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May 19, 2020

QRコード特許

前回のサイエンスZEROはQRコード開発秘話でした。
アマサイがスキャン開発会社に10年いたことは話したかな。
その当時はバーコードスキャナがメインだったんだけれど、アマサイが入社したころからQRコードも読み取れるようなスキャナカメラを開発し始めていた。
まだQRコードも出始めでそんなに普及している感じではなかった。
でもこういうのがメインになるんやなあと漠然と思っていた。

マニア以外見ることはないだろうけど、これがQRコード初めての特許。

【公報種別】特許公報(B2)
【特許番号】第2938338号
【登録日】平成11年(1999)6月11日
【発行日】平成11年(1999)8月23日
【発明の名称】二次元コード
【国際特許分類第6版】
G06K 1/12
19/00
【FI】
G06K 1/12 E
19/00 X
【出願日】平成6年(1994)3月14日
【特許権者】株式会社デンソー
【特許権者】株式会社豊田中央研究所
【発明者】原 昌宏
【発明者】渡部 元秋
【発明者】野尻 忠雄
【発明者】長屋 隆之
【発明者】内山 祐司
【特許請求の範囲】
【請求項1】 二進コードで表されるデータをセル化して、二次元のマトリックス上にパターンとして配置した二次元コードにおいて、
前記マトリックス内の、少なくとも2個所の所定位置に、各々中心をあらゆる角度で横切る走査線において同じ周波数成分比が得られるパターンの位置決め用シンボルを配置したことを特徴とする二次元コード。
【請求項2】 前記所定位置がマトリックスの頂点である請求項1記載の二次元コード。
【請求項3】 前記位置決め用シンボルが、同心状に相似形の図形が重なり合う形であることを特徴とする請求項1または2記載の二次元コード。
【請求項4】 前記マトリックスの内部に、セル化された前記データの位置を特定するための、前記位置決め用シンボルと予め定められた位置関係にある交互に明暗のセルが、直線状に配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の二次元コード。
【請求項5】 前記マトリックス内にデータ領域として設定されたパターンとデータ領域以外に設定された部分のパターンとを有し、前記位置決め用シンボルの前記パターンは前記データ領域以外に設定された部分のパターン内に属しており、前記データ領域として設定されたパターンに対して所定の変換処理をすることにより、前記データ領域として設定されたパターンを前記データ領域以外に設定された部分のパターンとは異なる特徴のパターンとしたことを特徴とする請求項1または2記載の二次元コード。
-------------------
昔はこんな感じで特許が取れたんだね。
幾何学模様で暗号を作るなんて日本人が得意そうだもんな。
憧れの?原昌宏さんの話をテレビを通して聞けてとても充実した30分でした。

そして、QRコードは今も進化し続けている。
QRコードの後もいろんな二次元コードが生まれたんだけど、結局QRコードしか残っていないようだ。
シンプルで美しいのが、長続きしている秘訣だと思う。
もちろん、標準化にしたのも強い原因には違いないけれど。
またスキャナの開発に携わりたいな。


Qrcode004

研究者であり、知財人であるアマサイ。毎日充実しています。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫ http://blog.with2.net/ping.php/42675/1107150128


 

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