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September 10, 2014

暗号性に優れたRFIDタグ

自動認識の技術なんで私がいた会社かな、と思ったら違いました。

電通大など、ID情報を秘匿したまま認証可能なパッシブ型RFIDタグの試作に成功


電気通信大学、日立製作所、サイバー創研は、ID情報を秘匿したまま認証できるUHF(Ultra High Frequency)帯のパッシブ型RFIDタグチップの試作に成功した。ID情報の追跡によるプライバシーの侵害リスクを低減するのが狙い。今回の開発は、情報通信研究機構(NICT)の委託研究「軽量暗号プロトコルの省リソースデバイスに対する実装効率向上の研究開発」により実施したもので、電気通信大学はRFIDタグ全体の設計、日立はRFIDタグに適した暗号技術の選定と実装、サイバー創研はRFIDタグの電力評価を担当した。

・日立製作所のニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2014/09/0904a.html

 RFIDタグの活用として、近年ではセンサーで収集された人や物の状態に関する情報(フィジカル情報)と、クラウドコンピューターに蓄積されるさまざまな情報を組み合わせる「サイバー・フィジカル・システム」が注目されている。RFIDタグを活用して、人の位置や物の状態を把握し、日常生活に必要な電力量を調整するなど、利用者が所有するIDカードと組み合わせて、効率的なサービスの提供などが可能になる。

 しかし、RFIDタグはカードリーダーなどで容易に情報を読み取ることができ、そのID情報を追跡されると個人のプライバシーを侵害されるリスクがある。このため、ID情報の付け替えを行う仮名化技術や秘匿化技術の研究開発が進められている。

 ID値の追跡を困難にする従来のID秘匿認証(OMHSO)プロトコルは、ハッシュチェーンを用いてRFIDタグが発信するID値を毎回異なる値にして追跡を防ぐ。安全性は高いがタグチップ内で複雑な処理を実行するため、小型化および消費電力を抑える実装方法の確立が課題だった。


RFIDタグは確かに情報の送受信には優れたアイテムですが、所詮は電波なので情報の漏えいが気になるとこです。今回の製品はその秘匿認証性を高めたということらしいっす。

しかし、どこまで行っても「金属」には変わりないんでどれだけタグとして伸びるかはわかりませんね。期待値の高い技術であることにはかわりありませんが。


展示会の日立のブースでこれの試作品見たような気がしないでもない。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな【押す】。ご意見ご要望は新掲示板にお書き込みください。家主が確認の上、公開いたします。

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