐』
著者:明石 散人
出版:講談社文庫
発行:1995年09月
価格:620円(590円+税)

当然先日読んだ『魔将軍』の影響で読み始めました。

明石さんは、恐らく足利義教の本を書きたかったのでしょう。しかし、それでは売れませんからね、人気のある信長と抱き合わせにしたんですな。

一貫していることは、信長は義教を尊敬しまねようと思ったが、その優柔不断な性格故、成功しなかった、ということです。

なかなか興味深い言説は、

・光秀は天下人になるため、将軍義昭を捨て信長に着いた。信長暗殺の機会をずっと狙っていた。

・光秀の信長暗殺は非常に計画的である。けっして「変」と呼ぶようなものではなく「本能寺の戦い」というべき大きなものである。

・光秀が信長を打っていなかったら確実に秀吉あるいは家康が殺害していた。

・信長が狙っていたのは、天皇と血縁になることである、平清盛のような位置である。

・皇族・貴族はこれを察知し警戒したので、信長の意向をかわしている。

・故に光秀の行為もこれら京都人のバックを得ていたのではないかとも考えられる。

・信長人気は戦後のことである。侵略戦争の反省から、海外進出したことのない信長の再研究が行われた。

・信長は非常に(既成宗教)信仰深い。

な、感じ。

信長の戦下手はいろんな本に載っているし。

考えてみれば、アマサイが歴史好きになったは小学校のとき、信長伝の小冊子を読んでからだな。なんとダイナミックな人生なんだろうと思った。戦国時代だしね。歴史に無知な子供にこれだけインパクトを与えるのだから、昔の子供向け物語の作家は偉かったんだなあ。

それから、鎌倉時代に興味を持って、源頼朝様を好きになったのは中学生かな、もっとあとかな。

いや、日本の歴史っておもしろいですね。

講談社メチエ『籤引き将軍・足利義教』が自宅でツンドクになっているのは知っている。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

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