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May 31, 2011

ブルーレイディスク

ソニー関係者のみなさん、おめでとうございます。

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本年度は、発明協会47都道府県支部等から多数の推薦・応募がありましたが、これらについて全国発明表彰選考委員会専門部会の審議選考を行い、さらに去る4月14日(木)に開催いたしました全国発明表彰選考委員会において慎重に審議した結果、別添のとおり受賞者が決定しましたのでお知らせいたします。

恩賜発明賞(第1表彰区分)ブルーレイディスクの基本構造と製法の発明(特許第3241560号)

発明者:
・柏木俊行 ソニー株式会社 コアデバイス開発本部
 ストレージ・メモリ事業開発部門 次世代光メディア開発部
・古木基裕 ソニー株式会社 コアデバイス開発本部
 ライフエレクトロニクス事業開発部 統括課長
・福地祥次 元 株式会社ソニーDADC
・柳澤吉長 元 株式会社ソニーDADC
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こういうことでもないと発明者は脚光浴びませんね。

【特許請求の範囲】
【請求項1】 情報信号部を有する基板と、情報信号部の上記基板上にスピンコート法にて形成され、厚みが約0.1mmである光透過層とを有し、レーザ光が上記光透過層側から入射されることにより情報が記録又は/及び再生されることを特徴とする光学記録媒体。
【請求項2】 上記光透過層は、紫外線硬化樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の光学記録媒体。
【請求項3】 基板材料を加熱しながら成形機に注入し、圧縮成形して凹凸が転写された基板を成形する基板成形工程と、上記基板成形工程で成形した上記基板上に情報信号記録部を形成する情報信号記録部成形工程と、上記情報信号記録部成形工程で成形した上記情報信号記録部上に、紫外線硬化樹脂をスピンコート法で塗布し、紫外線にて硬化させ、約0.1mmの厚みの光透過層を形成させる工程とを有して、レーザ光が上記光透過層側から入射されることにより情報が記録又は/及び再生される光学記録媒体を製造することを特徴とする光学記録媒体の製造方法。

【0016】先ず、第1実施例の光ディスクについて図1を参照しながら説明する。
【0017】この第1実施例の光ディスク1は、射出成形法によって成形ピットが転写される例えばポリカーボネートによるディスク支持層2が1.2mmの厚みで形成され、このディスク支持層2上にスパッタリングによりアルミニウムAlを約500オングストロームの厚みで被着させて反射膜3が形成され、さらにその上に約100μm程の光透過層4がスピンコート法で形成されてなる。
【0018】この第1実施例の光ディスク1を製造するには、図2に示すマスター盤作製プロセスと、図3に示す射出成型プロセスと、アルミニウムAlをスパッタして上記反射層3を形成し、さらにその上にスピンコート法で上記光透過層4を形成する図4に示すようなプロセスが必要となる。
【0019】マスター盤作製プロセスは、図2の(A)に示すガラス原盤6に、図2の(B)に示すようにレジスト7を塗布し、図2の(C)に示すようにレーザ露光してから、図2の(D)に示すように現像処理することによって得られた成形ピット又は案内溝8に、図2の(E)に示すように無電解メッキ処理を施し、導電性薄膜9を形成したのち、図2の(F)に示すように電解メッキ処理を施してニッケルNiマスター盤を形成する工程である。このNiマスター盤10は、図2の(G)に示すように、ガラス原盤6から剥離された後、射出成形プロセスに使われる。
【0020】射出成型プロセスは、図3の(A)に示すように、スタンパーとなる上記Niマスター盤10を成形機11内にセットした後、該成形機11内に高温で溶解させたポリカーボネート樹脂を注入し、図3の(B)に示すように圧縮成形して上記ディスク支持層2を形成する工程である。この第1実施例の光ディスク1では、上述したように、ディスク支持層2の厚みを1.2mmとしている。

3241560

さすが、基本特許だなあ(なんとコメントしていいかわからんw)。

ネット周りに関係者が結構いると判明しましたので、このへんで。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

May 30, 2011

ちょー解像技術

結局技研の公開、行けなかったんですよね。
Tech総研レポート

NHK放送技術研究所は、実施中の「技研公開2011」で、超解像技術を画像の符号化/復号に応用した技術の実演を披露している。  この技術は、従来の画像の符号化/復号技術に、動画の縮小(ダウン・コンバート)と超解像技術(アップ・コンバート)を「外付け」することで、符号化時に極端に高い圧縮率を利用するのを避け、画質の劣化を軽減するのが目的である。  具体的には、まず解像度が高い画像に対して、画像縮小処理を施す。次に、この画像を従来のH.264を用いて符号化する。伝送後に、再びH.264で復号する。このままでは、画像縮小を施したサイズのままなので、超解像技術を用いて、元の画像サイズに復元する。  メリットは、既存の符号化/復号技術を変えずに、外付けの技術とシステムで、コーデックを改善できる点。特に、符号化の際に無理のない圧縮率を選べるようになることで、画質の劣化が軽減する効果があるという。

Ex26_figure1

NHK技研web

超解像技術は、大学教授がうちの会社に出張講義に来たんですよね。資料がどっかに格納してある。

超解像技術とはなにか~超解像の概念@西川善司の大画面☆マニア

 超解像技術は、あえて難しくいうと「画像に含まれる情報のうち、入力画像の標本化周波数で決定されるナイキスト周波数よりも高い周波数成分を復元する技術」ということになる。
 ここでいう「周波数」というのは画像に含まれる模様の細かさ、だと思えばいい。
 例えば、テーブルに置いてある白と黒に交互で塗られた格子マスからなるチェス盤を、そこそこの距離からカメラで撮影したとしよう。この白と黒の模様が本来は1,920×1,080ドットの解像度がないと正確に記録できなかったとして、解像度が720×480ドットしかないカメラでこれを撮影したとすると、各撮影画素はチェス盤の白と黒の画素を両方を捉えてしまい、白と黒を正確に記録できずに灰色として捉えたり、あるいは白と黒のどちらかを多く捉えているかの割合で不正確に白、あるいは黒という画素値になってしまったりする。
 この例で行くとこの情景を撮影するのに必要な周波数が1,920×1,080ドットであり、白、黒、灰色の大ざっぱな画素情報になってしまった720×480ドット映像を1,920×1,080ドットに戻すときに正しく白黒の格子模様に戻そうとするのが超解像技術になる。上であえて難しく言った文も、意訳すれば、そういうことを言っている。

この人、技術的説明がうまいですね。ふむふむ。

次回こそは行きたい、技研公開。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

May 28, 2011

枝分かれ断層

枝分かれした断層、津波高くした? 京大や東北大調査

 チームは2008年に海洋研究開発機構の有人潜水調査船「しんかい6500」で海底を調べ、仙台市の東200キロ、水深5千メートルで、長く続く切り立った崖を発見。海底の音波調査で分岐断層があると推定された場所と一致していた。

 この場所を震災後に海洋機構が調べたところ、海底が南東方向に約50メートル、上に約7メートル動いていた。辻健京都大助教らは、プレート境界がずれると同時に、分岐した断層も動いたことで断面がくさび形をした海底全体が上に飛び出すようになると推定。海底の動きが大きくなり、津波が高くなった原因の一つと分析している。


まあ、原因はいろいろあるでしょう。複合的なもので、各方面の研究結果が望まれます。

東北地方太平洋沖地震、震源域南限の地下構造@海洋研究開発機構

じみぃ~、とあまり人気がなかった地学分野の研究の需要が増えますね。

喉元過ぎれば、にならないでほしいです。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

May 27, 2011

ニコンのシグマ

ニコン、シグマを特許侵害で提訴=損害賠償126億円求める

ニコンは25日、シグマ(神奈川県川崎市)に対する特許侵害訴訟を東京地方裁判所に提起したと発表した。広報担当者によると、一眼レフカメラ用交換レンズの日本での特許侵害行為の停止と損害賠償約126億円の支払いを求めている。  ニコンによると、交渉による解決に向けてシグマと協議してきたが、解決に至らず、訴訟の提起を決めた。特許は手振れ補正機能を搭載した交換レンズに関するものという。
カメラ小僧(娘)ではないんで、イマイチ発明の実体のわからないんですよね。

シグマとニコンって仲良しではないんですかね。今度ニコンの人に聞いてみようかな。

まあ、手ぶれ補正は興味深いです。

これかどうかわからないんですが、上げときます。

【特許番号】特許第4051738号(P4051738)
【登録日】平成19年12月14日(2007.12.14)
【発行日】平成20年2月27日(2008.2.27)
【発明の名称】ブレ検出装置及びブレ補正カメラ
【出願番号】特願平9-316918
【出願日】平成9年11月18日(1997.11.18)
【公開番号】特開平11-148860
【特許権者】株式会社ニコン
【発明者】富田 博之
特許請求の範囲】
【請求項1】
ブレを検出し、ブレ検出信号を出力するブレ検出部と、
前記ブレ検出信号に含まれるドリフト成分を演算し、前記ドリフト成分を前記ブレ検出信号の第1の基準値として出力する第1の基準値演算部と、
前記ブレ検出信号と前記ドリフト成分との差分を演算することにより、前記ブレ検出信号の第2の基準値を演算して出力する第2の基準値演算部と、
前記ブレ検出部がブレ検出信号の出力を開始してからの経過時間を計測する経過時間計測部と、
前記経過時間が所定時間に満たないときには、前記第1の基準値を選択し、前記経過時間が所定時間以上であるときには、前記第2の基進値を選択する基準値選択部と、
を含むことを特徴とするブレ検出装置。
【請求項2】
請求項1に記載のブレ補正装置において、
前記第1の基準値演算部は、前記ブレ検出信号に基づいて移動平均を演算し、
前記第2の基準値演算部は、前記差分と前記ブレ検出信号とに基づいて、移動平均を演算すること、
を特徴とするブレ検出装置。
【請求項3】
請求項2に記載のブレ検出装置において、
前記第1の基準値演算部が移動平均を演算する際に必要とするデータ数をMとし、前記第2の基準値演算部が移動平均を演算する際に必要とするデータ数をNとしたときに、M<Nであること、
を特徴とするブレ検出装置。
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
【0030】
角速度センサ10は、カメラに印加する振動を検出し、このカメラに作用するコリオリ力に比例する電圧値を出力するセンサである。角速度センサ10は、2軸方向の角速度を検出するために、X軸まわりの角速度を検出するピッチ角速度センサと、Y軸まわりの角速度を検出するヨー角速度センサとからなる2つのセンサを通常搭載している。図1では、1軸分の角速度センサについて図示することを省略している。角速度センサ10は、半押しタイマ90がON動作を維持し、電源供給部130が電源を供給している間は、角速度の検出が可能である。
【0031】
角速度センサ10の出力信号が一定間隔でサンプリングされると、不連続な時系列データω(t1 ),ω(t2 ),ω(t3 ),・・・,ω(tN ),・・・が計測される。
ここで、ω(t)は、角速度センサ10がある時刻で検出した角速度データである。また、tのサフィックス1,2,3,・・・,m,・・・は、時間が進むごとにインクリメントされるカウント値であり、ある時刻tN とカウント値mとは単位は違うが、これらは等価なものとして考えることができる。
【0032】
増幅部20は、角速度センサ10の出力信号を増幅するものである。増幅部20は、角速度センサ10からの出力電圧を増幅し、増幅した出力信号を、オメガゼロ演算部30と、駆動信号演算部45とに出力する。
【0033】
オメガゼロ値演算部30は、増幅部20が増幅したブレ検出信号に基づいて、角速度センサ10の出力値であるブレ補正制御の基準値(オメガゼロ値)を演算するものである。オメガゼロ値演算部30は、半押しタイマ90が出力するカウンタ値に応じて、演算手法を切り替えるとともに、演算した2種類のオメガゼロ値のいずれか一方を選択する。オメガゼロ値演算部30は、選択したオメガゼロ値を駆動信号演算部45に出力する。オメガゼロ値演算部30は、角速度センサ10が角速度の検出が可能なときに、演算を実行する。
【0034】
図2は、本発明の第1実施形態に係るブレ検出装置におけるオメガゼロ値演算部を示すブロック図である。
オメガゼロ値演算部30は、時間判定部310と、演算切替部320と、ドリフト成分演算部330と、差分演算部340と、平均演算部350と、出力切替部360とからなる。
【0035】
時間判定部310は、半押しタイマ90が出力するカウント値(時間情報)に基づいて、オメガゼロ値の演算手法を選択したり、演算したオメガゼロ値を選択したりするための判定信号を出力するものである。時間判定部310は、演算切替部320及び出力切替部360に、この判定信号を出力する。
【0036】
演算切替部320は、時間判定部310が出力する判定信号に基づいて、ドリフト成分演算部330及び平均演算部350に、オメガゼロ値の演算手法の切り替えを指示するものである。演算切替部320には、時間判定部310が出力する判定信号と、増幅部20が出力するブレ検出信号とが入力する。演算切替部320には、ドリフト成分演算部330と、平均演算部350とが接続されている。演算切替部320は、時間判定部310が出力する判定信号に基づいて、ドリフト成分演算部330及び平均演算部350の双方又は一方に、ブレ検出信号を出力する。
【0037】
ドリフト成分演算部330は、電源供給部130が角速度センサ10に電源を供給したときに生ずるドリフト成分(起動時ドリフト)を演算するものである。ドリフト成分演算部330は、演算したドリフト成分を差分演算部340及び出力切替部360に出力する。【0038】
差分演算部340は、ドリフト成分演算部330が演算したドリフト成分とブレ検出信号との差分を演算するものである。差分演算部340は、演算した差分を平均演算部350に出力する。
【0039】
平均演算部350は、差分演算部340が出力する差分の平均値、演算切替部320が出力するブレ検出信号の平均値、又は、この差分とブレ検出信号の平均値を演算するものである。平均演算部350は、演算した平均値を出力切替部360に出力する。
【0040】
出力切替部360は、時間判定部310が出力する判定信号に基づいて、ドリフト成分演算部330が演算したドリフト成分又は平均演算部が演算した平均値に切り替えて出力するものである。出力切替部360は、選択したドリフト成分又は平均値をオメガゼロ値として、駆動信号演算部45に出力する。

4051738

【参考文献】
【文献】特開平09-073109(JP,A)
【文献】特開平08-278524(JP,A)
【文献】特開平07-253604(JP,A)
【文献】特開平04-211230(JP,A)
【文献】特開平07-209690(JP,A)


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May 26, 2011

柔よく剛を制す

Microsoft、「インスタント検索」特許侵害で訴えられる

検索技術を開発する小企業の MasterObjects は先ごろ、ソフトウェア最大手の Microsoft を特許侵害で提訴した。

MasterObjects は米国企業を相手に次々と訴訟を起こしており、今回が最新の案件となる。同社は「インスタント検索」技術の米国特許に関して、すでに Amazon.com と Google を訴えている。

MasterObjects が主張するのは、検索語の入力に応じて段階的に検索情報を示すインスタント検索技術の特許の保有だ。これは Google、Amazon.com、Microsoft が、いずれも自社の検索エンジンで提供している機能だ。

MasterObjects の特許は、「非同期のクライアント サーバー通信オブジェクトを利用するシステムと手法」と題された米国特許7752326号として登録されている。同社は今回の案件について、カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所へ訴状を提出した。

訴状では同技術に関して、次のように記している。「非同期の通信技術を用いて、ユーザーの入力文字数が増えるに従いドロップダウン ボックス内の表示結果が動的に変化し、文字列が長くなるほど関連性も高まる」

中小企業でもがんがんやらないといけません。大企業相手にしたら、つぶされると脅えていたら何も変わらない。

USP752,326 July 6, 2010

"System and method for utilizing asynchronous client server communication objects"

Abstract
A session-based client-server asynchronous information search and retrieval system for sending character-by-character or multi-character strings of data to an intelligent server, that can be configured to immediately analyze the lengthening string and return to the client increasingly appropriate search information. Embodiments include integration within an Internet, web or other online environment, including applications for use in interactive database searching, data entry, online searching, online purchasing, music purchasing, people-searching, and other applications. In some implementations the system may be used to provide dynamically focused suggestions, auto-completed text, or other input-related assistance, to the user.

Inventors: Smit; Mark H. (Maarssen, NL)
Assignee: Masterobjects, Inc. (San Francisco, CA)
Appl. No.: 11/257,912
Filed: October 25, 2005

こればかりは日本企業も見習った方がいい。≪ぷちっとすると家主が喜びます≫人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

May 25, 2011

フレキシブルエレクトロニクス

フレキシブル・エレクトロニクスの研究拠点を構築した狙いを産総研に聞く産業技術総合研究所 フレキシブルエレクトロニクス研究センター 研究センター長 鎌田俊英氏

――研究センターを設置した意図を聞きたい。

鎌田氏 名称には「研究」という名前が付いているが、目的はただ一つ。フレキシブル・エレクトロニクスを完成させることにある。フレキシブル・エレクトロニクスとしては、各種センサやディスプレイ、配線回路など、生活空間に融合する入出力情報端末を考えている。こうしたフレキシブル・エレクトロニクスと、それを製造するためのプロセス技術を産業界と一体になって完成形にもっていく。

 フレキシブル・エレクトロニクスを印刷で製造するプロセス技術はいろいろと研究されてきたが、実用化を考えると足りないところがまだ多い。用いるシート(基板)の寸法をはじめ、各種製造工程が個別に研究開発されてきたものの、製造工程全体を見通して構築できていたわけではない。フレキシブル・デバイスを連続的に製造したときに、電気特性が均一なデバイスを得ることさえ難しい。こうした問題がある限り、実用化は程遠い。

 問題を解決して実用化に結びつけるため、これまで分散していた関連分野をまとめて拠点を作った。フレキシブルエレクトロニクス研究センターには常勤の研究員が23名おり、強力な体制が出来たと考えている。

23人。公的研究所としてはまあまあの人員なんですかね(産総研が出てきてどうなるんかな、とも思いますが)。


――産業界とは、どのように連携するのか。

鎌田氏 2011年3月に設立した「次世代プリンテッドエレクトロニクス技術研究組合(JAPERA)」に参画することで、早期実用化につなげる計画だ。同組合は、フレキシブルなプラスチック・フィルム基板上にTFTアレイを印刷技術で連続生産する製造技術、そしてデバイスの高性能化技術の確立を目的としている。これまで自社内や各プロジェクトで研究開発に取り組んできた主要デバイス・メーカーや材料メーカーなど27社と産総研が一堂に介す。私がJAPERAの研究部長に就任し、産総研のフレキシブルエレクトロニクス研究センターに所属する約10名の研究員がJAPERAの業務を兼務する。

 JAPERAは我々の研究センターと同じく、実用的な生産ラインの構築を目指している。大面積なデバイスを製造でき、生産速度は高速で、連続生産したときのデバイス特性が安定であり、高精細・高集積なデバイス製造にも対応できるような生産ラインを作り上げる。これまでは、こうした項目をすべて満たしたものはなかった。例えば、高精細なデバイスを試作できたとしても、小面積だったり、製造工程が長かったり、同じ製造工程を通しても同等のデバイス性能を毎回得られなかったりした。製造に用いるシート(基板)の大きささえも決まっていない。製造工程の処理速度の目安もない。これでは、実用化はかなり難しい。

 フレキシブル・エレクトロニクスやプリンテッド・エレクトロニクスには以前から期待が集まっているが、いまだに製品を世の中に出せない苦しさがある。これはJAPERAに加わるメンバーの共通認識といえる。高精細の追求など個別技術を突き詰めるのではなく、あくまでも実用化を第一に考えた技術開発に重点を置く。例えば、シートの大きさを決めて、それを取り扱うための装置の仕様を決めたり、足りない技術を開発したりするといった具合だ。実用化につながらない技術と判断すれば、以後は不必要な技術と考え、開発に力を入れないつもりだ。

展示会に実機はよく出ているんですが、それ以外ではなかなか見ないですねえ。技術の統合ということなんですかねえ。大量生産するには品質が間に合わないのかなあ。

ぐずぐずしてるとこの分野もアジア諸国に抜かれるよ。

●アマサイブログの過去の記事

・カラー電子ペーパー
http://page-only-one.cocolog-nifty.com/imotora7/2011/01/post-c9ef.html

・曲がるぅ~基板♪
http://page-only-one.cocolog-nifty.com/imotora7/2010/11/post-09aa.html

みんな焦ってるんだなあ。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

May 24, 2011

シャープ+NHK=液晶ハイビジョン

また液晶の新技術がっ!

シャープ単独じゃないってことはNHK技研はどういう側面を開発したのか気になります。

UV2A技術 ~ 液晶パネルを飛躍的に進化させた夢の技術
http://www.sharp.co.jp/corporate/report/s_hivision/index.html

世界初 スーパーハイビジョン対応直視型85V型液晶ディスプレイの開発に成功
2011年5月19日、NHK放送技術研究所にて開催しました発表会の模様をご紹介します。

当社は、日本放送協会と共同で、次世代のテレビジョン放送サービスであるスーパーハイビジョンに対応する85V型液晶ディスプレイを開発しました。直視型ディスプレイでは世界初の成果です。

スーパーハイビジョンは現行のハイビジョンを超える「超高精細映像システム」として、NHKが1995年より研究開発をスタート、2020年の試験放送を目指し研究開発を進めています。画素数はハイビジョンの16倍に相当する約3,300万画素(横7,680×縦4,320画素)であり、圧倒的な臨場感と迫力ある映像表現を実現します。

このたび、当社の液晶技術「UV2A技術※2」を採用することで、表示性能が極めて高いスーパーハイビジョン対応の直視型液晶ディスプレイを世界で初めて実現しました。


AQUOSにこげな技術があったのですね。

http://www.sharp.co.jp/aquos/technology/uv2a/#

シャープ独自の「UV2A技術」は、技術者の30年来の夢でした。
ピコスケール(1ピコメートル=1兆分の1メートル)の光配向技術によって、従来方式では不可能だった「深く沈み込んだ漆黒」、「輝く白」を再現。同時に高速応答も実現し、これまでの液晶パネルの課題を一気に解決。光の利用効率の向上は、環境性能にも貢献しています。
AQUOSを生み出して10年が経過する今、まさに次世代液晶技術が誕生しました。

「面配向」がもたらす従来比2倍の高速応答.液晶の弱点を克服した、UV2A技術
液晶パネルは、液晶を挟む基板上の透明電極に電圧をかけて液晶分子を制御し、そこを通る光の量によって映像を表示します。従来技術では、液晶を仕切るセルのひとつひとつに、液晶分子の並び(配向)を安定的に制御するための「リブ」や「スリット」といった構造物を設けることで、液晶分子を一方向に傾けて光を操っていました。しかし同時に、セルを通る光の漏れや妨げも起こし、黒浮きや光の透過率(開口率)を下げる要因になっていました。
新開発の「UV2A技術」は、リブ・スリットレスの工法により、「リブ」や「スリット」があることで生じる微細なすき間をなくしてスタティックコントラスト5,000:1(従来比1.6倍)という締まった黒の表示に成功。同時に、開口率は従来比20%以上アップし、輝く白の再現力も高めました。明るさが向上することで、バックライトの消費エネルギーも抑制でき、環境性能も高めています。


さらに、これまで「リブ」を基点に、傾斜に沿ってドミノ倒しのように伝播していた液晶分子の応答を、全ての液晶分子が同時に、均一に傾けられる「面配向」へ変えることに成功。従来比2倍の応答速度(4ms以下)を発揮し、俊敏な動きの映像にも強くなりました。

最新公開だから何か関係あるでしょう。
でも、2001出願の国内優先権主張、さらに分割ですけどね。

■特開2011-100165(P2011-100165A)
【発明の名称】液晶表示装置
【出願日】平成23年2月21日(2011.2.21)
【分割の表示】特願2008-41762(P2008-41762)の分割
【原出願日】平成14年5月10日(2002.5.10)
【優先権主張番号】特願2001-306906(P2001-306906)
【優先日】平成13年10月2日(2001.10.2)
【出願人】シャープ株式会社

【0188】
実施例25
一方の基板上にTFT素子、データバスライン、ゲートバスラインおよび画素電極を形成した。もう一方の基板には、色層および共通電極を形成した。これらの基板を径4μmのスペーサを介して貼り合わせ、空セルを作製した。こうして得られたセルに、ネガ型液晶にネマティック液晶性を示すアクリル系光重合性成分を0.3wt%の量で混合し、得られた光重合性成分を含有する液晶組成物を注入して、液晶パネルを作製した。このパネルは、図45に示すような画素平面および断面を有し、ソース電極と画素電極のコンタクトホール、Cs中間電極と画素電極のコンタクトホールともに画素スリットによる液晶ドメイン境界部に配置されている。このため、コンタクトホールによる異常ドメインの発生を防ぐことができ、このように作成した液晶表示装置は異常ドメインの発生もなく、輝度低下や応答速度の劣化、表示ムラの発生のない表示品位の高い液晶表示装置となる。

2011100165

ここまでになると、技術が入り組みすぎてわかりませんなあ。

今年は一般公開に行けそうです。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

May 23, 2011

拡張現実を拡張する、みたいな、

ソニーがロボット技術で拡張現実感技術を強化、リアルタイムに空間を把握

ソニーは2011年5月19日、拡張現実感(AR)技術に、「AIBO」や「QRIO」などのロボット技術で培った空間認識の技術などを統合した「統合型AR技術(SmartAR)」を開発したと発表した。今後、実証実験を通じて、広告やゲーム、ビジネスなどへの展開の可能性を探るという。  ソニーによれば、SmartARは大きく三つの特徴を備えているという。(1)物体認識によるマーカーレスAR、(2)高速トラッキング(追跡)技術による「高速・ピッタリ」、(3)「3D空間認識」、の三つである。

マッチングに確率を利用
 (1)と(2)は、重畳する情報(AR情報)の検索と位置合わせに用いる情報として、これまでのARで一般的だった2次元マーカーではなく、カメラなどで撮影する対象物自体を利用する技術の精度を向上させたものである。具体的には、計算量の少ない独自の画像認識アルゴリズムと、確率を用いたマッチング技術を用いることで、照明の当たり方の変化や対象物の姿勢の変化に強い高速認識が可能になったという。
 さらに、トリガになる対象物の画像の一部から得られる局所特徴をマッチングする技術によって、対象物を高速に追跡できるようになった。
空間自体を認識、記録する
 (3)の3D空間認識技術は、トリガとなる対象物を一度認識すると、その周囲にある物体や空間を3次元的に把握し、その情報自体を認識対象物の一部として利用する技術である。
 トリガとなる対象物は、その画像データ、あるいは照合用データをデータベースにあらかじめ用意しておく必要がある。一方、「その周囲の空間の情報は、認識対象物を認識した時点から逐次、データベースに入れていく」(ソニー)のだという

ARは弊ブログでも扱ってきました。
全てがAR(過去のリンクもあります)

なんかいよいよ普通になってきたんですね、AR

特許もたくさん出ていますが、複雑なものをひっぱってきても読む時間ないので、わかりやすそうなやつ。

【公開番号】特開2010-244575(P2010-244575A)
【公開日】平成22年10月28日(2010.10.28)
【出願日】平成22年7月12日(2010.7.12)
【分割の表示】特願2007-527848(P2007-527848)の分割
【原出願日】平成17年8月2日(2005.8.2)
【優先権主張番号】10/922,514
【優先日】平成16年8月19日(2004.8.19)
【優先権主張国】米国(US)
【出願人】株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント
【発明者】ドミニク エス. マリンソン、リチャード エル. マークス
【要約】
【課題】拡張現実感の体験を提供するように構成されたポータブルデバイスを提供する。【解決手段】ポータブルデバイスは、実世界のシーンを表示するように構成された表示画面を有する。このデバイスは、表示画面に関連付けられた画像キャプチャ装置を有する。画像キャプチャ装置は、実世界のシーンを表している画像データをキャプチャするように構成されている。このデバイスは、実世界のシーンを表している画像データを分析するように構成された画像認識論理回路を有する。画像認識論理回路に応答する画像生成論理回路が含まれる。画像生成論理回路は、実世界のシーンに追加画像を取り入れるように構成されている。
【発明が解決しようとする課題】
現在の拡張現実感システムは、よくある位置決め(registration)の問題、すなわち、コンピュータグラフィックを実世界のシーンに合わせ込むという課題を抱えている。例えば、複数のセンサを使用しているために、コンピュータグラフィックを実世界のシーンと一緒に誤って移動させてしまうという人為現象が発生する可能性がある。この人為現象は、複数のセンサの速度が異なることによる。更に、コンピュータグラフィックを実世界のシーンに取り入れる必要とともに、ヘッド追跡システムと実世界のシーンのキャプチャに使用するカメラ間の遅延によって、位置合せ/位置決めの不良の問題が生じる。この位置決めの問題は、画像を見ているユーザを不快にさせるくらい重大なものとなりうる。更に、拡張現実感システムは、携帯が不可能な複雑なシステムとなる傾向がある。したがって、このような拡張現実感システムのための実際的な民生用アプリケーションが存在しない。(中略)
【発明を実施するための形態】
この結果、先行技術の課題を解決して、拡張現実感の体験を提供することが可能なポータブルデバイスを提供する方法および装置を提供することが求められている。
【課題を解決するための手段】
概して、本発明は、表示装置およびカメラを有するポータブルデバイスが、拡張現実感エンターテイメント装置として機能できるようにする方法および装置を提供することによって、このニーズを満たす。本発明は、方法、システム、コンピュータ可読記録媒体または装置などの多くの方法で実施できる点を理解すべきである。
【発明を実施するための形態】
図8は、本発明の一実施形態による、視聴者に提示される表示データを拡張するステップであるオペレーションを示すフローチャートである。この方法は、オペレーション150から開始し、第1の表示装置に表示データが提示される。この例では、この表示は、テレビ受像機、コンピュータモニタまたはその他の適切な表示装置に表示される。次に、オペレーション152において、表示装置の表示データが、画像キャプチャ装置によってキャプチャされる。例えば、上で説明した画像キャプチャ機能を有するポータブルデバイスは、画像キャプチャ機能(ビデオキャプチャ機能を含む)を有する代表的なデバイスの1つである。次に、オペレーション154において、キャプチャされた表示データが分析される。この分析は、ポータブルデバイス内の論理回路によって実行される。この論理回路は、ソフトウェアまたはハードウェア、またはこの両者の組み合せを有する。オペレーション156において、キャプチャされた表示データ内のマーカが識別される。マーカは、図4,7に示したマーカなど、適切なマーカであればどのようなものであてもよい。オペレーション158において、マーカが識別されると、追加表示データが定義される。追加表示データは、ポータブルデバイスの画像生成論理回路によって生成される。別の実施形態では、追加データが、無線ネットワークからダウンロードされてもよい。次に、オペレーション160において、キャプチャされた表示データと追加表示データが、画像キャプチャ装置の表示画面に提示される。
図9は、本発明の一実施形態による、携帯環境において情報を提供する方法におけるオペレーションを示すフローチャートである。この方法はオペレーション170から開始し、第1の場所において第1のオブジェクトの画像がキャプチャされる。例えば、この例では、第1の店舗にあるアイテムの画像がキャプチャされうる。操作172において、第1のオブジェクトの画像に基づいて第1のオブジェクトのオブジェクト特性がアクセスされる。例えば、第1のオブジェクトのオブジェクト特性を取得するために、店内で無線ネットワークがアクセスされうる。次に、オペレーション174において、ユーザが第2の場所に移動しうる。オペレーション176において、第2の場所において第2のオブジェクトの画像がキャプチャされる。オペレーション178において、第2のオブジェクトの画像に基づいて第2のオブジェクトのオブジェクト特性がアクセスされる。オペレーション172,178では、画像データを使用してオブジェクト特性がアクセスされており、レーザスキャンデータが使用されるわけではないことが理解されるべきである。オペレーション180において、第1のオブジェクトのオブジェクト特性と第2のオブジェクトのオブジェクト特性がユーザに提示される。このため、ユーザは、ビデオ画像データの認識と、店内ネットワークへのアクセスに基づいて、ポータブルデバイスを用いてショッピング比較を行うことができる。

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ちゃんと読んで無いので「拡張」がイマイチ分からないのですが。

元S社の人がコメントしてくれそう。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

May 20, 2011

書談: 『氷の海を追ってきたクロ』

戦争ノンフィクション 『氷の海を追ってきたクロ』
Kurosiberia

文:井上こみち
定価(税込)1,260円
発売日:2010年11月30日
発行:学研教育出版

戦争が終わっても帰国できず、シベリアの地で働かされていた日本人たちがいたのを知っていますか?そんな人々の心をなぐさめたのは、一匹の黒い犬でした。クロと名づけられかわいがられた犬は、人々が日本に帰る船を追って氷の海にとびこんだのです。

著者
【井上こみち(文)プロフィール】
埼玉県生まれ。『カンボジアに心の井戸を』(学研)で日本児童文芸家協会賞受賞。動物と人とのかかわりについて多くの作品がある。『ディロン~運命の犬』(幻冬舎)、『犬やねこが消えた日』(学研)など多数。
-------------------------
昨日知りました。

著者の井上さんは昔見た新聞ニュースが忘れられませんでした。北海で犬が船を追って飛び込むのです。ここまで犬にされるものはなんだったのだろうと。

作家活動をする中でシベリア抑留の資料館に巡り会います。学芸員の人に話すとまだ展示していない物があると見せてくれたものがあります。

飛び込んだ犬、クロの物語を描いた紙芝居でした。

抑留者の一人が、これは残さなくてはいけないと描いたものでした。

シベリアでは看守の目が厳しくペットなど飼えない状況です。そこに迷い込んだクロを抑留者で協力して秘密で飼っていたのです。ただでさえ貧しい食事をクロに与えていました。家族と離された彼らは、クロを通して人の暖かみを感じることができたのです。

クロも彼らを家族と思っていました。だから、抑留者が日本に帰るとき、氷の浮く冷たい海に飛び込み船を追おうとしたのです。

クロは幸い救出され、日本の家に預けられ一生を終えました。

私も年取ったせいか涙腺が弱くなり、泣きそうになりました(;_;) 。

極限状態ほど命の大切さがわかるのですね。

amazonで注文しました。みなさん読みましょう。

隣の爺さんがシベリア帰還者でした。「今度こそソ連と正々堂々戦争して勝つ!」が口癖でした。まだ元気かなあ。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

May 19, 2011

パスワードってなんなのさ!

よしたに『だからパスワードは重要と言ってるんだ!/理系の人々』

なんか最近流行ってます、メールにパスワードつきzipを添付して、次のメールでパスワードを送るルール。  かくいう私の会社でも先頃公式ルールとして設定されまして、従ってないのがバレるとちょっと怒られたりするらしいです。  で、メールに添付したzipのパスワードをメールで別に送ってなんの意味があるんですかね。という質問を誰かにしたいのですが、どこにしたらいいんでしょうか。誰もがめんどくさがってなんとなく従ってますが、うまい答えを聞いたことがありません。手間かかるばっかりでなんの意味もないと思うんだけどなあ。

同じことありました。共同研究している大学の学生くん、出願資料の論文を送ってくるというので、

「じゃあ、Wordにパスワード設定して、送ってください。パスワードは別メールでね」

「・・・」

「えーと、パスワードの設定知っていますよね」

「ええ、分かりますけど。なんでそんなめんどくさいことするんですか」

「・・・(私もあまり意味がないと思っているが)一応ね、セキュリティのためね。まあ、慣習なので。あとで文句言われちゃうから(誰にだよ、と自問)」

でも、そのまま添付で送られるくるとそれも不安である。

米国事務所はパスワードかけて送ってくること皆無だったけどね

翻訳業界はワープロ、電子メールの導入が早かったから、Niftyで翻訳文送ったしてましたよ。音響カプラみたことあるでよー
Wiki 音響カプラー

インターネットって、ほんとに生活便利にしたんですかねえ。

FD一枚でシステムが立ち上がった時代が懐かしい。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

May 18, 2011

ジュピター

逆行する系外惑星の謎に迫る

【2011年5月16日 ノースウェスタン大学】 太陽以外の恒星の周りを回る系外惑星の中に、中心星に対して逆行運動をしているものが見つかっている。何故このようなことになっているのか理由はわかっていなかったが、シミュレーションによって逆行運動を再現することに成功した。

1995年に初めて太陽系外の惑星が発見されて以降、現在までに500個以上の系外惑星が発見されている。系外惑星の中には恒星のすぐ近くを非常に短い公転周期で回る高温の大型惑星「ホットジュピター」をはじめ、太陽系では考えられないような惑星が存在していることがわかっている。そのような変わった系外惑星の1つに、恒星に対して逆行するものがある。

惑星は原始星の自転方向と同じ向きに回転する原始惑星系円盤の中で形成されるため、主星の自転方向と惑星の公転方向は一致(順行)しているのが通常で、太陽系でも全ての惑星でそれが成り立っている。しかし一部のホットジュピターでは主星の自転方向と反対向きに公転するものが発見されており、なぜこのようなことが起きるのかはよくわかっていなかった
(中略)
この条件で惑星を公転させ長い時間が経つと、2つの惑星が互いに影響を与えて軌道に変化が生じる。内側の惑星は針のように細くいびつな楕円軌道を取り始め、その後エネルギーを失って恒星のごく近くを回るようになる。このように軌道が変化する過程で、公転の方向が順行から逆行へと変化したことが確認された。

しかし全てのホットジュピターが逆行しているわけではなく、逆行するホットジュピターを作るモデルと順行するホットジュピターを作るモデルの両方の構築が望まれている。これまで太陽系がごく普通の惑星系だと信じられてきたが、それが本当なのか確認されるまではまだしばらくかかりそうだ

Hot_jupiter

なんだ、シミュレーションできただけか。迫るっておおげさじゃね?まだ、いろいろわかんないことがあるんだね。早く解明してほしいな。

ジュピターを聞きながらすごしています。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

May 17, 2011

新光学ポリマー液晶

慶応大学小池康博教授の研究が5月16日の日経に載ってました。

液晶ディスプレイ 高画質、安価な新材料

消費電力が従来のの半分のバックライト、安価な偏光板保護フィルム、色むらのない散乱フィルムを開発した。いずれもアクリル系の透明樹脂を使う。バックライトは数マイクロメートルの微粒子を入れて平行光出すようにした。平行板保護フィルムは複数の樹脂原料の混合比を工夫、散乱フィルムにはバックライトとは異なる性質の微粒子を入れた。小池教授はは「液晶の生産プロセスが根本から変わる」としている。


Kobayashild

抜粋なんだけど、全文読んでもよくわからないなあ(-"-;) ??
日経の限界か?

これは少しわかる。JSTのページ。
http://www.jst.go.jp/kisoken/seika/zensen/04koike/index.html

液晶テレビの大幅コストダウンに道拓く
小池 康博
(こいけ やすひろ)
(慶應義塾大学理工学部物理情報工学科教授)
独立行政法人科学技術振興機構 創造科学技術推進事業
小池フォトニクスポリマープロジェクト総括責任者

ねらいと背景
“一挙両得”の成果
 方解石と呼ばれる透明な鉱物を通して文字を見ると文字が二重に見えます。これは、空気と方解石の境界面で屈折した光が二つに分かれるからで、このような現象を複屈折と言います。
 ポリマーはプレスしたり引き伸ばし(延伸)たりするとポリマーを構成している無数の分子が図のように一方向に揃う(配向)ことで複屈折が生じます。これでは光学の分野には使えません。
 このため、光学ポリマーは、「キャスティング」という力を加えない成形法で配向が起きないようにして複屈折を抑えているのが現状です。薬品(有機溶剤)で溶かした光学ポリマーを板の上に流し薬品を蒸発させるという成形法です。
 しかし、キャスティングは、薬品の蒸発に時間がかかり、長さが20~30mにもなる大掛かりで高価な製造設備が必要という弱点を持っています。一般のプラスチック製品が安価なのは、高速で成形が行えるからですが、キャスティングの生産速度はその10分の1程度にしかなりません。
 小池教授は、光学ポリマーにナノレベル(1ナノmは10億分の1m)の超微細な無機結晶を少量混ぜることで配向が生じても複屈折ゼロの成形体が得られることを発見したのです。光学ポリマーでも一般のプラスチックと同じ成形が可能になったのです。複屈折ゼロと高速成形を同時に実現した、正に“一挙両得”の成果です。

延伸前と延伸後のポリマー分子の形状。延伸によりポリマー分子は配向し、複屈折が発生します


Polmar

特許検索したら、化学技術が出てきた(・_・ヾペペーン マイッタネー

名前で検索しただけだからわかんないけど、自分で出願しているのもありそうだ。

液晶ってまだ開発の余地があるのか。まだ液晶表示器の制覇が続きますかね。

初めて特許明細書が液晶技術だったので思い入れがあります。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

May 16, 2011

人は石垣、人は城、のはず。

LCD特許紛争で勝訴した三星、舞台裏には技術・法律と格闘する法務チーム

ホン主任は、「とくに技術はあるが、製造業の主流から外れたメーカーが特許紛争に積極的に取り組んでいる。製造業の主流になった韓国企業は、これに積極的に対応する構図になっている」と話した。

実際、国内企業は特許への対応を強化している。三星電子は最近、アップル社の特許侵害訴訟に対抗して訴訟を提起した。またソウル半導体も、フィリップスに対して、発光ダイオード(LED)関連技術の特許を侵害されたとして対抗訴訟で反撃に出た。00年代初めまでは知らないうちに特許ハンターにやられていた韓国企業が、知的財産権の保護に乗り出している。

(中略)

会社の開発者たちによる「発明」を機敏に特許出願する業務も重要だ。工学部や美術学部出身のユニークなキャリアを持つ入社2年目のキム・ソンヨン氏は、自社エンジニアたちによる技術の特許出願を担当している。たまに、「なぜ私の発明が特許にならないのか」と年配の社員たちに怒鳴られることもあるが、「細かく書かれた」分析報告書をもとに説得する。

金氏もエンジニアたちと専門的な技術について議論するため、仕事の合間を縫って「技術考試」受験生向けの動画を見ている。金氏は、「いくら立派な発明も特許の要件を満たしていない可能性がある。そういうとき、特許担当者がアイデアを出して、同技術の設計をし直して、究極的には特許に仕立てるのを『ハッピー設計』と言う。いつかは、このハッピー設計をやり遂げたくて、勉強が手放せない」と語った。

ホン主任は、「今は防御に汲々としているところがあるが、我々の技術を侵害するところを探し出して積極的に攻撃したい」と言って笑った。

訴訟で勝つためにはそれなりの人員を揃えなくてはいけない。記事にはできないことがあるんと思う。

初めて会社勤めをしたのは、翻訳会社だった。社長は、うちはOJTだから、○○君の隣で仕事を覚えて言われた。○○氏は30代後半(だと思う)のおじさんだった。根性は曲がっていたがw、一応親切な方だった。なかなか翻訳会社はおもしろいなと思った。

あとで、社員教育は一切せず、いきあたりばったりなのが、おんざじょうぶとれーにんぐと呼ばれるものなのだなあ、と思い至った。
どうやら、最近は、大企業でも社員教育はちゃんとしないらしい(もちろんしているとこもあるだろう)。それでは組織が発展するわけもない。

知財とか開発では教育が不可欠だ。ベテランのおじさんの隣に座っているだけでは、学べることは少ないだろう。技術は先輩から見て盗むということか?後進しておるな、人事管理は。

韓国、中国、東南アジア諸国に遅れをとるしたからそういう面なのだが、わかっているのかなあ、日本のエラい人。


○○氏が親切だったのは初めだけでオイラを子分と勘違いする奴だった。すぐ配置転換になったからよかったけど。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
≪コメントは応接室にお願いします。≫

May 14, 2011

書談:松本清張『馬を売る女』

Umawouruonnna■馬を売る女 新装版 文春文庫
著者:松本 清張
価格: \590 (本体 : \562)
出版: 文藝春秋
発行: 2011.3


久しぶりの清張の新刊。新装版とあるから当然品切れ絶版だったのだろう。

表題の「馬を売る女」以外は他の文庫で読んだことあるような気がしないでもない。あれだけあると似たような話あるからね。

・馬を売る女
星野花江は日東商会の社長秘書。社長はサイドビジネスとして馬主をしている。厩舎からいろんな状況が手に入る。情報提供者は、暗号化してその状況を社長に伝える。秘書である花江もそれを聞くことができる。実は、花江もレース馬情報を会員に売って儲けているのである。社長は花江がレース情報を盗聴しているのではないかと疑い、取引先の八田英吉に相談する。花江が馬のよって小金を貯めているの知って、彼女に急速に接近する。

・駆ける男
 山井善五郎は、ホテルの備品の蒐集家である蒐集と言えば聞こえがいいが、ホテルの印がある灰皿、盃、銚子をくすねてくるわけである。ある日有名な高級ホテルに泊まる機会を得る。そこは高貴な者のために特別な部屋が用意されている。山井はそこにある調度品に目をつける。幸いそこに滞在する夫婦が部屋を空ける時間があった。翌日、その高齢の夫の方が心臓発作を起こして急死する。ホテル、山井、夫婦は何の関係もないようであるが、、、

・山峡の湯村
 勇作は中山七里の温泉宿の息子である。今は落ちぶれたが、嘗ては高名な時代小説家である小藤素風を尊敬している。勇作は素風も指導を受けたくなり自分の家に招くすることにする。その数年後、教師だった太田二郎は病気療養のため中山七里の温泉に宿泊する。そこですでに鬼籍に入っていると思った素風を見かける。あの作家なぜ、この温泉街にいるのか。

「馬を売る女」は絵になるなと思った。30の独身女wが清張の手に掛かると多様なドラマが生まれる。

やっぱり映像化されてますね。
●松本清張おんなシリーズ2 TBSドラマ 日曜劇場「馬を売る女」(倍賞千恵子)1978年
http://tod.tbs.co.jp/item/1478/

●松本清張サスペンス 馬を売る女 お願い!もう一度だけ好きだといって….
http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_653kibf3223/
製作年: 1982年
出演者: 風吹ジュン 松本留美 西田健 平泉征 仲谷昇 高橋昌也 泉谷しげる
監督: 井上昭

「駆ける男」は、50ページくらいしかないのに複線がすごい。事故死だと思われた男が殺人につながるまで二転三転。いや~、短編にはもったいね。

・「山峡の湯村」は元教師の太田二郎が探偵の役をする。やっぱり清張は二時間ドラマの元祖だな。

清張作品は全部、文庫再出版してほしいです。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

May 13, 2011

ELID研削法

進化する超微細加工技術――ELID研削法からブロードバンド加工へ
理研・大森素形材工学研究室

レンズや半導体基板といった光学・電子部品などの精密加工では、物質表面を削る研削(けんさく)と、鏡面のようにきれいな面に仕上げる研磨(けんま)が、その性能を左右する。そこに画期的な技術革新をもたらしたのが"ELID(エリッド)研削法"だ。 この手法を使うと、研磨することなしに表面の凹凸をナノレベル(100万分の1mm)の超高精度に仕上げることが可能。 ELID研削法を開発した大森整 主任研究員が率いる大森素形材工学研究室は、研究者や技術革新に挑む企業のエンジニアがしばしば訪れる駆け込み寺となっている。 さまざまなニーズに対処するなかでELID研削法は日々進化を遂げ、次なる目標"ブロードバンド加工"に動き始めている。

Elid

タイトル図: デスクトップ型ELID加工機を使ったマイクロ・ファブリケーション イラストは、デスクトップ型ELID加工機における加工時の模式図。ノズル内の水の電解で生じた水酸化物イオン(OH-)が砥石にかかると、砥石表面の導電材イオンと反応する。すると不導体被膜が形成され、砥粒(切れ刃)が砥石表面に突出し目立てができる。この状態でワークが研削できるようになる。研削が進行すると砥粒が摩耗し、不導体被膜がはがれる。そして再びOH-が砥石にかかり導電材が溶けだす。このサイクルが繰り返されることで、いつも同じ量の目立てが行われつつ、ワークが研削されていく。
■進化し続けるELID

大森整 主任研究員がELID(ELectrolytic In-process Dressing:電解インプロセスドレッシング)研削法を発表したのは、今から約四半世紀前の1987年。当時は鏡面加工する場合、研削した後に研磨する、この二つの工程が必要だった。一方、ELIDは、研削と研磨を同時に行うことができる。

「ELIDの砥石は、金属などの導電材に砥粒(とりゅう)という小さくて硬いダイヤモンドなどの粒子を均一に混ぜて固めたものです。これを高速で回転させて材料(ワーク)を削るのですが、少し使うと目詰まりや目つぶれが起こって削れなくなるため、研削をたびたび中断して砥粒を砥石表面に出して切れ味を回復させる"目立て(Dressing)"をする必要があります。ELIDの場合、ワーク表面を削っている間も、電解によって(Electrolytic)砥石の導電材だけが選択的に除去されるため、研削と目立てを同時(In-process)に行うことができるのです。目立て量も電気的に制御することができるため、微細な砥粒を使用することができます。そのため削り痕(あと)を小さくすることが可能となり、ナノレベルの精密な鏡面加工が実現しました」。ELIDは画期的な方法であったため、産業界の注目を集めた。

(中略)
■表面の性質を変える

もう一つのテーマは"表面改質"。ELIDが世に出たとき、「ELIDで磨いた表面は錆びにくい」との声が多く寄せられた。「意外な反応で驚きましたが、その仕組みを調べたところ、水酸化物イオン(OH-)がポイントでした。電解により砥石と電極の間に流す研削液から、OH-が発生します。OH-は砥石表面にかかり目立てを引き起こしますが、同時にワーク表面にもかかり、その表面に薄い酸化層を形成します。これが保護膜となり錆びにくくしていたのです。錆びが大敵の金型の材料や、人工歯根・人工関節など各種インプラントの加工にもELIDは最適です」

この表面改質をさらに積極的に利用できないか。砥粒や研削液の成分を意図的に変えれば、さまざまな表面改質が起こせるのではないかと、大森主任研究員は考え研究を進めている。「例えば、砥粒をダイヤモンドからアルミナや酸化クロムに変えると、表面の濡れやすさ"濡れ性"を変えることができます。また、ダイヤモンドとシリカを混ぜた砥粒を持つ砥石で加工すると、あとから被せるコーティング層との密着性に優れたワーク表面になります。さらにワークを強靭にすることも可能だったのです」。

研磨は大事な技術です。大型装置から電子機器まで必要ですからね。表面改質で錆止め効果があるのでよく使います。会社で使っていた基板もそういう説明がされていました。

備考に記載されていた出願特許になってました。

【特許番号】特許第4341801号(P4341801)
【登録日】平成21年7月17日(2009.7.17)
【発行日】平成21年10月14日(2009.10.14)
【発明の名称】微細形状加工用ELID研削装置
【出願番号】特願2000-184259(P2000-184259)
【出願日】平成12年6月20日(2000.6.20)
【公開番号】特開2002-1657(P2002-1657A)
【審査請求日】平成19年5月31日(2007.5.31)
【特許権者】独立行政法人理化学研究所
【発明者】大森 整、上原 嘉宏
【参考文献】
【文献】特開平04-159079(JP,A)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
鉛直なZ軸を中心に回転駆動される導電性砥石(2)と、ワーク(1)を水平なX-Y面内で移動させるX-Yテーブル(4)と、前記砥石の外周面に近接して設けられかつZ軸を中心に自由回転可能な電解用電極(6)と、該電極をワークから離れた位置に案内する電極案内装置(8)と、を備え、
前記電極案内装置(8)は、一端部が前記電解用電極(6)に固定された2本の接触子(8a)からなり、各接触子はZ軸を中心とする直径方向に砥石とワークから間隔を隔てて延び、かつワークの一部を間隔を隔てて挟持し、
電極と砥石との間に導電性研削液を流し、砥石を電解ドレッシングで目立てしながら、ワークを移動させ、砥石に接触させて加工する、ことを特徴とする微細形状加工用ELID研削装置。
【請求項2】
前記導電性砥石(2)をZ軸方向に移動するZ軸送りステージ(10)を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の微細形状加工用ELID研削装置。
【請求項3】
更に、電解用電極(6)と導電性砥石(2)との間に電解用電圧を印加するELID電源(11)と、電極と砥石との間に導電性研削液を流す研削液供給装置(12)とを備える、ことを特徴とする請求項1又は2のいずれかの微細形状加工用ELID研削装置。
【請求項4】
更に、前記X-Yテーブル(4)とZ軸送りステージ(10)を数値制御する数値制御装置(14)を備える、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの微細形状加工用ELID研削装置。

4341801

なんか簡単な簡単なクレームのような気がするけど大丈夫なのかな。
先端技術だからこの程度でいいのか。

まっ、理研のみなさんもがんばってください。なぜか上から目線w。

こういう技術は開放した方がいいと思うんだが。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

May 12, 2011

高温超電導、その実体は!

いつも思うんですが、可視化ってすごいことなんですかねえ。

高温超伝導を引き起こす電子状態の可視化に初めて成功 -「高温超伝導体の仕組み」の解明に指針-@東北大学・山田和芳他

2.研究内容と成果

今回測定した銅酸化物高温超伝導体はLa2-xSrxCuO4(LSCO)です。図1にLSCO の結晶
構造を示します。Sr を含有しないx=0 のLa2CuO4 は絶縁体です。La 原子をSr 原子で置き換えると同じ量だけホールが銅酸化物にドープされ、最適ドープ量のx=0.15 で37K の転移温度をもつ超伝導体になります。図2に示したように、ホール・ドープ量(x)と超伝導転移温度の関係はドーム状の形をし、ドームの頂点位置(x=0.15)を境にして、x<0.15 の領域をアンダー・ドープ領域、x>0.15 の領域をオーバー・ドープ領域と呼びます。

高分解能コンプトン散乱測定は大型放射光施設SPring-8 の高エネルギー非弾性散乱ビー
ムライン(BL08W)に設置された高分解能コンプトン散乱X 線測定装置を用いて行われました。入射X 線として115 keV の高エネルギーX 線を用いていますので、試料表面の影響を受けることなく、試料内部の電子状態を観測することが可能です。他の放射光施設では115keVもの高エネルギーのX 線を発生させることは難しく、今回の実験はSPring-8 を用いることではじめて実現したものと言えます。LSCO(x=0.0, 0.08, 0.15, 0.30)のそれぞれの単結晶試料について測定を行い、電子運動量分布を求めました。ホールのドープ量(x)の異なる2つの電子運動量分布の差をとることにより、ホール状態、すなわち、ホールの運動量分布を求めました。この実験は高品質の単結晶試料の作成と高精度のコンプトン散乱測定により可能になりました。

3.今後の展開

銅酸化物の高温超伝導機構は物理学における未解決の問題として残っています。今回の結果は、高温超伝導の理論モデルの検証に有用な実験データを提供し、銅酸化物の高温超伝導機構の解明に貢献できるものと期待されます。また、超伝導は応用面でも重要で、強磁場を必要とする医療機器(MRI)などに超伝導技術がすでに数多く使われています。さらに超伝導を利用した、リニアモーターカーや、大電力貯蔵などの実用化に向けての開発研究が行われています。現状では、超伝導を得るために低温に冷やす必要がありますが、将来、室温超伝導体が発見あるいは開発されたならば、室温超伝導ケーブルを通して直流の大電流を送電ロスなく送電することができるようになります。

Chodenndo02

Chodendo03

まあ、このまま信じれば、この研究によって高温超電導がさらに進むと。

私のような物理の学徒にはたいへん勉強になる記事ではあります。

がんばれ東北、がんばれ東北の大学のみなさん!人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

May 11, 2011

ネットテレビなんかぶっとばせ!

テレビ最後の挑戦
第2回:ハード/ソフト両面で変わるテレビの開発

2011/04/27 00:00高橋 史忠=日経エレクトロニクス 出典:日経エレクトロニクス,2010年12月13日号,pp.35-39 (記事は執筆時の情報に基づいており,現在では異なる場合があります)

 Web標準技術の浸透は,テレビ関連のビジネスモデルにも変革を促す。例えば,検索結果やコンテンツの内容に関連した広告は,Google社の大きな収 益源である。検索結果の動画に関連した広告の表示や,検索によって売れた映像コンテンツの収益をコンテンツ提供者と分け合うようなビジネスモデルの確立 が,今後の同社の狙いであることは間違いない。

 Google社はいまだに内容を明らかにしていないが,メーカー側もGoogle TVがもたらす収益の分け前にあずかることに大きな期待を寄せる。

 パソコン事業出身で,現在はテレビ事業を率いるソニーの業務執行役員SVP ホームエンタテインメント事業本部本部長の石田佳久氏は,「まだ話し合っていないが,Google社はパソコン分野と同様のビジネスを始めるだろう。その 収益をシェアすることには期待している」と話す。

 ネット・テレビ向けのVODサービスを手掛ける米国企業は,サービスへの接続機能を標準搭載するテレビ・メーカーに収益の一部を支払っているもようだ。こうした動きが広がれば,脱売り切りを目指すテレビ・メーカーの新たな収益源に育つ可能性がある。

 もちろん,従来のビジネスモデルを根底から変えようとするGoogle TVの提案には,従来型の映像サービス企業から強い反発がある。米3大ネットワークのABCやNBC,CBSは,自社のWebサイトで配信するテレビ番組 をGoogle TV対応機器で視聴できないようにした。

(中略)

ソフトとハードの部品がそろう
 既存のチャンネルの概念を崩す動きは,テレビの開発をソフトウエアとハードウエアの両面から大きく変える。ネット動画と放送コンテンツの融合を後押しするWeb関連の標準技術やハードウエアなどの“部品”は,今後2年ほどで一斉にそろう。

Tvgooglez5
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20110422/191355/?SS=imgview&FD=-751788434

テレビ最後の挑戦などと言われると「テレビっ子」としては悲しいのですが。

ネットテレビってなんか嫌悪感を感じます。テレビはテレビでいいのになあ。

昭和時代、私の子供ころ、テレビ電話が夢の技術でした。
そのころの情報ターミナル通信逓信総合博物館(※)で技術説明のおじさんさんが言ってました。
「テレビ電話は技術的に可能です。ただ、ケーブルが非常に大きくなってしまう。工事が大変で費用も莫大です。実現は難しいでしょう」

うーむ、それって技術的に難しいこと何じゃ・・・

その後、光ファイバーが普及してその問題は解決したんですが。

我らがテレビはインターネットなんかに巻き込まれないでほしいのですたい。

※今はていぱーくとか言うらしい。昔は郵便と電話の博物館であったので。
切手マニアがよく行くとこだったんですよねー。
テレビ電話の実機もありましたね。館内ですから別段配線は難しくないですね。
http://www.teipark.jp/sitemap.html

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May 10, 2011

クエーサーで作る宇宙図

クエーサーで作る遠方宇宙の地図

【2011年5月6日 米国ブルックヘブン国立研究所】 14000個ものクエーサーを利用することにより、110億光年離れた銀河間雲に存在する水素原子の3次元分布が初めて求められた。2014年にはクエーサーのデータ数を10倍増やすことでより広域かつ詳細な地図を作成することを目標としている。

通常、宇宙の地図というと恒星や銀河といった自ら光を出すものから地図を作るのが一般的だ。しかし今回は逆に、吸収された光を見ることで地図を作成することに成功した。

これは、月を雲越しに見たときにその明るさから雲の厚さを推定することと似ている。今回の測定では月の代わりに、非常に遠方にあり銀河よりも100倍明るい天体であるクエーサーを利用した。クエーサーの光が地球に届く際、途中に存在する銀河間雲の中性水素によって特定の波長の光が吸収される。非常に遠方に存在する銀河間雲では距離によって赤方偏移の度合いが異なるため、吸収される波長は地球に届いたときには距離に応じて異なった波長に記録されている。

つまり本来吸収されるべき波長からのずれが距離を、その吸収されている度合いが銀河間雲の水素の濃さを表しており、それを様々な方向に対して測定することで宇宙の銀河間雲の地図を描くことができるのだ。

今回観測された110億光年の領域はちょうど銀河団が形成され始めた時期と考えられており、銀河団が形成されるにつれて銀河間雲も動くと考えられている。コンピューターシミュレーションによってこの銀河と銀河間雲の動きを再現したところ、その結果と今回観測された地図がよく一致していることもわかった。

Kueserfig

光を吸収する?
「クエーサーの光が地球に届く際、途中に存在する銀河間雲の中性水素によって特定の波長の光が吸収される」ということだそうです。

さてクエーサーって何かな、いや、私はし、知ってるけどね(^^;)。

クエーサー フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

クエーサーのイメージクエーサー (Quasar、QSO) とは、非常に離れた距離において極めて明るく輝いているために、光学望遠鏡では内部構造が見えず、恒星のような点光源に見える天体(quasi-stellar object)のこと。Quasar、QSOという呼称は quasi-stellar object(準恒星状天体)を縮めたものである。日本語では準星などと呼ばれていた。スペクトルの電波部分が弱いクエーサーのみを区別してQSOと呼ぶ場合もある。また、以前はクエーサーがホワイトホールであるとする説もあった。

現在では活動銀河核の一種とされ、性質の類似から、クエーサーと比べて比較的近傍に存在する活動銀河核を持つ銀河の一種である「セイファート銀河」と同じ種族を構成すると考えられている。

クエーサーのスペクトルは大きな赤方偏移を持っている。この大きな赤方偏移は、クエーサーが地球から極めて高速で遠ざかっていることを意味するので、ハッブルの法則によりクエーサーは極めて遠い場所に存在することがわかる。クエーサーは非常に遠方にあるわりには明るく見え、実際の明るさを考えると典型的な銀河の100倍程度のエネルギーを放出していると考えることができる。

クエーサーの中には明るさが急激に変化しているものがある。これはクエーサーの本体が非常に小さいことを示唆している。

ファイル:Gb1508 illustration.jpg
250pxgb1508_illustration

ということです。分かりましたか、みなさん( ̄▽ ̄)/

クエーサーを検索するときれいな画像がたくさん出てきます。ちょいと宇宙に思いをはせましょう。

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May 08, 2011

インテル、3D入ってる

4月25日に取り上げた記事と同じかと思ったら続報とありますね。

【続報】Intel社が22nm世代から3Dトランジスタ技術を量産適用することを発表

 米Intel社は、同社が開発した「Tri-Gate」と呼ぶ3次元(3D)トランジスタ技術を22nm世代から量産に適用すると発表した(Tech-On!関連記事)。3Dトランジスタの技術を採用することで、現行のトランジスタ技術より性能が高くかつ低消費電力のマイクロプロセサ製品を実現できると同社は主張する。「3Dトランジスタ技術への移行により、ムーアの法則をさらに延長できる」(Intel社、Senior Vice President兼Technology and Manufacturing GroupのBill Holt氏)。

 Tri-Gateを最初に採用するのは、開発コード名「Sandy Bridge」のマイクロアーキテクチャに基づいた「Ivy Bridge(開発コード名)」と呼ぶマイクロプロセサ製品である。報道機関向けのイベントで、このIvy Bridgeの試作品を搭載したノート・パソコンやデスクトップ・パソコン、サーバー機の動作を実演した。同社、Executive Vice President兼Intel Architecture Group、General ManagerのDavid Perlmutter氏によると、Ivy Bridgeの初期製品はサーバー機向けのマイクロプロセサになるという。デスクトップやノート・パソコン向けのマイクロプロセサ製品に適用する予定であり、「その後はAtomのSoC製品にも利用する」(Perlmutter氏)。Intel社によると、Ivy Bridgeは2011年末までに量産の準備を整えるという。

Thumb_230_3overview

3次元できる、という記事は見たことありますが、量産は初めてのような気がする。

インテルくん、がんばってくれたまえ( ̄▽ ̄)v

いよいよ三次元半導体時代です。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

May 07, 2011

書談:池井戸潤『オレたち花のバブル組』

Hananobable■『オレたち花のバブル組』
著者: 池井戸 潤
価格: \690(本体:\657)
出版: 文藝春秋(文春文庫)
発行: 2010.12
○ 内容説明
粉飾問題が発覚した老舗ホテルの再建を任された銀行員・半沢。金融庁「最強のボスキャラ」との対決、出向先の執拗ないびり…。四面楚歌のバブル組は、再び一発逆転できるか。すべての働く人へエールをおくる長編小説。
http://www.bk1.jp/product/02948322
-----------
バブル時代に東京中央銀行入行した半沢直樹も今では営業第二部次長。伊勢島ホテルが運用の失敗で多額の損失が出ることになる。そこへ近々金融庁の検査が。半沢は検査を乗り切りホテル再建をすることができるのか。

読んだのは去年ですが。池井戸作品は絶対裏切らないんだよね。正義のため、友のために生きる、半沢がなんだかできすぎという気もするけど。

金融庁からきたおネエキャラ検査官というのが結構ツボです。なぜ彼はそこまで銀行を目の敵にするのか。その結末もなかなかおもしろいです。

並行して、半沢の同期近藤の奮闘も見物です。

池井戸作品を読んだときの爽やかさはなんだろうな。可能な限り登場人物の育ちを書いているからかな。100%良い奴も悪い奴もいなくって、その人にはその人なり人生があり家族があり、いろんなものを背負っているのがわかるからな。

『オレたちバブル入行組』も以前に読んでます。


このころは感想を書こうと努力していたらしい。

読んだ本は全て書き留めておきたいのですが、無理です。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

May 05, 2011

ウニの目

ウニなんか研究している人いるんですね(当たり前か)。

ウニは全身が“眼”だった@ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト

ウニは“足”の付け根からトゲの先端まで、体の表面全体を巨大な“眼”として使っている可能性が明らかになった。

 この海生無脊椎動物は、はっきり眼とわかる構造を持たないにも関わらず、光に反応する。ここまでは以前の研究で判明していたが、どのように見ているかは謎だった。
(中略)

ところが新たな研究から、ムラサキウニの1400本以上ある管足の付け根と先端に、それぞれ異なる光受容細胞が密集していることが明らかになった。ウニの体の下側にある管足は、先端が吸盤になった長い管で、移動に使われる。

「ウニは管足を網膜として使い、他の部位で余計な光を遮っているのではないか」とイタリア、ナポリにあるアントン・ドーン臨海実験所(Anton Dohrn Zoological Station)の発生生物学者マリア・イナ・アルノーネ(Maria Ina Arnone)氏は研究チームの見解として述べる。

 過去の研究から、トゲの数や配置が視力に影響を及ぼすことはわかっていた。「今回の発見は、この事実と整合性がある」とアルノーネ氏は言い添えている。


目の機能というのはなかなか興味深いですね。
『目の誕生』とか読めばいろいろわかるのかなあ。

Menotannjo




眼の誕生
――カンブリア紀大進化の謎を解く
アンドリュー・パーカー 著 /渡辺政隆 訳 /今西康子 訳



眼の進化 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

眼の進化の主要な段階 a)光受容細胞が体表に露出している。周りの明るさを感知できる。 b)くぼみができることで光が差す方向を感知でき、また細胞は損傷から守られる。カサガイはこの眼を持つ。 c)ピンホール眼はオウムガイなどで見つかる。光の方向はよりよく感知でき、入射した光は像を結ぶ。 d)眼球が閉じ、液体で満たされることで網膜が守られる。ゴカイの眼。 e)シンプルなレンズは鮮明な像を結ぶのに役立つ。アワビがこの眼を持つ。 f)可動型レンズを持つより複雑な眼。ほ乳類を含む多くの脊椎動物が持つ。眼の進化は、さまざまな分類群で現れた特徴的な相似器官の例として、重要な研究対象であった。視物質のような眼を構成する個々の要素は共通の祖先に由来するようである。すなわち動物が分岐してゆく前に一度だけ進化したようである。しかし複雑な構造を持つ、像を結ぶことができる光学装置としての眼は、同じタンパク質とツールキット遺伝子を多数利用することによって、およそ50回から100回は個別に進化したと考えられる。

最初の複雑な眼はカンブリア爆発として知られる急速な進化的爆発の数百万年で登場したようである。カンブリア紀以前の眼の証拠はないが、中期カンブリア紀のバージェス頁岩の中でさまざまな眼が存在したことが明らかになっている。

眼はその持ち主の生息環境において必要を満たす多様な適応を含んでいる。たとえば敏感さ、知覚できる波長の範囲、暗い場所での感度、動きを感知したり対象を見分ける能力(解像度)、色を見分けられるかどうかなどの点でさまざまに異なる。

ウニを初めて食べた人、偉い。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

May 04, 2011

映画『これでいいのだ!!』

Koredeiinoda

赤塚不二雄の映画なのだ。

少年ヨンデーじゃなくて、少年サンデーの編集者が書いたのが原作。

おそ松くん、もーれつア太郎、レッツラゴンの連載まで。
(バカボンはマガジンに連載された)

もーれつア太郎はアニメ見ていた。ニャロメは大好きなキャラクターでしたね。ニャロメなかなか深いですのよ。奴はある日、気づくのです、偉人とは貧乏でみすぼらしく、いじめられる環境であると、それを自らその境遇に置くのです。子供ながらにニャロメは賢いなあ、テツガクシャだなと思ったよ。

赤塚の人生も面白く、ちょっと哀しい。

馬鹿なことから良いマンガが生まれる、次々と馬鹿をやってのける。

それにつき合わされるのが堀北真希がやってる武居記者。

しかし、人気はいつか落ちる。人々は去っていく。どん底で出来たのがレッツラゴン。

はちゃめちゃ非条理ギャグ、あれが赤塚氏の本質なのでしょうな。

赤塚は紅顔の美少年だったそうですが(藤子不二雄(A)さんが言っていた)、
浅井忠信は男前すぎるでしょう。

浅井ってほんとに良い男だなあと思った。あんまり浅井の作品って見たことなかった。

見終わって、自分自身も、これでいいのだ!と思える痛快娯楽作品ですw。

阿部ちゃんも出てるのか、と思ったら「寛」じゃなくて「力」だった件。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

May 02, 2011

特許権の延長

医薬品の特許延長、最高裁が国の上告棄却

 医薬品の特許延長制度を巡り、成分と効能が同じ薬があった場合は延長を認めないとする特許庁の運用は不当だとして、武田薬品工業が同庁の審決取り消しを求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(横田尤孝裁判長)は28日、武田側の主張を認めた。審決を取り消した一審・知的財産高裁判決を支持し、特許庁の上告を棄却。特許庁側敗訴が確定した。

 医薬品業界では、特許庁が特許延長を一律に認めない運用が「現状に即していない」との声が出ており、司法も是正を求めた格好。巨額の費用をかけて新薬を開発するメーカーにとっては追い風といえる。特許が切れた新薬と同じ成分を使う後発医薬品にはマイナスの影響が出る可能性もある。

 同小法廷は「成分と効能が同じ薬が他にあっても、特許が重複していなければ延長は認められるべきだ」と指摘した。

 医薬品は特許を取得しても、実際の製品化には承認手続きで時間がかかる。その分を埋め合わせるため、原則20年の特許期間を最大5年間延長できる仕組みがある。

 特許庁は製薬会社から延長申請があった場合、有効成分と効能・効果が同じ薬が他にあった場合、延長を認めない姿勢をとってきた。これに対し製薬会社側は「成分と効能が同じでも、使われている特許が異なれば別物」と主張。延長を認めなかった審決の取り消しを求めていた。

まあ、書いてあるとおりの制度で;
特許権の有効期間が、特許出願から20年と決められており、
(巷の人は結構これ知らない)
医薬品は、特許権が取れても、厚生労働省の許認可がおりないと、作れない売れない、その分損をするわけなので、それを補完するために1日~5年まで延長できます。
http://www.nibio.go.jp/guide/page2.html

具体的に何か問題だったのか、判決文読まないとわかんないわけだが。
いや、医薬品特許だから、特許がわかっても技術的に理解できないかもしんないな。
(-"-;)

まあ、そのうち誰か解説してくれるだろう。

これはアマサイの個人的見解だが、特許庁の規定はやはり厳しいのではないか。
医薬分野の拡充のために製薬会社に味方した判決ではないなと。

しかし、これ、いつの話かな。少し前なら、特許庁もまだ延長審査に慣れていない可能性もあるな。

医薬品技術も少しはわかりたいです。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

May 01, 2011

Godzilla

先週、アメリカの友人Jeffからメールが来た。

「アマサイさん、来月(5月)日本に行くのだが、地震はまた起こりそうか、津波の影響はないか。東京のビジネスは稼働しているのか。」

と聞いてくるので。

「津波は福島で起きているので、東京に影響はない。余震もだいぶ収まったし、計画停電も見送られた。あなたが去年来たときの東京と何ら変わらない」

と書いて

「東京は安全な都市だ。ゴジラでも来ない限り壊れることとはない」

とYoutubeのアドレスをつけて返事をした。

http://www.youtube.com/watch?v=XttUozpn5h8&feature=related

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