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December 29, 2012

「Lytro」風って、何風?

なにかデジャヴなんですが。

東芝、「Lytro」風のスマホ用カメラを開発か--撮影後のピント調節が可能に
Dara Kerr (Special to CNET News) 2012/12/28

東芝は、撮影後にピントを合わせることができるLytroに似たカメラの技術を開発しているようだ。  東芝の技術は、Lytroのライトフィールドカメラによく似ており、ユーザーが撮影後に写真のピントを合わせたい部分を選択できるようだ。また、写真全体にピントを合わせることもできるようになるという。このようなテクノロジはほぼLytroカメラでのみ見受けられ、スマートフォンやタブレットではまだ利用されていない。  朝日新聞の記事によると、1辺わずか1cmの箱形の東芝のカメラの中では、カメラセンサーの前面に50万個の小型レンズが並んでいるという。このセンサーは、レンズからの異なる画像をすべて捉えることができるという。そして写真の一部や全体など、ユーザーが何にピントを合わせるかを選択できるようになるという。このカメラでは、Lytroもまだ展開していない動画撮影も同様に可能だと考えられる。

撮影後のピント調節に関してはどっかで取り上げていると思います。

でもなぜにソースが朝日新聞?

東芝もなぜ隠すのか。いろんな意味で不思議な記事です。

日本の旧態企業にもアピールできる技術があったのか、にびっくり。

東芝も昔は憧れられる企業でしたがね。

アップルファンによる特許速報みたいのが日本企業にもあってよさそうなものだけど。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 28, 2012

加速度センサの使い道

パチンコ業界 2012年に最も引用された特許はセンサテックの「衝撃センサ」2012年12月26日

 弊社はこのほど、パチンコ関連の特許について、2012年の特許審査過程で他社特許の拒絶理由通知に引用された件数を集計した「パチンコ業界 個別公報 他社特許拒絶件数ランキング2012」をまとめました。この集計により、パチンコ業界において、直近で各社が権利化する際の阻害要因となる特許が分かります。

 集計の結果、2012年に最も引用された公報は、不正操作による衝撃を検出するセンサテックの特許「衝撃センサ(特願2007-111244)」の35件となりました。2012年以前も含めると42件の後発特許の拒絶に引用されていますが、相手先の企業はすべて京楽産業となっています。


論文と同じで、特許も引用回数の多い文献はそれなりの価値があると考えられています。
衝撃センサとはこげなものです。

【公開番号】特開2008-267977(P2008-267977A)
【公開日】平成20年11月6日(2008.11.6)
【発明の名称】衝撃センサ
【出願番号】特願2007-111244(P2007-111244)
【出願日】平成19年4月20日(2007.4.20)
【出願人】センサテック株式会社
【住所又は居所】京都府亀岡市大井町並河3丁目27番12号
【要約】
【課題】一個の衝撃センサでも、台を揺らすことによる揺れの加速度値も、台を打撃する加速度値も確実に検出して、いずれの不正操作による場合も、漏れなく確実に不正を検出し、これを防止し得る衝撃センサを提供する。
【解決手段】機械的な衝撃振動をピックアップ3により、電気信号に変換し、ピックアップ3よりの出力信号が揺れによる低い衝撃周波数の場合にはハイパスフィルタ12,14で減衰させることなく通過させ、ローパス増幅回路13,15で高い増幅度で増幅し、打撃による高い衝撃周波数の場合には、ハイパスフィルタ12,14で減衰させることなく通過させ、ローパス増幅回路13,15で増幅度を抑えて増幅し、増幅信号をウインドコンパレータ16で比較し、低い衝撃周波数に対しては低い加速度値の検出で、高い衝撃周波数に対しては高い加速度値の検出で、衝撃を検出する。
【選択図】 図7

Photo


なんかゲームを面白くするものだと思ったけど、不正防止なのか。
ずるする人は多そうだからな、こういう技術はいくつもあるんだね。

SANKYOやサミーのはもっとゲーム自体に関係あるもののようですね。

加速度センサなんかはWiiとかでつかってるからなあ。
まあ、流行りなのかな。
シーズができたからニーズができるってパターンかな。

パチンコやってことないのに、パチスロメーカー採用試験をいくつか受けました。パチンコユーザーであることが採用最低条件ってや後で知ったよ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 27, 2012

万事塞翁が馬、技術者にとっても

大企業よ、さようなら。儲からなくても、忙しくても、自分の人生は自分で決めたい。
終身雇用が崩れた電機産業のエンジニア人生
竹内 健=中央大学 理工学部教授

 経営難でリストラが相次ぐ電機産業。長らく、大手電機メーカーは日本経済にとって稼ぎ頭でした。ですから、会社は万全に見えた。安定しているから、定年まで勤めあげられるから、といった理由で電機メーカーを選んだ人も多いでしょう。

 それが、定年のはるか前に、リストラに迫られる。前回のコラム、「苦境の電機産業に見る、日本型雇用の終焉」で書いたように、不景気で仕事が無いのに、早期退職金を貰うために、我先に希望退職の募集に応募する。こうした電機メーカーを退職したエンジニアは、退職の先に、何が待っているのでしょうか。
(中略)
 また、一人で独立して仕事をしていると、いつ、仕事が途絶えるか、という恐怖心が常にあります。そうすると、ともすると、仕事を断れないで、何でも引き受けてしまう。結果として、寝ている時以外の時間は働くようになってしまう。

独立しても大企業にいても同じ、とは言えないけれど業界自体が打撃を受けてるのだから、留まるは辛く、独立も厳しいのは確か。嘗ての繊維業界に似てるかなあ。

少し前までは「技術者としてのステップアップに特許業界というのもある」とかいう求人誌もあった。

や~め~てぇ~、これ以上新規参入さ~せ~る~な~!

そんな甘くないよ特許業界は。

博士さんの進路にもなっている。こちらは知る限り優秀な一人ばかりだ。特に弁理士さん。

結局、企業辞めて大学教員になるのが一番いいわけ?

電機業界の方々、共々にがんばりませう。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 25, 2012

ライセンスは難しい

ノキアとRIM、特許紛争で和解--特許ライセンス契約を締結

NokiaとResearch in Motion(RIM)は、両社間のすべての特許訴訟について和解した。ただし、RIMは契約上、不利な立場に立つようだ。

 Nokiaは米国時間12月21日、RIMとの間で係争中だったあらゆる特許侵害訴訟を終結する特許ライセンス契約に両社が合意したと発表した。RIMは、一連の訴訟の和解に向けて、Nokiaに対する一時金の支払いに合意した。RIMは今後、Nokiaの特許を使用する権利に対して同社に「継続的な支払い」を行う予定である。

 RIMとNokiaの争いは2003年にさかのぼる。両社は同年、互いの標準必須特許の一部の使用を相互に許諾するライセンス契約を締結した。RIMは2011年、スウェーデンにおいて、NokiaのWLAN関連特許を元の契約に含めるよう求める仲裁を申請しているが、その理由としてRIMは、標準必須特許に関連するあらゆる契約にWLAN関連の知的財産が含まれるべきだとしていた。

結構長い道のりでしたね。

クロスライセンスしても肝心な特許を外すというのはよくやる手です。

Nokiaは、WLAN関連弱いんでしょうかね。
某端末機器メーカーは機器そのものじゃないくてWLAN機能で日本でも延びてきました。
モトローラに買収されちゃいましたけどね。

RIMは生き残ることができるでしょうか。
まあ、M&Aされるのも生き残りの道ですがね。

会社を売らないで社員を苦しめる社長もいますしね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 21, 2012

自動車は軽くなって、そのうち浮く?

加工技術、この1年──軽量化ニーズが革新を加速

中でも、開発を牽引するのが自動車業界である。軽量化が燃費改善に与える貢献度が高いことから、自動車メーカーから部品メーカーに対し、10%などと数値化された軽量化が必達目標として課されるケースが増えているからだ。

こうした中、大幅な軽量化を実現する例も出てきた。例えば、積層金型鋳造技術「KOIWAI法」を武器に受注を増やしているコイワイ(本社神奈川県秦野市)。鋼製の現行品に比べて45%軽量化した自動車向けアルミニウム(Al)合金製サブフレームや、40%軽量化した2輪車向けタンクフレームを加工し、自動車メーカーなどから注目を集めている。ラピッド・プロトタイピング(RP)技術で製作した中子と低温の金型を組み合わせることで、薄肉で中空一体構造となったサブフレームを鋳造で造る。

 軽量性に優れる樹脂グレージング(ガラス用途に使う樹脂部品)を成形する技術を開発し、フル電動式の射出成形機にオプション機能として搭載したのが宇部興産機械(本社山口県宇部市)だ(Tech-On!の関連記事1)。金型を回転させる機構と、型締め多段制御技術を組み合わせ、金型に射出した直後の溶融状態の材料をプレスする。これにより、ポリカーボネート(PC)製の樹脂グレージングの肉厚を薄くし、ガラスに対して7割の軽量化を実現する。クルマの窓の他、レンズカバーやメーターカバーなどの用途を狙う。


これはニュースなの?自動車部品が軽量化を図っているのは以前からの傾向なのに。別に新しい方法でもないしね。むりむりな記事。

RP(ラピッドプロトタイピング)とはこんな技術

日本冷凍空調学会
http://www.jsrae.or.jp/annai/yougo/121.html

1. RP の概要
RP(ラピッドプロトタイピング)は,「迅速な模型製作」と日本語訳され,素材を相互に付着しつつ立体形状を創製 する加工法である.
この技術の発端は,1980 年に日本で発明され,1988 年に実用化された光造形法である.光造形法 では,素材が光硬化性樹脂に限定されるが,最近では図1に示す種々の方式が開発されており,セラミックや金属を使 った製品を作る方法についても商用化が進んでいる.
RP では,複雑な立体模型を,内部形状を含めて一回のプロセスで自動的に作成でき,機械加工に関する知識・経 験が不要になることが特徴である.
一方,最近は製品の市場寿命が極端に短くなり,できるだけ早く最新モデルを市場に投入することが企業の死命を決する状況になっ ている.
RP は現在,普及期を迎え,特に「機会利益」を確保するためのツールとして,新製品開発の期間短縮とコスト低減に貢献し ている.
冷凍空調の分野でも,光造形法を用いて,図2のようなファンの実物大あるいは縮小の模型を短期間で作成し,
形状確認や性能評価に利用するようになっている.

Rpgijutu


たまに見る光造技術ってこういうことか。

それにしても四半世紀前だしね。

技術は累積的に進化する、パラダイムの変換は起きない。

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December 20, 2012

垂直連携?

実用化の壁を越えるため、応用を前提に技術を磨く
2012/12/19 出典: 日経エレクトロニクス,2012年6月25日号


水平連携でうまく行かなかった共同研究が、なぜ垂直連携でうまく行くと目されているのか。最大の期待は、最終製品における要求を踏まえることで応用研究の期間を大幅に短くできる点である。

実用化の壁を乗り越えやすい 実用化の道筋をつけるための応用研究においては、最高性能ではなく平均性能で議論しなければならない。いわゆる「チャンピオン・データ」で議論できる基礎研究とは、評価軸が大きく変わるのだ。その平均性能に加えて、量産時の品質バラつき、製品適用時の壊れにくさ、製造コストといった複数の指標から、使える技術と使えない技術を総合的に判断することになる。

 この応用研究を、最終製品を手掛ける使い手側のメーカーと、実用化に向けた課題解決ができる作り手側のさまざまな層のメーカーなどが一体となって行うのが、ここでいう垂直連携型の共同研究である。「これまでも顧客企業との共同研究は進めてきた。しかし、レイヤーはあまり意識せず、2社で手掛けることが多かった。今後はもっと多くのレイヤーを集めることを意識していくべきだろう」(アルバック半導体電子技術研究所 所長の鄒弘綱氏)と、一部の企業はその重要性を認識し始めている。

 「最終製品のメーカーがどの程度の効果を期待し、どの程度のコストや品質ばらつきを許容するのか。それを早い段階で知ることにより、材料の品質、製造方法、部品の内部構造などの中でどれを変えていくべきかという実用化のシナリオが見えてくる」(産総研 先進パワーエレクトロニクス研究センター 研究センター長の奥村元氏)。実用化までの障壁を乗り越えやすくなる可能性がある(図4)。

Suichoku

成功例を垂直統合と言っているだけのようですが。

流行り言葉ではあるようです。

・垂直統合の時代、だそうです。
http://page-only-one.cocolog-nifty.com/imotora7/2012/11/post-9b78.html

ハード・ソフトの融合って当然でしょ
http://page-only-one.cocolog-nifty.com/imotora7/2012/10/post-8803.html


Tech-onで見るだけで他で聞いたことはないんですが、アマサイが知らないだけでしょうか。

にしても、垂直統合って言い過ぎ。

なんか万能の魔法の言葉になっているな、垂直統合。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 19, 2012

キルビー特許

【キーマン列伝】発明から30年後に突如名声が高くなったICの発明者~ジャック・キルビー氏

 キルビーは1947年にイリノイ大学を卒業。大学時代は電気工学を学んだ。大学卒業後はCentralabに研究員として勤務。その傍らで、ウィスコンシン大学大学院にて更に電気工学を学んで修士号を取得した。Centralabでは、トランジスタを中心に研究を進めていた。当時は電気機器の回路がどんどん複雑化するのと同時に小型化が求められ、その配線をいかにコンパクト化するかが大きな課題となっていた。

 「The Tyranny of Numbers(数の横暴)」と呼ばれたその問題が急務となっている中、キルビーは1958年、Texas Instruments(TI)社に転職し、その研究を進めていた。その研究でキルビーは、半導体の上に集積した電気回路を配置することで、その問題を解決できるのでは?というアイディアを得た。そして半導体としてゲルマニウムを利用し、そのウェハーの上に集積回路を構築することに成功したのだ。それこそが「モノシリック集積回路」と呼ばれるICだった。なんとTIに移籍してきた年に、キルビーはそれを成し遂げてしまったのである。そしてその特許は1959年に出願され、1964年に成立した。同時期にはもう1人のICの発明者、ノイスもICの特許を取得している。
(中略)
 国際的にも話題となったこの「キルビー特許」が、今まで地味だった「IC発明者」としてのキルビーの名前を有名にした。再び脚光を浴びる形となったキルビーは、改めてICの発明者として高い評価を受け、2000年にノーベル物理学賞を受賞することとなった。なお、同じIC発明者であるノイスは、既に没していたため(没者はノーベル賞対象者とならない)ノーベル賞を受けることはなかった。特許権紛争や法廷闘争、ノーベル賞受賞などで一躍話題の人となったキルビーだったが、2005年ガンにより亡くなった。享年81歳。

アマサイも特許のことを勉強する前にはキルビーっていう人知りませんでした。
キルビーさんも特許で話題になったことがノーベル賞受賞の理由1つとなったのでしょうか。

日本ではその技術より「サブマリン特許とかずるこっしい」ということで問題になったのであります。

ロバート・ノイスは昨年Googleのトップページになりましたね。
http://page-only-one.cocolog-nifty.com/imotora7/2011/12/post-b9a5.html

キルビー特許については取り上げていたと思っていましたが、ありませんでしたね。そう言えば、訴訟が話題になったのはアマサイブログを立ち上げる少し前でした。

U.S. Patent No. 3,138,743

Us3138743

図を見ると中学生の夏休みの宿題的な感じがしますが、50年も前の発明ですからねえ。2000年くらいだとノーベル賞にも特段興味はなかったなあ。

こうして簡単に技術情報が入手できるのも、それについてくだくだ言うことができるのもインターネットのおかげですね。

集積回路特許の歴史も調べてみたいけど、たいへんそうだな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 18, 2012

まだまだ続くスマホ訴訟

Apple対Android訴訟に見る米国特許政策、“独占権の重視”へ向かうか
2012/12/17 19:30
植木 正雄=スターパテントLLP代表パートナー

スマートフォンをめぐる一連の特許訴訟の判決を丹念に追っていくと、欧州と米国の知的財産権に対するスタンスの違いが見えてくる。日本の政策にも影響してくるはずだ。著者の植木正雄氏によると、欧州は特許の“独占権”よりも“公共性”を重視する政策を取っているように見える。一方の米国は、政策の方向性を左右する判決を先延ばしにしつつも、特許の独占権を重視する可能性を残している状況にある。米国が、特許の独占権を強化する方向に政策の舵を切れば、スマホなど多くのIT機器のライセンス料は跳ね上がる恐れがある。(Tech-0n!編集)

 Apple社対“Android陣営”の一連の訴訟において標準必須特許 (以下「必須特許」) が争点になっている。前回の記事では、米ウィスコンシン州西部地区連邦裁判所でのApple社対米Motorola社訴訟 (事件番号11-cv-00178) の事例を引き合いに、その主たる問題が、「標準化団体に対して必須特許が適正に開示されたか」、「必須特許で差止めは認められるか」そして「公正で、妥当かつ非差別的な(「FRAND」)ライセンス条件、特に、FRAND料率とは何か」に絞られることを見てきた。
(中略)
このように米国のApple社対Android訴訟では必須特許問題について司法判断にまで至っていない。他方、欧州では、すでに同様の問題を判示した事例が存在する。必須特許の侵害による差止め請求に対して初めて差止めを否定したのがオランダのハーグ地方裁判所であった。そこでは、Samsung社がApple社に対してUMTS規格の必須特許4件でiPhoneおよびiPadの仮差止めを請求していた。2011年10月14日の判決において、FRAND約束はFRAND条件で交渉することを勧める拘束力ある契約であり、2.4%というライセンス料はFRAND条件の提案義務を履行していないとし、Samsung社の仮差止め請求を棄却した

スマホ訴訟をまとめているようですが、まだまとめる段階ではないですな。近い物体の判例に従うとしても。

しかし、訴訟でこれだけもめる分野が一番ホットな技術分野ということは何か関係があるのでしょうか。訴訟があるからと言って広く知られた製品ではないでよね。

むしろ、アマゾンのワンクリック特許のようにそういう分野もあるんだね、的な現象でしたよね、今までは。

たぶん、訴訟まだまだ終結しないと思いますね。

弁護士は訴訟が増えるとうれしいでしょうけどね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 17, 2012

バーコードのお父さん

バーコード発明者が死去 ジョセフ・ウッドランド氏

 ジョセフ・ウッドランド氏(バーコードの共同発明者)米メディアによると9日、アルツハイマー病と老衰のため、ニュージャージー州エッジウオーターの自宅で死去、91歳。家族が明らかにした。

 ドレクセル工科大(現ドレクセル大)を卒業。同大大学院で研究中、商品データ管理の技術開発に取り組むことになり、ボーイスカウトで学んだモールス信号をヒントに、砂浜で何げなく指で4本の丸い線を引くうち、バーコードにつながる仕組みを思い付いた。共同発明者と共に52年、特許を取得、1万5千ドルで売却した。(ニューヨーク共同)

Barcodeusp


初めのバーコードは円形だったんですね。
今ではQRコードも含め全部バーコードですからね。基本発明が優れていたんだと思います。


結構スキャナの開発にはかかわっていたので感慨深いです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 16, 2012

IGZO、行ぐぞー?!

IGZOディスプレイのお話です。

“酸化物商戦”になる2013年、求められるIGZOの歩留まり向上

 米Apple社は、IGZOなどの酸化物半導体TFTをディスプレイ・パネルに使うことを求めている。パネルの消費電力を引き下げるためだ。


 我々、台湾Isaiah Researchは、各パネル・メーカーにおける酸化物品の量産計画を調査した。先行企業はもちろんシャープ。同社は2012年10月から、iPadに向けてIGZO品を1万枚/月ほどで量産している。同社が優位を保つには、亀山第2工場(第8世代)において高い歩留まりをいち早く実現しなければならない。

 ”酸化物商戦”に加わる企業は非常に多い。iPadとiPad miniの新世代機におけるサプライヤーには、シャープ以外にも韓国LG Display社と台湾AU Optronics社が選ばれる見込みだ。酸化物品を中国で造る計画もある。このうち中国Century社は、2013年3四半期に5000枚(ガラス基板、5.1世代)の小規模な量産を始める意向である。

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酸化物商戦、なんですね、シャープの復活をかけているわけですねえ。

ペーパーディスプレイに移行せざるえません。早く冊子並の電子機器にしてほしいです。


アマサイは写れば何でもいいです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 13, 2012

ヘテロ型CMOS

ポストCMOSとは話が大きいですね。

【IEDM】Intelが微細化の極限とポストCMOSを展望、「いずれ全宇宙の星を超える数のトランジスタが同一ウエハーに」

米Intel社は「IEDM 2012」において、CMOSトランジスタの微細化を極限まで続けるための要素技術や課題、ポストCMOSデバイス技術に関する展望を示した(論文番号8.1)。CMOSトランジスタの微細化を極限まで続けるためには、短チャネル効果の抑制や高移動度チャネルの導入、寄生抵抗の低減が重要とした。ポストCMOSデバイスに関しては、電流の立ち上がりを急峻にしたSteep Slope FETや、スピン・デバイスが有望との見方を示した。

 短チャネル効果を抑える手法としては、ゲート・オール・アラウンド(GAA)構造のSi MOSFETやカーボン・ナノチューブFETが有望であるという。ただし、GAA構造のSi MOSFETではキャリア散乱によるチャネル移動度の低下が懸念され、カーボン・ナノチューブFETではオフ・リーク電流が大きいという課題があるとした。

 高移動度チャネルについては、pMOS向けではSiGeやGe、GeSn、nMOS向けではIII-V族化合物半導体を有望な候補として挙げた。課題は、高品質のゲート絶縁膜を形成する技術を確立することだという。一方、寄生抵抗を低減するためには、ソース/ドレイン抵抗の低減が重要だと指摘した。この課題に対してはソース/ドレイン部にメタル材料を導入する方法が有効だが、ショットキー障壁の高さに依存して動作特性が変わってしまうという問題を克服しなければならないとする。

 ポストCMOSデバイスであるSteep Slope FETの候補としては、トンネルFETやナノ・リレーを挙げた。トンネルFETは異種材料のヘテロ構造の制御が課題であり、ナノ・リレーは微細化技術の確立が課題になるとした。


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Intelspintorque

「全宇宙の星を超える」って、、、(^_^;)

日エレなのか、インテルなのか、タイトルのつけ方がうまいなあ。

ヘテロ構造でうまく稼働できるかがポイントということくらいアマサイにもわかります。

しかし、今の処、このような半導体技術がなかなか産業の発展、経済効果を生みにくいのも事実です。

半導体大好き乙女としては近年状況は哀しいであります。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 12, 2012

生体認証

Apple効果で身近になるか、生体認証技術


「これで生体認証が身近な存在になる!」――。現時点で生体認証といえば、一部の用途に限って利用が進んでいるという印象が拭えません。しかし生体認証技術を開発する技術者によると、「近い将来に身近な存在になる」と言うのです。

 生体認証技術者が根拠にするのは、米Apple社の動きです。2012年7月に米証券取引委員会(SEC)に提出された資料で、Apple社が指紋認証技術を開発する米AuthenTec社を買収することが明らかになりました。さらに2012年10月に公開になったApple社の特許では、「iPhone」にそっくりな“handheld device”に生体認証機能が搭載されていたのです。

 こうした状況証拠から、Apple社がiPhoneなどの携帯端末に生体認証機能を搭載する可能性があると、前出の技術者は推測しています。もし実現すれば、その影響は計り知れません。タッチ・パネルや音声認識などと同様に、生体認証が一気に普及する可能性があると生体認証技術者は期待します。

生体認証がまだ広まらないのが不思議です。

指紋、静脈、瞳、認証できないことはないんでしょうが、外光カットが難しいでしょうね。バーコードも現在のように、高い認識率に至るまでは何年もかかっていますしね。

10年前くらいは、コンビニのレジのお姉さんがスキャナを傾けたり、商品から遠ざけたりしていましたね。あんな白黒でもレーザ認証がたいへんだったわけで。

今の携帯電話はカメラが標準装備ですから生体認証が組み込まれるのも時間の問題では。

まあ、標準規格を作るのがたいへんです。

生体認証と画像処理は大きくリンクしてますからたいへん興味があります。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 11, 2012

抽象的、というのが抽象的だな。

またソフトウエア特許の話だ。

グーグルやFacebookなど8社、抽象的概念を特許として認めないよう裁判所に申し立て

DellやIntuit、HomeAway、Rackspace、Red Hatも署名している、37ページに及ぶこの陳述書では、「コンピュータ上で」や「インターネットを介して」といった表現を抽象的概念と組み合わせただけでは、特許として成立し得ないと主張している。また同陳述書では、この問題が「ハイテク関係の文脈において極めて重要」であり、そういった特許を認めることはイノベーションの阻害につながると述べられている。 ---------------------------------  多くのコンピュータ関連特許が、高度に普遍化された抽象的概念を描写し、コンピュータ上や、インターネットを介してそれを行うと述べるだけにとどまっている。そういった必要最小限の描写しかしていない特許を認めるというのは、その概念の実装方法を限定せず、抽象的概念自体に独占的な権利を認めることになる。このような範囲で特許の保護を認めれば、意味のあるイノベーションを達成していない人々に対して独占的な権利を与えることになるうえ、その抽象的概念の応用を阻害したり、困難なものにする結果、イノベーションを実現する人々に対して不利益をもたらすことにもなるため、イノベーションを促進するのではなく、足かせをはめてしまうことになるだろう。 ----------------------------------  抽象的な特許を「ハイテク分野における疫病」と表現している同陳述書の結論には「コンピュータやウェブサイトの動作について抽象的概念を考え出すのは簡単であるものの、オンライン上でのイノベーションにおける困難で、価値が高く、しばしば画期的なものはその次の段階、すなわちその概念を日々の生活に有益なかたちで実現するために、インターフェースやソフトウェア、ハードウェアの設計や分析、開発、配備を行う段階である。端的に言えば、概念を考え出すのは、実装のための努力よりもはるかに簡単ということだ」と記述されている。

しかしながら、それは米国が産業促進のためにやり始めたことであって。。。
このまま許可しててどうなるんだろうね、とは誰しも思っていたことさ。

米国の審査基準を厳格にしてくれればこんなことにはならないのだよ。
日本の旧審査のようにハードウエアを稼働させるソフトウエアにしておけば。

もう、許可したものは後戻りできない。
だが、このまま技術だかビジネス方法だかよくわからんものに権利を与え続けていたならどうなることやら。

何事もバランスが大事です。


これからの知財界はどうなるのでしょうか。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 10, 2012

スマホ訴訟を振り返る、そーですよ(棒

Tech-onに知財の専門記者がいたとは驚きですが。

専門記者が振り返る2012年 スマホ特許訴訟、この1年―― 「独占vs共有」「既存vs新参」の対立に揺れた

「Microsoft対Motorola訴訟」の判決が出た 11月30日、スマートフォン関連ではないが、米Microsoft社とMotorola Mobility社との特許訴訟の判決が米国ワシントン州の地裁で下った。無線LAN規格(IEEE802.11)や画像圧縮規格(H.264)の標準仕様に準拠させるために必ず使う技術にMotorola Mobility社が持つ特許が使われており、同社とのライセンス契約に至っていないMicrosoft社に対して、標準規格に基づくゲーム機「Xbox 360」の販売差し止めを求めていた(Microsoft社の訴えに対する反訴として)。判決は訴えを認めないもので、Motorola Mobility社の標準技術の特許による独占権を制限する内容といえる。

 この裁判での注目点は、標準規格に準拠させるために必ず使う特許(標準必須特許)権の“強さ”について、裁判所が考える適切なレベルだ。先にスマホとは直接関係しない裁判を挙げたのは、Apple社とMotorola Mobility社の係争におけるポイントも、標準必須特許の強さにかかわるためである。米国政府は、基本的には特許権を強くするプロパテント政策を維持している。この方針に従い、また特許権の基本に基づけば、標準必須特許にも強い独占権を認めるとの考え方が一つある。一方、誰もが使えるように公開している標準規格には“公共性”があるといえ、特許技術といえども独占を制限する(誰もが使えるように共有する)べきとの考えも成り立つ。

モトローラ社は技術標準と特許技術のギリギリのとこにツッコミを入れてくるわけですよ。常識的に考えれば、すべて標準規格なんですがね。

裁判所も特許の乱用に歯止めをかけてくるはずですから、スマホ訴訟もそうそう認められないと思いますよ。

かと言って、それ標準規格でしょ、ばかりでは、出願のインセンティブがなくなってしまいますね。そこはやはり考えどころでしょう。

いずれにしろ、大手同士がやる特許訴訟は一線を越えている気がします。もう少し、正常な―これもなんだか鬼門ですが―状態になることを期待しています。


特許ウォッチャーもこうなると追跡しきれません。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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December 07, 2012

縮れ麺の方が好きです。

どん兵衛とサッポロ一番、特許争いの真相
8回の交渉で決裂

日清食品ホールディングスおよび日清食品(以下「日清」)は12月3日、サンヨー食品およびその製造子会社(以下「サンヨー」)を相手取り、特許権の侵害による商品の製造販売の差し止めと2億6652万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地方裁判所に提起した。 日清は、「サッポロ一番 ちゃんぽん どんぶり」などサンヨーの一部商品が、日清食品の特許(特許第4381470号「束になった即席麺用生麺」)を侵害したと主張する。 最大の争点は「ストレート麺」だ。本来、うどんやそばなどの麺は直線状だが、従来の即席麺は製造効率を高めるためにウェーブ(波)がついた形になるのが一般的だった。まっすぐに伸びた麺では、ゆでる際に長い製造ラインが必要となるうえ、麺の生地がくっついてしまう恐れがあり、大量生産するのが難しいとされていた。 そこで日清は、コンベヤー上で繰り返し輪を描きながら麺が積み上がるような形状を考案。このような形状ならば麺同士がくっつきにくく、調理・乾燥した即席麺は湯を入れるとまっすぐな麺に戻る。この「ストレート麺」は2008年9月に発売された「日清のどん兵衛?ピンそば」に初めて採用。このコンベヤー上の麺の“形状”についての特許は2009年10月2日に登録されている。

【特許番号】特許第4381470号(P4381470)
【登録日】平成21年10月2日(2009.10.2)
【発明の名称】束になった即席麺用生麺
【出願日】平成21年2月19日(2009.2.19)
【審査請求日】平成21年2月25日(2009.2.25)
【早期審査対象出願】
【特許権者】日清食品ホールディングス株式会社
【要約】
【課題】既存の製造ラインを可能な限り維持し、かつ、特別な添加剤を使用せずに、湯戻し時にウェーブの少ないストレート麺となる即席麺の製造方法を提供すること。また、そのような即席麺の原料麺として有用な生麺の束を提供すること。
【解決手段】一対の切刃ロール間を通過させることによって麺生地を複数の麺線へと形成し、各麺線を隣り合う麺線とは非並行状態で略螺旋状となるように屈曲させながらコンベア上に積層し、扁平な麺線の束として配列させる。このような状態の麺線は、そのまま蒸煮しても、湯戻し時に略直線状のストレート麺となる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
 複数の麺線が重なり合って略扁平な束になった即席麺用生麺であって、
 前記生麺は、麺生地から切り出され、コンベア上で、当該コンベアの搬送方向に向けて配列されて製造されるものであり、
 前記生麺を構成する各麺線は、前記コンベア上で屈曲しつつ繰り返し輪を描き、
 前記輪は、前記コンベアの搬送方向と逆方向に順次ずれながら配置され、
 前記各麺線の描く軌道は、隣り合う麺線の描く軌道と同調せず、
 前記各麺線は、前記各麺線中の輪の位置が隣り合う麺線の輪の位置とずれた状態で、相互に交差して重なり合っており、
 その重なり合った状態のまま蒸煮され、延伸され、切断され、乾燥されると、湯戻し時に麺線が略直線状となることを特徴とする、前記束になった即席麺用生麺。

Nissin

大日清がなんでこんな訴訟起こしたのか、わかんないっすね。

どん兵衛の方が売れてると思うし。

サッポロ一番を差し止めしてたいして日清の利益にはならないと思うのですが。

あの日清でもさえ、知財部も稼いでこいや、という圧迫があるのでしょうか。

消費者の選択肢を狭めるのはよくないですな。

ところで、両社とも「早期審査」してますね。商品出しても製造方法までわからないと思うのですが。業界の慣例なんでしょうか。


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December 05, 2012

究極の?QED

今年度の仁科賞受賞の一人、初田哲男さんの研究です。

朝永・湯川博士の研究を精密計算で極限まで推し進める

理化学研究所 第四代所長で、日本原子物理学の父と呼ばれる仁科芳雄 博士。その理研仁科研究室で二人の理論家が活躍した。朝永(ともなが)振一郎 博士(1965年ノーベル物理学賞受賞)と湯川秀樹 博士(1949年ノーベル物理学賞受賞)だ。仁科博士の名を冠した仁科加速器研究センター(RNC)の初田量子ハドロン物理学研究室では、朝永・湯川博士が行った電子や原子核に関する研究を、スーパーコンピュータを使った精密計算により極限まで推し進めている。そして今年11月、仁科博士の功績を記念し、原子物理学とその応用に関し、優れた研究業績をあげた研究者に贈られる“仁科記念賞”を、初田哲男 主任研究員らが受賞することが決まった。 (中略)  CERNの実験データの精度でミュオンのg因子の値を求めるには、光子3個の影響まで計算する必要があった。そこで木下博士は、QEDに基づいたコンピュータによる大規模計算でg因子の値を導き出す研究を世界に先駆けて開始した。そして1974年、電子のg因子の値を30億分の1の精度で導き出した。「やっとこの研究も終わったと思いました。しかしその後、ある会合で一人の研究者が私をつかまえて、“ワシントン大学の研究者たちが電子のg因子を計測する新しい実験を始めた。今までの実験よりも3桁精度が高い、1000億分の1の精度の実験値が出るはずだ”と言うのです。それでこの研究をやめられなくなってしまいました」 (中略) なぜ、核力は近距離では反発力として働くのか。「それは量子力学の基本原理である“パウリの排他律”が原因です」と初田主任研究員。ミクロの世界の粒子はフェルミ粒子とボース粒子に分かれる。クォークや電子はフェルミ粒子、光子はボース粒子だ。ボース粒子は同じ位置に何個でも同時に存在できる。しかし、同一種類のフェルミ粒子は同じ位置に同時に存在できない。それがパウリの排他律だ。「クォークには、アップ、ダウン、ストレンジなど6種類があり、陽子や中性子はアップとダウンが3個集まってできています。陽子や中性子をある一定の距離以内に近づけようとすると、同じ状態のアップ同士やダウン同士が同じ位置に重なるようになります。そこでパウリの排他律によって反発力が働くのです。その反発力が働くメカニズムの詳細を知るには、QCDによる核力の計算をさらに精密化する必要があります」

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朝永先生の研究が一歩深まったのは喜ばしい、としか感想の言えないダメな物理学徒アマサイです。
(^_^;)

この図はなんだかわかりやすいです。

これも実験物理学ということになるのでしょうか。

スーパーコンピュータ「京」の成果の一つですね。
(ってかこれも蓮舫のおかげじゃね?)

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December 03, 2012

ピンチ特許US7,844,915

Apple Watch というコーナーがあるのですな。まあ、あるでしょうな。

アップル、「ピンチ・ズーム特許」に関し、サムスンの回避策は特許侵害を継続と主張
「修正されたコードでも特許侵害」――サムスン側は新たな証拠の阻止に挑戦
(2012年11月30日)

 米国Appleと韓国Samsung Electronicsは来週12月6日、ルーシー・コー(Lucy Koh)判事のもと、カリフォルニア州地裁で再び顔を合わせる予定だ。この日に向け、両社は地裁が検討するための新たな証拠を集めているという。

 Appleは、タッチスクリーンを指2本でピンチして拡大する技術(Pinch-to-Zoom)に関する同社の「915特許」の侵害を回避するため、Samsung側が採用した技術は、同特許の侵害を続けているという証拠を提出する狙いだ。

 特許情報ブログ「Foss Patents」は、「915特許の根幹技術は、指1本によるジェスチャと指2本によるジェスチャを区別するもの(指1本ならスクロール、指2本ならピンチを意味する)」と解説している。

日本の公開公報は見当たらなかったです。

■United States Patent 7,844,915
Platzer , et al. November 30, 2010
Application programming interfaces for scrolling operations
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Abstract
At least certain embodiments of the present disclosure include an environment with user interface software interacting with a software application. A method for operating through an application programming interface (API) in this environment includes transferring a set bounce call. The method further includes setting at least one of maximum and minimum bounce values. The set bounce call causes a bounce of a scrolled region in an opposite direction of a scroll based on a region past an edge of the scrolled region being visible in a display region at the end of the scroll.
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Inventors: Platzer; Andrew (Santa Clara, CA), Herz; Scott (Santa Clara, CA)
Assignee: Apple Inc. (Cupertino, CA)
Appl. No.: 11/620,717
Filed: January 7, 2007

What is claimed is:

1. A machine implemented method for scrolling on a touch-sensitive display of a device comprising: receiving a user input, the user input is one or more input points applied to the touch-sensitive display that is integrated with the device; creating an event object in response to the user input; determining whether the event object invokes a scroll or gesture operation by distinguishing between a single input point applied to the touch-sensitive display that is interpreted as the scroll operation and two or more input points applied to the touch-sensitive display that are interpreted as the gesture operation; issuing at least one scroll or gesture call based on invoking the scroll or gesture operation; responding to at least one scroll call, if issued, by scrolling a window having a view associated with the event object based on an amount of a scroll with the scroll stopped at a predetermined position in relation to the user input; and responding to at least one gesture call, if issued, by scaling the view associated with the event object based on receiving the two or more input points in the form of the user input.

2. The method as in claim 1, further comprising: rubberbanding a scrolling region displayed within the window by a predetermined maximum displacement when the scrolling region exceeds a window edge based on the scroll.

3. The method as in claim 1, further comprising: attaching scroll indicators to a content edge of the window.

4. The method as in claim 1, further comprising: attaching scroll indicators to the window edge.

5. The method as in claim 1, wherein determining whether the event object invokes a scroll or gesture operation is based on receiving a drag user input for a certain time period.

6. The method as in claim 1, further comprising: responding to at least one gesture call, if issued, by rotating a view associated with the event object based on receiving a plurality of input points in the form of the user input.

7. The method as in claim 1, wherein the device is one of: a data processing device, a portable device, a portable data processing device, a multi touch device, a multi touch portable device, a wireless device, and a cell phone.

7844915_2

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そういわれればそういう特許かなという気がしますな。

iPhoneでタッチパネルをぱちんとやるやつですな。

そんなつまんねー特許が障害になったらたまんないです。

まあ、つまない特許が強い特許なんです、たいてい。

特許明細書を書くときは語彙が豊富じゃないといかんですな。自戒も込めて。

訂正:読んでみるとつまんない特許じゃない。よく練られている。

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