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February 25, 2014

スペクトラム拡散はもう古い?

第23回 変調のはなし(3)2014/02/21
佐々木 勇治=サイレックス・テクノロジー

 前回はIEEE802.11a/g以降で使われている直交周波数分割多重変調方式OFDMについて解説しましたが、今回はOFDMと対極をなす(概念でありながらよく混同されている)「周波数拡散方式」について簡単に解説します。

(中略)

さて、こんな良いとこづくめのような周波数拡散方式ですが、今日コンピュータ周辺の通信技術として、あまり多く使われてはいません。その主な理由は(またしても)伝送速度を上げにくいことです。元祖IEEE802.11では1Mシンボル/秒×2ビット/シンボルで最大 2Mビット/秒、改良されたIEEE802.11bではCCKという巧妙なテクニックを採用し注2)チップ周波数も若干上げることによって1.375Mシンボル/秒×8ビット/シンボルの最大11Mビット/秒まで上げました。しかしDS方式による速度向上はそこで頭打ちとなり、より高速を求めてIEEE802.11a/gでOFDMを採用したことは御存知の通りです。

(中略)

 以上、簡単ですが周波数拡散について解説してみました。昨今の無線通信技術トレンドはLTEやら 802.11ac/ad やら、より広い帯域を占有することでより高速なデータ通信を実現する技術の話題が盛んで、周波数拡散は「そういや昔そんなの流行ったよねー」と言われるような雰囲気があります。携帯電話業界ですらOFDMを使うLTEの布教に熱心で、レガシーな音声回線なんか止めてデータ回線のLTEに一本化してしまおうというVoLTEが推進されているほどですから...。


周波数拡散方式に関連する特許は出したことがあります。
ふむふむ、これが噂のスペクトラム拡散か、なんか最先端を扱ってるって感じがするなあ。
確かに速度は見込めませんでしたね。

もうすでに、スペクトラム拡散とかあったよねえ、という時代になったのでしょうか。

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