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October 30, 2013

放送大学創立30年記念シンポジウム

昨日は
放送大学の30周年記念シンポジウムに行ってきました。

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放送大学創立30周年記念シンポジウム
「学ぶ。世界が変わる。-放送大学のチカラ-」
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●日時  2013年10月29日(火) 14:40~17:00  (受付14:10~)

●テーマ
「学ぶ。世界が変わる。-放送大学のチカラ-」
 多彩なパネリストを迎え、自らの経験や専門をもとに、放送大学に期待することについて、語ってもらいます。

●パネリスト
 湖月 わたる 放送大学卒業生・女優
 早川 信夫  NHK解説委員
 中島 尚正  海陽中等教育学校校長 (元放送大学副学長)
 﨑元 達郎  放送大学 熊本学習センター所長 (前熊本大学学長)
 岡部 洋一  放送大学学長
 司会
 吉田 光男  放送大学副学長

会場
ANAインターコンチネンタルホテル東京 プロミネンス
東京都港区赤坂1-12-33
http://www.anaintercontinental-tokyo.jp/index.html (外部リンク)

HPにあるように、今年放送大学は30周年なので、いろんな催し物が行われます。
http://www.ouj.ac.jp/hp/30th_anniversary/event_list.html 

そのうちの一つだと思ったんで気軽に行ったのですが、一連のメインプログラムだったようです。

だって、檀上から14列もある会場でおいらたち在校生は後ろの2列だったんだよ!

前の方は来賓や現役教授、各センター長(今や放送大学は都道府県に最低1つ、全国50の施設があるからね)、同窓会長なんかが前の方に座っていたようだ。

アマサイの目的は卒業生の湖月かおるさんに会うこと。ついでに岡部学長の顏も久しぶりにナマで見るかなwと。

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<iPhoneでこれがギリギリ。まあ肖像権も侵していないからいいだろう>

湖月さんは5年で卒業なさったそうだ。
(アマサイは随分前に学部は卒業した)
女優をやりながら放送大学を卒業するってどれくらいたいへんなことだかわかるかい?

試験を受けなきゃ単位は取れない。試験期間中、自分の休みが取れる科目を履修するんだ。その場合、必ずしも自分の得意なものとは限らない。
その上面接授業という学校に出向いて授業もいくつか受けないといけない。
テレビを見ながらお気楽に卒業できるわけじゃないんだよ。

アマサイはそれよりずいぶん恵まれているからもっと勉強しないといけないね。
(アマサイは修士選科履修生だけどね)

あとは、放送大学の実績と将来が語られていた。

・通常の大学は専門大学院をおきどんどん細分化していく、それと対局に放大は教養学部・リベラル・アーツを基本としていく。

・「すぐに役に立つ知識はすぐに役に立たなくなる」池上彰氏の言葉の引用

・かと言っても大学である以上、最新知識を提供する講義も重要だ。

・各学習センターと地域ちの連携が注目されている。

・創立当初は大学入学機会にめぐまれなかった世代の受け皿であった。段々、若い世代が知識をアップデイトしたいと入学してくる。

・近年は大学版「フリースクール」の役目も果たしつつある。何らかの理由で高校を卒業できなかった、大学に進学できなかったという10代~20代前半の学生の進学先となっている。

・80歳で入学し、95歳で卒業した人、夫婦で学ぶ人、両親と子供が同じキャンパスで学ぶ家族、グランドスラム(全学科制覇)を目指す人、放大の多様性は枚挙いとまがない。

・英国のオープンユニバーシティのようにアシスタントティーチャーの増加、双方向学習も必要。

・心理学コースは非常に人気がある。面接授業がなかなかとれないと苦情が出ている。これは解消していかなければならない。

・放大の将来は、インターネットの拡充とグローバル化であろう。この2つをどのように構築していくかがこれからの課題である。

まとめるとこんな感じです。

いやいや、パネリストもおつかれでしょうが、聞いている方休憩なしも2時間超えるのはたいへんでした。

記念ボールペンをゲットしました。


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放大卒、現役放大生でよかったな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

October 28, 2013

まじめさがなくなったんじゃないの?

掃除機、コードレスの陣
「本丸」で仕掛けたシャープ、生活スタイルの変化を捉えられるか2013/10/28
高橋 史忠=Tech-On!


日本メーカーの掃除機が、海外勢になかなか追い付けていない製品分野。そのキーワードは「コードレス」である。象徴は、ロボット掃除機だろう。GfK Japanによれば、2012年の販売台数は36万台で、2009年に比べ32万台増えた。iRobot社の「Roomba(ルンバ)」が切り開いたカテゴリだ。

 もう一つは、スティック型の掃除機である。2012年の販売台数は117万台で、この分野も2009年比で32万台増えている。調査したGfK Japanは、スティック型の市場の伸びを支えているのはDyson社やElectrolux社の製品と指摘している。

 もちろん、ロボット掃除機もスティック型も、国内メーカーは製品を投入している。ただ、いずれの分野も現状の主役は、海外メーカーという点で一致する。そして、二つの製品分野に共通した技術要素が「コードレス」である。つまり、掃除機本体に2次電池を搭載しており、電源コードなしで掃除ができることだ。

 「コードレス」は、掃除機の古くて新しい技術課題である。ユーザー調査をすれば、「電源プラグの差し替え」は面倒な作業として必ずと言っていいほど上位に挙がる項目だ。このコードレス掃除機の分野で海外メーカーに挑戦すべく技術開発を加速させている日本メーカーがある。シャープだ。

Electroxfig1

スティック型の掃除機が人気を呼んでいる。写真はElectrolux社の製品。

Electrolux社に負けるなんてちょっと考えられないな。
日本の家電メーカーの方がつよいはずなのに。
(この分野は特許出願してたから多少わかる)

充電器なんて得意そうなんだけどな。
やっぱり開発とかマーケティングが弱まってるとしかいいようがないね。

リストラ、リストラで日本メーカーは弱体化してしまったようだ。

てかもっとまじめにモノづくりしろよ。

分社化だよ、分社化。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

October 25, 2013

携帯電話は飽和状態

揺れる巨艦パナソニック 社内の混沌は吉兆なのか!?
スマートフォン、プラズマ事業から撤退、半導体部門も人員削減!
nikkei BPnet 2013年10月24日 


 パナソニックが揺れている。
 10月24日、パナソニックが半導体事業を大幅縮小し、国内外で現在約1万4000人に上る同部門の従業員数を2014年度までに半減させる検討に入ったことが明らかになった。9月末の個人用スマートフォンからの撤退発表に続き、10月13日にはプラズマテレビからの撤退が報じられたばかりだ。

・携帯電話事業はパナソニックにとって特別なビジネス
 社長の津賀一宏は2013年3月に発表した中期経営計画のなかで、2014年度までの2年間で「赤字事業の止血を完遂」すると公言しており、スマホとプラズマテレビからの撤退は、その一環にすぎないとはいえ、パナソニック社内には少なからぬ動揺が走った。
「スマホ撤退を経営が決断する以前に、伏線があった。5月にドコモが夏商戦でソニーとサムスンのスマホをツートップで重点販売することが明らかになり、パナソニックは“圏外”扱いかと、憤慨や落胆が社内に広がった。さらに社長がスマホ撤退を決めたのだから、担当者は男泣きしていましたよ」
 そう語るパナソニック幹部は「携帯電話事業はパナソニックにとって特別なビジネス」とも言う。
 歴史を振り返ると、松下幸之助が設立し、自ら社長に就任した会社は松下電器産業、松下電工、松下通信工業の三社しかない。いまやすべてパナソニックに一本化されているが、携帯電話事業はかつての松下通信工業から始まったもので、撤退は関係者には屈辱的なものだった。

みんな考え方が古いよね。

総合電機メーカーに特別な分野とかもうないと思うんだよね。
利益を阻むとこは分社かするとか、よそに売るとか。

てか、総合メーカーの時代じゃないんじゃない?
○ニーも○ECも全部守ろうと思うからおかしくなるのでは。
M&Aしてないでされる方がいいと思うよ。

マジでみんな間違えて思う。

携帯電話なんて何社も作る必要ないよね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

October 23, 2013

曲面ディスプレイ

ジャパンディスプレイ、曲面形状や裸眼3D、穴あきの車載ディスプレイを展示

ジャパンディスプレイは、「FPD International 2013」(2013年10月23~25日、パシフィコ横浜)において、車載向け曲面ディスプレイや裸眼3次元(3D)ディスプレイ、穴あきディスプレイなどを出展した。

 曲面ディスプレイは、センターコンソールに合わせて上下方向で湾曲するように半径900mmでガラス基板を曲げている。画面の大きさは12型、画素数は2560×1440で、精細度は245ppi。高コントラストを実現できる「IPS-NEO」と呼ぶIPS方式を採用したのに加えて、インセル方式の「Pixel Eyes」技術を導入し、タッチ入力を可能にしている。同社では現在、1軸方向であれば半径800mmまで曲面形状にできるとしている。

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曲面ディスプレイって難しい技術だと思うんですよね。


【公開番号】特開2013-118193
【発明の名称】有機EL表示装置
【原出願日】平成19年10月10日(2007.10.10)
【出願人】
【氏名又は名称】株式会社ジャパンディスプレイイースト
【出願人】パナソニック液晶ディスプレイ株式会社
【背景技術】
本発明の課題は、曲面を有する液晶表示装置あるいは有機EL表示装置等の薄型表示装置において、偏光板、あるいは、位相差板等の一軸延伸の光学フィルムの光学特性が劣化しない構成を得ることである。一方、有機EL表示装置において、コントラストを上げるために、有機EL表示装置の画面に円偏光板を用いることがあるが、この場合の円偏光板等の光学特性の変化を防止することも本発明に課題である。
【発明を実施するための形態】
【0076】
薄型の表示装置としては、液晶表示装置の他に有機EL表示装置がある。有機EL表示装置も湾曲して使用することが可能である。また、本発明を湾曲した有機EL表示装置に適用することが出来る。図18は本発明を有機EL表示装置に適用した場合の例を示す断面模式図である。図18において画面は外側に凸であるが、図18の曲率を有する方向と直角な方向には曲率は無いものとする。
【0077】
図18において、ガラスで形成されたOLED(Organic Light Emitting Device)基板上に、発光をする有機EL層73、および有機EL層73を制御するTFT、信号線、電源線等が形成されている。有機EL層73は水分が存在すると特性が劣化する。水分による有機EL層73の劣化を防止するために、OLED基板72に対向してシール板75を設置し、シール材113によって内部の有機EL層73を封止する。なお、シール板75には乾燥材74が設置されており、シール内部の水分を除去する。OLED基板72およびシール板75を組み合わせた状態が有機EL表示パネルである。
【0078】
シール板75は樹脂で形成される場合もあるが、樹脂は水分を透しやすいため、内側に金属の薄膜を形成する場合もある。一方、シール板75をガラスで形成する場合もある。この場合は、OLED基板72とシール基板がガラスで形成されることになる。有機EL表示パネルを湾曲可能とするために、OLED基板72とシール基板を研磨して薄くする。この場合、有機EL表示パネルの強度が弱くなるために、透明な樹脂で形成された補強板71が取り付けられている。なお、補強板71を取り付けるか否かはOLED基板72等の機械的強度による。
【0079】
シール板75の上には円偏光板76が接着によって取り付けられている。円偏光板76は外部からの反射光を防止するために取り付けられる。円偏光板76はλ/4位相差板と偏光板とから構成される。すなわち、光が円偏光板76を2回通ると偏光方向が90度回転することになる。外部から円偏光板76をとおり、OLED基板72を反射した光が再び外部へ出ようとすると再び円偏光を受けるために、この光は偏光板の吸収軸によって吸収されてしまい、再び外部に出てくることが出来ない。したがって、外光の影響を防止し、コントラストの高い画像を得ることが出来る。

2013118193


ふーん、偏光板の設計が重要なんだね。

でもこういう技術は生産のノウハウの方が重要だと思うね。

ディスプレイ展行きたいなあ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

October 22, 2013

北野宏明とCSL

なぜ、ソニーCSLは創造的であり続けられるのか
個性派集団をまとめ上げる尖った個、北野宏明氏(下)

前回からソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)の代表取締役社長を務める北野宏明氏を紹介している。自らもコンピュータ・サイエンスやロボット、システム・バイオロジー(生物学)などで多彩な成果を上げた敏腕研究者であると同時に、同研究所で多くの著名かつ華麗なる個性派研究者をまとめるマネジメント役でもある。


北野 宏明氏。ソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役社長兼所長。

 学生時代には、国際基督教大学(ICU)の学際的な雰囲気に触れ、物理学と政策ディベートに明け暮れた。その北野氏がICUの卒業後に選んだのはNECだった。そこで同氏は、現場を体験した。NECでは、ソフトウエア生産技術の研究所に配属。ソフトウエア開発の品質管理技術や、生産支援システムの開発を手掛け、顧客とのやり取りや展示会の説明員もこなした。

 「正直なところ、当時はあまり面白いと思っていなかったんです。でも、今考えると、ものづくりや顧客との接点を体験したことはものすごく役立っています。研究だけをやっていたら、現場の重要性を知らないままだったでしょう」

 その後、米Carnegie Mellon University(CMU)に社費で1年間留学し、そのまま現地の駐在員として研究を続けることになる。そのころから同時通訳可能な音声翻訳システムや超並列計算機、遺伝的アルゴリズムなどの研究を本格化した。その間、京都大学で博士号を取得。1993年の夏に日本に戻ってソニーCSLに入社し、現在に至っている。

ご承知の通り?アマサイはソニーファンではありません。
創業者の井深さんと盛田さんは偉大だと思うけど、近年はどうなのかなあ。
しかし、CSLはソニー傘下だけでも、ある程度独立性はあるわけですよね。

ときどきHP見ておもしろそうだなあ、と思っています。

アマサイにはソフトのディープな価値はわかりませんが、研究はおもしければいいんじゃないですかね(国費を直接使ってるわけじゃないし)

M木K一郎のアイデア、製品化して結局失敗?したわけですよね。
まあ、いいじゃないの、ソニーは金があったから。

北野さんはディベート界でも有名なので前から知ってました。
研究頭脳がディベートと関係あるのかどうかわかりませんが、彼の場合はあるんじゃないかな。一般論として相関性があったら、ESS出身のディベータはみんな研究者として優秀ということになってしまうかならな。そんなバカな話はないw。

「遺伝的アルゴリズム」は勉強のために読みましたよ、全部じゃないけど。
そのとき日本で読めるのが北野さんの著書しかなかったから。

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創造的、創造的ってなんなのかなあ、と考えさせられるね。

CSLは研究というより北野さんのマネジメント能力にあるんじゃないですかね。


もぎけんは芸人だからあのまま遊ばせとけばいいんじゃない。。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

October 21, 2013

画像処理は進化する

<後編>LEDや画像処理、加速度センサ、電波で心拍を測る
2013/10/18 00:00
出典: 日経エレクトロニクス,2013年7月8日号,pp.47-52

つまり、心拍や脈拍を非接触・非侵襲で測定できさえすれば、ストレス状態や血圧も非接触・非侵襲で分かる可能性があるというわけだ。心拍はこれまで、心電図(ECG、electrocardiogram)などから得る手法が一般的だった。これに対して非接触・非侵襲で心拍や脈拍を測定するために、現在どのような技術の開発が進んでいるのか。利用する技術の種類で分類すると、大きく五つに整理できる。すなわち、(1)LED、(2)画像処理、(3)加速度センサ、(4)電波、(5)光ファイバ、である。

(2)の画像処理を用いた心拍や脈拍の測定技術を開発しているのは、前述の富士通研究所だ。顔の動画の色成分を解析することで、脈拍を検出する技術である(図2)。


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図2 顔を撮影するだけで脈拍数を算出できる
富士通研究所が開発した、顔の動画から脈拍を計測する技術の測定原理を示した。顔の色をRGB成分に分けて、緑色の輝度変化から脈拍数を算出する。(図:富士通研究所の資料を基に本誌が作成)

 具体的には、(1)と同様にヘモグロビンが緑色の光を吸収しやすい特性に着目し、顔表面の緑色の輝度変化を捉えることで脈拍を検出する。まず、撮影した顔の動画から、フレームごとにRGBの色成分に分けてそれぞれの平均輝度を算出。ここから、各色に共通の雑音を除去した上で、緑色の輝度波形のみを抽出するといった具合だ。動画を撮影してから最短5秒での測定が可能である。

 必要な動画の解像度はVGA程度で、20フレーム/秒ほどあればよい。このため、市販のWebカメラやスマートフォンに搭載するカメラで十分に対応できるという。「ハードウエアを新たに用意する必要はない。実用化の際は、画像処理ソフトウエアをアプリとしてパソコンやスマートフォンにインストールするだけで使えるイメージを想定している」(富士通研究所 ヒューマンセントリックコンピューティング研究所 ヒューマンソリューション研究部 主任研究員の猪又明大氏)。2013年度中に実用化することを目指している。

顏の色彩で心拍数がわかるとは不思議ですね。
東洋医学者は顏や舌を観て診断するのは普通ですから、できないことじゃないんでしょうね。

これでもっと病気とかがわかればいいんですが。

関連ありそうな特許はあとで検索します。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

October 19, 2013

坂本幸雄氏と半導体

Tech-onエディターズノート

日本経済新聞出版社から先だって発売された、元 エルピーダメモリ社長の坂本幸雄氏の著書『不本意な敗戦 エルピーダの戦い』の売れ行きが好調のようです。私の自宅近くにあるTSUTAYAでも、書棚の目立つ場所に置かれていました。さっそく拝読しましたが、坂本氏の経営哲学がさまざまな“秘話”とともに語られており、とても興味深い内容でした。

 坂本氏に対する我々マスメディアの評価は、この1年半でガラリと変わりました。2012年2月の経営破綻直後は、まさに批判の嵐といった状況でした。いわく「日の丸半導体を終わらせた男」だと。ところがここにきて、どうやら風向きは変わりました。エルピーダを“社員をひとりも切らずに再生”(前掲書の帯の言葉)させた経営者として、その手腕を再評価する機運が高まっています。2002年の社長就任時から現在に至るまで、坂本氏ほど周囲の評価がコロコロ変わった経営者も珍しいかもしれません。

坂本氏をもってしてこの状況なのですから、日本の半導体業界には計り知れない闇があるんじゃないでしょうか。坂本氏のせいじゃないと思いますよ。

かといって、伸びてる他社が特別なことをしているとは思われない。

地の利じゃないですかね。日本にいてもしょうがないのかもしれません。

いっそ、アジアどっかまだ成長しきっていない都市に本社をおけば今までとちがった風景が見えるかもしれない。

半導体はいつまで経ってもも日本のコメなのでなんとかがんばってもらいたいです。

・体育会系の心意気
 初めて坂本氏を知った日経の記事
 http://page-only-one.cocolog-nifty.com/imotora7/2005/03/post_22.html

・開発研究するのは人間だしな
 NHKの番組で紹介されていた
 http://page-only-one.cocolog-nifty.com/imotora7/2007/05/post_1c18.html

・NECとエルピーダ
 最近の動向
 http://page-only-one.cocolog-nifty.com/imotora7/2013/08/nec-1228.html

・半導体開発のジレンマ
 日本の半導体産業を批判している湯之上隆さんの本
 http://page-only-one.cocolog-nifty.com/imotora7/2009/09/post-adde.html

全部外注するのも1つの戦略ではあります。戦略ならばね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

October 17, 2013

次はウエアラブルバレー

最近、シリコンバレー=半導体という図式はないように思うんですが、どうなんでしょうか。

時代はハードウエアへ、「シリコンバレー流ものづくり」とは


 こうしたハードウエアの起業家を支える環境は、シリコンバレーに整いつつある。今回のGlazedイベントは比較的小規模な展示会だったが、ベンチャー企業を支援する製品やサービスを展示している企業が多かった。例えば、EMS(電子機器受託生産)企業であるPCH International社は、PCH Acceleratorというプログラムを2011年5月から開始していて、ベンチャー企業を対象にハードウエア設計や生産を手助けする。ハードウエア設計・生産の苦労をある程度は気にしせずに、ソフトウエアやサービスに注力してハードウエア製品を開発することができる。シリコンバレーは歴史的に半導体やハードディスク、パソコンといったハードウエア技術が中心だった。しかし、インターネットの誕生からシリコンバレーの注目はソフトウエアやサービスに移ってきた。そして今、インターネット時代に育った若手技術者は、再びハードウエアに注目しつつある。
(中略)
 この流れを作っている中心の一つは「Wearables(ウエアラブル)」だ。Wearablesの定義は厳密に決められていないが大雑把に言ってしまうと、「人体を被う装置」だ。このジャンルには、「Google Glass」に代表されるHMD、「Fitbit」が代表する体に掛かるフィットネス用センサー、Google社に買収されたWIMM Labsが手がけていたスマート・ウォッチなどがある。こうした装置のほとんどは、スマホを周辺機器にしている。

半導体⇒ソフトウエア、パソコンの組み立てはアジア地域でやってますよね。
そんなソフトとハードの発祥の地なのですからウエアラブルの発展には期待ですね。

いろんな技術が盛衰を繰り返しながらシリコンバレーを作っているんですね。

シリコンバレーの日本人技術者@アマサイブログ

書談:『シリコン・ヴァレー物語』@アマサイブログ

一度行ってみたいな。誰か正体してくれない。

確か、シャープさんもシリコンに倣って液晶なんたら作るって言っていたけど・・・。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

October 16, 2013

ありがとう、やなせたかしさん

アマサイ的には、やなせたかしさんはイラストレーター兼詩人です。
『詩とメルヘン』、買ったことはないですけど、よく読んでいました。

イラストと詩の他にイラスト+詩という分野が確立していると思っていました。

http://www.attaka.or.jp/kanko/dtl.php?ID=3382

『アンパンマン』は今でもやなせさんのone of them とアマサイは思っています。

やなせたかし詩画集「希望」 [新書]

Yanasetakasi


こんな感じのものが一番やなせさん的です。

やなせさんの言葉と絵で勇気をもらった人は多いでしょうね。

まだまだ、描いて語っていただきたかったです。

新宿区民としてお悔やみ申し上げます。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

October 14, 2013

酒飲みは流儀を守れ

前園真聖元選手、出演予定だった香川・高松市でのイベントは欠席

暴行の現行犯で逮捕されたサッカー元日本代表の前園真聖元選手(39)が処分保留で釈放され、14日午後4時ごろ、会見を開いた。会見で、前園元選手は、サッカーに関する出演などを当面自粛することを明らかにした。前園元選手は「私の軽率な行動により、被害者の方をはじめ、たくさんの方々にご迷惑おかけしたことをおわび申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」と話した。深々と頭を下げ謝罪したのは、かつてサッカー日本代表でプレーした前園真聖元選手。13日朝、泥酔し、タクシーの運転手を殴るなどして、警視庁に現行犯逮捕された。午後0時32分、関係者に付き添われる形で、前園元選手が警察署から出てきた。

アマサイは酒飲みじゃないんで全く理解できません。
今回はさすがに誰も同情しないけど、
「酒の上のこととはいえ、たいへん申し訳ない・・・」とは、
暴行は許されんけど、人を小突くとか罵倒するとかは、酒飲んでたから許してやれ、という背景が日本にはあるでしょう、それが許せん、と思うわけです。

酒飲んで記憶がなくなるって、病気と違うんですかね、そういう人は飲まない方がいいんじゃないですかね。

ワカモノたちが居酒屋で大騒ぎする、いや、ワカモノじゃないくても、常識を逸脱している。日本はストレス社会だから酒でも憂さを晴らさないと、いうのもおかしい考えです。

飲酒運転に関しては、法律ができたので減少しているはずですが。

日本人は一般的に体質上アルコールに弱いらしいです。でも吐くまで飲むとか、冗談で冗談じゃなく言われるのはなんとせんといかんのでは?


「お酒を飲まないと良い人」つまりそれは悪い人なんですよ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

October 11, 2013

ワイヤレスと医療産業

飛び立つワイヤレス・ヘルスケア「サービス、センサ、無線の3本柱がそろう」
出典: 日経エレクトロニクス,2013年4月15日号,pp.54-55

「2014~2015年度に向けて、ヘルスケア分野の取り組みを加速させる」─。NTTドコモ 代表取締役社長の加藤薫氏は、このように語気を強めた。同氏は2013年3月に開催された同社とオムロン ヘルスケアの共同出資会社(ドコモ・ヘルスケア)による新たな健康サービス「WM(わたしムーヴ)」の記者発表の場で、クラウド・コンピューティング技術やスマートフォンなどを活用したヘルスケア・サービスを今後続々と投入していく意向を示した。

 一方、東芝は2013年3月、脈波や心電など複数の生体情報を同時に計測し、スマートフォンなどに無線でデータを送り出せる無線センサ・モジュール「Silmee」の開発を発表した。開発の狙いについて同社は、「こうしたモジュールを利用するヘルスケアの市場は、2014~2015年に本格的に立ち上がるだろう。それに向けた布石だ」(同社 セミコンダクター&ストレージ社 電子デバイス&ストレージ営業センター 技術マーケティング部新市場開拓推進グループ メディカルヘルスケア担当 参事の鈴木琢治氏)と打ち明ける。

足並みがそろう これから1~2年、健康管理や医療といったヘルスケアの分野で、無線技術の活用が一気に本格化しそうだ。サービス・通信事業者から機器・デバイス開発メーカーまで、多くのエレクトロニクス関連企業は今、いわゆる「ワイヤレス・ヘルスケア」の市場攻略を一様に目指し始めた。冒頭に示したNTTドコモや東芝による取り組みは、その一例にすぎない。

iPadが出初めのころ、病院で結構使われていると報道がありましたよね。
あそこでソフトウエア屋さんの暗躍があったのかなあとか思っていました。

心電や脈波なんかは医療の基準とかいろいろクリアしなきゃいけないことがあるでしょうね。

日本のメーカーはダメダメみたいことが言われてるけど商機をきちんと見分けて儲けている会社、事業部はあるんだろうな。

それが日本国内でまとまっちゃって海外に出ないってのが問題なんだけどね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

October 10, 2013

ノーベル化学賞2013

化学賞は早くからネットに流れていましたが、アマサイ的はほへ?てな感じです。

2013年ノーベル化学賞 巨大分子の化学反応を計算する手法に 2013-10-09 日経サイエンス

 2013年のノーベル化学賞は,タンパク質のような巨大な分子の化学反応を,コンピュータを使って効率よく計算する手法を開発した米ハーバード大学のカープラス(Martin Karplus)博士,スタンフォード大学のレビット(Michael Levitt)博士,南カリフォルニア大学のウォーシェル(Arieh Warshel)博士の3氏に贈られることになりました。

 タンパク質のように巨大な分子がどのようにほかの物質と反応していくかを計算で予測するのは,生命現象を理解したり,薬などを開発する上で強力な武器になります。そうした反応を担うのは個々の原子や電子で,その振る舞いを記述するのは量子力学です。

 しかしタンパク質を構成する原子は数千~数万個を超えます。生物の体内では,そのタンパク質がさらに何万個もの水分子に囲まれています。そうした多数の粒子からなる巨大なシステム全体の振る舞いを量子力学の式を使って計算しようとすると,とてつもない計算量が必要になり,最高性能のスパコンを使っても実行できません。

 この問題を回避し,巨大分子の化学反応をコンピューターで計算する手法を開発したのが,今回化学賞を受賞する3氏です。

 基本方針は「分業」です。原子同士が新たに結合したり,逆に離れたりとダイナミックに相互作用している部分は,量子力学を使って計算します。一方,反応に直接かかわっていない離れた部分は,量子力学を近似する古典力学に従って振る舞うと想定して計算します。こうした2つの計算を組み合わせたハイブリッドな手法を開発し,化学反応を計算で明らかにする道を開きました。

2013nobelchem


そうか、これが化学賞なのかあ、計算化学という分野があるのかあ、ってな感じです。

量子力学を使ってもそれはそれは物理学じゃないのねん。

スパコンにもできません、なるほど、何か特殊なアルゴリズムなのですね。

ここいらへんは「化学者のつぶやき」ブログに詳しいです。

【速報】ノーベル化学賞2013は「分子動力学シミュレーション」に!

そのうちバイオインフォマティックスも生物学賞取る日が来るのでしょうか。

今日は文学賞、村上春樹は取らないと思うけどな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

October 08, 2013

おめでとう!ヒッグス粒子、ノーベル物理学賞2013

ネットはヒッグスで溢れていますが、一応当ブログでも。


2013年ノーベル物理学賞 ヒッグス機構の提唱者に 2013-10-08

 2013年のノーベル物理学賞は,力を伝える粒子に質量を与えるメカニズム「ヒッグス機構」の理論を提唱したベルギー・ブリュッセル自由大学名誉教授のアングレール博士(Francois Englert)と英エディンバラ大学名誉教授のヒッグス博士(Peter Higgs)に授与されることになりました。

 理論が提唱されたのは1964年ですが,ヒッグス機構によって存在が予言された「ヒッグス粒子」はこれまで数多くの実験によっても検出されていませんでした。それが2012年7月,スイス・ジュネーブ郊外の欧州合同原子核研究機構(CERN)にある世界最強の加速器LHCを用いた2つの国際共同実験,ATLAS実験とCMS実験で,ヒッグス粒子とみられる新粒子が発見されました。ここに示す写真は,同年7月4日にCERNで行われたヒッグス粒子とみられる新粒子発見の発表に招かれたアングレール博士(手前左)とヒッグス博士(同右)です(写真はCERN提供)。
 その後,さらにLHCでの実験が進み,今年3月,新粒子がヒッグス粒子であることが確定,ヒッグス機構が検証されたことから今回の受賞となりました。日本はATLAS実験の中心メンバー国で,ヒッグス粒子の発見に大きな貢献を果たしました。「研究の重要性が評価されて今回のスピード受賞となった」と実験グループの浅井祥仁東京大学教授は話しています。
 ヒッグス機構のおおもとのアイデアは米シカゴ大学名誉教授の南部陽一郎博士が1959年に提唱した「対称性の自発的破れ」という概念です。南部博士は,陽子や中性子など物質を構成する粒子に質量を与えるメカニズムとして,この概念を用いました。
 アングレール博士と共同研究者でブリュッセル自由大学の同僚のブラウト博士(Robert Brout,2011年死去)は,この南部博士の研究に刺激を受け,力を伝える粒子(ゲージ粒子と総称されます)に対称性の自発的破れのメカニズムを適用すると,無理なく質量を与えられることを示しました。約2カ月遅れてヒッグス博士も独立に同様の研究成果を発表しました。それらがいわゆるヒッグス機構です。ノーベル賞の記者発表では3人の名前の頭文字を取ってBEH-MECHANISMと表記しています。
 ただ1964年に発表されたアングレール博士とブラウト博士の共著論文も,ヒッグス博士の論文も抽象度が高い内容で,実際に素粒子に働く力を担うゲージ粒子に質量を与えるところまでは説明できていませんでした。1967年,それを最初に成し遂げたのが米テキサス大学オースティン校教授のワインバーグ博士(Steven Weinberg)で「電弱統一理論」と呼ばれるものです。
 電弱統一理論では,原子核内部の狭い範囲で働き,ベータ崩壊という放射性崩壊などを起こす「弱い力」を担う3つの素粒子が持つ質量がヒッグス機構によって説明されています。また宇宙誕生直後の超高エネルギー状態では弱い力と電磁気力は「電弱力」という1つの力であったことも説明されます。LHCを用いたATLAS実験とCMS実験で発見されたヒッグス粒子は,いわば“電弱統一理論版”のヒッグス機構によって存在が予言されたヒッグス粒子になります。
 ヒッグス機構で中心的な役割を担うのはヒッグス場という一種の場です。宇宙が誕生した時に,ヒッグス場もできましたが,最初のうちは素粒子に質量を与えていませんでした。つまりすべての素粒子の質量はゼロで,素粒子は光の速さで動き回っていました。その後,宇宙が冷えていくと,ヒッグス場に水が氷になるような状態の変化(いわゆる場の凝縮)が起きました(そうした変化を起こすメカニズムが対称性の自発的破れです)。その結果,弱い力を担う素粒子とヒッグス場が強く結びついて,光より遅い速度でしか動けなくなりました。これを私たちは質量を持っている状態として認識しているわけです。

もうヒッグス粒子が「受賞」することは去年から決まっていた感がありますね。

この受賞にめぐり合わせた我々物理ファンもうれしゅうございます。

しかし、兎に角科学者は長生きをせねばいけませんね。
若いころから業績を積むのは当然としても。

東大理学部の浅井祥仁先生の解説がわかりやすいようです。
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/awards/nobel2013/

NHKでは日本人の貢献も讃えています。


ヒッグス粒子発見に日本の貢献

こうした実験装置の建設に大きく貢献したのが、日本企業の高い技術力です。例えば、「加速器」の中を光に近い早さで飛ぶ陽子の軌道を制御する電磁石のコイルには、日本の金属素材メーカーの導線が使われています。この特殊な導線を作るには、これまでにない繊細な技術が必要で、メーカーは試行錯誤の末、長さ1メートル余りの銅の筒を40キロメートルまで引き延ばす技術を開発しました。また、この導線を超電導状態とするためにマイナス271度の極低温に冷やす冷却装置も日本のメーカーが製造しました。一方、「検出器」には、日本の半導体メーカーの高い感度のセンサーが採用されるなど、CERNは日本企業の技術を高く評価しています。CERNでプロジェクトの責任者を務めたリン・エバンス博士は、「日本はヨーロッパにはない高い技術をもたらした。日本企業の貢献は加速器の建設にとって欠かせないものだった」と話しています。

膨大なデータを研究

ヒッグス粒子を見つけるための実験は、スイスのCERN=ヨーロッパ合同原子核研究機関で5年前に始まり、世界30か国以上からおよそ6000人の研究者が参加しました。日本からも100人余りの研究チームが加わり、日本とスイスを往復しながら、ヒッグス粒子の発見に貢献してきました。日本の研究チームが取り組んだのが、膨大なデータの中からヒッグス粒子が存在する証拠を見つけ出す作業です。CERNの巨大な「加速器」を使った実験では、原子を構成する陽子を光に近い速さまで加速して正面衝突させ、その際に飛び散る無数の粒子のデータを検出器を使って集めます。日本の研究チームはこの膨大な粒子のデータの中から、ヒッグス粒子を見分ける特別な分析方法を開発し、発見につながるデータ解析に成功しました。


素粒子物理学の発展は日本の協力がなくしてはできないでしょう。

ただ「神の粒子」とは違うと思う。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

October 07, 2013

ノーベル生理学・医学賞2013

今週はノーベル賞ウィークですね。

2013年ノーベル生理学・医学賞 細胞内の物質輸送の解明に 2013-10-07
日経サイエンス

 2013年のノーベル生理学・医学賞は,細胞内の物質輸送を解明する研究で成果を上げたイェール大学のロスマン(James E. Rothman)博士,カリフォルニア大学バークレー校のシェックマン(Randy W. Schekman)博士,スタンフォード大学のスドフ( Thomas C. Sudhof)博士に授与されることになりました。
 理科の教科書で,細胞の絵を見たことがあると思います。細胞の中には様々な小器官が入っていて,それらが互いに連携して機能を発揮しています。この複雑な仕組みをきちんと動かすには,細胞内で作られたタンパク質を,それを必要とする各小器官に正確に届けなくてはなりません。タンパク質を作るのはリボソームですが,そこからタンパク質は小胞体に入り,膜にくるまれた小胞となって出てきて,ゴルジ体などを経由し,細胞膜から外に出て行きます。もちろん全部が出て行くわけではなく,経路の途中,必要とされるところでちゃんと止まり,利用されます。
 日々生成される膨大な種類のタンパク質を,細胞はいったいどうやって見分け,目的の場所に輸送しているのでしょうか? その解明に大きく貢献したのが,今回受賞する3人です。
 シェックマン博士は高温にすると物質輸送ができなくなる酵母の変異体をたくさん作り,どの遺伝子が機能しなくなるかを調べました。そうすることで物質輸送に重要な役割をする遺伝子を23個発見し,この分野の研究に先鞭を付けました。
 ロスマン博士は,動物細胞から精製した小器官やタンパク質を使って試験管の中で物質輸送を再現し,どんなタンパク質が輸送を担っているかをつきとめる新たな実験手法を確立しました。また小胞と目的の器官などの膜が融合してタンパク質を放出するには,両者のSNAREタンパク質が複合体を作る必要があり,その組み合わせがタンパク質の行き先を制御しているとする「SNARE仮説」を提唱しました。
 スドフ博士は2人が切り開いた物質輸送の仕組みが,ニューロン(神経細胞)が必要なときだけ必要な神経伝達物質を分泌するのにどのように関与しているかを明らかにしました。

Twitterにバイオの人が多いのでネタがすぐ廻ってきます。
これは日経サイエンスメールのリンクなんですけどね。
小胞輸送って何かしらん、と思いましたが、なんとか理解の範疇です。

去年は応用だったから、今年は基礎、とか物理学みたいに交代交代とかあるんですかね。
教科書から最先端の話ができるって楽しいですね。

でも生物の進歩ってすごいですね。
高校の教科書レベルがどんどん書き換えられる(ってほどでもないのかな)。
明日、生物の先生はみなさん、このお話なさるんでしょうね。


生物は宇宙と同じくらい雄大だ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

October 06, 2013

デザイナーベイビー?

「遺伝子操作ベビー」誕生への新たな一歩
2013年 10月 04日 The Wall Street Journal 日本版


米カリフォルニア州のパーソナル・ゲノミクス企業に連邦政府から幅広い特許が付与された。選択された形質を持つ赤ん坊を誕生させるため、生殖医療施設で利用される可能性のある技術に対する特許だ。進化し続けるジェネティック・エンハンスメント(遺伝子強化法=遺伝子操作によってヒトの形質を変更・強化すること)の最前線での動きでもある。

 この企業、23andMeの中核事業は、顧客からDNAを収集して分析し、健康状態や祖先に関する情報を提供することだ。今回の同社の特許取得技術は、親になりたい人の遺伝子プロファイルと、精子ないし卵子のドナー(提供者)のそれとのマッチングに利用される可能性がある。理論上、この技術はいずれ「デザイナーベビー」の誕生につながる可能性がある。デザイナーベビーとは、遺伝子を選択して目や髪の色といった特定の身体的特徴を持つ子供の生まれる確率を上げるという賛否両論の多いアイデアだ。

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1.卵子・精子ドナーの遺伝子プロファイルをデータベースに入力
2.ドナーの卵子・精子を受け入れる、親の遺伝子プロファイルをデータベースに入力
3.望んだ形質が子供に現れる可能性が高まる卵子と精子の組み合わせをコンピューターが選択
4.遺伝子統計に基づき、親がドナーを選択
--------------------
バイオ音痴のアマサイにはいろいろわからないことがあります。

1)この特許内容は本当に実効可能性があるのか?

2)可能だとして、倫理的に問題はないのか。

米国にも医療基準・審査があるでしょうから、これに特許付与されたとしても、即医療に適用されるとは考えにくいです。

WSJの情報だけではなんともいえませんね。
当該特許番号が特定できたとしてもアマサイには解読できませんしね。

続報を待ちましょう。

デザイナーベイビーは10年以上前からありますが、そんなこと可能なんでしょうか。恐ろしい気がします。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

October 04, 2013

ドラマ松本清張「顔」2013年松雪版

松本清張の「顏」の単発ドラマしてましたね。


フジテレビ開局55周年特別番組 松本清張スペシャル『顔』

松本清張が原作なら間違いがありません。特別番組というのにも相応しいです。
遺族も簡単に原作使用許可するみたいですし。

問題は時代設定です。
昭和20~30年代が背景のものが多いのに安易に現代に置き換えるケースが多いです。

稀に違和感のない場合もあります。

しかし、戦争体験者が圧倒的に多いこと、まだまだ庶民が貧しいことを考えると現代とは明治時代くらいの差と同等とであると思います。

なんといってもインターネットと携帯電話のせいでトリックが成立しない場合があります。
そして今回は原作の即していて期待できました。

主人公の小倉涼子が過去の発覚を恐れて、映画ではなく舞台中心で活躍する。
現代に置き換えられないこともないですが、東京と地方との差がキーともなっているので今回の演出で成功したと思います。

見どころは、松雪泰子、田中麗奈、稲盛いずみの三つ巴でしょうね。

それこそ映画にしても人を呼べます。
しかし55年の特別企画にしてあまり宣伝がなかったですね。
それほど力を入れてないのかな、いやいや、現代劇を作るより金かけてるはずだから、そんなわけはない。

この作品はネタばれがわかっていたとしても、ラストに近づくとどきどきしますね。
あああ、そのポーズさえしなければ!!!

だから何度も映像化されているわけです。

すごいなあ、wikiでみたら10回もテレビ化されてる。

主役が女性という設定が多いので、どっちだったかな、と記憶があいまいになりますね。
主人公が男性で映画俳優を目指すというにが「正解」のようです。

近年ではNHKでやった2009年版が一番近いですね。

キャスト
井野良吉:谷原章介
山田ミヤ子・葉山瞳:原田夏希
石岡貞三郎:高橋和也
田村刑事:大地康雄
杉本:中本賢
石井監督:塩野谷正幸
中江刑事:瀬川亮
石岡美智子:押元奈緒


昔の「顏」もみてみたいですね。。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

October 01, 2013

音声認識検索

CETECの季節ですね。
アマサイは今年も行けそうにありません。

今年はどんなものが目玉なのかしら。

クラリオンがクラウド音声認識検索機能対応のカーナビ、Googleの技術を活用

 クラリオンは2013年10月1日、「CEATEC JAPAN 2013」(2013年10月1~5日、幕張メッセ)の会場においてクラウド・サービスによる音声認識検索に対応したカーナビ「NX713」を発表した。例えば、「近くのガスステーション」や「銀座のおいしいイタリア料理店」といった発話による検索ができる。同製品は、同社のブースで展示しており、同年10月下旬に販売を開始する。

 クラウドの音声認識技術および店舗検索は米Google社の技術を活用する。具体的には、スマートフォンとNX713をBluetoothで接続。スマートフォンのマイクに対して検索語を話しかけると、この音声データをクラリオンのサーバーに送信し、自動車ならではの雑音を取り除いた上で、Googleの音声認識サーバーに渡す。音声認識結果の文字列は再度、クラリオンのサーバーに渡され、これを使ってGoogleプレイス情報による検索が行われる。そして、結果がスマートフォンを経由してカーナビに送信される。


クラリオンってまだあったんですね。カーナビが主力製品の某社はかなりぼろぼろらしいですが、ここはがんばってるみたいです。

音声認識技術は近年格段に高まったと言われています。
それとクラウドサービスがつながればいろんなことができますね。

端的に言えば記事にある図の通りですが、もう少し詳しく見てみましょう。

特開2013-068532
【発明の名称】情報端末、サーバー装置、検索システムおよびその検索方法
【出願日】平成23年9月22日(2011.9.22)
【出願人】クラリオン株式会社

[動作の説明]次に、ナビゲーション装置100、中継サーバー装置500、音声特定サーバー装置900およびPOI提供サーバー装置950を含む検索システム1000において実施されるPOI検索処理の動作について説明する。図6は、POI検索処理を示すフロー図である。このフローは、ナビゲーション装置100が起動している状態において、所定のPTT(Push To Talk)ボタン等による音声入力の開始指示を受け付けることで開始される。
【0061】
まず、入力受付部102は、音声入力の待ち受けを開始する(ステップS001)。そして、入力受付部102は、PTTボタンの開放等により音声待ち受けを終了する(ステップS003)まで、音声区間を検出し、入力された音声情報を圧縮して音声情報を作成する(ステップS002)。なお、ここで、雑音レベル判定部104が、入力された音声情報の雑音レベルを判定する。そして、雑音レベルが所定よりも高い場合、すなわち雑音が多い環境では、入力受付部102は、圧縮率を低く設定して圧縮することとし、圧縮による音質劣化を最小限に留めるようにしてもよい。また、雑音レベルがさらに高く所定の閾値を超える場合、すなわち雑音が大きすぎて到底正常に音声認識を行うことができない程度に大きい環境においては、入力受付部102は、音声情報の作成を行わず、以降の処理を実施しないようにしてもよい。
【0062】
そして、入力受付部102は、中継サーバー通信部105を介して、中継サーバー装置500へ音声情報を送信する。そして、中継サーバー装置500の雑音除去処理部521は受信した音声情報に対して、所定のアルゴリズムを実現する雑音除去処理を実施する(ステップS004)。具体的には、雑音除去処理部521は、雑音除去処理時に適用することをあらかじめ定められた一または複数のアルゴリズムにより、受信した音声情報に対して雑音除去処理を実施して、雑音を除去された一または複数の音声情報を生成する。
【0063】
そして、POI提示部522は、雑音を除去された一または複数の音声情報を音声特定サーバー装置900へ送信する。そして、音声特定サーバー装置900は、各音声情報に所定の音声認識処理を実施して認識した結果である候補の一または複数の文字列情報を中継サーバー装置500へ送信する(ステップS005)。なお、当該音声認識処理においては、既存の音声認識等の処理が行われ、N-best検索等により一または複数の認識結果の候補となる文字列がその確度とともに出力される。例えば、使用者が発話した音声情報が「ピザ」に該当するものである場合、「ピザ」、「Pizza」、「膝」、「いか」等の候補となる文字列が音声情報ごとに出力される。
【0064】
そして、POI提示部522は、出力された認識結果の文字列情報を受け取ると、認識結果に対して重みづけを行う(ステップS006)。具体的には、出力された認識結果の文字列情報は、雑音除去のアルゴリズムに応じて一または複数の候補が挙げられており、その中で重複する候補があれば一つに統合し、統合された候補についてはその確度をより高いもの(例えば、確度に所定の割合を上乗せする)として補正し、確度の順に候補の文字列を順位付けする。なお、POI提示部522は、当該重みづけ処理において、音声情報に適用された雑音除去のアルゴリズムに応じて重みづけを行うようにしてもよい。すなわち、適切な雑音除去のアルゴリズムが適用された音声情報は認識精度が高いものと考えられるため、認識精度が高いと考えられる候補を重視するようにしてもよい。また、施設に該当しない可能性が高いPOIについての候補があれば、これを除去してもよい。
【0065】
POI提示部522は、順位付けした候補の文字列をナビゲーション装置100へ送信する。そして、ナビゲーション装置100のPOI提示情報作成部106は、受信した順位付けされた認識結果の候補の文字列を、選択可能にリスト出力する画面情報を作成し、出力処理部103へ指示してディスプレイ2へ表示させる(ステップS007)。なお、ここで、順位付けした文字列の候補の数が所定の数に満たない場合、あるいは、ステップS002にて受け付けた音声情報に含まれる雑音のレベルが所定よりも低い場合、すなわち音声の認識結果にあいまいさが少ない場合には、後述するステップS008の処理を省略して、ステップS009のPOIの検索依頼を送信する処理を実施するようにしてもよい。
2013068532

雑音処理が結構たいへんみたいですね。

音声認識を正確に行うにはかなりむずいようです。

しかし、カーナビであれば単語レベルでかなり限定されるので実用化は見込みありといえるでしょう。

シミュレーションなんかできるのでしょうか。
実験してみたいですね。

最近やっとクラウドがわかってきたアマサイです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

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