無料ブログはココログ

« September 2016 | Main | December 2016 »

October 07, 2016

2016ノーベル医学・生理学賞

今週はノーベル賞ウィークでしたね。
科学三部門を後追いしてみます。

ノーベル医学・生理学賞 大隅良典さん

「オートファジー」は、「自分を食べる」という意味で細胞に核のあるすべての生物に備わる生命の基本的な仕組みです。

細胞は栄養が足りない状態になると、生き残るためにみずからの中にあるたんぱく質などをアミノ酸に分解し、新しいたんぱく質の材料やエネルギー源として利用します。古くなったり、傷ついたりして要らなくなったたんぱく質も同じように分解し、再利用していて、こうしたオートファジーの仕組みは、細胞の働きを正常に保つ上で欠かせないものとなっています。

大隅さんは、昭和47年に東京大学の大学院を出たあとアメリカのロックフェラー大学に留学し、酵母を使って細胞内部の働きを詳細に調べる研究を始めました。そして、昭和63年、東京大学の自分の研究室で顕微鏡をのぞいていたとき、細胞の「液胞」と呼ばれる器官の中で小さなたんぱく質の粒が激しく動く様子を見つけました。

栄養の足りなくなった酵母が、細胞の成分のたんぱく質などを分解するために液胞に取り込む、オートファジーの様子を捉えた瞬間でした。

大隅さんは、その後、栄養不足の状態にしてもオートファジーが起きない酵母を人工的に作り、正常な酵母と比較して、オートファジーに必要な遺伝子を次々と特定しました。こうした遺伝子は動物や植物にも共通していることが徐々に明らかになり、オートファジーはヒトを含む、細胞に核のあるすべての生物が持つ生命の基本的な仕組みであることが分かってきました。

パーキンソン病などの神経の病気の一部ではオートファジーの遺伝子が、正常に機能していないことが分かっていて、予防法や治療法の開発につながるのではないかと期待されています。

こうしたことからオートファジーの研究を巡っては世界的に激しい競争が続いていて大手調査会社の「トムソン・ロイター」の集計によりますと関係する論文の数は去年1年間だけでおよそ5000本にのぼるということです。 こうした研究の発端となっているのが大隅さんの発見で、生命科学の分野に大きな影響を与えたことを示しています。

Autofazzy

アマサイの知らない分野ですので、公式発表に頼るしかありません。

NHKの発表だからたぶん大丈夫。。。

でも大隅先生は、別に役に立つから研究したのではないような。71歳というとまだ若いですね。現役で研究されているようです。

大隅先生の門下からまた世界級の研究が出るといいですね。

「最近の学生たちは口をそろえたように『役に立ちたい』と言うけれど、例えば、3年後に自分の研究していた物質が薬になるとか、そういうことだけが役に立つことではない。長い人類の歴史の中で、どんな意味があるのかということをもっと意識して、息の長い研究をしてほしい」
そういう研究が日本でできるかが心配です。

日本のバイオ系研究のレベルも大したものですね(^^)v。//科学ブログランキングに投票してください。【押す】。ご意見ご要望は新掲示板にお書き込みください。家主が確認の上、公開いたします。

« September 2016 | Main | December 2016 »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

更新情報

July 2017
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31