無料ブログはココログ

« トランプ大統領に物理学賞? | Main | アスタリスク社特許 »

June 22, 2020

パラダイムシフト?

アメリカ贔屓とは話が合わない。
とある識者によると「アメリカは負の遺産を直視し、反省する姿勢がある」という。
具体的にはこうだ。


「そしてこの翌年(1887年)ドーズ法が制定され、先住民はその独自の部族社会と文化を否定され、白人社会への同化を促進されることになりました。
 このような政策に対して同化教育を推進してきた官庁に、インディアン管理局(BIA)というのがあります。2000年に、ここの副長官だったケビン=バーガーは、強制移住などにともなって、「先住民の文化や生命などを破壊してきた」ことについて謝罪したのでした。(中略)
 その根底にあるのは自分の国で起こった。あるいは起こした”負の歴史”をきちんと考えようとする姿勢です。
 僕は、アメリカの、そしてアメリカ国民のこういう姿勢を尊敬しています。」

青木裕司『世界史B講義の実況中継(3)』(2015)224頁

 

ほんとにそうなん?人種差別についてはアメリカはまったく懲りない。
1964年に公民権法(*1)ができたのに、アメリカ先住民に対しては120年も経たないと謝罪できない。

 第二次世界大戦中の日系人の強制収容の適法性について、日系アメリカ人であるフレッド・コレマツが日系アメリカ人の強制収容は違憲と主張したが、1944年に合衆国裁判所は、違憲ではないとの判断が下った。この判決自体は現在でも覆ってはいない(*2)。

 そして、今も黒人に対する差別、暴力は続いているし、新コロナウイルス発生の際にはアジア人に対する差別はひどいものだった。

 どこの国でもそうなのだが、世代が完全に切り替わってから(パラダイムシフトだな)、「もう誰も文句は言わないよね」と確かめてから謝罪したり、違法性があったことを認める。先住民の件も、黒人の件も、日系人の件も根っこはみなおんなじなんだから、1回学習したら、50年くらいは覚えておけよ。


 

いずれもWikiより、

 

*1 アメリカ合衆国における1964年公民権法(1964ねんこうみんけんほう)は、同国内において人種差別を禁ずる法律。1950年代以降にアメリカ国内で活発化した、公民権運動を背景として1964年に合衆国連邦議会で成立した。同法は11条からなり、職場、公共施設、連邦から助成金を得る機関、選挙人登録における差別を禁じ、分離教育を禁じている。

 


*2 2011年にはアメリカ合衆国司法省が公式的に過ちだったことを認めた。
合衆国政府としては、1988年にロナルド・レーガン大統領が「市民の自由法(日系アメリカ人補償法)」に署名した際に、強制収容を受けた日系人に対して謝罪を表明している。

 

結局、合衆国って誰の憧れにもなっていないよ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫ http://blog.with2.net/ping.php/42675/1107150128

« トランプ大統領に物理学賞? | Main | アスタリスク社特許 »

ものの考え方」カテゴリの記事

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

更新情報

September 2020
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30