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April 30, 2014

書談;『知財、この人にきく 丸島儀一』

Marusima


読書会で『知的財産戦略』が読み終わったので復習のために『知財、この人にきく 丸島儀一』を読んでみた。『知財戦略』の方では「こんなの大企業だからできる、中堅、中小ではこんなにお金をかけられない」というのが毎章ごとの感想だった。本書は中小・ベンチャー向けに書かれたものなのですべてが納得できる。実はキヤノンにも(当たり前だが)小規模企業だった時代があった。その観点から語られている。

「中小の場合は、技術も経営もすべてが見渡せる、だから実は大企業よりも強いのだ」という主旨の発言は大いにうなづける。私自身もそう思っている。大企業だと一知財部員が会長や社長と話すことはないだろうが、中小だとそれができるのだ。だからと言って彼らに助言めいたことをするわけではないが、経営者とコミュニケーションできるのは知財として強みである。技術者はみんな本社いるので(私がいた会社の場合)、階段を下りて本人の席までいけば発明の内容は誰にでも聞ける。

読書会の際に「丸島氏はどうして50年前に特許に興味を持つことができたのだろうか」という疑問が出た。本書では、端的に知財がおもしろいから、という結論が導き出せる。細かく言うと、初めは当然技術部門に行けるつもりだったのに、2年我慢してくれと上司に言われ、約束の2年後経ったら、技術者としては同僚に2年遅れてしまった、どうせなら知財で勝ってやろう、と思った、ということである。

知財エリートともいえる丸島氏と、小物の私との考えがかなり一致して同じ方向性を向いていることを知り、知財人として大いに自信を持った。

やっぱり、私は知財で生きていこう、と決意を新たにした。

追加:丸島氏は「中小・ベンチャーは経営者が技術・経営・知財の三位一体を一人ですることが可能だ。米国にはそのような社長はいるが、日本にはあまりいないのが残念だ」とも評している。だからアマサイのような人間に存在意義があるわけです。


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April 29, 2014

インフレーション宇宙

4月13日付の日経新聞に「宇宙の急膨張の裏付け」という記事がありました。
元はこれのようですね。

宇宙背景放射に刻まれたインフレーションの痕跡


ハーバード・スミソニアン天体物理学センターなどによる「BICEP2プロジェクト」では、南極に設置した望遠鏡を用いて「宇宙マイクロ波背景放射」(CMB)の観測を行っている。

CMBとは、宇宙誕生から38万年後に放たれた光がマイクロ波として現在の空の全方向に観測されるものだ。宇宙誕生の瞬間からわずか10-30秒以内に起こった「インフレーション」により、最初から存在したわずかな密度ムラが大規模に広がり、CMBに見られる模様として反映されている。こうした密度のムラが、天体や宇宙の構造が作られる種ともなったと考えられている。

プロジェクトの観測から、このCMBにBモード偏光(偏光:電磁波の振動方向の偏り)が見出された(画像)。Bモード偏光は、インフレーション由来の原始重力波(注)が時空をゆがめることにより生じるとされるパターンで、3年間にわたるデータの精査から間違いなく原始重力波によるものと判断された。

Bmode

インフレーションからの重力波が、CMBの偏光に「Bモード」と呼ばれるかすかなねじれパターンを生じさせる。黒い線がCMBの偏光方向を示し、ねじれの程度に応じて色付けがされている。(提供:The BICEP2 Collaboration)


AstroArtsは、すげー大発見もちんまい観測も並列に記載してるので何が重要かイマイチわかりませぬ。

これによって佐藤勝彦先生が提唱した「インフレーション宇宙」の強い証拠となったようです。

宇宙誕生時にインフレーションが起こってそれによってビッグバンが起きたとされています(インフレーションとビッグバンが前後する説もあるようです)。

勝彦先生もノーベル賞とれるかしらね。


宇宙論の進歩は急激にきますね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

April 26, 2014

バイオセンサの時代へ

特集1:1兆個センサー社会、始動@日エレ
【第1部:全体動向】集めるほど価値を生む、新ビジネス誕生の好機に

現在の100倍規模、年間1兆個を上回るセンサーを活用する社会を創る。このコンセプトの実現に向けてエレクトロニクス企業や大学、研究機関が動き出した。多様なセンサー情報が、医療・健康などさまざまな分野で新産業を生み出す可能性を秘める。

「毎年1兆個以上のセンサーを活用する社会“トリリオンセンサー・ユニバース(Trillion Sensors Universe)”を構築する」。一人の米国人が提唱したビジョンが、日米欧の産業界・研究機関を巻き込み、一つのうねりとなって実現に向け動き始めた。
(中略)
 現在世界で使われるセンサーは年間約100億個。1兆個は現在の100倍規模に当たる。錠剤1個ずつにセンサーを搭載して患者が正しく飲んでいることを確認する。そんな応用まで含める想定だ。ビジョンが実現すると、実世界のあらゆる事象がデータ化され、解析されるため、これまで以上に効率的で安心・安全な社会が生まれることになる。

99%は新しいセンサーに
 大量のセンサーを広範にばら撒いて情報を集めるというコンセプトは、一見すると1990年代末に米University of California、Berkeley校が提唱した「Smart Dust」などと変わらないように見える。Smart Dustのコンセプトの一部は、既に実用となってセンサーネットワークとして農場や工場などの監視用途で使われている。

 トリリオンセンサー・ユニバースが、既存のセンサーネットワークと違うのは、センサーの種類と数が膨大になる点にある(図4)。現在の需要の100倍規模のセンサーが使われる社会では、既存のセンサーは全体の1%に満たなくなる。99%以上は、現在は実現していない新しい応用や、実現していてもコストの問題などでほとんど使われていないものとなる。

錠剤センサーやスマートブラも
 冒頭で紹介した正確な服用を検出するための錠剤搭載センサーは、患者が飲むと胃酸との反応による化学エネルギーで電波を発信し、肌に貼ったパッチで受信する(図4(a))。センサーそのものは、Si製で砂粒のように小さく、「飲んだら排出される」(開発した米Proteus Digital Health社Co-Founder and CTOのMark Zdeblick氏)。

 既に存在するイメージセンサーについては、光学レンズを省いて使い捨てにできるほど低コストにできる新提案がある。CMOSセンサーの表面に、半導体製造技術で回折格子を形成して、特定方向の光のみを取り込む。歪みは信号処理で補正する。ICカードの顔認証に使えるかもしれない。

生物エレクトロニクスって何かと思ったらセンサーじゃん、って話ですね。

胃の検診もカメラを内蔵した錠剤を飲んで内部を刻銘のスキャンするという方法はもう実施されてますしね。バリウムが飲めないアマサイにも安価でできるようにしてほしいです。

こう何でもセンシングされると怖い気もしますが、発展していくんでしょうね。


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April 23, 2014

日本でイノベーションは生まれない

竹内健さん@kentakeuchi2003のツイートから知った記事である。

本当は残酷なイノベーション、覚悟なき日本は低迷 2014/04/16
GFリサーチ 泉田良輔氏

イノベーションというのは、勝者と敗者を決定付けるためのツールである。たとえば、iPhoneが世界で普及することで、iPhone購入者がそれ以前にはなかったユーザー体験を楽しめるようになったことはイノベーションのポジティブな側面である。一方で、イノベーションを持ち込まれた側(たとえばノキアや日本の携帯電話メーカー)は事業がうまくいかなくなることで、人員削減や事業撤退などの選択を迫られる。これがイノベーションの実態である。 (中略) 次いで出てくる問題は経営者側にある。経営者にとって、買収先企業が必ずしも日本のベンチャー企業である必要性はない。買収・出資候補となっている日本のベンチャー企業より優れた企業が海外にないのかと思考が発散してしまい、収拾がつかなくなることがある。買収をする経営者からすれば、株主への説明責任も発生するため、安易な買収や出資は行いにくい。こうした事態を避けるためには、買収や出資を常に検討するインテリジェンス・チームが必要であるが、そうした機能を一定の規模で立ち上げ、運営している日本企業は少ない。イノベーションに対する経営者の意識・覚悟はその程度なのかもしれない。 (中略) 経済学者のシュンペーターが「古いものは概して自分自身のなかから新しい大躍進をおこなう力をもたない」と述べているように、資金を持っている上場企業が自ら積極的にイノベーションを起こすことは期待できそうにない。任天堂のように、同じ企業が過去30年間に3度もイノベーションを起こせたのは極めてまれなのである。日本全体で見るとイノベーションを起こすための「商機」があっても、「知恵」が不足し、「資金」という条件が大きく欠けているように思う。 (中略) こうしたイノベーションを本当に根付かせるためには、国民の「覚悟」が必要となる。だが、はたして腹をくくった日本国民はどれだけいるのだろうか。イノベーションの芽を握りつぶすような例はよく聞くのだが。

「なぜ日本でiPhoneが生まれないのか」という問題提起自体違うとアマサイは思うのである。iPhoneでもガラパゴスでもない何かすごいイノベーションが日本で生まれないのが問題なのだ。iPhoneはジョブスが作ってくれたからそれでいいのだ。「それではない何か」生まれないことが問題なのだ。

生まれるわけがない。日本という領土でイノベーションを起こそうという人がいない、いたとしてもその人に資金を提供する機関がないからである。

いいかげん、イノベーションという言葉遊びは辞めにしないか?


技術者がシュンペーターを読んでくれれば少しは変わるかな?技術評論家はいらないよ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

April 21, 2014

太陽電池の分子構造

太陽電池のエネルギー変換効率のカギは分子混合
~有機太陽電池材料のナノ構造を解明~ 平成26年4月17日 @KEK

【研究成果のポイント】 1. バルクヘテロジャンクション型有機太陽電池に用いる材料の状態を、軟X線顕微鏡で調べ、ナノ分子領域内で分子が混合していることを発見しました。 2. 分子混合が、有機太陽電池のエネルギー変換効率向上のカギであることを、初めて実験により示しました。 3. この発見により、より高いエネルギー変換効率の有機太陽電池の実現が期待されます。

【研究の背景】

有機太陽電池は、従来、有機電子供与体(有機p型半導体)と有機電子受容体(有機n型半導体)を層状に接合した構造(p-nヘテロ接合)が用いられていましたが、近年、これら2つの材料を混合して作製するバルクヘテロジャンクション型のものが開発され、エネルギー変換効率の高さから、次世代太陽電池として期待されています。このタイプの太陽電池が高いエネルギー変換効率を示す理由としては、電子供与体である高分子材料と電子受容体であるフラーレンとのナノドメインが接合することにより、大きな接合面を持つためと考えられていました。しかしながら、実際に各分子領域内の構造を調べた報告例は極めて少なく、特に、熱処理条件を変えてエネルギー変換効率を最適化した混合膜において、接合状態などの詳細は明らかにされていませんでした。

そこで本研究グループは、高エネルギー加速器研究機構フォトンファクトリーの軟X線顕微鏡という新しい手法を用いて、変換効率を最適化した試料のドメイン構造を調べました。その結果、それぞれのドメインで分子が混ざっていることが明らかとなりました(図1)。つまり、むしろ界面は「汚い」ほうが電池としての性能が優れる、ということが初めて分かりました。

Kek


Photo


注1) 軟X線顕微鏡
透過力が弱く薄い物質にも吸収されやすい軟X線(波長:0.1~数十 nm)を光源とする顕微鏡。元素に固有の吸収端を用いることにより、元素や化学状態を識別したコントラストが得られる。

軟X線をフレネルゾーンプレート(FZP)とオーダーソーティングアパーチャ(OSA)を用いて試料(Sample)上に集光する。試料を透過したX線強度を検出器(Detector)でモニターしながら、試料ステージをXY方向にスキャンすることにより、試料の透過像を得る。入射する軟X線のエネルギーを変えることで、元素や化学状態が識別できる。高エネルギー加速器研究機構フォトンファクトリーでは、S型利用実験課題(2013S2-003:代表 高橋 嘉夫)として軟X線顕微鏡を用いたサイエンスの開拓を行っている。本成果は、上記S型課題の成果の一部である。

軟X線顕微鏡というのが興味深いですね。
他の材料でもミクロの状態がわかるのでしょうか。

太陽電池には期待しています。

KEKもいろんなことをしているのですね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

April 20, 2014

第34回(2014年)猿橋賞 一二三恵美

今年も猿橋賞の発表がありました。

猿橋賞に一二三恵美氏…スーパー抗体酵素研究

自然科学分野で優れた功績を上げた女性研究者に贈られる「猿橋賞」の第34回受賞者に17日、大分大の一二三(ひふみ)恵美教授(50)が決まった。受賞テーマは「機能性たんぱく質『スーパー抗体酵素』に関する研究」。特定の分子を目印にしてウイルスや細菌を攻撃する抗体と、体内の様々な生化学反応を促す酵素の機能を併せ持つ「スーパー抗体酵素」の研究で、抗体表面の糖が他の分子を分解することを発見した。インフルエンザ治療薬や抗がん剤の開発に応用する研究を進めている。


第34回 猿橋賞受賞者 一二三恵美氏の研究業績要旨
受賞研究題目 「機能性タンパク質『スーパー抗体酵素』に関する研究」
(Studies on"Super Catalytic Antibody")


 抗体は、特定の分子(抗原)を認識して特異的に結合する糖タンパク質であり、周知のように脊椎動物の免疫を担う分子として、現在活発な研究対象であるばかりでなく医療の場に広く活用されている。他方、1980年代後半から比較的単純な化学反応の遷移状態に似た抗原分子(遷移状態アナログ)を用いて作製した抗体の触媒作用や、特殊なペプチドを分解する天然型抗体等が報告され、抗体の酵素作用(触媒作用)も世界的な注目を集めるに至っている。この中で、一二三氏は、それまでの研究からは想像できない、抗体の軽鎖部分がペプチド分子を分解するという全く新しい現象を発見し、この事実を2年半の年月をかけて粘り強く丁寧に検証した。さらに標的として選んだ各種タンパク質分子に対して分解機能を有する抗体触媒を積極的に作製して、その応用展開を図り、数々の目覚ましい研究成果を上げている。

ふーむ、タンパク質の研究ですね(^_^;)

研究者としての一面はここに綴られています。

『個性を大切に~ひとつひとつの積み重ね~』
一二三恵美
大分大学・全学研究推進機構、教授、工学博士、専門は抗体工学

しかし現実はというと、化学系企業に入社して研究所の医薬研究部勤務となったことで、人生設計は大きく変わった。配属の日に医薬研究部長より研究員名簿を受け取り、所内を案内していただいたときのカルチャーショックを今でも鮮明に覚えている。「ここでは給料分の働きはできない。道を誤った。」と、心底落ち込んだ後で「1 年間は必死に頑張って、それでもダメなら転職する」と決めた。働きとしては十分ではなかったと思うけれども、上司や先輩に助けて貰いながら仕事を続けることができ、仕事中心の生活は大学に移ってからも続いている。

研究者の道は厳しいですなあ。アマサイには向きそうにない。

まあ、もう方向転換できないから別にいいけど。

一二三先生、おめでとうございます。

日本の科学技術も女性の社会進出も明るいように思えるけどな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

April 17, 2014

グーグルコンタクトレンズ

グーグル、カメラ内蔵コンタクトレンズの特許出願が明らかに


 Googleは、表面に超小型カメラとセンサを埋め込んだコンタクトレンズの特許を出願中だ。まばたきで制御される仕組みで、これを装着すると、ハンズフリーで写真を撮影できるほか、視覚障害者がまちなかの日常的な障害を避けて進めるよう支援できるかもしれない。

この特許は、まだ仮説の段階とみられるが、スマートメガネのGoogle Glassと、涙を解析するGoogle製スマートコンタクトレンズのアイデアを組み合わせている。Patent Boltが強調したように、今回のスマートコンタクトレンズの特許は、光、色、顔、動き、さらには特定の物体も検知できるセンサをレンズに内蔵すると仮定している。

 このレンズは、視覚障害者を支援できるかもしれない。たとえば、装着者が交通量の多い道路に向かっていることを検知すると、その人のスマートフォンに警告音を鳴らすよう伝え、その後、安全に横断できるようになったタイミングで改めて通知する。

Googleeye


アマサイは未だにコンタクトレンズが怖いです。メガネ派です。

技術的には問題ないけど、実際に着用できるんですかね。
日本だったら厚生労働省の許可がいるでしょうね。

しかし、視覚障害の方の手助けができるのであれば、良いと思います。

Googleは第二のM$になりたいんですかね。

M$の横暴で日常ネット生活が左右されるのはもう御免こうむりたいです。

Yahoo!サービスの減退を見るとGoogleにはがんばってほしいです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

April 12, 2014

ぐにゃりボード

ぐにゃりと曲がる触覚センサー、ロボットハンドや介護マット向けに日本メクトロンが出展
日経デジタルヘルス2014/04/10

日本メクトロンは、フレキシブル基板(FPC)を用いた「フレキシブル触覚センサー」を「MEDTEC Japan 2014」(2014年4月9~11日、東京ビッグサイト)に出展した。触覚を持つロボットハンドや介護用の圧力検知マットレス、モバイル機器の入力インターフェースなどの用途を見込む。サンプル品を特定顧客向けに提供中で、2014年度中に製品化する考え。

 このフレキシブル触覚センサーは、FPCに圧力センサーの機能を内蔵したもの。2枚のポリイミド膜の間に、「感圧膜」と呼ぶ薄膜と電極を挟んだ構造を取る。ポリイミド膜の間に圧力が加わり、感圧膜が電極に触れると、その圧力に応じた抵抗変化が生じる。これを利用して圧力を測るという仕組みだ。2~3kg/cm2までの圧力を測定可能で、全体の膜厚が約200μmと薄いため、曲面に貼り付けて使うことができる。感圧膜の材料は明らかにしていない。


MEDTECというくらいですから医療工学の展示会ですね。
行けばよかった。

しらなかったけどフレキシブル基盤で有名な会社みたいですね。

■特開2014-036131
【発明の名称】フレキシブルプリント基板及びその製造方法
【出願人】日本メクトロン株式会社
【出願日】平成24年8月9日
【要約】
【課題】フレキシブルプリント基板とバスバーとの接合強度を高めて、振動や熱伸縮に対する耐性を向上させるフレキシブルプリント基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】溶接前に、フレキシブルプリント基板25の接続端子(銅箔部)23にハトメ26を固着し、銅箔部23とハトメ26がバスバー21に接触するようにセットする。次いで、バスバー21の接合面側に一対の電極27,28を配設し、一方の電極27でハトメ26をバスバー21に押し付けるとともに、他方の電極28をバスバー21に接触させる。この後、電極27,28間に配設したプッシュロッド29で銅箔部23をバスバー21に押し付けながら、電極27,28間に通電することで、バスバー21とフレキシブルプリント基板25との接合強度が向上する。

2014036131

やはり問題は接合部分みたいですね。
ここがうまく通電するかが問題なのかな。

この技術が成功するといろんな分野が発展して楽しいですね。
アマサイ的にも期待しています。


ペーパーディスプレイはまだ手にすることができたいのでしょうか。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

April 07, 2014

電子立国は凋落しない。

Twitterではちょろちょろ書いていますが、STAP細胞の件、次から次へと報道され、まとめられないでいます。今の所、O氏、共著者、理研の「三方悪」という見解をアマサイは持っています。

で、最近の技術一般記事

イノベーションに背を向け続けた研究開発
R&Dへの国の関与増大は電子産業を活性化しなかった
西村吉雄=技術ジャーナリスト 2014/04/03


メモリー事業を切り出して集約した後、日本企業の半導体事業は、システムLSIあるいはSoC(system on a chip)と呼ばれる製品が中心になる。システムLSIは、半導体を組み込む機器・システムの機能を半導体で実現しようとするものである。したがってシステムLSIは、どんな機能を持ったLSIか、で市場競争をする。すなわち「何を作るか」がcompetitiveな領域である。この認識を受け、「いかに作るか」すなわち製造技術は、precompetitiveな領域ということになった。その結果、国の関与する共同研究プロジェクトは、もっぱら製造技術の研究に従事する。

 ところが最近になって、日本の半導体メーカーは製造工場を維持できなくなる。製造を外国のファウンドリに委託し、自らはファブレスへ向かう。製造技術に関する研究成果の受け手が、国内には、いなくなってしまったのである。税金を投入して研究した成果の受け手が、国内にはいない、こういう事態になっている。

 製造がprecompetitive領域なら、各社が利用できるファウンドリを国内に創設し、各社はファブレスになるべきだったのではないか。しかし本連載の第6回で述べたように、2000年代の後半に至るまで、日本の半導体メーカーはファウンドリもファブレスも嫌い、各社それぞれが製造工場を社内に持ち続けようとした。この各社の意向を受け、各社が受け手となるはずの製造技術プロジェクトが次々に創られる。

なんてことはないですね。湯之上隆氏の論説を再構築してるだけですね。

メモリ事業の凋落と基礎研究は関係ないし。
だって、日本の最高メーカーが作った会社なんですよ。
売れるために何でもやるのが、営利企業だしね。

それをなんで基礎研究をやりましょう、に繋げちゃうかな。

大学とのプロジェクトと、製品の売れる売れないは別ですよ。
売れてもいいんですよ、別に。

変な評論家が日本の産業を益々ゆがめている。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

April 04, 2014

人工網膜

STAP細胞なるものが、ほぼないことになっているらしい今日この頃、みなさんいかがおすごしでしょうか。

人工網膜はどこまで見えるようになったのか?

大阪大学では、臨床応用が先行して進んだ人工内耳を追う形で、2001年に人工網膜の開発に着手した。人工網膜は、眼鏡に取り付けたCCDカメラで撮影した映像を、患者の頭部に埋め込んだ半導体チップ(デコーダIC)で電気信号に変換し、眼球に埋め込んだ電極を介して視神経に信号を伝達するという仕組みで動作する。デコーダICには、頭部に外から当てるコイルを介して電力と電気信号を供給する。

 同大学では、STS方式と呼ぶ人工網膜の開発を進めている。眼球の白目部分(強膜)に電極を埋め込むタイプである。2010年に開発した第1世代品は、49チャネルの電極を備える。ただし、実際に動作する電極の数は電極に接続するワイヤーの数で決まり、9個にとどまっていた。それでも2件の手術例では、患者が目の前にある物をつかめるようになるなど視力の回復が見られたという。

人工網膜とは不思議ものですね。

カメラとは人間の目に相当するものですが、それを人間に埋め込んで機能するとは一体?

検索したら大阪大学がヒットしたけど、ほんとこれはカメラセンサだな。


【公開番号】特開2007-240460(P2007-240460A)
【公開日】平成19年9月20日(2007.9.20)
【発明の名称】光電変換RGBセンサ素子
【出願日】平成18年3月10日(2006.3.10)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第1項適用申請有り 2005年光化学討論会 講演要旨集「酸化チタンの色素増感系を用いたRGB光感知センサーの構築」第419頁、2005年9月11日発行
(【出願人】 国立大学法人大阪大学
【発明者】
和田 雄二/八木 哲也/山本 真也/下ノ村 和弘/塚原 保徳
【要約】
【課題】シリコン系フォトダイオードを用いた人工網膜用RGBセンサ素子には、応答速度が速すぎたり、カラーフィルタを付加する必要があったり、基板が剛直すぎたり、コストが掛かるといった種々の問題があった。
【解決手段】人工網膜用RGBセンサ素子として色素増感光電変換素子を用いる。色素を適切に選択することにより、R、G、Bの各波長域の光を吸収し、吸収した光の強度に応じた電気信号を出力するセンサを得ることができる。色素増感光電変換素子は、応答速度がミリ秒オーダーであるため、生体にそのまま使用することができる。また、プラスチック等の可撓性を有する基板上に素子を形成することも可能であり、コストも低廉である。

【発明を実施するための最良の形態】
 以下、本発明に係る光電変換RGBセンサ素子について詳細に説明する。なお、本発明に係る光電変換RGBセンサ素子は、人工網膜用のRGBセンサ素子として利用するのが極めて好適であるが、その用途は人工網膜に特に限定されることはなく、一般的なRGBセンサとして利用可能である。
 概念図である図1において示すように、本発明の素子は、赤色受光部1、緑色受光部2、青色受光部3から成る。各受光部は、セル基板上に設けるとよい。なお、以下において、本発明に係る「素子」という表現は各受光部を指して使用することもある。
 各受光部は、それぞれの吸収波長域に対応する波長の光を吸収し、その強度に応じた電気信号を出力する。例えば、赤色受光部1では、赤色波長域の光のみを吸収してその光の強度に応じた電気信号(電流)を出力する。
 本発明の素子を人工網膜として実際に使用する際には、図1に示すような赤色受光部1、緑色受光部2、青色受光部3から成る素子を一つのセルとし、複数のセルを平面(曲面も含む)上に多数配列させることもできる。なお、図1では、赤色受光部1、緑色受光部2、青色受光部3がセル基板の同一平面上に並べられているが、これらの各受光部の相対的な配置は特に制限されるものではなく、例えば各受光部が積層された構造としても構わない。すなわち、本発明において「受光部をセル基板上に設ける」とは、受光部をセル基板の平面上に配置するのみならず、セル基板を用いて受光部を積層する構成も含む概念である。
また、受光部の相対的な大きさや形状も同一である必要はなく、適宜に変更することが可能である。
 セル基板には種々の材料を用いることができ、その種類は限定されないが、とりわけ、導電性が低く、光透過性を備え、可撓性を有する材料(高分子量ポリマーなど)を好適に利用することができる。

Jinkomoumaku


チップを体内に入れるだけ?なのでそんなに怖いことでもないのかな。

多くの患者さんが救われるといいですね。

STAP細胞というか小保方さん、これからどうなる?。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪応接室、ちょっと不具合が出ています。少々お待ちください≫

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