丁稚奉公しろってことですかい?
文部科学省は2008年度から産業界と連携し、理系の博士課程の学生やポストドクター(博士研究員)を企業へ長期間派遣する「博士版インターンシップ」を始める。コミュニケーション能力や商品開発など事業につながる知識を獲得してもらい、即戦力の研究者を育成する。初年度は約500人派遣する計画。博士の高い専門知識を競争力向上に結びつける狙いだ。
政府は科学技術立国の要として理系博士号取得者数を増やすとしており、毎年約6000人の理系博士が誕生している。しかし就職難の状態。日本経団連の調査では企業の技術系採用者に占める博士は2.9%。専門知識を評価する一方、コミュニケーション能力や協調性の欠如などを敬遠理由に挙げている。
なんか身も蓋もない、と思うのは私だけでしょうか。
博士号は研究者として即戦力になる称号ではないのでしょうか。
もちろん、当該分野に限られます。
また、営業もします、開発管理もします、って博士さん、基本的に変です。
基本的に、と言ったのは、企業さんは(研究分野では)博士さんあんまり欲しくないようです、それでも、食べていくために、企業就職しなくてはいけないという人は、新卒ではなくて中途採用枠に行くしかないと思うので、結局当該専門分野以外のお仕事もせねばならんでしょう。
博士さんの就職は自己責任だと思いますが、
(何度も書いてますが、誰かに脅されて博士号取ったわけではないでしょう、ということです)
文科省は理系博士さんを増やしてどうするつもりだったんでしょうね。
大学、公的研究機関をカウントすれば、新博士さんのうち何人が就職できる、計算できるはずですが、それ以外の人はどこへ行け、というつもりだったんでしょうか(よく知りませんが、「それ以外の人」の方が多いわけだよね)。
そいつがイマイチはっきりしません。
と言っても、博士課程増員を迫られた大学、研究室の教員が、被害者、ということはまったくありません。文科省に文句があるなら、どうぞ、是非、喧嘩してきてください。
まあ、無理でしょうね、多くの大学人は、大学以外の社会には生きて行かれない人たちでしょうから。役人と議論なんてできないでしょうね。
『専門知識を評価する一方、コミュニケーション能力や協調性の欠如などを敬遠理由に挙げている』
これってつまり、教授とか准教授とか、のことも指しているわけですから。
諸君は我々の税金で称号・役職を得たことを忘れないでいただきたい。今日も人気blogランキングにぷちっとな。【押す】
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