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March 06, 2013

教育はむずいね。

■ 特別対談
 「未知に挑み、新しい価値を生み出す」

 村山斉 東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構 機構長
野依良治 理化学研究所 理事長

未知へ挑むための教育

野依:私たちの知っていることはとても限られており、自然界には予期せぬこと、未知の部分が非常に大きく残されています。ところが若い人たちの多くが、未知の部分が大きいことに気付いていない、あるいは未知に挑むことを恐れているように見えます。
村山:その点で、学校教育に不安を覚えています。学校ではすでに分かっていることを覚え、使いこなすことが基本になっています。疑問を持ち、自分で考えてみることを励ます教育になっていないように思えます。
野依:知識の総量は決まっていて、それを0から100になるように覚えさせていく、といった誤った考え方の教育にあるのではないでしょうか。本当は発見により大きな未知の部分が新たに見えてきます。発見すればするほど未知の部分は増えるので、いつまでたっても森羅万象を理解することはできません。そのような科学観を子どもたちに教える必要があります。そして、未知に挑戦する若者を育てていかなければいけません。
(中略)
司会:どうすればよいでしょうか。
野依:学校の授業や講演などで伝えることができるのは、整理された情報、いわば形式知です。しかし自然界には、きちんと記述することのできない原理原則があります。そのような暗黙知を体得させるために、子どもたちを田舎に連れていき、自由に自然に触れさせることも必要ではないでしょうか。
村山:私は米国で子育てをしました。米国の学校では、親が遠足に連れていきます。山に遠足に行ったとき、グループで臨機応変に問題を解かないと、次の場所へ進んでいけないゲームをしました。そのとき、学校の成績があまり良くない子がリーダーシップを発揮するのに対し、成績の良い子は何もアイデアを出せませんでした。その様子を見てショックを受けました。机の上の勉強で身に付ける能力と、訳の分からないところから何かをつくり出していく能力が結び付いていないと感じたからです。
野依:成績の良い子は、数式や図形など明確に記述された形式知の問題には強い。しかし自然にはうまく記述できない問題の方が多い。そのような、正解はないかもしれない問題について、自分なりに考え納得することがとても大切です。

このお二人の意見が合うとは思えないのですが(^_^;)。
まあ、対談で喧嘩するわけにもいきませんしね。

研究者同士で教育を語っても有益な案って出ないと思うんですよね。
「お勉強」で生計を立てている特殊な職業ですからね。
中には、学生時代は劣等生で、という方もいらっしゃるとは思いますが。研究上の困難しか経験してこなかったですからね。

知識偏重じゃなくて創造的な教育を、って言ってもね。

別にアメリカが成功しているわけでもないしね。


村山先生はお話が上手ですし、書くものもわかりやすい。天は二分を与えるんだなあ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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