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November 30, 2012

水星の水

久しぶりにAstroArtsの記事を取り上げます。

水星に大量の水の氷【2012年11月30日 NASA】

太陽にもっとも近いため、温度が高すぎて水の氷など存在しないように思われる水星でも、極域のクレーター内部に水の氷がある可能性は以前から指摘されていた。自転軸の傾きがほぼゼロに近いので、クレーターの内部には1年を通して日が射さないところもあり、温度の条件は整う。月の水も多くはこうした永久影で見つかっている。

1991年、プエルトリコにあるアレシボ天文台のレーダー観測から極付近に点在する明るい領域が見つかり、それが1970年代にNASAの水星探査機「マリナー10号」がとらえたクレーターの位置と一致していたことで、氷の存在の可能性はさらに高まった。

マリナーの探査は水星の全地表の半分以下しかカバーしていなかったが、「メッセンジャー」による昨年から今年はじめにかけての探査で、レーダーで見つかった南北両極の明るい部分が、全て実際に陰となっている部分であることが確認された。氷の総量は「ワシントンD.C.と同じ大きさに広げると厚さが3kmほどになる量」(発表者の一人、David Lawrenceさん)という。ワシントンD.C.を東京の都心部に置き換えてもほぼ変わりはない。

Mercury


水があるってことは生物が生まれる、生まれていた可能性を考えていいのかしらね。

こういうのは有人宇宙船である必要ないわけじゃない?

宇宙飛行士の訓練よりレーダーや無人衛星の開発にお金をかけた方がいいと思うなあ。


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November 29, 2012

半導体と特許の深い関係

2009年の日経マイクロデバイスが出典なのでちょっと古いデータですね。

第2回 特許件数が多いメーカーはここだ

特許の数と質で際立つMicron  半導体プロセス技術にかかわる「438」では,米Micron Technology, Inc.が保有特許の数と品質の両面で強固な地位を築いている(図3)。同社はこの分野で4600件を超える特許を保有している。しかも,平均IPQスコアは上位11社の平均スコア131.3を20ポイント以上も上回る。売上高で首位の米Intel Corp.と2位の韓国Samsung Electronics Co., Ltd.は,この分野の特許の平均IPQスコアにおいても,それぞれ136.5,131.9と平均スコアを上回っている。

図3●半導体プロセス関連技術「438」の特許取得状況
半導体プロセス技術関連の特許では,米Micron Technology, Inc.が取得件数と平均IPQスコアの両面で抜きん出ている。米Ocean Tomo, LLC.のデータ。

Semicon_z3


半導体デバイス技術にかかわる「257」においても,3000に近い保有特許数と平均IPQスコア147.7という特許品質の両面でMicronが首位である(図4)。この技術分野で注目できるのは東芝の結果である。同社は,特許保有数こそMicronに次ぐ2位だが,平均IPQスコアは121.1と上位11社の平均スコア124.8を下回る。東芝は,この技術分野において強い特許を戦略的に取得していない可能性がある。同社は,LSIの基本素子である微細トランジスタ技術などに強みを持つが,この強みを特許戦略に生かす取り組みを強化する必要があるかもしれない。

図4●半導体デバイス関連技術「257」の特許取得状況
半導体デバイス関連の特許でも,米Micron Technology, Inc.が他を圧倒する。東芝は平均IPQスコアが平均を下回っている。米Ocean Tomo, LLC.のデータ。


Semicon_z4_3


スコアをいろいろ設定していますが、特許取ってる会社はもうかりまっせ、と結論したいのでしょう。それは無理だからね、強い特許ということを強調したいのでしょう。

まあ、半導体は特許権との関連がつけやすい分野ではあります。


それにしてもSumsung数はとびぬけていますな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 28, 2012

音が出る、動く、色々商標

商標法がまたややこしくなりますな(-_-)

特許庁、商標法改正案で「音・動き・ホログラム・色彩・位置」の商標権を設定

経済産業省・特許庁は、新たに「音」「動き」「ホログラム(立体画像)」「色彩」「位置」の5タイプの商標権を設定する方向で最終調整に入った。ただ米国や韓国で権利を取得できる「におい」は設定を見送る。2013年度の通常国会に商標法改正案を提出する方針。順調に成立した場合、14年度にも施行する。  音や動きは主要国で取得できる権利だが、日本では認められていなかった。こうした新たな商標権のタイプは言葉の壁を越えて企業ブランドを商品やサービスに盛り込めるほか、コピー商品を排除する抑止力としても有効に機能するため、世界的に権利を認める流れが強まっている。においの商標権は環太平洋連携協定(TPP)や13年交渉開始の日中韓自由貿易協定(FTA)などの知的財産規定に盛られる可能性があるため、検討は継続する。
音ってどうやって登録するんですかね。審査が面倒すぎるでしょう。

ホログラムもどうなのかな。
ホログラムの技術は勉強しましたが、どういう表示になるかを権利化されるってことは、
うーむ(-。-)y-゜゜゜

しかし、主要国ってやっているってことですから、日本でできないことはないでしょう。


アマサイはTPPには賛成です。流通経路は増やしていかないといかんからね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 27, 2012

2.4GHzの無線通信は?

なんでかなと思いますが、調べようとまでは、、、

「なぜ無線通信で用いられる周波数帯域は2.4GHzなのか」調査中の学生の前に立ちはだかった最後の巨大な壁

この質問をぶつけると、ほとんどの技術者は「電子レンジがあるからだ」と回答します。しかし、オブライエンさんによれば、これはマルではなく「三角」の回答だそうです。というのも、そもそも、無線通信で用いる周波数が「2.4GHz(2400MHz)」だと決められた方が先で、しかも電子レンジは1GHz(1000MHz)から20GHz(20000MHz)までの広い範囲で任意に動作可能だからです。ところが、オブライエンさんが調べを進めていくと、オリジナルの電子レンジの特許は「3GHz(3000MHz)」前後の周波数で取られていたことが分かりました。これが、なぜ今は無線通信と同じ2.4GHz帯に定められているのでしょうか。 (中略) そして1947年のITU大西洋地区会議において、アメリカは2450mc(メガサイクル)の前後50mcをISM用に要求。メガサイクルは国際単位系に採用されなかったことから現在はヘルツで表記するようになったため、これはアメリカが2400MHz~2500MHzをISMバンドに割り当てるよう要求したということを意味します。

この会議の議事録には、「アメリカ代表がこの帯域をISMバンドに割り当てたのは、すでに国内に高周波治療器や電子調理器具があったからで、この調理器具は大西洋航路の船舶や航空機に搭載されるかも知れない」と書かれています。オブライエンさんは、この会議においてアメリカ代表が最初の商用電子レンジであるレイセオン・レーダーレンジ(Raytheon RaderRange)について言及したのではないかと考えていて、FCCが周波数を3000MHzではなく2450MHzにしたのはこのレンジの動作パラメーターに関係があったのではないかと予想しています。

これ以上の情報はお金のかかる非公開情報なのだそうです。

いや、国際基準でそういう割り当てになった、でよくないですか。
(^_^;)


アマサイはまだどのくらい使用可能な周波数があるのか気になります。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 26, 2012

経営ってなんすか。

技術者のための経営入門 第1回:経営が全く分かっていなかった

技術系経営者がまず押さえるべき経営上のポイントは、資金繰りである。技術者が経営を任された海外拠点で特に多いのが、資金繰りに関するトラブルだからだ。日本では資金繰り表など見たことがないという技術者が多い。その必要性を理解していないからだろう。

 最も注意しなければならないのは、生産ラインの立ち上げ時の資金繰りだ。立ち上げ時はトラブルが発生しやすく、計画通りに生産できずに販売が遅れるケースが目立つ。ところが、それでも従業員の給与は支払わなければならない。材料も既に調達しているのだから支払いは避けられない。そのため、販売の遅れで入金がないと、いきなり資金不足に陥ってしまうのである。

資金繰りうんぬんはトップの裁量であって、まかされたからってそこまでできるんですか?アマサイは中堅企業しかいたことないんで大企業のことは知らないんですが。

もうそれって技術系経営者じゃなくて経営者でしょ。

大体、最近のトップって言ってることが矛盾してるんですよね。
社員も経営を考え、って、それはそれなりの年収をもらっている人がやるべきことでしょう。

もちろん、社員であっても経営学を学び、自分の所属する企業がどういう方向に行ってるかとか知ることは重要ですよ。

そこまでやっても現在では誰でもいつ解雇されるかわからないという状況ですから、常に転職に備える(独立も含めて)ことの方が重要でしょうね。


むちゃぶりばかりする経営者にはもう引退してほしいですね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 24, 2012

サムスンはどうする、どうする?

Apple対Android、特許係争の終結は近い?


とどまるところを知らないと見られていた、米Apple社と「米Google社=Android陣営」との訴訟合戦。11月に入って情勢が大きく変わった。Apple社とHTC社が和解したのである。11月10日、Apple社はHTC社との共同声明という形で、両社が和解し10年間のライセンス契約を締結して、すべての訴訟を取り下げると発表した。Apple社にとって、スマホ関連特許分野で2011年6月のフィンランドNokia社との係争終結以来の大型和解と言える。

 今回の和解で、Apple社は少なくともAndroid陣営と特許ライセンス契約を結ぶ平和的解決の意志があることを示すことができた。きっと今後の訴訟での裁判官の心証にも良い影響を与えることだろう。ひょっとすると、和解への流れが急速に強まるかもしれない。一方、両社の係争は多数の重要な特許問題(関連情報)を表面化させており、判決次第では特許問題の解決の方向性を決める可能性があった。結審せずに終結を迎えたことで、特許問題は棚上げになったままになってしまった。

「近い?」ってことはまだ見通しがつかないんでございましょうか。

係争を長引かせてもいいことはありませんからね。

で、サムソン社はどうするのでしょう。

自分たちの特許がないとスマフォはできないと言っているそうですが。
さすがにこのままで行くとは思ってないでしょう。
「折れ時」を計算してるのかもしれませんね。
サムソンは今もっとも戦略的な企業ですからね。


それに比べて日本企業は何もしてない気がいたします。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 22, 2012

量子ビットの共振回路

今度は、量子ビットですね。

量子ビットを高精度に読出すための新回路を作製し、その動作を実証
-量子ビット読出し手法の有力候補である「分散読出し」で新手法-

理化学研究所(野依良治理事長)と日本電気株式会社(NEC、遠藤信博社長)は、量子ビット※1 のエネルギー緩和率※2 を増大することなく量子ビットの読出し信号を増大させる手法を実証し、量子ビットの読出し精度 90%を達成しました。これは理研基幹研究所(玉尾皓平所長)物質機能創成研究領域 単量子操作研究グループ 巨視的量子コヒーレンス研究チームのツァイ ヅァオシェン(蔡 兆申)チームリーダー(NEC 中央研究所 スマートエネルギー研究所主席研究員兼務)らの研究チームの成果です。

PC をはじめとするコンピュータのほとんどは、0 または 1 を記憶する「ビット」と呼ばれるものを、情報の基本単位として動作します。次世代コンピュータとして研究が盛んな量子コンピュータ※3 において、ビットに相当するのが「量子ビット」であり、その量子ビットの状態の正確な読出しが、量子コンピュータの実現に向けた重要な課題です。現在、有望な手法として、量子ビットとLC共振器※4を結合させ、量子ビットの状態に応じて共振器の共振周波数が変化することを利用する「分散読出し※5」と呼ばれる方法が盛んに研究されています。分散読出しの場合、量子ビットの状態を判別するための信号強度は、量子ビットと共振器の結合を強くしたり、量子ビットと共振器の共振周波数を近づけることで大きくできます。しかし、どちらの方法も量子ビットのエネルギー緩和率を増大させるという欠点がありました。

研究チームは、磁束型量子ビット※6とLC回路をコンデンサーで介して接続した回路を作製して実験したところ、読出し信号を5倍以上に高め、また、実際に量子ビットを90%の精度で読出すことに達成しました。今回の成果は、量子計算のエラー訂正において必要となる「1度の試行による高精度読出し※7」にも応用できます。


Ryosibit


※5 分散読出し
量子ビットの読出し方法の1つ。量子ビットと共振器を結合し、量子ビットの状態に応じて、共振器の共振周波数が変化することを利用する。このとき、量子ビットと共振器の共鳴エネルギー差が結合のエネルギーに比べて十分大きいことが必要。共鳴エネルギーが大きく異なるため、量子ビットと共振器は直接エネルギーのやり取りをしない。これにより量子非破壊測定が可能となる。
※6 磁束型量子ビット
超伝導量子ビットの種類の1つ。ジョセフソン接合を3~4つ含む超伝導体のループを基本構造とする。
※7 1度の試行による高精度読出し
量子計算においては、量子ビットのエラーを訂正するための量子エラー訂正というスキームが知られているが、これを実現するには、1回の測定で正確に量子ビットの状態を読み出す技術が必要となる。
※8 パラメトリック増幅器
ある共振回路において、コイルやコンデンサーなどの回路パラメータを共振周波数の2倍の周波数で変調したときに起こる「パラメータ共振」という現象を利用した増幅器。位相敏感な増幅器を実現することができ、普通の増幅器では、決して到達できない低雑音特性を実現できる。

LC回路はアマサイにめちゃくちゃ身近でんがな。←なぜ関西弁風

「量子ビットの状態に応じて共振器の共振周波数が変化することを利用する分散読出し」というのはイマイチわかりませんが、共振回路はよく知っていますので、この図でなんとなくわかるであります。

電気回路に量子ビットが反映されたらおもしろくなりそうですね。


量子通信とかも勉強したいな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 21, 2012

USB特許対戦?

これなら、特許を知らない人でも楽しめる?かなと。

エレコムとバッファローのUSB関連特許訴訟、大阪地裁でバッファローが勝訴 2012/11/21

パソコン周辺機器大手のバッファローは2012年11月19日、大阪地方裁判所で争われている特許訴訟の判決について発表した。バッファローによると、同社とバッファローコクヨサプライ(その後バッファローに統合)は2011年6月27日に、同業のエレコムから、販売差し止めと約1億円の損害賠償を求める訴訟を起こされた。この訴訟で、大阪地裁は2012年11月15日、被告であるバッファロー勝訴の判決を言い渡した。

 判決の内容は、(1)原告(エレコム)の請求をいずれも棄却する(2)訴訟費用は原告の負担とする、というものである。

 この訴訟では、バッファローが販売するコンパクトな形状のUSB製品が、エレコムが専用実施権を保有するUSB小型化技術に関する特許第4472550号(発明の名称は「ユニバーサルシリアルバス応用装置」)にかかわる権利を侵害するとして争われた。エレコムはバッファローに対し、販売差し止めと損害賠償を求めていた。

Buffalo

問題の特許はこれです。エレコムはこの発明を使用できる権利をもっていると言っています。それをバッファロー社が侵害している、同じもの作って売っているということです。

【特許番号】特許第4472550号(P4472550)
【登録日】平成22年3月12日(2010.3.12)
【発行日】平成22年6月2日(2010.6.2)
【発明の名称】ユニバーサルシリアルバス応用装置
【出願日】平成17年2月15日(2005.2.15)
【公開番号】特開2006-128061(P2006-128061A)
【優先権主張国】米国(US)
【特許権者】宜鼎國際股▲ふん▼有限公司
【参考文献】
【文献】登録実用新案第3099252(JP,U)
【文献】特開2003-167646(JP,A)
【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01R24/00,13/66
【特許請求の範囲】
【請求項1】
USBプラグにUSB電子応用モジュールが接続され、該USBプラグがケース層で載置板を被覆してなり、該載置板の上表面とケース層の間に接続挟持層が形 成され、並びに載置板の上表面にUSB電子応用モジュールと電気的に接続可能な複数の第1接続端子が固定され、該接続挟持層が対応するUSBソケットとの 接続に供され、且つUSBソケットが接続挟持層に挿入される時、該第1接続端子がUSBソケット内に固定された複数の第2接続端子と電気的接続を形成し、 またUSBプラグ内部の載置板の底表面とケース層の間に板底挟持層が形成され、該載置板の底表面に少なくとも一つの電子装置が固定されたことを特徴とする、ユニバーサルシリアルバス応用装置。

4472550_2


見慣れた図面ですね。
国内で同業者同士訴訟し合うってあんまり意味ないと思いますけどね。エレコムってそれなりに日本でシェア持ってるだからねえ。

知財高裁まで行くつもりかな。

アマサイにも関係者いるとかいないとか。。。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 20, 2012

垂直統合の時代、だそうです。

SIと運用が消える---クラウドとハード回帰、加速する二つの垂直統合
ハードもサービスも垂直統合


メーカーがハードウエアやソフトウエアを開発し、システムインテグレータがそれらを組み合わせてシステムを構築し、顧客に対してシステムの運用サービスを提供する──。オープンシステムの台頭以来、IT産業において20年にわたって支配的だった水平分業型のビジネスモデルが、いよいよ終わりの時を迎えている。ハードやソフトに加え、運用の知見までも、一つの企業がまとめて提供する動きが加速しているのだ。

 ビジネスモデルを破壊しようとする一方の当事者は、ハードにソフトを統合した「垂直統合型システム」に力を入れる大手メーカー。ハードへの回帰により、新たな製品を生み出した。もう一方の当事者はクラウドだ。

 米オラクルの垂直統合型システムである「Oracle Engineered Systems」は、ハードとソフトを工場出荷時に組み合わせ、最適化して顧客に届けるものだ。同社のマーク・ハード社長は、「Oracle Engineered Systemsは、顧客のIT支出の70%を占めるインテグレーション費用を不要にする存在だ」と言い切る。

運用の人件費を86%削減
 米IBMはさらに踏み込み、インテグレーションだけでなく、アプリケーション稼働後の運用すら、人が行わなくて済むという製品を送り出した。2012年4月に発表した垂直統合型システム「PureSystems」である。


Suichokutogo_2


日経ITメールによるとオープンシステムはもう廃れるんだそうです。
垂直統合型システムにすると我々下々の生活も何かかわるんでしょうかね。
システムのことはわかりませんなあ。これこそブラックボックスです。

●『オープンシステムサイエンス 原理解明の科学から問題解決の科学へ』

所眞理雄 編著訳
発売日:2009.01.15
定価:2,730円


第一章 オープンシステムサイエンスとはなにか/所眞理雄
第二章 生命的ロバストネス――システムバイオロジーからのアプローチ/北野宏明
第三章 履歴の継承としての生命――エピジェネティックスからのシステムバイオロジー/桜田一洋
第四章 偶有的な脳――動物的適応性と認知的安定性を求めて/茂木健一郎
第五章 セミオティック・ダイナミクス――言語と意味の新たなパラダイム/ルック・スティールス
第六章 リフレクティブ・インタラクション――将来のコンテンツは我々の中にある/フランソア・パシェ
第七章 サイバネティックアースへ――サイボーグ化する地球とその可能性/暦本純一
第八章 全地球的社会情報の観測と制御――無限の複雑さに挑む経済物理学/高安秀樹
第九章 計算情報幾何学――距離の意味を求めて/フランク・ニールセン

この本はおもしろそうと思うのですが。
四章は無視ねw


そういえば最近オープンシステムって聞きませんね。当たり前になったからかな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 19, 2012

量子のもつれと半導体

量子のもつれって確認できてなかったの?

国立情報学研究所などが量子ドットで電子と光の量子もつれを確認、量子通信の中継技術実現に一歩

国立情報学研究所(NII)は2012年11月16日、電子スピンと光子の量子もつれ状態を半導体を用いて生成することに成功したと発表した。従来の試みに比べて、理論と観測の間のずれが小さく、しかも集積化と伝送データ速度の大幅な高速化を同時に実現できる可能性がある。また、光通信で一般に用いられている波長1.5μmの赤外光での出力にも成功した。この結果、これまで1対1の通信しかできなかった量子情報通信を中継可能にするうえで重要な一歩になるとしている。

(中略)

 今回、電子スピンと光子の量子もつれは、ガリウム・ヒ素(GaAs)基板上に形成したインジウム・ヒ素(InAs)の量子ドットに、3テスラという強力な直流磁界を印加したシステムで生成した。磁界によって量子ドット中の電子のペア(スピンは逆向き)ができる。そこに光パルスを照射すると、電子のペアに、スピンが上向きまたは下向きの正孔(ホール)1個が加わった「トライオン(trion)」という励起状態になる。

 この状態から2種類ある基底状態に戻る際、放出される光子と量子ドット中の電子のスピンが量子もつれ状態にあることが理論的に知られている。具体的には、トライオン中の1個の電子とホールが結合して光子に変わる際、残る電子のスピンが上向きである場合は、水平偏光の光子が放出される。一方、残る電子のスピンが下向きである場合は、垂直偏光の光子が放出される。今回、NIIらはこの現象を初めて実際に観測し、理論に近い精度で、電子スピンと光子が量子もつれ状態にあることを確かめた。観測と理論との一致度を示す「忠実度(fidelity)」という示標(1が最大)の値は、0.92。半導体素子を用いた量子もつれの実現例では非常に高いという。

121118qbit1

ふーむ、基板上で確認できたということか。
実現に一歩って、これも量子通信の一里塚?どんだけ一里塚にとどまってるの。
(^_^;)

半導体工学に関わるならアマサイの研究範囲にもなるかもしれない。

シミュレーションとかできないのかな?

論文とか出るのかな、もっと詳しく知りたい。

半導体素子に適応できたらほんとすごいのになあ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 16, 2012

細野秀雄:鉄系超伝導

先の仁科記念賞ですが、アマサイ的には細野先生の超伝導が一番興味がありますね。

ノーベル賞候補という見解もあります。@naosuzukake さん情報。

受 賞 者: 細野 秀雄 氏 Hideo Hosono 東京工業大学フロンティア研究機構教授 受賞業績: 鉄系超伝導体の発見 業績要旨: 細野秀雄氏は、2008 年1 月にLaFeAsO1-xFx(Tc=26K)という層状オキシニクタイドで鉄系の超伝導体を発見した。過去には、大きな磁気モーメントをもつ3d 遷移金属である鉄を含む化合物は、超伝導の発現には極めて不向きと信じられてきた。発見されたLaFeAsO1-xFx は転移温度Tc が比較的高かったことから、大きなインパクトを与え、世界中で鉄系超伝導の研究が急速に立ち上がり、最高のTc は銅酸化物超伝導体に次ぐ56K まで上昇している。多彩な母物質、多バンド由来のペアリング機構や高い磁場下でも大きい電流密度を持つなどが見出されるなど急速に展開しており、新大陸の発見と形容される大きな拡がりをみせている。さらに細野氏は、フッ素イオンの代りに水素マイナスイオンH-で酸素イオンサイトを置換するという斬新な発想で従来の2~4 倍量の電子ドープに成功し、LaFeAsO1-xHx ではこれまでに見出されていた領域に加え、0.23

その応用の広さから鉄系超伝導が注目の的となっています。
特許出願的にはこれが一番近いですかね。海外にも出願してますしね。

【公開番号】特開2009-234847(P2009-234847A)
【発明の名称】層状化合物からなる超伝導体及びその製造方法
【出願番号】特願2008-82386(P2008-82386)
【出願日】平成20年3月27日(2008.3.27)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第1項適用申請有り (1)掲載日;2008年2月23日 掲載アドレス;http://project2005.msl.titech.ac.jp/symp2008/index.html (2)研究集会名;2008年春季第55回応用物理学関係連合講演会 共催者名;応用物理学会、計測自動制御学会、日本結晶学会、日本真空協会、日本顕微鏡学会、日本物理教育学会、日本分光学会 開催日;2008年3月27日~30日 開催場所;日本大学理工学部船橋キャンパス
【出願人】独立行政法人科学技術振興機構
【要約】
【課題】ペロブスカイト型銅酸化物に代わる新しい化合物組成からなる超伝導体を見出す
こと。
【解決手段】化学式A(TM)2Pn2[ただし、Aは、1族元素、2族元素又は3族元
素(Sc,Y及び希土類金属元素)から選ばれる少なくとも1種、TMは、Fe,Ru,
Os,Ni,Pd,Ptの遷移金属元素から選ばれる少なくとも1種、Pnは、15族元
素(プニコゲン元素)から選ばれる少なくとも1種である。]で表され、(TM)Pn層
とA元素からなる金属層とが交互に重なる無限層結晶構造を有する化合物からなることを
特徴とする超伝導体。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
化学式A(TM)2Pn2[ただし、Aは、長周期型周期表の1族、2族又は3族(Sc
,Y、及び希土類金属)元素の少なくとも1種、TMは、Fe,Ru,Os,Ni,Pd
,Ptの遷移金属元素から選ばれる少なくとも1種、Pnは、15族元素(プニコゲン元
素)から選ばれる少なくとも1種である。]で表され、(TM)Pn層とA元素からなる
金属層とが交互に重なる無限層結晶構造を有する化合物からなることを特徴とする超伝導
体。
【請求項2】
化学式A(TM)2Pn2において、Aは、長周期型周期表の1族、2族又は3族のいず
れか一族の元素の少なくとも1種と、該一族と異なる族の元素の少なくとも1種の組み合
わせであり、該組み合わせによって電子又はホールを無限層結晶構造の伝導層である(T
M)Pnにドープしたことを特徴とする請求項1に記載の超伝導体。
【請求項3】
化学式A(TM)2Pn2において、Aは、長周期型周期表の1族、2族又は3族のいず
れか一族の元素の少なくとも2種の組み合わせであり、該組み合わせによって電子又はホ
ールを無限層結晶構造の伝導層である(TM)Pnに、ドープしたことを特徴とする請求
項1に記載の超伝導体。
【請求項4】
化学式A(TM)2Pn2において、Aは、Ba、TMは、Fe又はNi、Pnは、P又
はAsであることを特徴とする請求項1に記載の超伝導体。
【請求項5】
化学式A(TM)2Pn2で表される化合物相を重量分率で85%以上含有する焼結体か
らなることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の超伝導体。
【請求項6】
原料混合粉末を真空中又は不活性ガス雰囲気中で、700~1200℃で焼結することを
特徴とする請求項5に記載の超伝導体の製造方法。

2009234847

このときは超伝導が国家的プロジェクトでしたからね。細野先生他、10名が名前を連ねていますね。

またJSTは我々の成果って言うんだろうな(^_^;)。

権利範囲も広くとってますね。まだ審査中です。
(公的機関が出願すると権利化急ぎませんから)

ところで、弁理士側は「ノーベル賞級の出願しったった!」とか自慢になるんでしょうかね。どんな出願も大抵、基本料金と明細書のページ数ですから、10枚ってのは大したことないな。

これが、受賞理由となった研究に【関わる】特許という宣伝をしたら特許の注目度も向上すると思うんですが。
(ノーベル賞なんかは学術発表だけじゃなくて近年は特許も考慮するみたいですね)

某会はそんなこと考えないんだろうな。


この分野は日本が席巻してほしいなとアマサイは思うであります。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 15, 2012

マイクロニードルアレイ

富士フイルム、皮膚に貼るだけで薬剤を体内に届ける「マイクロニードルアレイ」を開発


富士フイルムは、皮膚に貼るだけで薬剤を体内に届けることができる「マイクロニードルアレイ」を開発した。マイクロニードルアレイは、100μ~2000μmの長さの微細な突起をシート上に配しており、皮膚表面に貼ることで、突起部分から薬剤を皮膚に浸透させ、体内に届けることができる。突起部分は、皮膚に貼っても注射のような痛みを感じることがないという。

 突起部分には、注射剤成分として使用実績のある多糖類などを使用した。突起そのものが数分以内に皮膚下で溶解し、突起中に充填された薬剤を体内に届けることができる自己溶解タイプである。突起部分が体内で溶解しない方式では、突起部分が折れて体内に残る危険性があるが、今回の開発品は突起そのものが消失するため、高い安全性を実現したと説明する。

Micronidle_4

これはなかなか良い発明ですよね。じわっと薬剤が染み透っていくから体にもいいような気がしますね。

富士フィルムが言っているようにまだ改良は必要ですよね。

鍼治療に行くとぷっちとちっこい針のついた絆創膏を貼ってくれますね。薬剤はついていないと思いますがそれと同じ設計ですかね。

こういう技術はどんどんやってほしいと思いますね。

そろそろ鍼の先生のとこに行くかな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 14, 2012

仁科記念賞2012

今まで仁科賞についてはあまり取り上げていませんでしたね。
大栗先生が受賞したとき以来かな。

仁科記念賞


今年度は以下の方が受賞されました。


●受賞者: 井上 邦雄 氏(東北大学ニュートリノ科学研究センター 教授)
 受賞者業績: 地球内部起源反ニュートリノの検出


●受賞者: 細野 秀雄 氏(東京工業大学フロンティア研究機構 教授)
 受賞者業績: 鉄系超伝導体の発見


●受賞者: 初田 哲男 氏(理化学研究所仁科加速器研究センター 主任研究員)
     青木 慎也 氏(筑波大学数理物質科学研究科 教授)
     石井 理修 氏(筑波大学数理物質科学研究科 准教授)
 受賞者業績: 格子量子色力学に基づく核力の導出


仁科記念賞

仁科記念賞は、故仁科芳雄博士の功績を記念し、原子物理学とその応用に関し、優れた研究業績をあげた比較的若い研究者を表彰することを目的とします。 受賞者には賞状と賞牌、および1件に対し50万円の副賞が贈呈されます。 ここにいう原子物理学とは、原子、分子、原子核、素粒子はもちろんのこと、これらの関与する基礎的なミクロの立場に立った物理学であるが、直接原子物理学に係わるものに限らず、理学、工学、医学等あらゆる分野において原子物理学に深い関連のある研究を含むものとします。

1件一人で受賞した方がお得ですね(^_^;)

日本原子物理学の父と言われています。一般には知名度が低いのかな(物理の学徒は当然知っていますが)。

仁科 芳雄(にしな よしお、1890年(明治23年)12月6日 - 1951年(昭和26年)1月10日)は、日本の物理学者である。岡山県浅口郡里庄町浜中の出身。日本に量子力学の拠点を作ることに尽くし、宇宙線関係、加速器関係の研究で業績をあげた。日本の現代物理学の父である。

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November 13, 2012

ほんとにスマートなの?スマートシティ

問われる情報発信力――スマートシティは市民に響くか


リーダーを巡る競争が始まる
 スマートシティとは、環境負荷を抑えながらも、市民のQoL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)を高めつつ、成長を続けられる都市のことだ。健全な経済活動を継続するには、都市機能が必要だが、都市への人口集中はエネルギー問題を含め、環境負荷も増す。このため、各種行政サービスの整備が不可欠だ。しかし、世界的な経済不況の中で、これまでと同様の方法では、都市は機能的にもコスト的にも成り立たない。

 そこでスマートシティでは、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを導入したり、ICT(情報・通信技術)に代表される技術を積極的に採り入れたりすることで、新たな解決策を模索する。都市の姿が変わるだけでなく、市民の生活様式にも大きな意識改革を迫る。

 都市化に対する、こうした認識が浸透してきたことで、世界各地の首長の意識も変わってきている。すなわち、それぞれの都市が持つ特色を強調する、あるいは逆に目前の課題を解決することで、「我こそがスマートシティのリーダーだ」と宣言する。さらに、そこで構築した新たな都市インフラの仕組みを国内外に売り込んだり、住民をさらに呼び込んだりすることを重視しているのだ。

 実際、シンガポールやスペインなどは、スマートシティに関する国際会議を国を挙げて開催し、全世界に呼びかける動きを強めている。こうした国際会議の動向に詳しい、ある地方自治体の関係者は、「スマートシティのリーダーを巡る国際競争が始まっている」と評する。

何がスマートだかアマサイにちっともわかりませんな。個人や地方自治団体の力に頼りすぎですな。しかもこれって元々原発も「スマート」エネルギーだったんじゃないかな。

どうなったの、京都議定書(^_^;)

新規に都市化する地域は導入しやすいと思うけど、それ以外は無理でしょう。

パナのスマートなんちゃらも、なんだかだし。

あんなにCMに金に使って大丈夫なのか。


ネーミングは大事だけど、こればっかりは名前だけが先走っているな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 12, 2012

復活の道はあるはず。

日本の家電が負け組になった本当のワケ 2012/06/19
生島 大嗣=アイキットソリューションズ

B2C事業では、市場のニーズと作り手、即ち供給側のシーズのバランスが非常に大事です。そしてこれらがマッチしていないと市場には決して受け入れられません。富士フィルムは市場の変化を察知してフィルムカメラ依存から脱却してデジタル化を急ぎましたが、同業の巨人コダック社はそれができずにとうとう倒産してしまいました。 (中略)  このスマートフォンの先頭を走る両社は、それぞれの立ち位置が違うからこそ、それぞれの尖がりに注力して差別化しようと努力しているのです。消費者から見て抜きんでた特徴を備え、ブランドや性能、機能、デザイン等が購買意欲をそそる製品がスマートフォンの世界ではiPhoneとギャラクシーということでしょう。

 日本企業にも特徴のある製品をどんどん出してくるようになって欲しいと思っていますが、まだまだ結果は出ていません。例えば、サムスンが発売した新製品にギャラクシーノートがありますが、この製品に採用されているペン入力技術は日本のワコムから提供されています。日本国内に基礎的な技術がありながら、なぜあのような尖がった応用製品を日本メーカーが出してこれないのでしょうか?

(中略)

 ちょうど2年前に私は「3Dテレビ戦略に潜むワナ」というコラムにこう書きました。

「3D機能を前面に出したテレビを販売すれば消費者がそれを欲しがるだろうという前提に沿って立てられた戦略により価格維持が困難だと私が思うのは,先に述べたとおり3Dテレビがハリウッドやテレビメーカーの思惑から出てきたプロダクトアウト型の製品だからです。そしてその思惑通りに3Dテレビが消費者のニーズ,ウォンツを喚起するに充分な製品としてのパワーを持つとは私には思えないからです。ここで私のいう製品のパワーとは,製品戦略,マーケティングにおいて,ニーズに合った商品をきちんと求めている人に届けていることで得られるものです」

前半は案の定、日本メーカーは市場が読めなかった、的な話でそれこそ陳腐だなあ、と思ったけれど、後半はなかなか緻密な分析をしている。Tech-onにしては良質な記事だ。

ここまで来ると日本はずっと「こんなすげーもん作ったんだぜ、お前ら買え」のジャイアン気質が直らないのかな。

ここにあるようにワコムはなかなか良い会社だとアマサイも注目していたのだが、未だにマイナーメーカーなのはなんでなんだろう。

流通機構が築けないからなのか。そんで、ネームバリューのあるところはみんなジャイアンなのか?

日本の製造業ってそんなにバカなのか。


パナはパナで全くスマートじゃない、スマート家電を売ろうとしているし。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 11, 2012

Java vs Java

Java回りってどうなっとるねん。

オラクル、「WebLogic Server」をめぐり特許訴訟に直面
Java裁判の原告であるオラクルが今度は被告に
(2012年11月08日)

 米国Oracleが再び「Java」関連の特許訴訟の当事者となっている。ただし今回は、同社が訴えられた側だ。  Javaミドルウェア・ベンダーの米国Thoughtは10月31日、Oracleの「WebLogic Server」およびその他の製品がThoughtの保有する多数の特許を「極めて広範囲に」侵害していると主張し、同社を提訴した。  カリフォルニア北地区連邦地方裁判所に提出された文書によると、ThoughtはオープンソースのJavaプログラミング言語を利用して、「オブジェクトおよびテーブル情報を格納するレイヤをマッピングするミドルウェアを開発し、データの保持を劇的に簡素化した」という。ちなみにOracleは、Sun Microsystemsの買収によってJavaの監督権限を取得している。  Thoughtはこの技術を自社製品「CocoBase」に組み込んだ。CocoBaseは1997年にリリースされ、以来「長年にわたり数多くの顧客やパートナーがライセンスを取得している」とThoughtは説明した。

 Thoughtの訴状は、同社に勤めるダン・ウィルソン(Dan Wilson)氏が、当時はSunに、現在はOracleに在籍するクレイグ・ラッセル(Craig Russell)氏へ2003年8月に送信した電子メールにも触れている。ウィルソン氏のメールは、「『JDO2』と呼ばれる新たな『Java Data Objects』規格を開発するコンファレンスへ参加しないかというラッセル氏からの招待を拒否するものだった」と、Thoughtは述べている。「ウィルソンは、Thoughtの既存特許および審議中特許に悪影響をおよぼす可能性を考え、コンファレンスへの参加を拒んだ」(訴状より)


なんだ、これって私怨じゃないの?

大抵の訴訟は私怨だけどね。

もう出願しっちゃったら特許審査に影響及ぼさないはずだけどね。

何かソフトウエア技術者には、それ以外の者にはわからない【こだわり】があるようだ。

この記事の翻訳文もわかりにくいし。

訴訟起こされたらし返すのは普通だね。。

どういう範囲で特許を取ろうとしたのか興味深い。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 10, 2012

ソフトウエア特許の未来は明るいよ

ストローマンって、ヒゲぼーぼーのへんなおじさん?

R・ストールマンの提案「ソフトウェア特許問題の解決策は、範囲にあり」

特許の効力を制限する(別のアプローチの提案) 私が提案するのは、特許の影響範囲を変えるというものだ。一般的なコンピューターハードウェア上でのプログラム開発・配布および稼働については、特許侵害に当たらないように定めるべきだ。このアプローチには次のような複数の利点がある。

特許の分類や特許申請に関して、ソフトウェア特許か否かを区別する必要がない。
開発者やユーザーが既存の(または今後出てくる)ソフトウェア特許から保護される。
特許弁護士が特許の形式を書き換えて対応することができない。

このアプローチなら、既存の特許をすべて無効にする必要もない。これらの特許は、今後も特殊な目的のハードウェアに実装するアイデアとしては保護される。特許の効力を制限するだけなら、法的有効性に関しても問題ないだろう。米国では数年前、手術上の処置が特許で保護されたものであっても、訴訟の対象にならないように外科医を守る法律ができている。これは、この解決案の前例になる。

ソフトウェア開発者とユーザーは特許から保護される必要がある。そして、これは人々を完全に保護するための唯一の合法的な解決法だ。

これができて初めて、人々は特許訴訟を恐れることなく、競争や協力ができる状態に戻ることができる。

おじさんはあんまり特許のこと知らないのかな。そんな特例作っても同じものネット配信と同じじゃないの。そういう意味じゃないのかな。

ソフトウエア特許に危機感をもっている人は多いらしいけど、あんまり大きな問題は起こっていないとアマサイは認識しているなあ。

トロール屋が問題になっているのは、もっと基本的なビジネスモデル特許(ソフトウエアにはかわりない)ともよばれるものじゃないのかな。トロール屋は案外、最先端技術には無知なものだ。

そんなことを心配するなら既成のソフトウエアを覆すような「ソフトウエア」を創出してみたらどうだい?

アマサイもソフトウエア技術者の修業中。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 08, 2012

ミラーレスカメラ、未来を拓くオタク力

各社のミラーレス揃う、キヤノン、ペンタックスに聞く

●キャノンのカメラ開発エンジニアがミーハーが多い? モニターのタッチパネルボタンの配置にも頭を使いました。「3辺置き」と呼んでいるのですが、モニターの両脇と下部にボタンを並べて、両手で操作しやすいようにしたのです。初めて一眼カメラを手にする方は、カメラよりもスマートフォンの操作になじんでいることが多いかなと考えたからです。  また、両側にあるストラップを取り付ける部分の構成が、今までのEOSとは違います。この部分を我々は「耳環」と呼んでいましたが、EOS Mでは従来のような耳の形はしていません。簡単にストラップを脱着できる構造にして、かつしっかりロックが掛けられるようにしました。  最近は料理をひとつの作品として撮影する方が増えましたが、首から掛けたままですとストラップが料理に触れてしまう場合もあるので、撮影時にすぐに外せるようにしたわけです。  これらは地味な工夫かもしれませんが、ちょっと味がありますでしょ(笑)。ですから私たちエンジニアの願いは、まずは店頭で手にしていただくことです。そして、ご購入後はどこにでも気軽に持ち出してほしい。撮影そのものが趣味なのではなく「趣味を撮る」という方も増えましたが、こうした方々にも是非カメラの楽しさを伝えたいです。  そんな弊社のカメラ開発のエンジニアには、ミーハーな人が多いかもしれません(笑)。エンジニアというと「真面目な職人肌」と思われがちですが、コンシューマー製品を扱うためか、流行りものに敏感な明るいキャラが多いんです。学生時代にカメラ雑誌に写真を投稿して受賞していたような、徹底的なカメラオタクもおりますが(笑)。  弊社のカメラは世界シェアが高く、お客様の要求もハイレベル。プレッシャーは感じますが、なかなか味わえない気持ちであるのも確か。そこに向かっていくことは何より楽しいですよ。

Canon05

自動車とカメラが他の電機、機械メーカーと違うところは、社員に自動車オタク、カメラオタクが多いところだ。産業機械だとあまりオタクという人種は存在しないので。

アマサイが子供のころは、カメラというのは夢のおもちゃだった。目の前に見えるものをそのまま切り取ってコピーできる(コピーという概念も子供のころあまりなかったが)。こんな素晴らしいことはないと思った。

映写機、ビデオカメラのことです(^_^;)、は夢また夢だったし。

周りにカメラオタクさんはたくさんいるけど、近年のアマサイは全く興味がない。お金のかかる趣味はなるべく避けようという意思が働いてるらしい。

また、今はデジカメによって簡単に夢が叶ってしまうのが返って、醍醐味をなくした原因かもしれない。

しかし、アマサイもエンジニアの端くれであるからにして(我々の職種は特許技術者ともいう)、カメラの新構造には大いに興味がある。

開発者はオタクでないとやっていけない面もある。

カメラ大国だけは今後も維持してほしいものである。


カメラって凝りだすと切りないでしょ。だから手をださないわけ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 07, 2012

インテル、入っている

【キーマン列伝】あの名文句でインテルを世界一の企業に!~アンドリュー・グローブ氏

誰の耳にも残っているだろう、「インテル、入ってる」のコピー。「Intel Inside」の英訳であるこのコピーはテレビCMで繰り返しオンエアされ、CPUベンダであるインテルの存在感が世界的に大きく広まった。今回紹介するキーマンは、そのセリフとともにインテルを世界規模の企業へと成長させた同社の初代CEO、アンドリュー・グローブ氏である。 (略) そして1968年、ノイスとムーアはさらにフェアチャイルド・セミコンダクタ社をスピンアウトし、新たにインテル社を設立した。その創業メンバーとしてグローブも誘われたのである。これが彼の人生第2の転機となった。彼はそれを承諾し、インテル3番目の社員となった。インテルは創業当時、彼らの持つ半導体技術を用いて新型のコンピュータメモリの開発を進めていた。それが「DRAM」であり、1970年同社が世界で初めて製品化に成功した。

 DRAMを始め、その地力を世界に示しつつあったインテルに、日本計算機(後のビジコン社)がICチップの製造を依頼した。もちろんインテルは開発に成功。そして、電子計算機の論理回路として開発されたそのICチップについて、その特許権を日本計算機に譲ることなく自社で保持することとした。その決断を下したのが、グローブだったのだという。その結果、以降インテルはICチップやプロセッサの開発を委託されても、その特許権や製造権を自社で持ち、ライセンス販売することで企業規模を大きくしていくことに成功したのだった。1979年、グローブは同社初のCEOに就任することとなった。インテルはその後も高い技術をもって半導体開発に邁進し、ほどなくしてCPUを開発するに至った。


「インテル、入ってる」っていう和訳が秀逸でしたよね。

インテルは素晴らしいと思いますが。一世代前の成功物語という気がしますね。アマサイが好きな物語でもありますが。

グローブ氏は良い時代にCEOとして活躍したと思います。

でも「半導体物語」はまだまだ続くとアマサイは信じています。

日本の半導体帝国ももっちょっとがんばれないですかね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 06, 2012

グーグルvsFTC

米グーグルを提訴する必要とFTCのスタッフが指摘-関係者

11月2日(ブルームバーグ):米連邦取引委員会(FTC)のスタッフはFTC委員に対し、米グーグル が反トラスト法(独占禁止法)に違反し重要なスマートフォン(多機能携帯電話)技術に関する特許の競合企業による利用を阻止しようとしたとして、グーグルを訴えるべきだと正式に提案した。事情に詳しい4人の関係者が明らかにした。

委員長を含め5人のFTC委員の過半数が提訴に傾いているという。この問題は非公開だとして関係者が匿名を条件に語った。スタッフの提案は先月まとめられたが、最終決定は今月6日の大統領選挙が終わるまでなされない可能性が高いという。

関係者によれば、グーグルは米マイクロソフト と米アップルの製品を海外から米国に輸入することを阻止しようとしている。業界標準の技術に頼るこうした製品は、グーグルのモトローラ・モビリティ部門が所有する特許を侵害しているとの主張だ。

グーグルならやりそうというか、そうならざるえない、と思いますが。
「特許の競合企業による利用を阻止しようとした」ってどういうことなのかな。
そこらへんが知りたい。

でも反トラスト法の厳しい米国でWindowsがまだ我が世の春を謳歌しているのはどんなもんだろうか。グーグルなんかかわいいもんだと思うが。

しかし「スタッフが指摘」って米国の提訴報道ってどうなっているだろう。
FTCが強い力をもっている証左なんだろうか。

Win8はずいぶん酷い売り方をしてますな。もうWinは使いたくないな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 05, 2012

書談:通勤大学MBA<11>MOTーテクノロジーマネジメント

■通勤大学MBA<11>MOTーテクノロジーマネジメント
著者:グローバルタスクフォース株式会社
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このシリーズ、アマサイは好きではないのですが(ちょっと安易にまとめすぎてるので)、必要があったので購入いたしました。結構役に立つものですね。
【第一部】技術戦略の体系
第1章 競争・市場環境と技術経営
第2章 技術戦略とは
【第二部】技術機能別マネジメント
第3章 研究開発マネジメント
第4章 製品開発マネジメント
第5章 知的財産権マネジメント
第6章 アライアンスマネジメント
第7章 生産マネジメント

特に役に立ったのは第1章と第7章ですかね。

1章はいわゆるポーターの競争戦略なんかを語っています。文系の連中はこういうこと言って技術系を煙に巻こう?としてる節があるんですよね。机上の理論でこんなことだけで事業の命運は決まらないんですがね。こういうことを語る輩に対抗するためにも学習する必要性を感じています。

7章のアライアンスは、知的財産にもろ関係あることです。他社や大学との連携に知財のタスクは欠かせません。こういう理論通り開発者とか連携部門がやってくれるといいんですが。

この手の教本を随時読んでいくことも大事だと思っています。

事業を成功させていない人が技術経営語ってもね、独り言です。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 02, 2012

IGZO TFT駆動の有機ELパネル

フラットディスプレイ展、行きたかったんですよね、去年も行けなかった。
orz

【FPDI 2012】新IGZO TFT駆動の有機ELパネル、半導体エネルギー研究所が国内初公開
2012/10/31

半導体エネルギー研究所は、13.5型と3.4型の有機ELパネルを、パシフィコ横浜で開催中の「FPD International 2012」(2012年10月31~11月2日)に出展した。2012年6月に米国ボストンで開催された「SID 2012」で、シャープと共同で技術発表したもの。国内で一般公開されるのは、今回が初となる。

 13.5型品が3840×2160画素(4K×2K)、3.4型品が960×540画素である。精細度は共に326ppiと高い。駆動素子には、IGZO層をc軸方向に結晶成長させた「CAAC(C-Axis Aligned Crystal)」構造と呼ぶ酸化物半導体TFTを用いた。白色有機EL素子にRGB3色のカラー・フィルタを用いてカラー表示を実現する。デバイス構造は、TFT基板とは逆側から光を取り出すトップ・エミッション。3.4型品は樹脂基板を用いることで、フレキシブル対応となった。


IGZOってなんだっけ。

c軸方向に結晶成長させる


 IGZOは酸化物半導体の一つ。シャープはアモルファスIGZO TFTを駆動素子に使ったタブレット端末向けの液晶パネルを、2012年3月から亀山第2工場で量産中である。量産中のアモルファスIGZO TFTは、テレビなどで使用されるアモルファスSi TFTに対し、キャリア移動度が20~50倍高く、オフのリーク電流が1/100と低い。これにより、アモルファスSi TFT駆動の液晶パネルに比べて、(1)高精細化、(2)低消費電力化、(3)タッチ・パネルの高性能化、の三つの性能向上が図れることをうたう(Tech-On!の関連記事)。さらには、アモルファスSi TFTと同等寸法の大面積ガラス基板でのガラス基板での量産できるという利点もある。

 今回、IGZO TFTの結晶性を高めることで、キャリア移動度やオフのリーク電流などの特性をさらに向上できるとする。例えば、85℃におけるリーク電流は、「100yA/μm(y(ヨクト):10-24)以下になる」(半導体エネルギー研究所 代表取締役の山﨑舜平氏)という。光照射に対するI-V特性の変動も抑えられるとする。これらの特性を生かし、結晶Si系の半導体と組み合わせることで、「メモリやイメージ・センサ、CPUなど、ディスプレイ以外の用途でもこれまでにない性能を実現できる」とする。

Igzo_fig


Igzo_fig2


なんだか思い出してきました。精細化が向上するというのはなんかで見たことあるんですよ。

って、アマサイブログで取り上げてました。


IZOトランジスタインバータ回路

シャープさんもたいへんだね。でも、開発する前にマーケットを定めないとねえ。

半導体エネルギー研究所は特許的に。。。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 01, 2012

データサイエンティストって、何?

注目の職種!データサイエンティストになるための条件@Tech総研


倉橋:2つの能力が必要です。ひとつはまさに分析・統計学的な専門スキルや知識。もうひとつはコンサルティング力やビジネス的知識。分析や予測をするにも、そのテーマとなる仮説が必要です。そこで仮説を持つ方から詳細なヒアリングをして、仮説をうまく引き出して、その中身をしっかり理解する能力が必要なんです。

佐藤:理想はこの2つの能力を完璧に備えることですが、そんな人はなかなかいません(笑)。ただどちらか一方のスキルしかない場合、いろいろ不都合な面が出てきますよね。だからどちらも“ある程度のスキル”があることが大事なんだと思います。
確か倉橋さんは医療系から発展してデータサイエンティストになったんですよね?

倉橋:僕の場合、医療系の統計研究室で統計の研究をしていました。その時、多くの医師から統計に関する相談や仮設をヒアリングすることを実践していたので、それによって分析能力と対話能力の2つの能力を自然と身につけることができた気がします。


結局何をやる職種かわかりませんなあ。
医療の現場で収集したデータを治療を活かせるようにする、という人はいるんだろうなあ、ということはアマサイにもわかります。


倉橋:実際、マーケティング側の感や経験と、インフラ側のデータを活用して分析・予測・最適化していくことで、確実に自社のサービスの品質や売上向上につながった事例が山ほどあります。サービス改善ではZynga、Amazon、Netfrixなどが行なっているA/Bテスト。Web業界では介入評価が簡単に行えるので分析も行いやすいです。他にもコスト削減や新商品開発にも利用できます。米鉄鋼会社Rocky Mountain Steel Millsという会社は、ある工場を再稼働するかどうか意思決定するために、データを見ながら需要予測を活用。収益が予測された段階で再稼働を決定できたわけですが、もし早まって生産再開していたら、4,300万ドルの損失を受けるところだった、というように。(『分析力を武器とする企業』より)このように自分の分析結果が直接サービスの改善につながる。この「目に見えるインパクト」は体験してみるとかなり衝撃的ですし、やりがいも感じます。

マーケッターのことなのかなあ。マーケティングを感でやっているってこと自体信じがたいですがね。統計学使わないの?だったら、サイエンスの視点が必要です。てか、市場調査ってサイエンスでしょう。

米国でマーケティングで学位取ったという輩って何してんのかな。

おいらもデータサイエンティストになれるかな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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