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November 27, 2018

16眼カメラ?

特許情報とは無縁の生活を送っているのでチェックしてませんでした。

16個ものレンズを持つ「16レンズカメラ」搭載スマホをLGが計画中、特許は既に取得

Appleの「iPhone XS」に搭載されているメインカメラは異なる2つのレンズを搭載した「デュアルカメラシステム」を採用しており、Huaweiの「P20 Pro」では1つのカメラに3つのレンズが搭載された「トリプルカメラ」が採用されています。レンズの数が増えればそれだけさまざまな撮影シーンに適したレンズを用いることが可能になり、より高品質な写真が撮影可能になりますが、韓国のLGはなんと「16レンズカメラ」の開発に取り組んでおり、既に特許を取得済みであることが明らかになっています。

2018年には次期iPhoneが3つのレンズを搭載したトリプルレンズカメラを採用するのではないかと報じられたり、Nokiaの5つの異なるカメラを搭載したスマートフォンと思われる写真がリークされたりと、スマートフォンに複数のカメラやレンズを搭載することは一種のトレンドとなっています。

海外メディアのLetsGoDigitalによると、LGは2018年11月20日にアメリカ特許商標庁から16レンズカメラに関する特許を取得しました。特許には「16個の各レンズはマトリックス配列内の特定の曲率で配置され、異なるレンズを用いて複数の視点から写真を撮影することが可能。また、例えばユーザーが特定のレンズのみを選択して写真を撮ることもできる」と記されています。
Lge002

異なるレンズで撮影された写真同士を組み合わせることで、例えば人の頭部だけ別のレンズで撮影した高品質なものに置き換えることもできます。顔認識機能も存在しており、選択した顔と同じものがスマートフォンのメモリ内に存在していないかを検索することが可能であり、そのまま別の写真の同一人物の顔部分だけを持ってくることもできます。
Lge001


カメラ16とは限定してないと思うのですが。
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United States Patent 10,135,963
Kim , et al. November 20, 2018

Applicant: LG ELECTRONICS INC.
Assignee:LG ELECTRONICS INC. (Seoul, KR)
Family ID:
1000003663989
Appl. No.:
15/021,411
Filed: April 15, 2014
PCT Filed: April 15, 2014
PCT No.: PCT/KR2014/003246
PCT Pub. No.: WO2015/056854
PCT Pub. Date: April 23, 2015

The invention claimed is:

1. A mobile terminal comprising: a touch screen; a camera provided with a plurality of lenses arranged along a plurality of lines such that each lens is located at a different positon; and a controller configured to: record a plurality of moving images using a plurality of images captured by the plurality of lenses; cause the touch screen to display a first image of a first moving image captured by a first lens among the plurality of lenses; extract partial images corresponding to a same subject with a part of the first image from other moving images taken from lenses other than the first lens among the plurality of lenses in response to a first touch input selecting the part of the first image; cause the touch screen to display thumbnail images respectively corresponding to the extracted partial images with the part of the first image; cause replacement of first part images corresponding to the same subject in the first moving image with second part images corresponding to the same subject in a second moving image captured by a second lens among the plurality of lenses in response to a second touch input selecting a thumbnail image related to the second moving image from among the displayed thumbnail images; and synthesize the first moving image and the second moving image captured at a same time by the first lens and second lens, respectively, after receiving the first touch input such that the first part images are replaced with the second part images; and generate a single moving image with the synthesized first and second moving images.

2. The mobile terminal according to claim 1, wherein the controller is further configured to: cause the touch screen to display the plurality of images captured via the plurality of lenses, the plurality of images comprising the first image; and cause the first lens corresponding to one of the plurality of images to capture an image when the one of the plurality of images is selected, wherein: the plurality of lenses comprise more than two lenses; and the first lens is different from the second lens.

3. The mobile terminal according to claim 2, wherein: the second lens is selected in a state that the image is being captured by the first lens; and the controller is further configured to capture an image received from the second lens subsequently to the capturing of the image by the first lens in response to the selection of the second lens.
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PCTだから日本で公開されてますかね。
もう日本は市場として見捨てられてる感がありますが。

以前の会社でカメラの実装もやっていたので、こういう特許を手掛けてみたかったですね。

やっぱり画像処理はおもしろいです。

いずれ特許関係の仕事もしますが、今はヒミツです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫


November 26, 2018

ロシア語の世界―黒田龍之介氏の講演―

黒田龍之介先生の講演会にいってきました。
JICロシアセミナー
もう一つの『ロシア語だけの青春』
https://www.jic-web.co.jp/study/stay/pdf/semi_TYO.pdf

黒田先生のことは最近知りました。もうおじいちゃんかと思っていました。
名前からして。
ばりばり現役の言語学者なんですね。

ソ連時代のロシアにアマサイは感心があります。
黒田先生はなんでロシアに興味をもったのだろう。それはご著書に書いてあると思うのですが。『ロシア語だけの青春』は、これはおもしろいと思ったのですが、書籍代は節約しているので買うことはできません。文庫になったら買いますw。

黒田先生が、ロシア語を始めたのはソ連がアフガンに侵攻した年、同級生は極めてすくなかったのです。

留学せず、語学を学ぶ方法、これは簡単で難しく、難しくて簡単。
ひたすら教科書を暗唱して先生に発音を直してもらうこと、これしかないんですね。
外国人とお茶を飲みながらマスターはできません(そういう場も必要なのですが)。

若い男性でロシア語ができる人は少なく黒田青年は大活躍。国家間レベルの通訳もしたそうです。通訳の資質は体力。お客さんの荷物を両手にもって新幹線のホームを端から端まで走ること。これは案外本質的なことなのかも。

ロシア語を勉強している人、ロシア留学を考えている人のためのセミナーでしたが、他の語学を学んでいる者にも役に立ちました。

・フランスなんかに行くと、「日本人はいつも英語なのね」と言われる。
「ボンジュール、今日はお仕事」「いえ、観光です、南フランスを回ろうと思って」「素晴らしいわ」「どうもありがとう」くらいフランス語で言えってことですな。

・発音練習をする場がなくて困っている⇒そうだ、語学はある程度大きい声でいわないと練習にならない、なんとかいい場所を見つけてください。音楽レンタルボックスがあればいいけど。カラオケボックスでロシア語朗読していると変な人に思われるから気を付けてくださいw。

・留学は慎重に。慌てていかなくてもよい。初めは旅行で言ったらどうか。ある程度日本で訓練していく。それでも留学疲れがする人がいる。留学してロシア語、あるいは外国語が嫌いになってしまっては元も子もない。

なるほど、私の英語勉強法、ドイツ語を始める理由も重なります。

黒田節、初めて聞きました。痛快です。

私もああいうふうにお話ができるといいなあ。そして英語以外にも何か国語が使えるいいな。

ロシアは行ってみたいけど寒がりの私にはちょっと。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫

November 17, 2018

訃報 ミスター半導体 西澤潤一

西澤潤一先生がお亡くなりになりました。
哀悼の意を表します。
巨星墜つという感があります。
西澤先生の人となりは東北大学のサイトに詳しいです。

・東北ひと語録:西澤潤一
https://www.bureau.tohoku.ac.jp/alumni/hitogoroku/vol_022/index.html
西澤先生は「ミスター半導体」と呼ばれており、大学院3年目の弱冠24歳で、「PINダイオード」を発明しました。発光ダイオード開発の先駆けでもあります。また光通信の研究にも一役かいました。


アマサイが西澤先生を知っているのは、西澤先生のエッセイを読んでいたからです。

・独創は闘いにあり (新潮文庫)
https://www.amazon.co.jp/dp/4101124213/

・私のロマンと科学(中公新書)
https://www.amazon.co.jp//dp/4121009665/

・独創技術の発想法(講談社文庫)
https://www.amazon.co.jp/dp/4061840878/

・「十年先を読む」発想法(講談社文庫)
https://www.amazon.co.jp/dp/4061836803/

先生が亡くなってからか、中古文庫本なのにすごい値段がついてますね。
西澤先生は常に闘ってきた、何とか、主に権威ですね。
出る杭釘は打たれる、という見本のような方です。
でも、なぜ日本では独創が否定されるんでしょうか。横並びでは新しいものはなにも生まれないのに。

東洋経済の脇英世先生が西澤先生の功績を記しています。
「闘う独創研究者」西澤潤一博士が逃した大魚
「ミスター半導体」の功績を振り返る
https://toyokeizai.net/articles/print/245941

光ファイバーの特許出願と特許庁との係争 西澤博士は1962年に東北大学電気通信研究所教授となった。

1964年、光通信用の集束性光ファイバーの特許を出願した。ガラスのファイバーの屈折率を中心で大きくし、周辺に行くにしたがって、徐々に落とすことで、光をガラスのファイバー内部に集束させ閉じ込め、外部への漏洩を防ぎ、通信効率を上げる技術である。

ここで問題になったのが、西澤氏が特許申請専門の弁理士を使わず、全て自分で書類を書き上げたことである。書類不備、書式不備として、何度も却下され返戻の扱いを受けた。やっと特許出願公告が出ると、異議申し立てが出た。拒絶査定ということで、裁判に持ち込み、地裁、高裁で争われることになった。

特許庁との係争は続き、1984年には期限切れとなった。弁理士を使えば、そこまでもつれることはなかったようにも思われるが、あくまで自分の特許の書類は全て自分で書くという、いかにも西澤博士らしいこだわりと思い入れが感じられる。

そののち2009年のノーベル物理学賞は、光ファイバー関連の研究に対して与えられた。具体的にはチャールズ・カオ(高?)のグラス・ファイバーの研究、ウィラード・ボイル、ジョージ・スミスのCCDの発明に対して与えられた。

チャールズ・カオはITT傘下のスタンダード・テレコミュニケーション・ラボラトリーズ(STL)の研究者であった1966年に米国電気電子技術者協会(当時はIEE後にIEEE)のプロシーディング誌に「光周波数における誘電体ファイバー表面導波路」という論文を書いている。これがチャールズ・カオのノーベル賞の主たる授賞理由となった。

この論文の引用文献の先頭にはR.E.コリンの『Field Theory of Guided Waves』という本が載っている。ああ、そこにルーツがあったのだと思った。私も若い大学院生のころ、友人達と読破したことを懐かしく思い出した。

西澤博士は2009年当時、ノーベル賞候補と期待されていたが、惜しくも逸した。特許係争などで海外論文誌への投稿が遅れたこともネックになったのだろう。特許出願自体はチャールズ・カオより2年早かったのだから海外論文誌へ投稿しなかったことが惜しまれる。

2014年の青色発光ダイオードがノーベル物理学賞に輝いた時にも、「高輝度の赤色LED、黄色LED、緑色LEDは東北大学発だったのに」と残念がる声があった。

最近、過去の事柄を検索すると
「最近の若い方にはなじみが薄いかもしれないが、」
と書かれている場合が多く、ああ、アマサイも中高年なんだなあ、と哀しい思いをいたします。

一部で「掛け算の順序」というのが話題になっています。
西澤先生は小学生のとき、
みかん3つとりんご4つを合わせるといくつ?
という問題の意味がわからなかったそうです。
みかんとりんごは違うものだから足すことはできないという考えです。

今の小学校だったら西澤少年は不登校になっていそうですね。

半導体ブーム、また来ないかしら。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫

November 16, 2018

アレシボ・メッセージ

Googleが不思議なロゴになっているので、調べてみました。

Arecibo

アレシボ・メッセージ(The Arecibo message )とは、1974年にアレシボ電波望遠鏡の改装記念式典において宇宙に送信された電波によるメッセージである。このメッセージは地球から約25,000光年の距離にあるヘルクレス座の球状星団 M13 に向けて送信された。太陽系外の天体をターゲットとしたものとしては電波によるMETI(Messaging to Extra-Terrestrial Intelligence)=Active SETI(能動的な地球外知的生命体探査)の最初の例である。

これ、カール・セーガンがやってたやつじゃない?
と思ったらそうでした。

・異星人と全力で話そうとしている研究者の本気度がヤバすぎる|2018年には実現? 言語は、伝達方法は? 
https://courrier.jp/translation/98825/

今は地球外生命とコンタクト、とかいうと「ヤバい」とか言われちゃうんだね。
昔はおおらかだったのかなあ。

私は地球外生命には興味がなかったけど、宇宙の起源とかビッグバンについて知りたいと思っていた。大学院も宇宙科学を専門にしようと思っていた。でも転職の際にメリットにならないので(私もすっかりスレてしまった)、情報学に鞍替えしました。

カール・セーガンというのは、70~90年代に活躍した宇宙科学者です。テレビ教養番組「コスモス」で一躍有名になりました。これを知っている人は私のような中高年ですね。もう40年前の番組ですから内容的には古いのですが、当時のアニメーションやグラフィックで宇宙論を映像化した画期的な番組でした。この番組から多くの知見を得ました。同名の書籍も出ていました。カール・セーガンの翻訳本が出るとすぐに買っていましたね。セーガンを知らないのは私が「素人」であったので、彼の翻訳本はすでにいくつか出ていて、「コスモス」以前から有名な科学者であったようです。

・カール・セーガン特集
http://www.planetary.jp/legend/carl-sagan/cosmos_takagishi.htm

なんか、最近自分の過去を話すとすっごい昔話になってしまうのでいやになってしまいます。

このころ日本では小尾信彌先生が大活躍でした。

放送大学で宇宙科学の授業をいくつかもっていらっしゃいました。

むむ、ここでもやはり私と放送大学の繋がりががっ、

放送大学に入るのは私の運命だったのか!

他の科目に押され、宇宙科学の科目が少なくなったのが残念です。
今放送大学では心理学が大人気だそうです。

まあ、私もそのうち。

ブログを書こうという余裕が出てきました。できれば続けたい。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫

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