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October 11, 2011

森村誠一『殺人の詩集』

Satujinnnosishuu

■『殺人の詩集』
著者:森村誠一
出版:祥伝社文庫
発行:2010.10

最近森村誠一にこっています。

以前、読んだのですが、現実感がありすぎてちょいとひいてしまったのです(『人間の証明』がよくてほかの文庫を読んだときにそう思ったのです)。
松本清張と同じ路線なのになぜかな、と考えたのですが、より平成社会に近いからではないか、と。
清張が推理小説を盛んに書いていたのは昭和30年代です。
おどろおどろしいのですが、昔話の感があり、こういう状況は今無いよね、と距離感を持てるのです。
もちろん、テーマは普遍的ですから、何度でも映像化され、そこがまた清張作品の魅力です。

森村氏の短編セレクションが出ていることを先日知り、1冊読んでみましたが、かなり面白かったです。

取り上げているのは『殺人の詩集』という中編で、棟据刑事シリーズで、映像化もされたようです。

人気俳優・君津邦彦が新宿の高層ホテルで転落死した。傍らに落ちていた小説『黒い詩集』は、死者のメッセージなのか? さらに君津が死の直前に部屋に呼んでいたコールガールも殺され、捜査本部が騒然とするなか、棟居刑事は『黒い詩集』の著者・矢沢隆一郎と君津との意外な接点に着目、小説の舞台となった丹沢山中に踏み入る。そこで暴かれた男たちの過去と因縁とは?

シチュエーションからして清張作品と間違っても、、、比べられるのは森村氏は喜ばないでしょうが、清張をも凌ぐ社会派の山脈となっています。

二重、三重にも動機が重なり、後半になって、序章のコールガールと医師との会話の意味が分かってきます。そこでまた一展開。

彼の作品は、全部全力投球で書かれているようですね。

こんなすごい作家を今まで読み込まなったのが自分が不思議です。


清張シリーズも出版されてるものはだいたい読破してしまったので、これからが楽しみです。

読書の秋ですから、いつもより時間をさいてもいいでしょう。。管理人に清き一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

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