無料ブログはココログ

« 遠隔画像診断治療補助システム | Main | 書談『リスクマネジメントの法律知識』 »

December 29, 2011

強磁性体と絶縁体

-クロム4量体化とパイエルス機構-平成23年12月22日

【概 要】 千葉大学大学院・理学研究科の太田幸則(オオタ ユキノリ)教授、融合科学研究科の小西健久(コニシ タケヒサ)准教授、高エネルギー加速器研究機構(KEK)物質構造科学研究所・構造物性研究センター(CMRC)の中尾裕則(ナカオ ヒロノリ)准教授、中尾朗子(ナカオ アキコ)助教(現:一般財団法人 総合科学研究機構)、および東京大学・物性研究所の上田寛(ウエダ ユタカ)教授、礒部正彦(イソベ マサヒコ)博士の研究グループは、KEK放射光科学研究施設フォトンファクトリー※1を用い結晶構造解析によって、ホランダイト型※2酸化物(K2Cr8O16)が強磁性※3を保ったまま金属から絶縁体に転移するしくみを初めて明らかにしました。 この転移は温度によってクロム(Cr)が4量体化※4を伴った格子変形が起こるために、電子の流れにくい状態になるというものです。このように格子構造の変化に伴ってバンド構造※5が変化するパイエルス転移※6を実験と理論の立場から明らかにしたのは初めてのことで、今後、新しい物性を示す磁性や伝導性が複雑に絡み合った物質の開発へ発展することが期待されます。 この研究成果は、米国科学誌Physical Review Lettersの2011年12月23日号(現地時間)に掲載予定です。 【背 景】 ホランダイト型酸化物は、ナノサイズのトンネル構造をもつため、この構造を利用した機能性材料として、近年注目されている物質です。また、この物質は価数の違うイオンが混在していること、結晶構造は低次元性であること、電気伝導性や磁気的フラストレーション※7が存在することから、多様な物性を示す可能性があり、物性研究の観点からも関心がもたれています。 これまで、上田寛教授と礒部正彦博士らは、K2Cr8O16が強磁性を保ったまま金属から絶縁体に転移することを見出していましたが、その起源は未解明でした。ホランダイト型酸化物のような強相関電子系では、強磁性と金属性は密接な関係があり、強磁性の絶縁体は非常に希な物理的性質であるため、その発現機構の解明が期待されていました。

Kyojitaizetuen_6

ひゃー、わからない単語がたくさん出てきてアマサイには難しい(*_*)。

でも、確かに強磁性体で絶縁体というのは珍しい気がします。

まっ、アマサイセンサにひっかかったものをこうして書いておくと必ず役に立つので。

>えっ、もちろん、ワタクシにとってw

物性は難しいけどなんだか楽しそうです。一日一回、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

« 遠隔画像診断治療補助システム | Main | 書談『リスクマネジメントの法律知識』 »

「自然科学・工学」カテゴリの記事

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/61116/53594600

Listed below are links to weblogs that reference 強磁性体と絶縁体:

« 遠隔画像診断治療補助システム | Main | 書談『リスクマネジメントの法律知識』 »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

更新情報

July 2017
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31