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May 07, 2013

IBMの積層コンピュータ

Bruno Michel「Roadmap towards Ultimately-Efficient Zeta-Scale」
IBMのZurich研究所が披露、体積10リットルで1ペタFLOPSを達成するために必要な技術


米IBM社のZurich研究所は、ゼータ・スケールのデータ・センターのエネルギー効率化に向けた研究成果に関して、フランスのグルノーブルで開催された「DATE(Design, Automation and Test in Europe)2013」(2013年3月18日~22日)で講演した。


 同氏によれば、半導体プロセスの微細化が進み、個々のトランジスタは、すでに人間の脳と同じ単位体積当たりの演算能力を持てるようになった。ただし、多数のトランジスタを組み合わせて脳と同じ体積で同じ演算能力を持たせることができるかというと、それは難しいのが現状だ。

 さまざまな実装関連技術を駆使することで、脳と同じ演算能力を少し大きな体積で実現するメドが立ったというのが、Michel氏の講演の主旨である。具体的には、後述する3つの技術を使うことで、10リットルの体積で1ペタFLOPSの演算能力を実現できるという。この技術はスケーラブルで、ペタ・スケールから、エクサ・スケール、ゼータ・スケールのコンピューティングに拡張可能だとした。
(中略)
まず、3次元実装技術。小さな体積に多数のトランジスタを詰め込む必要がある。複数の段階を経て、実装する。同社が紹介した実装では、最初に、現在のプロセス技術で製造できるマルチコアのプロセサ・チップに複数のメモリ・チップを3次元積層する。次に、この3次元積層したものを複数縦積みする。これをボード上に2次元状に並べて、さらにそのボードを複数、ラックなどに実装する。3次元実装にTSVなどの技術を使えば、単位体積当たりの演算機能密度は人間の脳に迫るものが実現できる。体積10リットルで1ペタFLOPSが可能となる。

「IBM_FLOPS.jpg」をダウンロード

結局、脳の大きさうんぬんは関係ないんですかね。
トランジスタ3次元積層がうまく高層化できたって話じゃないのかな。
それはそれですごいことではあるんですが。

ところで、IBMと言えばこれですね。
・IBMが原子で「世界最小の動画」を作製、ギネスに登録
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130502/279837/?ref=ML

これに命かけてるんでしょうか。

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