45年前の本日22日(日本時間は23日)、偉大なる政治家が狂人が発射した弾丸によって撃たれました。
アメリカ合衆国第35代大統領
ジョン・フィツジェラルド・ケネディです。
いろいろな説はありますが、未だ彼の死は謎のままです。
そして、今年、バラク・オバマという黒人男性が同国44代大統領となりました。
彼はケネディの再来とも言われています。
カリスマ性であるとか、弁舌さわやかなことがその共通点としてあげられていますが、もっとも二人をつなげているのは、アメリカにおいて両者ともマイノリティの出身であったことです。
アメリカは欧州人が信教の自由を求めてやってきた場所です。ですから同じキリスト教であってもプロテスタントが是とされています。ケネディが大統領選に名乗りを上げたとき、誰もが彼が大統領になるのは不可能だと考えていました。彼がアイルランド人を先祖とするカトリック教徒だったからです。そのときは、黒人が大統領になることをよりも、カトリックが大統領になることの方が難しいとまでいわれていました。この最大の難関をケネディが崩したのですから、黒人大統領の出現は歴史的必然であったのです。45年は長いか短いかは問題ではありません。オバマ氏が奴隷の子孫ではなく、単なるアフリカンニグロの血を有しているだけだ、ということも問題ではありません。
崩されられるべき、障壁が1つなくなったことの方が重要です。
また、真にすべてのアメリカ国民が自由と平等であることは、ケネディ政権時代の大きな課題でした。黒人が大統領になったくらいですべて変わるわけではありませんが、ケネディと共に人権運動を行ったキング牧師の子孫たちが、牧師の理想に確実に近づいたのは紛れもなく事実です。
すなわち、
私には夢がある。いつの日か私の幼い四人の子どもたちが、彼らの肌の色によって評価されるのではなく 彼らの人格の深さによって 評価される国に住めるようになることであろう。
(1963.8.28.『ワシントン大行進』の際のスピーチ)
という彼の理想です。オバマ氏は、肌の色ではなく彼の人格の深さによって、アメリカ最高の地位を射止めたのです。この事実は非常に大きなものです。
ケネディの理想は、この2008年に新しい若い世代に受け継がれたのです。
世界の長い歴史の中で、自由が最大の危機にさらされている時に、自由を守る役割を与えられてきた世代はごく少ない。私はこの責任からしりごみするものではない、私はそれを歓迎する。われわれの誰かが自分の立場を、他の人もしくは他の世代と交換するだろうなどということを私は信じない。こうした努力にわれわれが捧げるエネルギー、信念、献身こそがわれわれの国家を、そして国家につかえるわれわれを照らしだすのである。そしてその明かりから発せられる輝きこそが、本当に世界を照らしだすのである。
ケネディ大統領就任演説
http://hw001.gate01.com/katokt/Kennedy001.htm
この2008年という年は忘れられることはないでしょう。そして、その年の11月22日には何かを感じる人は非常に多いと考えます。

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