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July 19, 2015

巨星墜つ:南部陽一郎先生

南部先生が亡くなりました

訃報:南部陽一郎さん94歳=ノーベル物理学賞

 素粒子理論の世界的権威で、「自発的対称性の破れ」の発見で2008年にノーベル物理学賞を受賞した米シカゴ大名誉教授の南部陽一郎(なんぶ・よういちろう)さんが7月5日、急性心筋梗塞(こうそく)のため死去した。94歳だった。葬儀は近親者で営んだ。お別れの会などの開催は未定。

 1921年、東京生まれ。42年に東京帝国大(現東京大)理学部物理学科を卒業。52年、朝永振一郎氏(故人、65年ノーベル物理学賞)の推薦で米プリンストン高等研究所に留学した。58年にシカゴ大教授、70年に米国籍を取得した。91年からシカゴ大名誉教授。2011年に大阪大特別栄誉教授となった。

どの新聞記事も先生の業績説明が短いのだが。



(第29回)素粒子物理学の発展に大きく貢献、南部陽一郎の業績 桜井進
2008年11月04日

●素粒子物理学の伝統  素粒子物理学はこの宇宙に存在する物質になぜ質量があるのかを説明する理論である。物質に質量、つまり重さがあるのはなぜかと問うこと自体に違和感をもたれる方がいても不思議ではない。では物があって質量がないことがあるのか? そもそも質量とはなんなのか?物理学とはまさに宇宙の根源を追求する学問であり、素粒子物理学といわれる分野なのだ。物質の根源とは何か?をどこまでも考えるこの学問は古代より多くのアイディアが考えだされ、実験により実証され発展してきた。1920年代、量子力学の誕生により私たちの自然観は大きく変更されることになり、素粒子物理学が誕生していくことになった。日本では物理学者・仁科芳雄がその先頭に立って欧米の最先端が日本に輸入された。仁科の弟子が日本初のノーベル賞受賞者・湯川秀樹そして朝永振一郎だった。ここでもまた歴史は繰り返されたといえる。本連載第25回高木貞治でも述べたことであるが、欧米の最先端を取り入れその核心を見抜き、我が道を突っ走る日本人の後ろ姿を見ることができる。はたしてその結果は前人未踏、世界初の発見につながるのであった。  仁科に始まる近代物理学の伝統は湯川の中間子理論、朝永の量子電磁力学に受け継がれ、常に最先端を走り、その底流では学問の王道を着実に歩んで来たと言える。今回の南部陽一郎、益川敏英、小林誠のノーベル物理学賞受賞はまさにその延長線上にあったのだ。

やはりノーベル賞祭りだけで日本人は物理学がすきじゃないのかな。

『クォーク』なんぞ、日本人の必読書にしてほしいのじゃが。

クォーク 第2版 (ブルーバックス) 新書
1998/2/20
南部 陽一郎
講談社

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物理帝國主義者のアマサイなぞは南部先生はいつノーベル賞を取るのか、気が気じゃなかったものだ(生存中じゃないのと受賞できないからね)

南部先生、すばらしい業績をありがとうございました。
日本人としての誇りをありがとうございました。

ゆっくりとお休みください。


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