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July 31, 2011

インドの原発

議論を巻き起こすインドの原発推進 July 25, 2011 ナショナルジオグラフィック ニュース

 インド西海岸の港町ジャイタプールで、世界最大規模となる原子力発電所の建設計画が進められている。この町は電力こそ不足しているが、魚介や果物の輸出で暮らし向きは良く、住民は生活の変化を望んでいない。3月の福島第一原発の事故後、エスカレートする抗議運動の中で「原発反対」を明確に表明した。

 数年前、慢性的な電力不足を抱えるインドは技術的な孤立を解消するため原子力エネルギーの利用拡大を構想、ジャイタプールを重要拠点と位置付けた。当時のアメリカ、ブッシュ政権は、核拡散防止条約(NPT)調印を拒否するインドでも、西側諸国から民生用原子力のノウハウやウラン燃料を容易に購入できるよう、積極的に外交努力を行った。しかし、2008年に承認された民生用原子力協力協定の下で、進捗は思わしくない。今年7月半ばのヒラリー・クリントン国務長官の訪印は、アメリカの原子力企業の足かせとなっている法的障害を取り除く目的もあった。


ゼロを発見したのはインド人ということで、数学ができる、ソフトウエア技術者が優秀だ、と言われていますが、科学技術、このようなビッグ技術には関してはどの程度の国力があるのでしょうか。

いや、技術力うんぬんというより、人権とか人命についてはどう考えているでしょう。地球環境への影響を考えなかったら何でもできますよね。70年代の日本のように公害しまくって発展した工業のように。

しかし、3.11以前は原子力=クリーンエネルギーというのがどこでもウリなんですよね。インド政府を責めるのはお門違いです。

では、どうすればいいのか。。。(-_-)ゞ゛ウーム


他山の石ではない。みんなで考えないと。管理人を喜ばすには⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 29, 2011

DOS来い!

MS-DOS、誕生から30年に

C:\happy-birthday.exe! 米国時間7月27日、Microsoftのソフトウェア帝国の礎を築いた「MS-DOS」が30歳になった。せっかくなのでコマンドラインに入り、このOSの誕生日を大いに祝うのもいいだろう。

 1981年の7月27日、MicrosoftはSeattle Computer Products(SCP)から、後にMS-DOSとなるソフトを買い取った。SCPはこのシステムを「QDOS」の名称で開発していた。MS-DOSが「Microsoft Disk Operating System」の略称であることは誰もが知っているが、実はこれにはBill Gates氏とその仲間たちによる、企業ならではのとりつくろいという一面がある。QDOSはもともと、「Quick and Dirty Operating System」(間に合わせのオペレーティングシステム)の略称だった。


(^ ○ ^)お!(^ □ ^)め!(^ ◇ ^)で!(^ ▽ ^)と!(^ ・ ^)う!

M S - D O S く ん


君と出会って、20数年になるね。
君は暗がりから急にピコンピコンと光って出てきた。
あの中では君だけ道しるべだった。
君は偉大だ。全ては君の配下だった。
しかし、君は偉大になりすぎた。
誰もが君を畏れ、避けるようになった。
そして君は、この世界の一部を仕切るだけになった。
そうであっても、君は変わらない。
君を呼びさえすれば、いつでも応えてくれる。
これからもずっとずっと友達でいよう。

FD1枚で物事が済んだ時代が懐かしい。管理人を喜ばすには⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 28, 2011

ヒッグス

なんか題名絶対変だよね。

 「神の粒子」は存在する?かすかなヒント見つけたとCERN

【7月26日 AFP】世界最大の粒子加速器「大型ハドロン衝突型加速器(Large Hadron Collider、LHC)」を運用する欧州合同原子核研究機構(European Organisation for Nuclear Research、CERN)は25日、「神の粒子」とも呼ばれるヒッグス粒子(Higgs Boson)の実在を示すかすかなヒントが得られたと発表した。ヒッグス粒子の有無に関する決定的証拠は2012年末までには得られる見込みだという。

 CERNのロルフ・ホイヤー(Rolf-Dieter Heuer)所長はスイス・ジュネーブ(Geneva)のCERN本部で会見を開き、「ヒッグス粒子については、存在の有無を除いてはすべてがわかっている。『あるべきかあらざるべきか』というシェークスピア的な問いの答えは来年末までに出るだろう」と述べた。

 一方、米エネルギー省のフェルミ国立加速器研究所(Fermilab)も、ヒッグス粒子の存在の証拠となり得る兆しを見つけたと発表した。同研究所ではヒッグス粒子の発見を目指す2つの実験が行われているが、一方の実験の広報担当者は前週、「ヒッグス粒子の探索は最もエキサイティングな最終ステージに入った」とする声明を出していた。

 CERNもフェルミ研究所も、ヒッグス粒子が存在している可能性のある質量の範囲を大きく絞り込んでいるが、ヒッグス粒子の発見をめぐる両者の競争が益々過熱することも意味している。ヒッグス粒子の有無に関して動かぬ証拠を提示した研究グループには、ほぼ間違いなくノーベル物理学賞が与えられると言われている。

こういうには比喩とか形容を越えていると思う。シェークスピアまで出して「神の粒子」とか言っている一部の「信者」の浅はかさを感じます。これは科学コミュニケーションをゆがめていると思うのね。

日本人は得だよね。神なんか使わなくては議論ができるんだから。

キッズサイエンティスト-KEK-

しかし、ビッグバンから、10^-13秒過ぎたころに、真空の相転移が起こり、真空がヒッグス粒子の場で満たされてしまったと考えられます。これはちょうど水蒸気が冷えて、液化して水になる状況に例えられます。宇宙の冷却とともに真空はヒッグス粒子の海になってしまったわけです。クォークやレプトンはヒッグス場と反応し、あたかも水の中を泳ぐ魚のごとく、ヒッグス場によるブレーキを受けることになり質量のある粒子と同じふるまいをします(図2)。光はヒッグス場とは反応しないので光速で飛び質量はゼロのままです。

Higgs

ではヒッグス場は本当に存在するのだろうか?
電磁場が存在すれば光子があるように、ヒッグズ場が存在すればヒッグス粒子が最低1種類あるはずです。ヒッグス粒子の性質は理論でよく予言されているので、どのような方法で発見するかはわかっています。

これまでの実験でまだ発見されていないので、ヒッグス粒子は114 GeV より重いはずです。理論の予言もまた間接的実験結果も、ヒッグス粒子は 1000 GeV (1兆電子ボルト)より低い領域に存在すると強く示唆しています。とくに 200 GeV より低い事がかなりの程度の確率で示唆されています。このエネルギー領域には次世代の加速器LHC(スイスで建設中、2007年完成予定)やILC(計画中)で到達できるので、ここ10年以内にヒッグス粒子は発見される可能性が非常に高いのです

早いとこみつけて、汎神論の適用はやめてほしい。

未だに科学と信仰が分離してないんだなあ。神は心の中にあればいいじゃん。管理人を喜ばすには⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 27, 2011

グラフェンの新展開

驚異の素材「グラフェン」、ノーベル賞研究者らが詳細研究

【7月25日 AFP】世界で最も薄い素材「グラフェン」についての研究で2010年のノーベル物理学賞を受賞した物理学者2人が24日、グラフェンを電子レベルで研究するための方法を考案したと発表した。

 グラフェンは炭素原子1個分の厚さのシートで、ハチの巣状の六角形の格子構造を持つ。化学的には非常に単純だが、極めて強度があり、電気を通し、熱を放散し、透明性が高い。次世代コンピューターの半導体や、タッチスクリーン、電気機器などへの応用に関心が高まっている。

 ノーベル物理学賞受賞のロシア出身の物理学者、アンドレ・ガイム(Andre Geim)氏とコンスタンチン・ノボセロフ(Konstantin Novoselov)氏は英科学誌「ネーチャー・フィジックス(Nature Physics)」に論文を発表。グラフェンの特性をさらに理解するため、真空の状態でのグラフェンシート上の電子の相互作用を詳しく分析したという。2人の研究によると、電子の移動速度は極めて速く、しかも光子のようなふるまいをしていた。

「今回の特定の実験で発見した驚くべき物理特性は、実際の電子機器への即時活用もあるかもしれない。だが、この物質の電気特性をさらに理解することで、グラフェンエレクトロニクス分野の開発にさらに一歩近づくことになるだろう」と、ノボセロフ氏は声明で述べた。(c)AFP

これはなかなか興味深いですね。新素材によってエレクトロニクスが発展することは喜ばしい。
てか、Tech-Onにグラフェンのページがあることにビックリ。

http://techon.nikkeibp.co.jp/special_issue/graphene/?rt=nocnt
ノーベル物理学賞受賞,炭素新素材「グラフェン」の可能性 -- Tech-On

ベンゼン環を2次元平面に敷き詰めた6員環シートのこと。グラフェンシートとも言う。このシートを筒状に丸めたものがカーボンナノチューブ,複数枚積層したものがグラファイトである。

 ベンゼン環は炭素6個と水素6個からなる六角形であり,sp2混成軌道をとっている。このため,グラフェンシートの上下にはπ電子が存在し非局在化している。グラファイトの場合,積層した隣同士のシートのπ電子と重なりあうことで電子がさらに非局在化し安定化する。カーボンナノチューブの場合には,グラフェンシートが丸まった構造をとり,単層となるとその曲率がさらに小さくなって,許される電子状態が幾つかに限定されることによって,量子効果を持つようになる。

 このようにグラフェンは,グラファイトやカーボンナノチューブの中間素材的な存在だと見られていたが,近年グラフェンそのものに注目が集まってきた。2006年から研究発表が急増しており,ナノサイズのトランジスタや回路を形成する「ポストSi」の有望新素材として特に米国で研究が活発化してきた。

 グラフェンの物性的な特徴としては,キャリア移動度が20万cm2/Vsと金属やカーボン・ナノチューブを超える値を示すことが挙げられる。このほか,(1)ナノデバイス特有の1/f雑音を大幅に抑制できる,(2)負の屈折率を示す,(3)グラフェン上の電子はあたかも質量がゼロであるかのように振舞う,といった特性があることが報告されている。また,金属と半導体の中間的な特異な性質をいくつも備えている,という指摘もあり,その多様な特性に俄然興味が深まってきた,という状況だ。それだけ,分かっていないことも多く,研究者の腕の見せ所といったところだ。

早く応用化がみたいものです。

夢の素材ってグラフェンだったのかな。管理人を喜ばすには⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 26, 2011

Intel、もちょっとがんばれw。

インテルCEO、来るべきARMチップとの対決について語る

lntelの最高経営責任者(CEO)であるPaul Otellini氏は米国時間7月20日、良好だが素晴らしくはない決算を発表した後、「Windows 8」が市場の勢力地図を変えることの意味について質問を受けた。Windows 8はARMチップをサポートする初めてのMicrosoft製メインストリームOSだ。

 20日の決算発表電話会議の中で、あるアナリストが、Intelは予期されるARMプロセッサ搭載のWindows 8デバイスとの衝突にどのように対処するつもりなのかと質問した。ARMチップは世界の大半のスマートフォンおよびタブレットに搭載されている。

 IntelはPC(別名「クライアント」デバイス)の分野で一貫して圧倒的に優位な立場を維持してきたが、Appleが「iPad」で非常に大きな成功を収めたことによって、PCの定義が急速に変わろうとしている。Appleは直近四半期に925万台ものiPadを出荷した。iPadはARM設計に基づくプロセッサを採用しており、PCと同様にクライアントデバイスと見なされている。このiPadの出荷台数だけでも、Appleは世界市場におけるPCメーカー別四半期出荷台数ランキングでトップクラスに入る。

 Otellini氏は「市場の勢力地図」にもたらされる変化について質問を受け、IntelがWindows 8上でのパフォーマンスおよび下位互換性という点で優位に立っていることを強調した。同氏は「(Windows 8)タブレットが一般の人々にどのように受け止められるかは、まだ結論が出ていないと思う。われわれはWindows 8タブレットに関して、強大な競争力を持ちたいと考えている。われわれの仕事は、ARMを搭載したWindows 8タブレットを扱う競合他社にパフォーマンスとバッテリ寿命、互換性の面で打ち勝つことだ」と述べた。

CEOが自分を励ましているんじゃないですかね。インテルの未来はさほど明るくはないと思うんですが。

Winのタブレット、使いずらそうです。

そもそもWinPCを使わざる得ない現状、誰かなんとかしてくれないかなあ。


アップルも嫌いですw。管理人を喜ばすには⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 25, 2011

惑星へ

アマサイはTVで『コスモス』を見て以来カール・セーガン博士を尊敬している。今風にいうと「ネ申」ってことなんだろうか。たぶん、邦訳はほとんど読んでいる。

セーガン博士のアマチュアリズム(博士は科学が職業科学者のものと考えていない)を広められたらなあと思っていた。

そしてのその思想を受け継ぐものはあって、終わってしまったらしい。

日本惑星協会:12年の歴史に幕 セーガン博士ゆかり

 米国の天文学者、カール・セーガン博士にゆかりを持ち、惑星探査の普及活動に取り組んできたNPO法人(特定非営利活動法人)「日本惑星協会」が解散した。関係者の高齢化が進み、事業継続を断念したという。20日に最後のメールマガジンを配信、12年の歴史に幕を下ろした。  米惑星協会を設立したセーガン博士は親日家で知られ、96年に亡くなる直前「日本にも協会を作ってほしい」と話していた。宇宙開発や企業関係者が中心となり、99年に日本惑星協会が設立された。  協会は、小惑星探査機「はやぶさ」ミッションでは、はやぶさが小惑星に接近した際、先に投下して着陸の目印にしたターゲットマーカーに名前を乗せる「星の王子さまに会いに行きませんか」キャンペーンを企画、約88万人の応募を集めた。会員は約350人だが、メールマガジンの読者は約1万人に達した。
どうして知らなかったと思うが、NPOだからだろうな。有人飛行じゃない惑星探査は推進すべきとアマサイも思っているのだが。

ちょっと実現目標が狭すぎるんじゃないかと思う(JAXAしか出来ないし)。天文愛好家を集めて裾野を広げていけばいいのに。結構会員間の利害関係があったのではないかな。NPOの形態に合わないかったんじゃないかな。

REN4おばさんの仕分けも影響がないわけはないだろう。

そういう実益じゃなくて、精神を受け継ぐ団体が必要だ。

http://www.youtube.com/watch?v=_3NAW1U-swc&feature=related

アマサイが作っちゃうか。管理人を喜ばすには⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 24, 2011

技術には罪はないわけで。

【コラム】シリコンバレー101
422 米国市場は地雷原、モバイルアプリ開発者が次々に撤退

大企業はともかく、訴訟費用を捻出できない個人や小規模のアプリ開発者は、パテントトロールのターゲットになるだけで身動きがとれなくなる。今月13日に英国のモバイルアプリ開発者Simon Maddox氏が、米国のアプリストアから製品を引き上げたことを明らかにしたのが話題になった。同氏は「予備の銀行口座に全売上げの0.575%を入れておいた。くたばれ、Lodsys」とツイートしている。同じ日にTwitterrificの開発で知られるIconfactoryのCraig Hockenberry氏が「個人開発者の浮き沈み」と題したブログ書き込みを公開した。モバイルアプリ開発者が直面しているパテント問題について「恐ろしいのは、われわれの製品やWebサイトのどこにでも侵害行為が起こり得ることだ。 (中略) そもそもなぜ米国だけがパテント問題の地雷原になっているかというと、米国はパテントに関して先発明主義(First-to-Invent)を採用する独特な国で、かつKootolの問題に見られるように議論を呼ぶパテントが認められやすい。その結果パテントトロールのような行為が横行し始めた。ソフトウエア産業では大企業がパテント訴訟から自分たちの製品を守るためにパテントを取得し、ライセンス交渉の武器として不要なパテントまで買いあさる。小さいながらも地道にアイディアを形 (製品)にしている個人や小規模の開発者がパテントトロールに苦しめられているのが現状だ。
特許侵害で訴えられるソフトウエア開発者が多いということですね。あとの段落に書いてありますが、必ずしもパテントトロールじゃないと思います。開発者側は無垢すぎるんじゃないのかな。実際に訴訟までいかないような気が、、、調べてはいないんですけど。訴訟保険とか開発者組合とかあるんじゃないですかね。パソコン草創期じゃないんだから、こんなソフトつくっちゃたよ、じゃ済まないでしょう。
ジレンマを解消する上で、オバマ大統領はこの特許法の大胆な改正を「時代に合わせた改革」と表現していた。パテントの一番の目的は発明者の保護ではない。発明や技術を幅広く共有し、社会のために役立てるための制度である。その点で米国のパテント取得に対する寛容なアプローチはかつては有効だった。だが、今日の社会発展を担うIT産業においては衝突を生み出す。

なんか今頃気づいたのかな、って気がしますけどね。特許にしてあげるから、利害関係ある人はその人たちで解決してね、って訴訟を勧めるは無法地帯とあまり変わらない。まあ、開拓者のお国柄ですからね。でも、それは現代社会じゃないから。

だから米国の判例研究は面白いわけだけどね。判例が法律になっていくお国柄だからね。管理人を喜ばすには⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 22, 2011

フラクタルの創始者、マンデルブロ氏、死去

アマサイは秘かに(?)複雑系科学を志しているので、マンデルブローさんは尊敬しています。

ブノワ・マンデルブロー氏死去 フラクタルを提唱した米数学者

 ブノワ・マンデルブロー氏(米数学者)米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、14日、米マサチューセッツ州ケンブリッジで死去、85歳。妻によると、膵臓がんが原因。  03年の日本国際賞受賞者。フラクタルという概念を提唱し、複雑な図形の奥に潜む共通の幾何学的構造を明らかにした。  24年、ポーランドのワルシャワでユダヤ人家庭に生まれる。36年、ナチスの迫害を逃れフランスに移住。52年、パリ大学で博士号(数学)。58年から米IBMの研究所に勤務。99年から米エール大教授。(ニューヨーク共同)

Wikiからです。この図は見たことある人多いでしょう。

Madeburow


マンデルブロ集合(マンデルブロしゅうごう、Mandelbrot set)とは、 複素平面上の集合が作り出すフラクタルである。
次の漸化式

Zankasiki

で定義される複素数列 {zn}n∈N が n → ∞ の極限で無限大に発散しないという条件を満たす複素数 c 全体が作る集合がマンデルブロ集合である。
複素数 c を複素数平面上の点として(あるいは同じことだが c = a + ib と表して c を xy-平面上の点 (a, b) として)表すと、この平面上でマンデルブロ集合は自己相似的なフラクタル図形として表される。 右に示した 4 つの図は複素平面上でのマンデルブロ集合である。右下が全体像、他の 3 つの図は各部の拡大像である。図中の黒い部分がマンデルブロ集合に相当し、周囲の色は無限大に発散する速さを表している。
マンデルブロ集合はヒョウタンのような図形の周囲に自己相似的な図形が無数にくっついた形状をしている。拡大図には「飛び地」のような黒い部分がいくつか見られるが、これらは全てマンデルブロ集合本体に連結していることが 証明されている。
なお、上式で z0 を 0 以外の複素数にした場合、マンデルブロ集合は上記の図形をゆがめたものになる。

平面幾何学上で、マンデルブロ集合の周を拡大すると、元のものとよく似た形が繰り返して現れるが、全て少しずつ違っている。つまりマンデルブロ集合の周は自己相似ではないフラクタルの一種であり、その相似次元は平面内の曲線としては最大の2次元である。このことはマンデルブロの予想と呼ばれ未解決問題の一つだったが、宍倉光広によって肯定的に証明された。

その未解決問題というのは知りませんでした(と思ったけど聞いたことはあったw)。

数学者って長生きしますよね(個人差かw)。まだまだ業績残せたはずです。ざむねん。

うーむ、やっぱり大学の研究室入らないとダメかな。管理人を喜ばすには⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 21, 2011

佳境もなんもかも越えた次世代メモリ

佳境を迎えた次世代メモリ開発

東芝がポストNANDメモリと呼ぶ次世代メモリ。同社はここに来て、その候補をほぼ絞り込んだようです。メモリ・セルを3次元方向に積層することで、大容量化と低コスト化を実現する3次元NANDフラッシュ・メモリです。その中でも、同社の独自技術である「BiCS(bit cost scalable)が最有力候補」(東芝 執行役常務 セミコンダクター&ストレージ社メモリ事業部長の成毛康雄氏)とのこと。BiCSは同社が2007年に初めて学会発表したもので、多層のメモリ・セルを一括で形成できるというメリットから、“ポストNANDメモリ=3次元NANDフラッシュ・メモリ”という業界の流れを決定付けた技術でした。このBiCSを軸に、東芝は2013年にも3次元NANDフラッシュ・メモリの量産を始める意向です。

その一方で、同社は現行のNANDフラッシュ・メモリについて「あと数世代は微細化できると考えている」(成毛氏)といいます。現在の24nm世代品に続く19nm世代品の量産を2011年7月に始める計画であり、この次の1Y(18~15)nm世代、さらにその次の1Z(14~10)nm世代までは微細化できる感触を持っているようです。1Znm世代の量産は2013~2014年になるとみられますから、同社は現行のNANDフラッシュ・メモリの微細化が完全に止まる前に、3次元NANDフラッシュ・メモリを量産する意向を持っていることになります。

へー、三次元、ほんとに量産化できるの、できるんだ。東芝だけじゃなくて、××とか△△とかやっているよね。日本でそこまでできるのかね。できるんだよね。

まあ、がんばって。


四日市工場のことはここ。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110713/193292/?rt=nocnt

手抜きしたのではなくてちょっと実状を知ってしまったので、競合他社の・・・。管理人を喜ばすには⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 20, 2011

有機半導体単結晶薄膜

薄膜♪薄膜♪

新しいインクジェット印刷法による有機半導体単結晶薄膜の製造技術
-世界最高性能の有機薄膜トランジスタを実現-2011年7月14日 発表

独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)フレキシブルエレクトロニクス研究センター【研究センター長 鎌田 俊英】長谷川 達生 副研究センター長、山田 寿一 主任研究員、峯廻 洋美 産総研特別研究員らは、新たなインクジェット印刷法を用いて、シート上の任意の位置に有機半導体単結晶薄膜を作製する技術を開発した。この技術により、薄型ディスプレーなどの大面積電子機器に必須である薄膜トランジスタ(TFT)の性能を、従来の印刷法による有機TFTに比べて100倍以上向上させることができた。さらに、薄膜の単結晶性を大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構(以下「KEK」という)の施設を用いて確認できた。

 印刷法による電子デバイス製造技術(プリンタブルエレクトロニクス技術)は、軽い・薄い・落としても壊れないという特徴を備えた情報通信端末機器(フレキシブルデバイス)の実現や、それらの省資源・省エネルギー製造を可能にする近未来技術として期待されている。今回、有機半導体を溶解させたインクと有機半導体の結晶化を促すインクをミクロ液滴として交互に印刷する新手法(ダブルショットインクジェット印刷法)により、分子レベルで平坦な有機半導体単結晶薄膜の作製に成功した(図1)。この技術により作製した有機TFTは、移動度が最高で31.3 cm2/Vsと現在の液晶ディスプレーに用いられているアモルファスシリコンTFTを大幅に超える性能を示した。また、従来の印刷法で作製した有機TFTと比較すると100倍以上の性能であり、有機TFTとしては世界最高性能を示した。この技術は、フレキシブルデバイスの研究開発を大きく加速すると期待される。
この成果の詳細は、英国の学術誌Natureに 2011年7月14日(日本時間)にオンライン掲載される予定である。
(参照URL:http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature10313.html)

図1 新しいインクジェット印刷法で各位置に形成した有機半導体単結晶薄膜

Fig1sansoken

英国誌に掲載されると日本出願はどうなるのかな、と思ったけど、掲載前に特許出願すりゃいいわけだな。

公開されたもので一番最新のやつ。

【公開番号】特開2011-113999(P2011-113999A)
【公開日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【発明の名称】導電性基板とそれを用いた半導体素子、それらの製造方法
【出願日】平成21年11月24日(2009.11.24)
【出願人】独立行政法人産業技術総合研究所
【発明者】吉田 学
【発明者】鎌田 俊英
【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板と、前記基板上に設けた導電パターンからなり、前記導電パターンは、基板側とは反対側の表面及びその近傍を除いて全体的にバインダー中に2以上の複数の異種金属微粒子が分散された構造を有し、前記表面及びその近傍には前記2以上の複数の異種金属微粒子が圧延され微粒子同士の導電性接合が形成された表面導電合金層が形成されていることを特徴とする導電性基板。
【請求項2】
前記表面導電合金層は、前記バインダー中に球状の2以上の複数の異種金属微粒子を任意量分散した導電ペーストにより、基板上に成膜手段を用いて成膜パターンを形成し、前記2以上の複数の異種金属微粒子を含む前記成膜パターン表面に対し水平方向と垂直方向への圧力印加と、加熱とを行って形成したものとしたことを特徴とする請求項1記載の導電性基板。
【請求項3】
前記基板をプラスチック基板としたことを特徴とする請求項1又は2記載の導電性基板。
【発明の詳細な説明】
(印刷導電パターンの製造方法)
図2に本願発明の印刷導電合金パターンの断面と加圧方法を示す模式図である。
図2(a)は印刷し乾燥した直後の複数金属種含有導電ペースト、図2(b)は本願発明の加熱加圧法を適応しバインダー樹脂12を除去したときの複数金属種含有導電ペーストの断面の模式図、図2(c)はバインダーが除去されると同時に異種金属微粒子13、14が圧延されて合金化され表面導電合金層15が形成される様子を示す模式図である。
図2(a)(b)(c)に示すように、本願発明の加熱加圧法を用いれば、印刷工程を経た複数金属種含有導電ペーストパターン表面と水平な方向の圧力と鉛直方向の圧力を印加するため、水平方向の圧力成分でバインダー12が取り去られ、金属微粒子13、14の表面が露出したところにさらなる圧力が印加されるため金属微粒子13、14が圧延され微粒子同士が原子レベルで固溶化すると共に導電性接合が形成され、表面導電合金層15が形成される。この際、隣接する金属微粒子内の結晶子同士が圧力により接合を形成するため、その部分に結晶格子の歪が生じ、異種金属原子が格子の歪に入り込む。
【0018】
図2に示す本願発明の加熱加圧法は、まず、図2(a)に示すように、基板11上に設けた、絶縁性の樹脂からなるバインダー12中に球状のA金属微粒子13およびB金属微粒子14を適宜量分散した導電ペーストにより、基板11上に印刷やコーティング等の成膜手段を用いて成膜パターン10を形成し、成膜パターン10を加熱してこの成膜パターン10中の溶媒を除去して乾燥し、図2(b)に示すように、前記A金属微粒子13およびB金属微粒子14を含む成膜パターン(例えば、印刷パターン)10表面に対し水平方向(例えば、基板表面と同じ向き)および垂直方向(例えば、基板表面に対し垂直方向)への圧力Fa印加と、加熱(微粒子間の焼結を促進するため)とを行って、図2(c)に示すように表面導電合金層15を形成する。
ここでいう「水平方向と垂直方向への圧力印加」とは、基本的に、垂直に圧力を印加しながら水平方向へ移動することを意味するが、例えば、成膜パターン10の表面側に図2(b)に示すように弧を描くような力Fbを加えることをも意味し、この場合には、云わば、成膜パターン10の表面側のあるバインダー12およびA金属微粒子13およびB金属微粒子14に弧を描くような力Fbを加える。この加工工程を基本的に成膜パターン10の表面側全体に行う。この工程を行うことにより、図2(c)に示すように、成膜パターン10の表面側に表面導電合金層15が形成される。
【0019】
図2に示す本願発明の加熱加圧法を用いれば、成膜パターン表面側に水平方向の圧力と鉛直方向の圧力を印加するため、水平方向の圧力成分でバインダー12が取り去られ、A金属微粒子13およびB金属微粒子14の表面が露出したところにさらなる圧力(力Faの導電ペーストに接する箇所は、線ではなく所定の面積を有するため、同じ箇所に連続的に圧力が作用する)が印加されるためA金属微粒子13およびB金属微粒子14が圧延され微粒子同士の導電性接合が形成され、表面導電合金層15が形成される。
ここで、導電パターンに力Fbを作用させる部材は、図示していないが、例えば、偏心軸に設けたローラー等を用いる。即ち、ローラーが軸支されている回転軸が偏心しているため、ローラー自体は、偏心軸の回転に伴って、図2(b)の力Fbの弧状運動を行う。更に、ローラー自体はバインダー12を取り去る向きに自転しながら図2(b)の力Fbの弧状運動を行うようにしてもよい。
2011113999

研究と特許出願は連動させないとね。


公的研究所の知財ってこれでいいんだろうか。管理人を喜ばすには⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 19, 2011

それって、戦略だったんですかぁ

京大、iPS細胞の特許戦略見直し 取得特許絞り込みに転換
日経新聞2011/7/18 1:30

 京都大学iPS細胞研究所は、再生医療へ応用を目指す新型万能細胞(iPS細胞)の特許戦略を見直す。研究成果を幅広く特許にしてきたが、取得特許を絞り込む方針に転じる。特許の保有などにかかるコスト負担を一大学で担うのは重すぎるためだ。日本発の成果をどう生かすのか国や企業を含めた日本全体で考える時期に来ている。

 京大は山中伸弥京大教授ら先端研究者を集め、出願した特許を所持し続けるかどうかを判断する基準の策定づくりに着手した。11日には作製技術の特許が欧州で初めて成立したと発表したが、拡大一辺倒の戦略を改める。

 iPS細胞の特許は、再生医療に不可欠と分かれば価値が高まる。ところが現在の研究水準ではまだ治療までの道のりは長く、どの技術が主流になるのかを見通すのは非常に難しい。


この人たちに戦略があったということ自体驚きですが。

結局、後付の話でしょ。

以下略。

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July 18, 2011

Andoridには期待しています。

[FT]アップル特許訴訟の行方に固唾のむアンドロイド勢 日経新聞7月15日

(2011年7月15日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

 米アップルが昨年3月に特許侵害で台湾の宏達国際電子(HTC)を相手取り提訴した件に関する仮裁定が、15日に下されることになりそうだ。最近のHTC株の急落は、仮裁定を前にした投資家の緊張を物語っている。

■サムスンやモトローラとの裁判にも影響

アップルはHTCを特許侵害で訴えた(6月6日、サンフランシスコの開発者会議で講演するジョブズCEO)=AP

 HTCの株価は、先週半ばの水準から20%下落したが、裁定直前になって一部投資家が買い戻しに動いたことで14日には6.8%反発した。
 今回の裁定が関係者の注目を集めるのは、これがアップルと、米グーグルの携帯用OS(基本ソフト)「アンドロイド」を搭載したスマートフォン(高機能携帯電話)のメーカー間での初の訴訟となるためだ。
 アップルは昨年3月、米地裁と米国際貿易委員会(ITC)に対し、「iPhone(アイフォーン)」の設計とハードウエア、ユーザー・インターフェースに関する20件の特許をHTCのスマートフォンに侵害されたとする訴状を提出した。HTC側はこれを否認している。
 米国における製品の輸入・販売の禁止権限を持つITCは15日、この件で仮裁定を下すと見られる。
 今回の裁定は、アップルが韓国サムスン電子と米モトローラとの間で抱える別の訴訟の結果を占う鍵ともなる。HTC、サムスン、モトローラの3社とも、提訴内容を否認してアップルを逆提訴している。
 敗訴した場合、メーカー側はロイヤルティー(技術使用料)として年間数億ドルの支払いを義務付けられるため、競争激化で利幅縮小が予想されるスマホ事業が、さらなる打撃を受けることも懸念される。

アンドロイドは後発なんだから、メリットもデメリットもあるよね。Googleさんはそのリスクヘッジをできるのかな。まあ、ジョブズおじさんだけにでかい顔されるのは、いやなんで、がんばってほしいですが。

せめて機械くらいはいろんな選択肢がほしいです。それが豊か社会。

話ずれますが、今やってるドラマ『下流の宴』、(良い)大学出ると選択肢が広がるってのがキーワードっぽいのです。大学を出るのと出ないので、確かに差がある。しかし、それが有名大学である必要があるのかな、選択肢が多いって何を意味するのかな。そこになりたい自分がなかったら何にもならないな;

それに比べてモノにある程度の数が必要です。MSじゃないとパソコン使えないって(いや、LinuxとかMacとかあるけれども、組織に属したらMSじゃないとダメでしょ)。

30年前くらいよりいろんな余裕が出来てきたのに「生きずらさ」という言葉が流行るのはなぜなんだろう。管理人を喜ばすには⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 16, 2011

何度目かの言及:ソフトウエア特許

Debian Project、ソフトウェア特許をわかりやすく説明するFAQを公開

 Debian Projectは7月9日、フリーソフトウェア開発者向けにソフトウェア特許を解説するドキュメント「Community Distribution Patent Policy FAQ」を公開した。特にディストリビューションコミュニティに向けたもので、特許のリスクについての啓蒙を目的とする。

 Debian Projectではソフトウェア特許について、「フリーソフトウェアを脅かすものであり、ソフトウェアのイノベーションを推進するものではない」という姿勢を保っている。だが、ソフトウェア特許は米国など世界のいくつかの国で認められていることから、フリーソフトウェア開発者やディストリビューターはこの問題を過小評価したり、過大評価するべきではないと考えており、FAQを作成したという。

なんでまだこんなこと言っているのか、わからない。欧州はまだ認めてないけどね。ハードウエアとリンクしたソフトは認めてるけど。過大評価って、正視眼で判断すればよくね?特許出さないでどうやって技術を保護するのか、勿論、出願しただけじゃ保護されないけど。それは、他の分野の出願も同じこと。

ソフトウエア技術者は、自分の手の内を明かすことになるので、あんまり積極的ではないんだけどね。ノウハウは出すことないんで。これは俺だけの手法だと思っていても実は誰もやってることな場合が多いよ。

彼の言い分を解釈するならば、ソフトウエアに限らず、特許を出すってことは損ばかりということになる。

それもまあ、完全否定できないんだけどさ。

もう特許制度で世の中が回っているので、もう乗り込むしかない。が、しかし、ただ弁理士/特許弁護士を儲けさすだけの大量出願は必要ないと思うわけ。

これ以上は個々の事例がないと明言できないな。

FAQを作ることはいいことです。管理人を喜ばすには⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 15, 2011

祝!池井戸潤、直木賞受賞!

我らが池井戸潤がついに直木賞!

(^ ○ ^)お!(^ □ ^)め!(^ ◇ ^)で!(^ ▽ ^)と!(^ ・ ^)う!

やったぜぇー!

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東野圭吾さんが直木賞取って以来のよろこび。
http://page-only-one.cocolog-nifty.com/imotora7/2006/01/post_163f.html

今回は東野さんのときとちがって静かな喜び。別にうれしくないんじゃなくて、よかったなあ、池井戸さん、がんばったもんなあ、という感じ。

たぶん、世間的に知られていないんじゃないかな。直木賞は大衆小説に与えられるという建前があって、エントリもそこそこ知られている人が多い。

145回候補作
・池井戸潤(いけいど じゅん) 「下町ロケット」(小学館)
・島本理生(しまもと りお) 「アンダスタンド・メイビー」(中央公論新社)
・高野和明(たかの かずあき) 「ジェノサイド」(角川書店)
・辻村深月(つじむら みづき) 「オーダーメイド殺人クラブ」(集英社)
・葉室 麟(はむろ りん) 「恋しぐれ」(文藝春秋)

この中だったら池井戸以外あり得ないね。

審査員のが言っているように
「東日本大震災の影響についても触れ、「『こういうときだからこそ作品で扱われているような中小企業を盛り上げるべきだ』という意見や『落ち込んだ中小企業を救済するいい作品である』という意見も出た」ということだな。


http://sankei.jp.msn.com/life/news/110714/art11071420300003-n1.htm

そうなのだよ、今こそ池井戸作品が読まれるときなのだよ。日本を元気する、人に生きる希望を与える、それが池井戸作品だ。

ってか、それが本来ブンガクの使命だ。

池井戸さん、これからも良い作品を作り続けてください( ̄▽ ̄)v。


他にも読んでるけど、以下の作品は感想のようなものを書いています。ブログやっててよかった、よかった。

書談:池井戸潤『オレたち花のバブル組』
http://page-only-one.cocolog-nifty.com/imotora7/2011/05/post-8ad2.html
書談:池井戸潤『MIST』
http://page-only-one.cocolog-nifty.com/imotora7/2010/05/mist-bff1.html
書談:池井戸潤著『空飛ぶタイヤ』
http://page-only-one.cocolog-nifty.com/imotora7/2009/11/post-3e5c.html
書談:池井戸潤『オレたちバブル入行組』
http://page-only-one.cocolog-nifty.com/imotora7/2007/12/post_1c6c.html


池井戸さん、私はなんとかやっています。管理人を喜ばすには⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 14, 2011

クラウドコンピューティング

クラウドコンピューティングがイマイチわかっていないアマサイです。

パブリック&プライベートクラウド構築の最適解を探せ (総研スタッフ/山田モーキン) 作成日:11.07.13
筑波大学 大学院 システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻教授 加藤和彦


そのためパブリックに比べて導入が遅れたプライベートクラウドですが最近、大手ITベンダーを中心に積極的にプライベートクラウドビジネスを展開しています。ではなぜ今、プライベートクラウドの導入が進んでいるのか?それは「TCO(トータルコストオブオーナーシップ)」、つまり各種IT資産を所有することに伴うトータルコストの点において、プライベートクラウド化することが大きなメリットとなるからです。
(中略)
また情報量の飛躍的な増大に伴い、ここ数年でいわゆる“ムーアの法則”に倣ってマルチコアの高性能サーバが安く手に入るようになったこと。それによって特に大企業において運用するサーバ台数が増えすぎてしまったことで運用管理負担が増大していたことも、大きな課題となっていました。
そこでプライベートクラウドを導入することによって、クラウドの本質である「集約と共有」を仮想化によるサーバコンソリデーション(統合)を通して徹底的に実施します。その結果、各種ITリソースの有効活用によって、コストや運用負担の大幅な削減が可能となるわけです。

これだけ企業に流布しているとなると、個人に及ぶのは当然のことですな。

こういうときは、案外特許公報で技術がわかるのであります。
MSさんのもありますが、クラウドの背景を知りたいので、そのものズバリ「クラウドコンピューティング」を取り上げます。

■特開2011-59884(P2011-59884A)
【公開日】平成23年3月24日(2011.3.24)
【発明の名称】クラウドコンピューティングシステム
【出願日】平成21年9月8日(2009.9.8)
【出願人】株式会社野村総合研究所

【背景技術】
 ITにおける趨勢としてクラウドコンピューティングがある。本明細書では、クラウドコンピューティング(以下適宜「クラウド」等と略称する)とは、インターネット上で、記憶資源や計算資源などの資源(リソース)を、サービスとして提供ないし利用する形態を指すとする。クラウド的なサービスを実現するシステム(クラウドコンピューティングシステム)では、要素技術としては、サーバ仮想化技術(1つの物理的なサーバ上で複数の仮想サーバを稼働させる技術等)や、分散処理技術(1つの計算を複数のノード(コンピュータ)で分散させて処理する技術等)などが用いられる。
 クラウド的なサービス(以下単に「サービス」ともいう)の例は以下である。ユーザ(クライアント)が使用するWebブラウザ等を備えるPC等のコンピュータ(端末)は、インターネット上のサービス(コンテンツ等)にアクセスする。例えばAmazon(登録商標)等による電子商取引(EC)のサービスや、Google(登録商標)等による情報検索のサービスなどがあり、当該サービスを提供するWebサイト(サーバ)にアクセスする。当該サーバを含むノード群の中では、複数のノード間でサービスの処理(例えば分散処理等)が行われ、その結果がユーザの端末へ応答される。またユーザの端末は、当該ノード群の中でどのように処理が行われたか等について知る必要が無い。
 また、上記クラウドコンピューティングによるサービスに関する技術として、例えば、Amazon EC2(Amazon Elastic Compute Cloud)(非特許文献1)などがある。
【非特許文献1】“Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)”、amazon web services(登録商標)、[平成21年9月1日検索]、インターネット<URL:http://aws.amazon.com/ec2/>

【発明を実施するための形態】

<モデル、処理の流れ>
図3,図4を用いて、本システム(ネットワーク100)におけるノード群によるサービスSの実行時(利用(要求)、提供(応答)、評価等)における一連の処理の流れやモデルについて説明する。図3,図4では、ユーザU1のノードN1(NA)から、サービスS(例えばストレージサービス(T1))を利用する場合における、各状態のノード(NA,NB,NC,ND)の接続関係の例を示している。図3は特にサービス提供ノードNCとなるグループG1を示す。図4は特にサービス評価ノードNDとなるグループG2を示す。
 ノードNA(例えばN1)は、NA機能21により、クラウド的なサービスSを要求して利用するノードであり、「サービス利用ノード」と称する。ノードNC(例えばN3(NC1),N4(NC2),N5(NC3))は、NC機能23により、クラウド的なサービスSを提供するノードであり、「サービス提供ノード」と称する。
 ノードNB(例えばN2)は、ノードNAによるサービスSの利用と、ノードNCによる当該サービスSの提供との間に介在(経由)するノードであり、「サービス実行ノード」と称する。ノードNBは、NB機能22により、サービスSの実行を制御し、ノードNCによるサービスSの提供を把握してログ情報Lとして記録すると共に、当該提供(応答)を評価処理して評価情報Pとして記録し、これらの情報をノードNDに送信して保存させる。
 ノードND(NDa,NDc)は、ND機能23により、サービス提供ノードNCに関する評価情報P等を保持し、またノードNBからの要求(参照)に応じて当該評価情報P等を確認または提供するノードであり、「サービス評価ノード」と称する。ノードNDc(例えばN6)は、図3のノードNC(グループG1)に関するログ情報L(Lc)及び評価情報P(Pc)を保持するノードである。評価情報Pcの中には、グループG1の各ノード(N3~N5)の評価情報(ポイント)(P3~P5)が含まれている。同様に、ノードNDa(例えばN8)は、図3のノードNA(N1)(当該ノードがNC状態の時)に関するログ情報L(La)及び評価情報P(Pa)を保持するノードである。評価情報Paの中には、当該ノードN1の評価情報(ポイント)P1が含まれている。
 例として、以下、ストレージサービス(T1)の実行の場合の流れ(201~204)を説明する。対象データ(コンテンツ)をDa,そのキーをKaとする。操作は、対象データDaの保存(書き込み)や参照(読み出し)等、いずれの場合も同様である。キーKaのデータDa(複製)を保有する複数(例えば3つ)のノードNC(例:N3~N5)を有する。また評価方式としては、ノードNBで評価処理を行う場合であり、ノードNDに評価情報Pを保存して参照可能とする場合である。また、ノードNA,NBは1つの場合であり、ノードNC,NDは複数(3つ以上)の場合である。なお各ノードの証明(認証)は前述の証明機能11を用いて随時行われるが説明は省略する。

2011059884

なんとなくわかりましたかw。

MSの特許になったやつと合わせて読めば、よくわかるはず。管理人が喜びます⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 13, 2011

映画『プリンセス・トヨトミ』

Princesstoyotomi

http://www.princess-toyotomi.com/
先週は『プリンセス・トヨトミ』を見てきました。

原作は『鴨川ホルモー』で一躍有名になった万城目学です。ホルモーと『鹿男あをによし』とこのトヨトミで関西三部作完成とか。

・作家 万城目学に聞く 日経トレンディ
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/lcc/20090420/1025588/

本作品、400年前に救出されたのは国松なのに、現代に奉るのは姫なのはなぜ?原作にはちゃんと書いてあるのかな。

しかし、大阪府民がみんなでグルになって豊臣の末裔を守るってありえなーーーい。

大阪人って口堅くないじゃん。それに商人って現政権が一番大事でしょう?太閤さんが人気があったのは、単なるアンチ徳川じゃないの。

っていうあり得ない大阪国維持のお芝居を中井貴一とか堤真一が大まじめにやってるところがおもしいと言えばおもしろい。

沢木ルカってかわいいね。大輔役の子、どっかで見たなと思ったら『ウェルかめ』に出てたんだ、森永悠希。

どうやら父と子の絆がテーマらしい。それを描くために大阪国物語を築くなんて万城目は変態で頭おかしいね(←誉め言葉です)。

映画としてはとっても良いできです。お好み焼きが食べたくなること確実w。東京は今週の金曜日まで公開してます。

ホルモーは変態すぎて最後まで読めなかったw。。管理人が喜びます⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 12, 2011

重力レンズ銀河

10倍になったすばるの視力で見えた重力レンズ銀河

【2011年7月8日 すばる望遠鏡/国立天文台メールニュース No.4】 レーザーガイド星補償光学装置を用いて撮影された画像では、二重クエーサーがはっきりと分離され、さらにその間に重力レンズ効果を引き起こしている銀河が初めて直接検出された。

すばる望遠鏡に搭載される「レーザーガイド星補償光学装置」が完成し、国立天文台を中心とした研究開発チームが本格的な科学観測を開始した。

この装置は、2006年に作り上げた「188素子補償光学装置」と「レーザーガイド星生成システム」とをすばる望遠鏡に統合した観測システムだ。これまで観測したい天体のすぐそばにガイド星となる明るい星がないために補償光学が利用できなかった天域でも、レーザーガイド星生成システムを用いて人工の星(レーザーガイド星)を作ることにより、補償光学を使った観測が可能となった。その結果、特に遠方の銀河やクエーサーの大多数を従来の10倍の解像力で観測することができるようになった。

研究開発チームはこの新たな装置を用いて、重力レンズ効果を受けて二重に見える遠宇宙のクエーサー(重力レンズクエーサー)を観測するなど、レーザーガイド星補償光学装置の威力を発揮する成果を早くもあげている。

画像2枚目は、りょうけん座の方向約109億光年先にある「SDSS J1334+3315」と呼ばれる二重クエーサーだ。ずっと手前にある銀河の重力場によって、元々1つのクエーサーが重力レンズ効果を受けて2つにみえている現象と推定されていた


Twin_quasar_s

これは光学の発展によるものですから、いつものようにテキトーに検索してみました。

【公開番号】特開2009-150813(P2009-150813A)
【公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【発明の名称】波面センサ
【出願日】平成19年12月21日(2007.12.21)
【出願人】大学共同利用機関法人自然科学研究機構
【要約】
【課題】面光源や複数の点光源等、一点とみなせない光源からの波面に対しても計測を行うことができる波面センサを提供する。
【解決手段】入射瞳Pに入った被測定光波面は半透鏡3で第1の光路L1と第2の光路L2とに分岐され、第1の光路L1を進む波面W1は第1の光路差補償部材7を透過し、第2の光路L2を進む波面W2は第2の光路差補償部材8を透過する。これら波面W1及びW2は、シェアリング量Sだけ互いに位置をずらした状態で半透鏡6により再度混合され、干渉計測面Mに干渉縞を形成する。この干渉縞の強度分布が光検出器9によって測定され、波面計測部10で被測定光波面の形状が測定される。被測定光波面の到来方向に起因して傾斜した状態で干渉計測面Mに至る波面W1’と波面W2’との間に発生する光路差は、これら波面W1’及びW2’がそれぞれ第1の光路差補償部材7及び第2の光路差補償部材8を透過する際に事前に補償される。
【選択図】図1
【技術分野】
【0001】
この発明は、波面センサに係り、特にシェアリング干渉法を利用して光波の波面を計測するセンサに関する。
【背景技術】
光波の干渉現象を利用した干渉計は、光の波長以上の精度で非接触計測が可能なため、高精度の計測に広く用いられている。
例えば、特許文献1には、被測定光波面を2つの光路に分岐して互いに位置をずらし、これらの波面を再度混合させて、その干渉縞から被測定光波面の形状を測定するシェアリング干渉計が開示されている。
【特許文献1】特開平7-77413号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、2つの光路に分岐した波面を再度混合させて干渉計測面で干渉縞(干渉後の強度)を観察する際に、2つの光路における干渉計測面までの伝播光路差が被測定光波面の到来方向に依存して変化することが知られている。したがって、被測定光波面が到来する方向ごとに異なった干渉状態が形成されることとなり、一点とみなせない光源からの波面や、機器の振動などにより一点とみなせる大きさ以上に動いてしまう点光源からの波面に対しては、互いに異なった干渉状態の光が干渉計測面で合成されてしまうため、干渉縞の観察による波面形状の測定を行うことができないという問題点があった。
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、面光源や複数の点光源等、一点とみなせない光源からの波面や、一点とみなせる大きさ以上に動いてしまう点光源からの波面に対しても計測を行うことができる波面センサを提供することを目的とする。
-------------------

2009150813

「188素子補償光学装置」と「レーザーガイド星生成システム」ってのがよくわからないんですけど、出願人が三鷹市とあるので、望遠鏡の何かに使っているのでしょうw。テキトーすぎる。。。


国立天文台、もう三鷹にないんだっけ?。管理人が喜びます⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 11, 2011

書談:高杉良『人事異動』

Jijiido■『人事異動』
著者:高杉良
発行:新潮文庫
整理番号 : た-52-20
発売: 2011/04/01
http://www.shinchosha.co.jp/book/130330/
会社員は、上司も配属先も選べない。すべてのサラリーマンに捧げる白熱・迫真の経済小説。一流商社・光陵商事の新井治夫は、ロンドン駐在から帰国まもなく、退社を決意して社内を驚かせる。出世コースを歩んではいたが、その心中には商社に巣くう理不尽な組織体質への鬱憤が積もっていた。転職先は、急成長中の電子部品メーカー・サンライト。新天地で新井は再び頭角を現すが、この会社でも組織は腐臭を放つ。それは、人事までも壟断する「女帝」=社長夫人から漂っていた。
---------------------------------------
二ヶ月前くらいに読み終わった。おもしろかった。HPにあるあらすじとはちょっと印象が違う。転職したのも転職先で海外赴任を断ったのも、病弱な妻を守るため。奥さん亡くなるのかなあ、と思ったけど、ちゃんと生きながらえた。小説とはいえ、良妻がモーレツサラリーマンの影で死んでしまうのはあまり好ましくない。

新井は馬の目を抜くような世界で人間らしく生きようとした、そういう普通の男の物語である。

舞台は昭和40年前後。医者の世界で「君は何年卒だね」と訊くというのは知っていたが(つまり東大出であることが前提)、商社でも東大、他国公立、私大と明確に区別されているのはおもしくない話である。

この会社では、東大卒だけが別室で呼ばれ、君子論的なことをレクチャーされるらしい。
ヘドが出る ┐( ̄ー ̄)┌ 

彼らが出世しか考えないとしたら、「有名大学出て、有名企業に入るってそんなにいいの」と疑問を持つ今時のワカモノは全くもって正しい。

本書は経済小説として読むんではなく、人としての生き方の書として読むべきだなあ。

読書記録がたまっているのでぼちぼちアップしていきます。管理人が喜びます⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 09, 2011

女性科学者賞

ひと:相馬芳枝さん 「女性化学賞」を日本から唯一受賞

 キュリー夫人のノーベル化学賞受賞から100年に当たる世界化学年の記念事業として、化学者の国際団体「国際純正・応用化学連合」が表彰する「女性化学賞」に、日本から唯一選ばれた。16カ国23人の受賞者にはノーベル賞受賞者や国際学会の会長などそうそうたる顔触れが並ぶ。

 野口英世の伝記などを読んで理系の学問に興味を持ち、神戸大理学部へ。大阪工業技術試験所(現・産業技術総合研究所)に入り、大気汚染について研究。実験で偶然発見した触媒が学会で注目され、このテーマにほれ込んだ。地球温暖化対策として、二酸化炭素を還元して燃料に再転換する方法も開発した。女性の研究者は数少なかったが「実績で勝負しろ」という上司の言葉を励みに研究に没頭した。

【略歴】そうま・よしえ。山口県出身。神戸大教授などを経て現在は同大特別顧問、日本化学会フェロー。86年に猿橋賞を受賞した。69歳。


なんでしょうね、この団体

国際純正・応用化学連合 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 http://www.iupac.org/ 国際純正・応用化学連合(こくさいじゅんせい・おうようかがくれんごう、IUPAC(アイユーパック):International Union of Pure and Applied Chemistry)は、1919年に設立された、化学者の国際学術機関である。各国の化学の学会がそのメンバーとなっている。国際科学会議の International Scientific Unions の一つである。

元素名や化合物名についての国際基準(IUPAC命名法)を制定している組織として有名である。

物理及び生物物理化学、無機化学、有機及び生物分子化学、巨大分子、分析化学、化学及び環境、化学及び健康、化学命名法及び化学構造表現の8つの部会があり、理事会と評議会によって運営されている。


だそうです。

相馬先生は猿橋賞も取られています。
http://www.chemistry.or.jp/danjyo/iyc2011-women.html

日本人化学者は一般的に優秀な気がします。なにか文化的土壌があるのでしょうか。

化学実験とか変化に富んで、色や形状が変わっておもしろですね。

そこらへんが女性を惹きつける要因ですかね(物理と違って)

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July 08, 2011

ライフサイエンスビジネス

【境界~技術は越える】(2)遅れた特許戦略 よい研究、花咲かぬ日本

 武田薬品元常務の秋元浩(69)は「RNAiの研究について日米の大学を比べると、特許の出願は同じぐらい。論文は日本が多く出しているものの、ビジネスにつながっていない。産業に結びつける研究や知的財産の戦略がないのです」と嘆く。
 振り返れば米国は1980年代半ば、日本勢に圧倒された製造業を復活させるためにプロパテント(特許重視)政策を打ち出した。それから四半世紀、特許を国力増強に使う戦略通り、米国はライフサイエンス(生命科学)大国になった。一方、日本は研究の裾野が広がらず、劣勢に立たされている。
(中略)
 創薬にも応用でき、日本の存在感を久々に示したiPS細胞(人工多能性幹細胞)作製は京都大学教授、山中伸弥(48)のノーベル賞級の発見だった。ところが、期待がiPS細胞といった細胞そのものの研究分野に集まりすぎ、本来は裾野が広い再生医療の底上げにつながっていない現状がある。「モノづくりは再生医療と縁がないどころか、切っても切り離せない」。京大再生医科学研究所教授、田畑泰彦(52)は講演で中小企業経営者に説いて回る。

まあ、ないでしょうね。大学は大学、ベンチャーはベンチャーになっていますからね。何が問題のかなあ、と考えるんですが、研究者がビジネスマインドがないことが一つですかね。それは別に研究者のせいじゃないくて、そういう人を羨む同僚とか、研究者は金儲けすべきではないっていう縛りとか、大学に窓口がないとかで、原因がぐるぐる回っている感じ。ベンチャーだって、いきなり名刺もってって先生と交渉しても何も進まない気がするし。マッチングの不具合ということなのなか。

これは技術として、医療関係の特殊さにありますかね。主にその開発は大学にあったりするんでスピンアウトとか難しいからかな。

私ではよい案がでません。

秋元は2年前に設立した「知的財産戦略ネットワーク(IPSN)」(東京都千代田区)の社長として、大学やベンチャー企業の知財戦略の底上げを図るが、憂慮するのは日本の国際競争力の低下だ。「ライフサイエンスの分野で日本はすでにアジアからも遅れており、あらゆる分野で存在感が失われつつある」と述べ、

なんだよ、結局自分の新会社の宣伝?


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July 07, 2011

まるまるもりもりみんな食べるよ。

中国 レアメタル敗訴で上訴へ

WTO=世界貿易機関が、中国政府が行っているレアメタルを含めた鉱物資源の輸出規制は、WTOのルールに反するという判断を示したことについて、中国政府は、遺憾だとして2審に当たる上級委員会に上訴する方針を示唆しました。

この問題は、レアメタルなどの鉱物資源を巡って、アメリカやEU=ヨーロッパ連合などが、中国が輸出を不当に制限しているとしてWTOに提訴していたもので、WTOの紛争処理小委員会は、5日、中国側の輸出規制は、WTOのルールに反するとの判断を示しました。これについて、中国商務省は6日朝、声明を発表し、「われわれの措置は、環境や限りある資源を保護するためのもので、一定の影響は与えるが、WTOのルールにのっとっており公平な競争は妨げない。判断は遺憾だ」と主張しました。そのうえで、「われわれは、現在、今回の判断の内容を精査しており、今後もWTOの紛争処理のルールに従って、この問題への対応を続けていく」として、2審に当たる上級委員会に上訴する方針を示唆しました。

いかんよね、自分の権利は主張するけど、他人の権利を認めないって。

(前職での役員が「なんで、この××社のが特許登録なってんてんだ、おかしいだろ!」と特許ミーティングでお叫びになりましたw。あの人も大陸出身なのかなあw。)

たぶん、公平な競争ってあの人たちわかんないと思うよ。

ルールをよく勉強しましょうね。

日本人はここで↓
http://www.meti.go.jp/policy/trade_policy/wto/index.html

おきて、ですよ。みんなで仲良く暮らすための「マルモのおきて」みたいな感じ。管理人が喜びます⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここbg

July 06, 2011

書談:松本清張:新装版:『蒼ざめた礼服』

Aozametareifuku■新装版:『蒼ざめた礼服』
著者:松本清張
発行:新潮文庫
発売: 1973/06/30
変哲のない〈古雑誌〉と巨費が注ぎ込まれる〈新型潜水艦〉。二つを結ぶものは何か? 国防計画の闇を抉った社会派ミステリーの金字塔。

大学卒業から四年。就職難で仕方なく入った会社の仕事に男は気が乗らない。だが、古本屋でふと手にした雑誌をきっかけに、政財界の裏で活動する柿坂経済研究所に入るや、持ち前の好奇心を発揮し始めた。しかし、独自に探っていた謎に、国会でも注目の特殊潜水艦の建造計画が絡んで、殺人事件まで相次ぎ……。国防問題と巨大軍需産業の闇を背景に描かれた白熱の社会派ミステリー。
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松本清張は最強だな。これ以上すごい作家はまだ居ない。

片山幸一は小企業のしながいサラリーマン。きまぐれにある古い月刊誌を手に入れる。偶然にもその雑誌を入手したいという作家からの広告を見つける。こんなへんてつもない雑誌をなぜ欲しがるのか。その作家が政治界の裏に暗躍する柿坂経済研究所との関係を突き止める。

片山はその作家に接触し、柿坂のところに勤められるようにコネをつける。柿坂は部下の橋山を通じて片山に個別の調査を言いつける。それはいずれもあの雑誌の内容に関わることに違いない。片山は行く先々で危険人物、殺人に遭遇する。

ってことで、日米防衛問題に行き着く。清張は新しいテーマに取り組むとき幅広い調査を行うはずなので、ここに出てくるスパイ事件も有りうることなのだろう。

また、所々にいる庶民の姿、落ちぶれた写真屋であったり、キャバレーの勤める女だったり、漁村で働く老人であったり、なんかこういう人たちが時代を構成していくんだな、と思う。

今回は、主人公片山が死ななくてよかった。清張作品では、知りすぎた男は大体殺されてしまうので。


まだまだ品切れ絶版で再版予定があるらしいので、うれしいぞい。管理人が喜びます⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 05, 2011

生命とはなにか、21世紀版

Twitter仲間、科学研究クラスタのきしめんくんに教えてもらった記事です。

急速に研究が進む生命科学。もはや生命は、コンピューター上でつくられる?
http://wired.jp/2011/07/01/

Medical Science ヒトゲノムの完全解読がもたらすもの ヒトの全遺伝情報であるヒトゲノムが完全に解読されたことによって誕生した、個人用遺伝子検査サーヴィス。いまやたった99ドルで、がんなどの疾患のリスクや薬物の感受性、さらには自分の祖先に関する情報などを受け取ることができる時代である。生命科学の急速な進歩がもたらす、ぼくらの明るい未来とは? (中略)

このヒトゲノム解読を国際プロジェクトと競ったクレイグ・ヴェンターは、その後の10年間を合成生物学に費やした。そして10年の5月、ヴェンターらは細菌「マイコプラズマ・カプリコラム」からゲノムDNAを取り出し、容れものだけになった細胞に、完全に人工合成した別種の細菌「マイコプラズマ・マイコイデス」のゲノムDNAを移植することで、移植した容れものがもう一度生命として動き出すことを実証してみせた。たとえていうなら、買ってきたパソコンのOSを消去し、自作OSをインストールして動かしたようなものだ。彼らはこの実験結果から、コンピューター上でデジタルデータ化されたDNA配列を基にして、化学的に合成したDNAを用いて「完全な遺伝子システム」を再現できること、つまり、最も単純な生命を制御するには、ゲノム情報だけで十分であることを示したのだ。

いまやわたしたちは、ヒトや多くの生き物がもつ全遺伝情報や全タンパク質情報を総体として扱い、より詳細に生命現象を解析することができるようになった。そして、得られたデータを統合し、システムとしての生命を理解し、創り出そうという段階に到達しつつある。そう、わたしたちが生きている11年とは、どの時代の人類も到達できなかった「われわれ=生命とは何か」という問いに、科学的な答えを導き出す希望をもてる時代なのだ。


合成生物、コンピュータ上の生物を「生命」と呼ぶのでしょうかねえ。生命の三大定義として「個の確立」「自己複製」「代謝」とういうのがあるそうで(これもきしめんくんに教わった)、これを満たすのはなんだか可能なようにも思えます。

また、そうなると「生命」の定義を改訂するようになるかもしれません。

生命科学屋さんでは、実験現場によって「生命」の認識が異なるそうで、そういう人たちにはワクワクものなのでしょうね。

アマサイ的には生命の定義というと、金子邦彦さんです。複雑系ね。
http://www.brh.co.jp/seimeishi/journal/40/talk_index.html

物理側から見ると、細胞にはもうめちゃくちゃな数の化学成分があるのです。普通、物理学で何らかの状態を表すには、例えば3種類のものがあれば、それぞれの量によって状態を3次元空間の1点で表わせる。ところが細胞の中に例えば10万種類の成分があれば、その状態は10万次元の中の1点であり、しかも厳密にそこというわけでもなくて、その辺りという曖昧なものです。それらがそれぞれに変化していきながら、同じところにちゃんと留まっているなんていうことは普通考えられない。どんどん変化していっちゃう。つまり、基本的にその問題が先にあるのではないかと思うのです。生物を機械だと思うと、「変化」は失敗した、ずれちゃったということになるので、突然変異ということになる。でも、もともとそうじゃなくて、変化しやすいものの方が自然なはずだ。そんな中で、ある状態に居続けられるというのはもう奇跡としか思えない。だから、むしろそういう変化しやすいものが、ちょうど何かのところにいるとしばらくよどむ。そのうちまた変化しちゃうかもしれない。そう考えると、変化しやすさ、ということが1つのポイントになって、だいぶものの見方が変わってくる。

アマサイは生命科学分野の門のところでうろうろして隙間から中をのぞき見ることしかしていません。

今はまだ門徒になる準備中です。

物理・電気系のアマサイには、生物学は広大すぎます。管理人が喜びます⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 04, 2011

動画プレビュー撮像装置

ITC、米コダックの特許侵害訴訟で決定期日を再度延期.Josh Lowensohn (CNET News) 2011/07/01 12:56


米国際貿易委員会(ITC)は、Eastman Kodakが所有する特許を侵害したとして同社がAppleとResearch In Motion(RIM)に対して起こした訴訟について、決定を下す目標期日を再度延長した。

 ITCは、調査に関する通知で、行政法審判官(ALJ)による「初期決定について一部支持、一部破棄、一部差し戻し」を決定し、調査で(1930年の関税法)第337項の侵害は見つからなかったと述べている。だがITCは、主張の変更を踏まえて別のALJによる再調査を行うため、米国時間2011年8月30日まで決定を延期した。

 通知はさらに、問題にされたAppleとRIMの製品は画面表示に関するKodakの特許を実際に侵害している、と続けている。

 ITCは、「少なくとも3つの異なる色がある第2のカラーパターンで提供される、色を示すピクセル値の2番目の数字」という制限での「少なくとも3つの異なる色」に関するALJの解釈も修正した。問題の製品はこの制限を侵害していることがわかった。

 ITCは、「静止画像の取り込みを開始する一方で、動画のプレビューを行う」とあるKodakによる特許請求の「解釈を修正する」計画だと述べている。ITCは、Appleの「iPhone 3G」とRIMの携帯電話はこの動作に関係しているが、「iPhone 3GS」と「iPhone 4」は、「ノンフラッシュ撮影モードでの動作」の場合、Kodakの特許を「厳密には侵害していない

延期がニュースになるってよっぽど大事なニュースなんですね。

US6,292,218
Parulski , et al. September 18, 2001
Electronic camera for initiating capture of still images while previewing motion images
Inventors: Parulski; Kenneth A. (Rochester, NY), Tredwell; Timothy J. (Fairport, NY)
Assignee: Eastman Kodak Company (Rochester, NY)
Appl. No.: 08/895,094
Filed: July 16, 1997

Abstract
An electronic camera uses a relatively more complex digital image processing technique in a still image mode to produce high quality still images, and a relatively more simple image processing technique in a motion preview mode to produce preview images of acceptable quality prior to initiation of the still image mode. The more complex digital technique is done in software in a general purpose processor section 35, while the more simple digital technique is implemented in a fixed digital circuit in an application specific integrated circuit 27, which also implements timing and control functions. The motion preview mode uses a shorter image readout period than the still mode and further involves mapping image sensor pixels into a fewer number of color display pixels on a color LCD display 10. The mapping further converts color pixel signals from a mosaic array into a different color pattern on the color LCD display 10.

281ek

フロントページにある要約と図面で、エンジニアリングの人はだいたいの内容わかると思います(わかんないのも結構あるんですけどね)。

裁判の問題になるのは「クレーム」と言われる部分です。

技術用語とも法律用語とも着かない言葉を使うので難しいかもしれません。これは比較的わかりやすいかもしれません。

What is claimed is:

1. An electronic still camera for initiating capture of a still image while previewing motion images on a display, comprising:

(a) an image sensor having a two-dimensional array of photosites covered by a mosaic pattern of color filters including at least three different colors for capturing images of a scene, each captured image having a first number of color pixel values provided in a first color pattern;

(b) motion processing means for generating from the captured images, a second number of color pixel values provided in a second color pattern having at least three different colors and representative of a series of motion images to be previewed, the second number of color pixel values being less than the first number of color pixel values, and the second color pattern being different from the first color pattern;

(c) a color display for presenting at least some of the motion images of the series of motion images corresponding to the captured images of the scene, the color display having an arrangement of color display pixels including at least three different colors in a pattern different from the first color pattern;

(d) a capture button for initiating capture of a still image while previewing the motion images presented on the color display;

(e) still processing means for generating a third number of color pixel values including at least three different colors representative of a processed captured still image; and

(f) a digital memory for storing the processed captured still image.


翻訳記事からすると(d)が問題になっているんでしょうか" a capture button for initiating capture of a still image while previewing the motion images presented on the color display"

この分の示す内容が侵害製品に該当するかどうかを争うわけです。

まあ、8月なんてもうすぐですから、結果待ちましょう。


コダックってこの図面よく使うなあ。図面の使い回しはよくあるんですけどね。管理人が喜びます⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 02, 2011

7月1日弁理士の日によせて

7月1日は弁理士の日だそうです。私は弁理士ではないので、関係ないのですが、彼らとは運命共同体の側面があります。Twitter仲間のドクガク氏がこの日を盛り上げようと、ブログ等で何か書いてほしいと依頼されたやってみることにします。そのお題が「弁理士にできること」です。まあ、復興支援にからめたことを希望されているのかもしれません。

しかし、この意味不明なお題はなんでしょう。弁護士、公認会計士、社労士等が「○○にできること」と問うでしょうか。問うことはあるかもしれません。しかし、それは当該資格に無知な人に教えて差し上げるということくらいでしょう。

そして、翻って「弁理士ができること」、順当に考えれば、他の資格や無資格者にできないという意味、あるいは外の人たちは拙い方法でしかないが、弁理士がかなり精緻にできるという意味としか考えられません。

その意味において「弁理士ができること」、思い当たりません。

彼らはよく言います、弁理士の主な仕事は、出願書面を作成し、特許庁の指令に対して応答することであると。その主な仕事、私できます。事務所の特許技術者のときしてましたから。それがランクAの内容かと問われれば疑問があります。私より遙かにできる方がいらっしゃいました。でも、弁理士ではありませんでした。私の上司でキャリア30年を誇る「特許技術者」でした。その事務所で一番できる方でした。彼がいなくなったら事務所は立ち行かないでしょう。

いやいや、その人だって、弁理士事務所にいるからそのような作業ができるのだ。特許出願の代理をできるのは弁理士だけだ、と弁理士先生方おっしゃるでしょう。

でも、できますよね、出願人たる企業に所属し知財部員として。私のいた会社はそうではないですが、出願、中間処理を弁理士に代行させず、社内で処理してるとこありますよね。出願人が明細書書くには問題ない、つまり従業員がそれに携わるのは代理人を必要としない。私の上司のような人を雇えばばっちりです。

いやいやいや、外国出願は企業さんでは面倒でしょう、是非弊所に。そうですねえ、PCT処理とかタスクが多くてたいへんです。でも、それって弁理士がやってますか?外国事務四半世紀のベテランのお姉さんがやってたりしませんか。明細書書けるんだか、その翻訳は弁理士さんがやってくださっているんでしょうね。そうですよね。

そ、そうだが、裁判になれば、←これはダメです。特定侵害訴訟業務のことでしょ。それは実質上弁護士に付き添えるということだけでしょう。その弁護士だって代理人ですから。さすがに弁護士使わないで訴訟する人はいないでしょうから、特許訴訟に弁護士は必須です。

あとなにかありますかね、弁理士だからできること。弁理士のみなさんは記念日、記念月に是非考えていただきたいと思います。

これは弁理士への挑戦状です。管理人が喜びます⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 01, 2011

洗濯機のモーター

第1回:洗濯乾燥機の技術が電動車両へ 

2011/06/30 00:00 狩集 浩志=日経エレクトロニクス 出典:日経エレクトロニクス,2010年3月8日号,pp.80~81 (記事は執筆時の情報に基づいており,現在では異なる場合があります)

 家電用モータの世界で今,革新が起こっている。特に,洗濯乾燥機用のモータの進化が顕著だ。東芝ホームアプライアンスは,2009年秋に発売した2010年モデルにおいて,磁石の磁力を変化させる「可変磁力」方式のモータを実用化した。永久磁石の磁力を変化させて,低回転時と高回転時のモータの特性を切り替える“離れ業”を実現している。あるモータ機器の開発者は,「これまでにない幅広い回転領域でモータの特性を向上できる興味深い取り組みだ」とする。


なんか古いなと思ったら日エレ本誌の記事ですね。去年の。モータは大事ですよね。

洗濯と脱水で異なるモータ特性  洗濯機では,洗濯時と脱水時で求められるモータの特性が異なる。洗濯時は,水を含んで重くなった洗濯物を洗濯槽で急速に反転させながら洗う必要があり,低速の回転ながら高いトルクが求められる。これに対して,脱水時には遠心力で洗濯物の水分を追い出す必要があるため,高速での回転が求められる。

 洗濯機メーカーによれば,洗濯時に必要なトルクは脱水時の約6倍,脱水時に必要な回転数は洗濯時の約30倍だという。1990年代までは,モータに減速ギアを介して低回転時の特性を確保していた。ただ,時代とともに消費者が洗濯機に求めるニーズが変化してきた。例えば,共働きの家庭などで,夜間でも洗濯ができる静音性に優れた洗濯乾燥機のニーズが高まった。そのため,大きな騒音を生じるギアを介したモータではなく,一つのモータで洗濯槽を直接回転させるダイレクト・ドライブ(DD)方式が主流となった。

 折しも,2003年ごろからはドラム式の洗濯乾燥機が売れ始めてモータの小型化や薄型化が必要となり,強力な磁力を備えるNd-Fe-B磁石(ネオジム磁石)を用いた永久磁石式同期モータの導入が始まった。ネオジム磁石は,従来のフェライト磁石よりも10倍の磁気エネルギーを蓄えられ,モータの小型化や消費電力の低減に貢献できる。1997年にトヨタ自動車の「プリウス」の駆動用モータに採用されたほか,同年にルーム・エアコンのコンプレッサ用モータにも使われ始めた。これらによる量産効果でネオジム磁石の価格が下がり,洗濯乾燥機での採用が広がっている。

確かに洗濯と脱水と違わないと困りますよね。あんまり普段気にしてなかったです。でも事務所では、モータの発明の出願書面いくつか書いてたんですね。えーと、あれは何のモータだっけ。
(^_^;)
ああ、小型モータ、携帯電話に入ってる的な(いやいや、携帯電話じゃないです、小ささで言えばあれくらい。携帯って言ったらメーカー限定されるしな)。


日立アプライアンスの洗濯乾燥機の上位機種である「BDV3200」「BD-V2200」には,「風アイロン」と呼ぶ乾燥機能がある。300km/hの温風を洗濯物に当て,しわを伸ばしながら乾かすのが特徴だ。

 他社がドラム式洗濯乾燥機の上位機種にヒート・ポンプを搭載する中,ヒーター式を採用している。ヒーター式の欠点である消費電力を削減するため,乾燥工程のすぐ前の脱水工程で,高回転する洗濯槽の軸受けやモータから発生する廃熱を再利用する。洗濯乾燥機の上部に滞留させた廃熱と,ヒーターで暖めた空気を,1万4000rpmと高回転する小型モータを取り付けた「ジェットファン」と呼ぶファンで圧縮し,洗濯槽に一気に吹き込む。いわゆる,自動車などのエンジンで利用する過給器(ターボ・チャージャ)を電動化したものといえる。モータは,ネオジム磁石を用いたインナー・ロータ式である(図A-1)。

Sentakukimortor

今日はめんどうちいんで、今日は公報探さないw。

首が回らない、回りずらい。比喩じゃなくて物理的に。また自律神経がイカれてるのかな。管理人が喜びます⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

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