無料ブログはココログ

« February 2011 | Main | April 2011 »

March 30, 2011

すざくもがんばってるね!(b^ー°)

「すざく」銀河団外縁部の物質の分布を明らかに
【2011年3月28日 ISAS/JAXA】

日本のX線観測衛星「すざく」によるペルセウス座銀河団の観測で、銀河団のサイズや重さなどを詳細に調べ、銀河団外縁部の物質の分布を初めて明らかにした。

今回「すざく」が観測したペルセウス座銀河団は2.5億光年離れたところにあり、わたしたちがいる銀河系の外にある銀河団としては最も明るいため、銀河団の詳細な研究に非常に適している。しかし「すざく」による研究の前までは、銀河団のガスの性質に関する研究は銀河団の中でも特に明るい中心部分の観測に限られており、外縁部の観測はほとんど行われてこなかった。中心部分以外について調べるため、「すざく」は2009年から複数回にわたって観測を行い、ペルセウス座銀河団の中心から東と北東の方向の2方向に対して900万光年という非常に広い領域でのX線強度を測定しマッピングを行った。この結果、ペルセウス座銀河団の大きさは直径が1160万光年にもなり、質量は太陽の660兆倍で銀河系の1000倍程度とわかった。

ペルセウス座銀河団の2方向についてX線での観測データ。赤い部分がX線で明るく、青い部分が暗いことを示す。波線はビリアル半径と呼ばれ銀河団の端から端までの距離を示す。ここでは直径1160万光年。

Perseus_s

はやぶさブームで、JAXAの実績はあれしかないように思われていますが、ほかの子もがんばってています。
その中でも「すざく」は成長株です。

物理帝國主義者には、こげな観測がそそられるのですが、発光してウルトラマン怪獣のように爆発でもしないと世間の注目は浴びないですかね。

それぞれ適した観測があるのですが。

すざくは仕分け対象にしないでください!人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ>◆

March 29, 2011

Nokia vs りんごちゃん、仮決定

NokiaとAppleの特許係争、ITCがNokiaの訴え退ける仮決定 2011/03/28

フィンランドのNokiaが、米Appleに特許を侵害されたとして訴えていた係争で、米国際貿易委員会(ITC)は2011年3月25日、Apple側に特許侵害の事実はないとする仮決定を下した。委員会では今後この判断について再調査し、8月31日までに最終決定を下す。複数の海外メディアが3月26日に伝えた。

 Nokiaは公式声明を出していないが、米Bloombergは25日付の電子版で、Nokiaの広報担当者が「仮決定の内容には同意しない。詳細を確認して次の行動について決定する」とコメントしたと伝えている。

英Reutersによると、このITCへの訴えでNokiaが問題としていたのは「iPhone 3GS」と「iPod nano」。だが、両者は広い範囲にわたる製品や技術に関して法廷闘争を繰り広げている。

仮決定ってどのくらいの効力を持つのかアマサイわかりませんが、追っていた事件なので備忘録的に。

発端はこっち。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20101217/355343/?ST=management

 Nokiaが問題としているのは、タッチスクリーンのユーザーインタフェース(UI)、アプリケーションストア、アンテナ設計に関する特許。「初代iPhone登場の10年以上前に出願した」としている。英国の高等法院で4件、ドイツのデュッセルドルフとマンハイムの地方裁判所ではそれぞれ7件と5件、オランダのハーグの地方裁判所には2件の特許について訴えを起こした。

まあ、Nokiaとしては欧州は自分の「領土」って観念があるのでしょうね。そりゃ、許せんわなw。

これ、対象特許ピックアップしたかな?来週にはインターネット復帰するんで調べてみましょう。


どっちもがんばルンバ。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ>◆

March 28, 2011

電子化戦争

書籍デジタル化:グーグル問題 グーグルと作家の和解案を認めず--NY連邦地裁

 【ニューヨーク共同】米インターネット検索大手グーグルによる絶版本などの電子化をめぐる訴訟で、ニューヨーク連邦地裁は22日、グーグルと原告の作家や出版社側との和解案を認めない決定を下した。数百万点を超える書籍の電子化がさらに延びることになった。

 地裁は、電子書籍の販売権などをグーグルに認めた和解案が「著作権者の許可なく書籍を利用できる相当な権利をグーグルに与えた」として「行き過ぎ」と判断。米アマゾン・コムなど同業他社に比べ、競争上著しく有利になるとも指摘した。

 その上で、著作権者が反対しなければ無許諾でもグーグル側が自動的に著作物を電子化できるとする和解案を、権利者が同意した場合のみ電子化できる方法に変更するよう促した。

そんなのダメに決まってるでしょう、という気がします。
絶版本を足がかりにして電子化の促進を狙った一里塚が見え見え。
ネット会社は著作権を軽く見ている。
日本の某SNSもそんな感じですね。
「うちのサイトに書き込まれたのだからうちのもん」と考えているようです。
子供の描いたお絵かきにも彼らの著作権、著作人格権が発生しているのです。
他者の権利を尊重しない者は滅びます。

しかし、その人間だれもが所有できる権利が危ない状況にあることを危惧しています。

マシンと人間力との戦いの火蓋が切っておとされた。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ>◆

March 25, 2011

書談:永井路子『乱紋』

110319_164701


■『乱紋』上下
著者:永井 路子
出版:文春文庫
発行:1979年8月
価格:各700円
-------------------------
大河ドラマで『江ー姫たちの戦国』を放映しなかったら手にとりませんでした。文春も品切れ絶版状態で、去年新装版を出したくらいでしょう。

日本史好きのアマサイも、お市の三番目の娘…ああ、秀忠の正室?平々凡々の人生だよね、としか思っていなかった。長女淀殿の人生が波瀾万丈すぎるから、、、いや違ったんだよ、末っ子の江の方がもっとすごいじゃん。いやいや、日々勉強ですな。

大河の田渕久美子版・江とはまったく違います(どう考えても永井版が史実に沿っている)。テレビは「のだめ」みたいなチャキチャキ娘じゃないといかんでしょう。そして、こちらは、義父・柴田勝家と実母・お市はすでにこの世にいません。これは永井氏が『流星』でお市の方の人生を書いているせいでしょう。三人とも秀吉の加護の元にいます。すべて江の待女おちかの目線で語られます。

なぜか末娘の江が一番先に嫁入りします。これは、秀吉が、お市の生き写しの茶々目当で、順次娘たちを追い出し、自分のものにするためといわれています。江は一度目は、尾張大野の大名・佐治与九郎一成、二度目は、秀吉の甥・小吉秀勝に嫁ぎます。そして、一度目は、秀吉と佐治とのパワーバランスが崩れ、佐治の領土が没収され出戻り、二度目は、秀勝の戦死によって夫婦生活が終焉します。おちかは、どんな運命に出会っても淡々と行動する江に落胆します。姫様がどこか鈍いのでは、。しかし、次第にそれは江の底知れぬ度量、今風にいうならば鈍感力に驚嘆します。江はなにも感じない知恵のない女性ではなく、何事も受け入れ怯まない強い女性であったのです。

それは心身共に頑丈、どんな状況でも多産そてしまう(?)生理にもあったやもしれまません。秀忠との間に三男五女を生むのです。

その上、徳川史上、正室から生まれた将軍は家光一人、正式な将軍の母は江しかなれなかった事実(あとは側室から生まれている)。それだけでも計り知れないものを持っています。

江なくしては、江戸幕府260年の歴史はなしえなかったかも。田渕氏がインタビューで答えていましたが、何故これほどまでの女性が今まで脚光を浴びなかったか、全く不思議です。本書『乱紋』の文庫化の後80年代に「お江ブーム」があってもよさそうなものです。

だが、しかし、21世紀も10年目になり、やっとお江の生き方を受け入れられる成熟した世のかなになったのかなとしなくもないです。

今読まなくては損をする一書でありますな。

おかげ様で本を読む時間はあります。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ>◆

March 24, 2011

地震予測

日本以外は普通に産業・経済が動いています。故にアマサイの好物知財裁判も行われています。もう少し落ち着いたらみてみます(まだインターネットに自由に繋げる環境にないのです)。

ダイアモンド社【これからの地震研究は先史時代まで本格的にさかのぼる必要がある 米国の地球物理学者が緊急提言】
http://diamond.jp/articles/-/11556
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
――震源域がこれほどまで広範囲におよぶ超巨大地震が、東日本を襲うことを予想していたか。
 マグニチュード(M)の大きさといい(M9.0)、今回の東日本大地震は、率直に言って、われわれ地震予知にかかわる研究者の想定を超える地震だった。1933年の昭和三陸地震以降、福島、宮城、岩手付近ではM7レベルの地震がたびたび起きているが、今回は(岩手県沖から茨城県沖の南北約500キロ、東西約200キロにおよぶ)広範な震源域で大規模な地震が連動して起こったとみられる。まさに、1000年に1度の大地震といっていい。


――スマトラ沖、中国、チリ、ニュージーランドと近年大地震が相次いでいるが、これらは関連しているのか。
 地球科学者のあいだでは、関連はないというのが大方の見方になっている。チリと日本との間に、直接的な応力の伝達があるとは思われない。だが、一部の研究者からは、地震波は遠距離にわたって伝達されるという見解も示されている。少数派の意見だが、こうなると、無視すべきではないだろう。


――今回は地震自体よりも津波による被害が甚大だった。
 岩手県釜石市のあたりを船から視察したことがあるが、津波防御壁や津波ゲートが設けられていたものの、1896年(明治三陸地震)、1933年(昭和三陸地震)の津波で被害にあった同じ地域に建造物が建てられていたのを覚えている。
 防御壁を信頼してまったく同じ被災地に住居やビルを建てていたわけだ。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
地震研究は日本のお家芸と思っていましたが、外国との共同研究も知りたいですね、こうなってくると。地震はあっても震災の小さい世界になってほしいです。


耐震性の原発って可能なのだろうか。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

March 20, 2011

市谷柳町試衛館

昨日、近所の人に聞いたのですが、新宿区に新撰組の足跡があるそうです。

Wikiより一部編集
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
試衛館(しえいかん)は、江戸時代末期に江戸市中にあった、天然理心流剣術の道場である。

名称の根拠は、小島鹿之助が明治6年に記した『両雄士伝』の近藤周斎の割注に「構場(号試衛)江都市谷柳街…」とあるのみで、同時代の記録に試衛館の三文字が記述された史料はない。

天保10年(1839)、近藤勇の養父である天然理心流3代目近藤周助(?-1867)が創設した。文久元年(1861)、4代目を勇(1834-1868)が継ぐが、勇の上洛により、佐藤彦五郎(1827-1902)と幕臣寺尾安次郎が留守を預かり、慶応3年(1867)まで存続した。

この道場には、既にのちの新選組の中核をなすメンバーが顔を連ねており、門弟として土方歳三、沖田総司、井上源三郎、山南敬助がいた。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

大江戸線牛込柳町駅のそばだそうで早速いってみます。別に新撰組ファンではないのですが( ̄▽ ̄;)。

これを機に市ヶ谷で「新撰組サミット」なるものが開かれるそうです。

やるなあ、新宿区(^_^)。

March 16, 2011

宇宙より地球をもっと理解したい…

宇宙より地球をもっと理解したい…
丁度先週でしたね。その3日後にあんな世界になってしまうなんて…

【東京大学国際高等研究所設立記念一般講演会「宇宙はどこまでわかったか?」】
東京大学国際高等研究所設立記念一般講演会
http://www.ipmu.jp/ja/node/962
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
■村山 斉(東京大学国際高等研究所数物連携宇宙研究機構長)
■David J Gross(2004年ノーベル物理学賞受賞、カリフォルニア大学サンタバーバラ校カブリ理論物理学研究所長)
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
安田講堂ってなかなか入れないそうなんですね。そういえばテレビでしか見たことないです。

村山先生の話は例示が豊富で面白かったです。

例えば「暗黒物質に関しては、秀吉型、家康型があります。鳴かせてみようホトトギスとばかり暗黒物質を作ろうとする研究者、鳴くまで待とうホトトギスつまり観測機の精度上げる研究者」とかです。

また村山先生を追っかける若い女性達がいるとか(^_^;)。

グロス先生のも前半は通訳無しでもわかるほど理解できました。

こういう催しもっとやってほしいです。

野尻美保子先生が関連した説明をブログにまとめていらっしゃいます。


『実験で見えないってどういうことか』
http://mblog.excite.co.jp/user/nojirimiho/entry/detail/?id=13092304

March 15, 2011

デジカメプロジェクト

まあ、あんまりブログを更新する気もないんですが。正常な生活に自分をもっていくためにも、何か書くようにします。
ニュースもなんだか、地震関係ばかりらしいです、よく見てないけど。地震が起こった日に更新されたTech-onの『プロジェクトX』は少し元気がでいます。

家電・PC連載目次へ三洋電機「Xacti」の開発
第5回:このデザインでなければ商品化する意味がない(上) 

「これは無理だ」─。

 高橋聖夫は,「ラベンダー」のグリップ型デザインを見た瞬間,そう直感した。ラベンダーとは,三洋電機の動画デジカメ「Xacti DMX-C1」の開発名である。その回路設計を任されたのが,高橋(現・デジタルシステムカンパニー DI事業部 設計一部 回路設計課 担当課長)だった。

 まず,レンズ部とグリップ部を斜めに配置した拳銃のような形状が問題だった。筐体内部にデッド・スペースが生じやすく,長方形の一般的なデジタル・カメラに比べて実装密度を高めにくい。しかも,液晶モニターは2軸のヒンジで折り畳む構造である。その分,メイン基板を搭載する本体側の空間は削られてしまう。そこに発熱量の大きいMPEG-4チップを載せることは,かなり困難と思われた。

 この無謀なデザインを考案したのは,カンパニー・トップが推進する横断化プロジェクトのチームである。このプロジェクトでは,自由な発想を阻害しないように,チームから回路設計者を外したという経緯があった。自分の知らないところで作られたデザインを突然押し付けられた高橋に,反感がなかったと言えばウソになる。

 高橋は,感情を排して問題点を具体的に示すため,CADを使って筐体内部に部品を仮配置した図を作成した。図面を見れば,無理は明白だった。メイン基板やCCD基板,液晶モニター,ヒンジ,Liイオン2次電池といった主要部品が,すべて筐体からはみ出していたからである。特に,メイン基板は筐体から 20mmも飛び出していた。高橋はこの図面を携えて,横断化プロジェクト・チームのリーダーである重田喜孝(現・マーケティング本部 アドバンストデザインセンター デジタルシステムデザイン部 部長)に直談判に行く。デザイン変更を要請するためである。

ガンタイプは某業界(^^)では、かなり周知なんですが、デジカメでもそうなんですね。やはりあのグリップ型が人間の本能に響くんでしょうか。

おお!そして、電子機器の定番課題省スペース化と熱放出。これがなければ、筐体デザインほど楽しいものはないです。いや、技術者としてはあるから、楽しいか。デジカメ、携帯電話は現代の産業デザインのモデルですね。これ以降の章もかなり面白いです。

まあ、ぼちぼちやっていきましょう。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

March 12, 2011

生存確認

アマサイは元気です。自宅にいたのですが、木造アパートのため余震がマジ半端ないです。

昨日のうちに母のとこに移動しました。区内なので歩いていこうとしたら丁度バスが来ました。

耐震構造マンションなので心安らかに過ごしています。

みなさん、大丈夫ですか。

March 10, 2011

ひこにゃん

「ひこにゃん」原作者ら提訴へ 彦根市「類似グッズ混同許せない」
2011年3月9日 20時59分

 滋賀県彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」に類似したイラスト作成やグッズを製造するのは、商標権や著作権を侵害しているとして、市は原作者や業者らに計4900万円の損害賠償と製造・販売の差し止めを求める訴訟を大阪地裁に起こす方針を固めた。22日の定例会に関連議案を提出する。

 彦根市によると、訴える相手は、ひこにゃんの原作者で、類似するキャラクター「ひこねのよいにゃんこ」の作家(大阪市)と、作家が所属するデザイン会社のほか、彦根市や大津市、大阪府、東京都のグッズ製造販売の4業者。獅山向洋市長は「ひこにゃんが類似グッズと混同されるのを許しておけない」と話している。


この市長、当初から著作権とか著作人格権とかまったく無視して感があるよね。裁判の結果が事実だからこの件はなんとも言えないけど。
(今までの判決追跡までしてないから、そこらへんのつっこみはご遠慮願います)
市がお金を出したんだから、市のものに決まっている、と考えているようだ。

てか、自分が金出したように錯覚しているのではないか。キャラクターもんはイメージ(コンセプト)が命なのだ。こんな係争はひこにゃんは喜ばないと思うよ。

イメージと言えば、リラックマパチンコですね。
契約上問題はないそうなんだが、そういう問題じゃないよね。
(こういうこと言うのは知財人としては問題なのかもしれない)
キャラクタの劣化をしているってわからんかね、SAN-X。

キャラクタを創作した人に対する尊敬ないとコンテンツ産業は成立しないよ。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

March 09, 2011

ジレンマは終わらない。

日エレのいつものセミナー宣伝用前フリです。

「日本のシステムLSI産業の開国を目指す」,GSA役員に就任した東芝専務の齋藤昇三氏に聞いた

問  ファブレス・メーカーが数多く加盟するGSAの役員に就任した経緯・理由を教えてください。 齋藤氏  東芝は,システムLSI,特にロジックLSI事業について,構造改革を進める中で,ファブライト化という明確な方針を2010年末に発表しました。その趣旨は,こういうことです。ロジックLSI事業については,もはやこれまでのような垂直統合型の体制では進められない。かといって,まったくの水平分業型を採るのは難しいので,垂直と水平がクロスしたような事業体を目指そうとしていることです。こうした方針を採る我々にとって,GSAという組織との関わりは大きなメリットがあります。さまざまな水平分業型の企業とのフランクなコミュニケーションの機会が得られるからです。今回,私がGSAの役員に就任したのは,先ほど説明しました通り,東芝自身が変わってきたことがまずあります。それとは別に,私が個人的にGSAのメンバーとさまざまな親交があり,そういう人達から熱心に誘われたという事情もあります。ちなみに,役員といっても,私はGSAから給料は一切もらっていません(笑)。


問  東芝が目指す垂直と水平をクロスした事業体というのは,同じくファブライト化を標榜する他社と何か違いがありますか。
齋藤氏  我々の場合,ロジックLSI事業はファブライト化を進めていますが,その一方で,メモリ事業やディスクリート事業は垂直統合型の体制を採ります。その意味では,ロジックLSI事業と,メモリ・ディスクリート事業は全く違う事業スタイルになります。この両者を東芝の中でコンバインしなければならないのは,少し他社と違う点でしょうね。もっとも,メモリやディスクリート事業でも,垂直といいながら,比重は前工程にあって,後工程はアウトソースの方向を明確に打ち出しています。その意味では,後工程関係のGSAの会員企業は,東芝が既に組み立て委託などでお付き合いがある企業です。つまり,GSAとの結びつきを強化するのは,決してロジックLSI事業だけのためではなく,メモリ事業などでも生きてくるのです。

問   システムLSI事業で東芝が足りない部分は何でしょうか。
齋藤氏  システムLSIでは投資能力でしょう。LSIの設計力や,IPコアの開発力,機器メーカーのシステムを理解する力,マーケティング力などは十分あると思っています。例えば,テレビ用ICでは東芝は高い競争力があります。設計力は高いものの,製造まで込みにすると,弱くなってしまう,というのが最近の東芝のロジックLSI事業でした。

果たして組織の問題なんだろうか、という気がする。水平構造は以前に失敗している。湯之上隆氏の『日本「半導体」の敗戦』に詳しい。
アマチュアサインティスト:半導体開発のジレンマ
http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/64172/61116/59871778

一番の問題はマーケティングだと思うけど?今現在、または近い将来必要とされるもの把握しているんだろうか。

明確にははなされていないが、結局高品質にまだ拘っているのではないかと思う。

半導体開発思想そのものを変えねばいけないんだが、わかっておるのかなあ。

勿論、半導体は産業の米ですから発展してもらわないと困ります。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

March 08, 2011

イベント:スパコンで解き明かす宇宙の謎

来週以下のようなイベントがあるようです。期間中毎日講演があります。私は牧野さんのに行こうかなと思います。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
■HPCI戦略プログラム 分野5「物質と宇宙の起源と構造」一般公開イベント■
『スパコンで解き明かす宇宙の謎−いまを再現し、過去と未来を予測する−』

天文学会の会期中(3/16-19、筑波大学)に、つくば市、東京など計6カ所で同時多発的に開催します。

◆コアイベント 計算物理学講演会「スーパーコンピュータは銀河形成の夢を見るか?」
講演者:牧野淳一郎 氏(国立天文台教授)
講演要旨:スーパーコンピュータを使ったシミュレーションは、天文学・宇宙物理学の研究を進めるのに欠かすことができない。最近の大規模シミュレーションでは渦巻銀河が自然に形成・維持されるようになっており、なぜ渦巻構造ができるのかを実験的に調べられるようになった。つまり、スーパーコンピュータを用いた計算科学の発展により、今まで観測に頼ってきた天文学で「実験」が可能になったのだ。最新の研究成果を紹介すると共に、スーパーコンピュータ開発の現状、将来についても紹介する。

日時:3/16(水)18:45〜20:00
場所:筑波大学総合研究棟A110(つくば市天王台1-1-1) TX「つくば」駅→バス停「筑波大学中央」から徒歩1分
対象:天文・宇宙、スーパーコンピュータに興味のある方
定員:100名
参加:無料/事前申込不要
担当:吉戸智明(筑波大学計算科学研究センター)
主催:計算基礎科学連携拠点(代表機関 筑波大学計算科学研究センター)
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
いろんな講演会に顔を出しています。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

March 05, 2011

研究者だっていろいろなのさ~

研究者・技術者の「イチロー」や「石川遼」は出てくるか

もう題名からして気に入らない(^^;)。なぜ、この二人のアナロジーを使わなくてはいけないのか。さっぱりわかららん。

そうするとおそらく,漫画家の手塚治虫氏の作品「鉄腕アトム」に出てくる白髪で白衣の「お茶の水博士」を思い出される方が一定数おられるのではないかと思います。実際,取材でお会いすることが多い40~50代の研究者・技術者の方には,鉄腕アトムを見て今の職業を目指したという方が少なくありません。そうでなくても「研究者」と聞いて,白衣を着た,ある程度年配の白髪の研究者を思い浮かべる方は多いでしょう。お茶の水博士は今でもTVコマーシャルに出てくるぐらいですから,結構若い人でもそうしたイメージを持つ人は少なくないはずです。

それはなんというのだろう、仮想博士だね。今『博士』というのは、学位として意味とであって、職業という認識だね。あと鉄道博士とか昆虫博士、とか子供に与えられる称号だねw。

同じメディアの末席を汚している私がいうのは変なのかもしれませんが,こうした研究者・技術者に対する間違ったイメージ作りはなんとかならないのでしょうか。(中略)そうした人が感じるスリルや熱い思いをリアルタイムに紹介するメディアやテレビ番組がもっとあってよいと思います。Novoselov氏みたいなノーベル賞受賞者を基準にするとハードルが高すぎるかもしれませんが,それでも湯川秀樹氏は41歳,田中耕一氏は42歳とかなり若い時期にノーベル賞を受賞されています。ちょっとだけハードルを下げれば,注目すべき方は選ぶのに困るほどおられます。

だから日経媒体はダメなんだなあ。ってか印刷をメインとしているマスコミがダメっっていうか。前述の『博士』を研究者とか技術者と同一と思う人はいない(と思う)。そりゃ、確立した地位を気づくのは早くて40代後半、ノーベル賞という大体はお爺ちゃんが取るものと決まっている、田中氏の時は、あまりにも若いので、現場がどよめいたくらいである。

でも、近年は研究者を紹介するテレビ番組が増えたので、比較的研究者の顔がよくわかるようになった。一般、というか研究に遠いとこにいる人たちは、変な性格の勤め人風と思っているのではないかな。

もちろん,(私が?)少し冷静になって考えると,実際に若い現役の研究者・技術者を次々に紹介するにはいくつも課題があります。まず,第一線の研究内容であればあるほど,正確に理解することや,ましてやそれを分かりやすく説明することが容易ではない点。特許や企業秘密など知的財産権に関する点も課題の一つです。(中略)だからこそ,まずはマスメディア側に「お茶の水博士」のイメージ作りを見直すところから始めてほしいと思っています。

まっ、兎に角がんばれ。 野澤哲生(日経エレクトロニクス)さん、( ̄▽ ̄)v

Konstantin Novoselovさんのインタビューが元とあるからそっちを読むかのう。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

March 03, 2011

そりゃ、確かに砂上の楼閣。

オープン・イノベーションのウソ

オープン・イノベーションとは,提唱者のHenry Chesbrough氏によると「企業内部と外部のアイデアを有機的に結合させ,価値を創造すること」です。研究と開発を一体化して進め,開発品を市場に投入する従来のプロセスは持続可能ではない,との考えに基づきます。そのオープン・イノベーションの成功例としてよく挙げられるのが米P&G社。同社が出資する知財管理会社などを利用して,複数の企業の技術を活用した商品開発に成功しています。これに追随するように,昨今,多くのメーカーがこのコンセプトを標榜し,研究開発を推進していることは多くの方の知るところでしょう。

 こうした流れに西野氏は異を唱えます。これまで技術開発を軸に据えた企業の中でオープン・イノベーションの成功例はないし,今後も難しいのではないかとみます。P&G社の例に対しては「日用品レベルの開発の話で,既存の技術と技術の組み合わせで済む場合ならあり得る」と評価しますが,同じ考えが「先端技術を軸にする企業には通用しない」(西野氏)と指摘します

ウソも何も矛盾した言葉である。「海外における日本」みたいな(海外に日本的な意味を見いだすというなら成立する)。

てか、このP&Gの実例、何をオープンにしているのじゃろうね。複数会社の共同開発としか意味とれないね。

「クローズド・オープン・イノベーション」ってのもウソくさい言葉であるね。まあ、西野氏も多くの技術者が知っていること、と言っているしね。

新語を造ると、その時点で新しい概念、思想が生まれることはままある。イノベーションのジレンマとかね。あれもなんだか、誤解される言葉だね。

とにかくなんちゃらを提唱、というのは眉唾ものだということだ。

そもそも、経営学自体アマサイは信用していないんだが。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

March 01, 2011

管状細胞シート

世界初、体外で血管網付き組織を再生

 細胞シートと呼ばれる薄膜を使い、血管を持った組織を体外で作ることに、東京女子医科大先端生命医科学研究所の岡野光夫教授らが世界で初めて成功したことが26日、分かった。心臓などの大きな臓器を作る可能性を開く成果で、再生医療の普及に弾みがつきそうだ。3月1日から開かれる日本再生医療学会で発表する。

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)などを使った再生医療では、細胞単位や薄膜での移植といった方法で研究が進んでいる。細胞シートを重ね合わせた研究では、ある程度の厚みのある組織を作ることには成功していた。

 しかし、血管がなければ組織自体が生存できないという問題があった。心臓など大きな臓器や組織を移植用に体外で作るには、その内部に酸素や栄養を供給する血管網が不可欠とされている。

 岡野教授は同大の清水達也准教授、早稲田大の坂口勝久助手らと共同で、血管部分をトンネル状にくりぬいたゲル材料に、血管内皮細胞を混合した細胞シートを張り付け、立体構造を持った組織の“型”を作製。トンネルに培養液を流しながら培養すると、内部に血管ができ、厚さ0・1ミリの組織になることを確認した。


こないだプロフェッショナルでやってたのが本格的に実現化したのですね。
http://page-only-one.cocolog-nifty.com/imotora7/2011/01/post-0b38.html

素人アマサイにもスゴイ技術に思えるなあ。確かに菅にするのは難しいそうです。
次は簡便に製造できるといいのですけれど。
安くできるようになれば、多くの患者さんに使ってもらえますしね。

第10回 日本再生医療学会
http://www.aeplan.co.jp/jsrm2011/

(素人)科学者と名乗るならば医療にも目を向けないとね。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

« February 2011 | Main | April 2011 »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

更新情報

May 2017
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31