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August 26, 2013

書談:池井戸潤『ようこそ、わが家へ』

■『ようこそ、わが家へ』
著者:池井戸潤
出版:小学館文庫
発行:2013.07.10
価格:695円+税

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ドラマ『半沢直樹』ですっかり有名になってしまいましたね。
http://page-only-one.cocolog-nifty.com/imotora7/2013/07/post-9422.html
昨年の直木賞受賞がMaxかと思いきや、バブル入行組で名をはせるとは。
ネットの書き込みで「半沢シリーズ全部読みました~」なんて書き込みみると、
おいらはとっくの昔に読破してるぜぇ~、
それからずっと池井戸ファンなんだぜぇ~、
と自慢したくなります。
(『ロスジェネの逆襲』は資金難故、購入していませんが)

これはいきなり文庫本なので自信をもって?感想をかけます。

 恐怖のゲームがはじまった  真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。さらに車は傷つけら部屋からは盗聴器まで見つかった。執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。  一方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから、窮地に追い込まれていく。  直木賞作家が“身近に潜む恐怖”を描く文庫オリジナル長編。

短編連作かと思ってたらちゃいました。

電子機器中堅企業に出向になった銀行員倉田の仕事と日常での戦いです。

会社を経営するっちゅのはたいへんことですね。きれいごとは言っていられません。それでその中の従業員として働く我々もまたたいへんでして。

やっぱり経済が混乱しているからでしょうなあ。こんな末端社員まで陰謀と策略に巻き込まれるのは。

ストーカーの件はどこで伏線があるのか、はらはらしながら読みましたが、そうきたか。
職人技ですな。

池井戸さんが昔から作家志望だとはしりませんでした。

企業も企業小説もまず「人間」 池井戸潤×池上彰対談(1):日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO46173540V10C12A9000000/

おいらも小説家修業ために銀行員になればよかった(^_^;)
まあ、当時、女子銀行員は受付嬢しかなる道がなかったろうが。

倉田は幸せですよね、一家四人、奥さんは専業主婦をして養っていけるんだから。

本書によって池井戸さんは企業小説家からミステリ作家にみごとに転身できたと言ったところでしょうか。


アマサイもよく、特許題材で小説書けば、なんて言われるけど、現場にいると客観的には見らなれないなあ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

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