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November 12, 2012

復活の道はあるはず。

日本の家電が負け組になった本当のワケ 2012/06/19
生島 大嗣=アイキットソリューションズ

B2C事業では、市場のニーズと作り手、即ち供給側のシーズのバランスが非常に大事です。そしてこれらがマッチしていないと市場には決して受け入れられません。富士フィルムは市場の変化を察知してフィルムカメラ依存から脱却してデジタル化を急ぎましたが、同業の巨人コダック社はそれができずにとうとう倒産してしまいました。 (中略)  このスマートフォンの先頭を走る両社は、それぞれの立ち位置が違うからこそ、それぞれの尖がりに注力して差別化しようと努力しているのです。消費者から見て抜きんでた特徴を備え、ブランドや性能、機能、デザイン等が購買意欲をそそる製品がスマートフォンの世界ではiPhoneとギャラクシーということでしょう。

 日本企業にも特徴のある製品をどんどん出してくるようになって欲しいと思っていますが、まだまだ結果は出ていません。例えば、サムスンが発売した新製品にギャラクシーノートがありますが、この製品に採用されているペン入力技術は日本のワコムから提供されています。日本国内に基礎的な技術がありながら、なぜあのような尖がった応用製品を日本メーカーが出してこれないのでしょうか?

(中略)

 ちょうど2年前に私は「3Dテレビ戦略に潜むワナ」というコラムにこう書きました。

「3D機能を前面に出したテレビを販売すれば消費者がそれを欲しがるだろうという前提に沿って立てられた戦略により価格維持が困難だと私が思うのは,先に述べたとおり3Dテレビがハリウッドやテレビメーカーの思惑から出てきたプロダクトアウト型の製品だからです。そしてその思惑通りに3Dテレビが消費者のニーズ,ウォンツを喚起するに充分な製品としてのパワーを持つとは私には思えないからです。ここで私のいう製品のパワーとは,製品戦略,マーケティングにおいて,ニーズに合った商品をきちんと求めている人に届けていることで得られるものです」

前半は案の定、日本メーカーは市場が読めなかった、的な話でそれこそ陳腐だなあ、と思ったけれど、後半はなかなか緻密な分析をしている。Tech-onにしては良質な記事だ。

ここまで来ると日本はずっと「こんなすげーもん作ったんだぜ、お前ら買え」のジャイアン気質が直らないのかな。

ここにあるようにワコムはなかなか良い会社だとアマサイも注目していたのだが、未だにマイナーメーカーなのはなんでなんだろう。

流通機構が築けないからなのか。そんで、ネームバリューのあるところはみんなジャイアンなのか?

日本の製造業ってそんなにバカなのか。


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