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August 15, 2011

書談:池井戸潤著『かばん屋の相続』

『下町ロケット』でブームというべき状態の池井戸さん。

アマサイはずっと前(3年前w)からファンなんだからねーーーw。

これは文庫オリジナルの短編集ですから是非買ってください。
池井戸成分がたくさん入っています。

■『かばん屋の相続』
著者:池井戸 潤
価格:610円(税込)
出版:文春文庫
発行:2011年04月10日

Kabannyanosouzoku

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・十年目のクリスマス
十年前に火災事故で倒産した神室電機の社長を新宿で見かけた銀行員の水島。羽振りのよそうさうな神室の姿を見て、あのとき一文無しで路頭に迷った社長にこの十年なにが起こったのか。

・セールストーク
銀行員の北村は、ある印刷会社の融資見送りを決定する。社長の小島は父の死後継いだ二代目である。父の代は優良企業だったが、不況の波に飲み込まれ赤字続き。小島は個人融資で5000万を調達する。その融資先とは。

・手形の行方
手形1000万円が紛失するというありえない事件が起こる。タバタ電機は確かに銀行員堀田に渡したという。上司の伊丹は手形の行方を求め奔走する。手形は以外のところから発見される。堀田には言うに言えない事情があった。

・芥のごとく
土屋年子は大阪のおばはんそのままの女社長。OL生活、結婚、離婚を経て鉄鋼商社を起業する。持ち前の商才と努力で中堅商社まで教え上げる。銀行員山田は新人のときから土屋付きになる。中小企業の役に立ちたいと銀行マンになった山田は、土屋に対して尊敬の念を抱いていた、その土屋に最大の危機が訪れる。

・妻の元カレ
夫族には気になるんでしょうかね、妻の元カレ。おまけにそのカレが出世したりしてるとね。妻は夫の元カノ、そんな気にしない気がするんですが。

・かばん屋の相続
モノづくりの老舗の相続はたいへんだな。ああ、こうやって、小さい商売がダメになっていくんだな的なことを思う。これはハッピーエンドだから大丈夫。
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なんか経済社会に生きざる得ないんだなということをしみじみ感じる。具体的に景気、不景気、株価の暴落、円高、大企業にリストラなんかだ(好景気だってバブル期みたいな「乱れ」がある)。

そういうことを考え出すと、ずんと落ち込むけど、諦めず、前進していけば道が拓けるということを教えてくれる。池井戸文学は心のビタミン剤だ。

まだ単行本が買えるご身分ではござらん(T_T) ウルウル。そんな管理人を元気づけるには⇒一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

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