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February 03, 2019

たまには特許の話をしよう その3

【たまには特許の話をしよう その3】

アマサイは高度成長期の日本に生まれ、電子立国日本と言われた時代に育った。
年に1回開かれるCEATEC JAPAN(シーテックジャパン、Combined Exhibition of Advanced Technologies)はその昔エレクトロニクスショーと呼ばれていた。産業はだいたい「エレクトロニクス」という言葉に落とし込むことができた。いろいろな関連展示会を合わせて今のCEATECとなった。

中学生になるとアマチュア無線の免許を取った。まだ1年生だったので√という概念がわからず無線工学がわけわかめになってしまい、国家試験には落ちてしまった。たぶん、法規とか無線機のブロック図はほとんど暗記できたと思う。どうしても初級数学がイミフだった。親にねだって有料の講習会に行かせてもらった。貧乏なうちだったのに費用を出してくれた母には今でも感謝している。

将来は、電子工学科にいくしかないっしょ、と思っていた。中学生のときは英語か歴史の先生になりたかったのだが、文学部なんて行って、就職はどうするのだ、と15歳なりに考えた。英語は自分で勉強すればいいし、歴史は本を読めば身に着くはずだ。ここは潰しの効く工学部、その中でも電子工学にいけばいいじゃん、と結論に至った。

工業高専に行きたかったのだが、学力が伴わず、断念。行けなくてよかったと後年思った。理系の学問ばかり、5年もやっていたら死んでしまう。国語や社会も存分にやりたかった。私立の女子高を経てなんとか私大の電子工学科に進学できた。

面接試験でなぜ電子工学科なのか、と問われて、
「今の世の中はエレクトロニクス時代です。電子工学を勉強して、その分野で技能を活かしてみたいのです」
と胸を張って答えた。

特許とエレクトロニクスの関係は重要である。
この間に日米半導体戦争とか、コダック特許訴訟、サブマリン特許問題とか、あったのはまだ知らぬ世界であった。

続く)

これは本題パート1だよ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫

January 29, 2019

たまには特許の話をしよう その2

【たまには特許の話をしよう その2】

その1をFBとブログに公開したが、SNSが炎上することも、家にカミソリを送られてくることも今のところない(過去に著作権の真実?をTwitterで語ったら大勢の素人にバカ呼ばわりされる事態が起きた)。アマサイのような小物を相手にするほどのお手すきの方はいらっしゃらないのだろう。

ずいぶんと特許事務所のことをこき下ろしたが、別にこれはアマサイ独自の意見ではない。特許業界に巣くう弁理士という輩がしょうもないのだから仕方がないのである。若い人はそうでもないけれど、老害が酷い業界なのだ。

十数年ほど前に大手特許事務所の所長が何かの講演会で、
「最近の人はマナーがなっていない。一般企業でビジネス経験を積んでから特許事務所に入ってきていただきたい」と抜かした。
はぁ?お前のところに来るのはマナー違反の非常識な人間ばかりなのか。
なぜ、特許事務所ごときに入るために安定した企業勤めを捨てていかねばいかんのか。お前のとこではビジネスマナーも教えてやれんのか。そんなことで海外代理人とコミュニケーションはとれるのか。
という疑問がふつふつ湧いた。

結局、事務所というには非常識な社会に適合できない人間の寄せ集めということを自ら認めているわけだな。

また前弁理士会会長は
「近年、特許出願が減っております。特許出願数は日本の国力を示すものです。是非企業のみなさんには特許出願を増やしていただきたい」
というようなことを言っておった。
はぁ?それって特許事務所をお助けくださいって意味の他に何がある。 得するのは事務所だけだろうが。
特許を出すには出すだけの理由があり、出さない、あるいは件数を減らすには理由がある。それも考えないで、大企業は件数減らしてるから中小企業が出願するように仕向けようとか、特許が無理なら、商標でも守れる権利があるとか、ぼぉーと生きている弁理士が何と多いことか。

とここまで言っても特許業界の人間は
「それのどこがおかしいのか、普通のことではないか」
と思う人も多いであろう。
あなた、業界に毒された老害だから気を付けた方がいいぞ。

そんな酷い業界になぜアマサイは入ったのか?
そうじゃった、そうじゃった、それが、この文章を書き始める動機であった。

次こそ本題に入るぞ。(続く)

やっぱりアマサイは知財の仕事が好きなんだなと思う。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫

January 28, 2019

たまには特許の話をしよう。その1

【たまには特許の話をしよう その1】

去年あたりにフォロワーさんに
「アマサイさんって新卒のころから知財業界にいたの?」
と聞かれた。不意を突かれた感じで、
えっ、どうだっけ、若いころからいたけど、新卒じゃなかったな?
あれ、私いつから知財業界にいるのか?と考え込んでしまった。備忘録的にちょっと書いてみようと思う、

ところで、今の団塊ジュニア世代が、特許や知財について”きらきら輝くもののように”語るのにはびっくりしてしまう。

20世紀(80年代くらいかな)に弁理士資格を取っている人はよほどの変人である。てか、特許事務所に勤めるってアタマおかしいんじゃないのか(S先生ごめんなさい)?

企業の特許部に行く人なんてそもそもダメである。特許部なんて技術者として薹が立って社内のどこにも行くとこがなくなった人の流し場である。そこでもうまくやっていけなくてとどのつまりで行くのが特許事務所である。反面、若くして弁理士試験に受かって事務所を創設する人は、自分の適応性のなさに早くから気づき、自分の技能を活かせる場を見つけた点で、なかなかエライ人である。そういう数パーセントのエライ人とダメダメな人が集うのが特許業界なのであーる。

この認識は間違っていると誰にも言わせはしないぞ(/・ω・)/

で、なんで若い世代は”きらきら”していると思っちゃうのか。

それは時代のなせる業であろう。

小泉内閣の元、知財立国を掲げ、知財に関してかなりの金を使った。
弁理士試験も難易度が低くなった。
出願するということが、権利を取るということがことのほか価値のあるように考えられるようになった。
私なんかにしてみれば、法科大学院ならぬ、知財大学院ってなんじゃ、そりゃである。
時代は知財、特許を高く高く持ちあげていたのである。

あともう一つの時代趨勢は、「職務発明裁判」である。

中村修二氏は、技術系の人なら誰でも知っていたが、
まさか、学生、一般市民にも知られるようになるとは思いもよらなかった。

うちの母親でさえ、
「お姉ちゃん(私のこと)も裁判起こすと1億円くらいもらえるの?」
という始末である。どこから訂正していいかもわからない。

たくさん、文字を打ったので、今日はここまで。

久しぶりに思いのたけを述べました。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫

November 27, 2018

16眼カメラ?

特許情報とは無縁の生活を送っているのでチェックしてませんでした。

16個ものレンズを持つ「16レンズカメラ」搭載スマホをLGが計画中、特許は既に取得

Appleの「iPhone XS」に搭載されているメインカメラは異なる2つのレンズを搭載した「デュアルカメラシステム」を採用しており、Huaweiの「P20 Pro」では1つのカメラに3つのレンズが搭載された「トリプルカメラ」が採用されています。レンズの数が増えればそれだけさまざまな撮影シーンに適したレンズを用いることが可能になり、より高品質な写真が撮影可能になりますが、韓国のLGはなんと「16レンズカメラ」の開発に取り組んでおり、既に特許を取得済みであることが明らかになっています。

2018年には次期iPhoneが3つのレンズを搭載したトリプルレンズカメラを採用するのではないかと報じられたり、Nokiaの5つの異なるカメラを搭載したスマートフォンと思われる写真がリークされたりと、スマートフォンに複数のカメラやレンズを搭載することは一種のトレンドとなっています。

海外メディアのLetsGoDigitalによると、LGは2018年11月20日にアメリカ特許商標庁から16レンズカメラに関する特許を取得しました。特許には「16個の各レンズはマトリックス配列内の特定の曲率で配置され、異なるレンズを用いて複数の視点から写真を撮影することが可能。また、例えばユーザーが特定のレンズのみを選択して写真を撮ることもできる」と記されています。
Lge002

異なるレンズで撮影された写真同士を組み合わせることで、例えば人の頭部だけ別のレンズで撮影した高品質なものに置き換えることもできます。顔認識機能も存在しており、選択した顔と同じものがスマートフォンのメモリ内に存在していないかを検索することが可能であり、そのまま別の写真の同一人物の顔部分だけを持ってくることもできます。
Lge001


カメラ16とは限定してないと思うのですが。
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United States Patent 10,135,963
Kim , et al. November 20, 2018

Applicant: LG ELECTRONICS INC.
Assignee:LG ELECTRONICS INC. (Seoul, KR)
Family ID:
1000003663989
Appl. No.:
15/021,411
Filed: April 15, 2014
PCT Filed: April 15, 2014
PCT No.: PCT/KR2014/003246
PCT Pub. No.: WO2015/056854
PCT Pub. Date: April 23, 2015

The invention claimed is:

1. A mobile terminal comprising: a touch screen; a camera provided with a plurality of lenses arranged along a plurality of lines such that each lens is located at a different positon; and a controller configured to: record a plurality of moving images using a plurality of images captured by the plurality of lenses; cause the touch screen to display a first image of a first moving image captured by a first lens among the plurality of lenses; extract partial images corresponding to a same subject with a part of the first image from other moving images taken from lenses other than the first lens among the plurality of lenses in response to a first touch input selecting the part of the first image; cause the touch screen to display thumbnail images respectively corresponding to the extracted partial images with the part of the first image; cause replacement of first part images corresponding to the same subject in the first moving image with second part images corresponding to the same subject in a second moving image captured by a second lens among the plurality of lenses in response to a second touch input selecting a thumbnail image related to the second moving image from among the displayed thumbnail images; and synthesize the first moving image and the second moving image captured at a same time by the first lens and second lens, respectively, after receiving the first touch input such that the first part images are replaced with the second part images; and generate a single moving image with the synthesized first and second moving images.

2. The mobile terminal according to claim 1, wherein the controller is further configured to: cause the touch screen to display the plurality of images captured via the plurality of lenses, the plurality of images comprising the first image; and cause the first lens corresponding to one of the plurality of images to capture an image when the one of the plurality of images is selected, wherein: the plurality of lenses comprise more than two lenses; and the first lens is different from the second lens.

3. The mobile terminal according to claim 2, wherein: the second lens is selected in a state that the image is being captured by the first lens; and the controller is further configured to capture an image received from the second lens subsequently to the capturing of the image by the first lens in response to the selection of the second lens.
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PCTだから日本で公開されてますかね。
もう日本は市場として見捨てられてる感がありますが。

以前の会社でカメラの実装もやっていたので、こういう特許を手掛けてみたかったですね。

やっぱり画像処理はおもしろいです。

いずれ特許関係の仕事もしますが、今はヒミツです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫


October 05, 2018

2018年ノーベル物理学賞:光ピンセット

今年のノーベル物理学賞は「光ピンセット」だそうです。
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00490653

スウェーデン王立科学アカデミーは2日、2018年のノーベル物理学賞を、レーザー光で細胞などを捉えて動かす「光ピンセット」を開発した元米ベル研究所のアーサー・アシュキン博士(96)ら米仏カナダの3氏に授与すると発表した。

 アシュキン氏は、2007年に経済学賞を受賞したレオニド・ハービッツ氏の90歳を上回り、史上最高齢の受賞となる。授賞理由は「レーザー物理学の分野における画期的な発明」。

 他の2氏は、レーザー光を圧縮、増幅してごく短いパルスにし、瞬間的に高い出力にする「チャープパルス増幅法(CPA)」を開発した仏理工科学校のジェラール・ムル名誉教授(74)とカナダ・ウォータールー大のドナ・ストリックランド博士(59)。同博士は、マリー・キュリー氏らに続いて3人目の物理学賞の女性受賞者となる。

 アシュキン氏は1980年代、レーザー光をレンズで集めて照射し、光の圧力で細胞や粒子などを動かす光ピンセットを開発。ウイルスや細胞などを生きたまま調べることを可能にした。

 ムル氏らは80年代にCPAを開発。生成されるパルスレーザーは照射部位以外へのダメージが少なく、極めて正確に切断できるため、目の手術などにも応用されている。

アシュキン氏の発明した特許は日本のDBで見つけました。
●特開昭46-1897
【発明の名称】誘導放射装置
【発明者】アーサー・アシュキン
【出願人】ウエスタン・エレクトリック・カンパニー
【出願日】1970年1月26日(米国出願)
【請求の範囲】
液体活性媒体を含む案内溝体と、媒体中に放射線の誘導放出を作るため該溝体の中に単色放射エネルギを放射するためにの手段とからなる誘導放射の装置にして、案内溝体が該媒質と接触し且つ実質的に該単色放射エネルギの波超から実質的に該波長の100倍の範囲内の溝方向の大きさを持つ細い繊維状の誘電体部材からなる誘電放射装置。

Light_pin_pat

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昔はこの程度のクレームで出願できたんですね。
さすがに出願後補正していますが。

チャープパルス増幅法(CPA)は別途検索しました。
もっと古いのがあるかもしれませんが、日本特許庁DBはではこれでした。

●特開平9-105964
【発明の名称】高出力チャープパルス増幅装置およびコンプレッサー
【出願日】1995年5月19日
【出願人】イムラ アメリカ インコーポレイテッド
【発明者】ドナルド・ジェイ・ハーター
アルマンテス・ガルバナスカス
マーチン・イー・ファーマン
【要約】
【課題】 小型低廉な100mW~10Wの高出力チャープパルス増幅装置と、同装置に好適なコンプレッサーとを提供すること。
【解決手段】 伸長されたパルス光である伸長パルスを発生させる発生源10と、該伸長パルスを増幅する出力増幅段20と、該伸長パルスを出力増幅段20から受け取り圧縮するコンプレッサー40とを備えており、出力増幅段20には二重クラッドファイバーおよびポンプを有し、超短パルスを発生する高出力チャープパルス増幅装置。コンプレッサー40には、レーザーパルス信号を非線形効果の閾値未満の持続時間に圧縮するファイバー格子とパルス信号をさらに圧縮するためにファイバー格子で圧縮された前記パルス信号を受け入れる回折格子とを備えていることが好ましい。クラッドポンプファイバーのチャープパルス増幅作用で、小型低廉でありながら高出力のチャープパルス増幅ができる。

Cpa_pat

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なんかこれは電気装置に見えますね。

アシュキン先生、長生きしていていいことがありましたね。

本庶先生の生物系の人たちが解説してるのでそちらをごらんください。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫

May 16, 2017

日本の知財裁判はいかに?

日本の特許訴訟 「勝訴率」実は低くない? 和解含めると4割に
2017/5/15付日本経済新聞 朝刊

 最高裁がまとめた新たな統計は、東日本の特許訴訟の一審を専属で管轄する東京地裁と西日本で専属管轄する大阪地裁での、2014年と15年の2年間の結果。対象の訴訟件数は計202件で、判決に至ったのが125件。77件については和解で決着していた。  まず判決をみると、原告側(特許権者側)の勝訴判決は28件で全体の約14%だった。知的財産研究所が15年にまとめた調査研究によると、特許訴訟の特許権者側の勝訴率は米国が5~7割前後、ドイツでは6割前後。これらと比べると、日本での勝訴率は確かに低いように見える。  ただ、日本では和解で決着したうち大半の61件が、被告側への差し止めや、金銭の支払いを認めさせるなど特許権者側が実質的に「勝訴」した内容だった。勝訴判決と合計すると89件で、全体の44%が特許権者の訴えを認める形で決着していたことになる。  日本では、裁判が終盤に差しかかってから和解に転じる例が多いとされる。日本の特許訴訟を巡っては近年、一部の識者や弁護士事務所から「特許権者の勝訴率が諸外国に比べ著しく低い」との批判も出ていた。これに対し裁判関係者は「特許権者側が勝ちそうな裁判の多くが和解で決着し、実質的な“勝訴率”は低くない」と、判決結果だけを単純比較すべきではないと反論してきた。

Nihonnotizaisaibann

低いも何も母数が少なすぎるでしょう。
2代前の所長・飯村敏明氏は公の場面に出る度に
「みなさん、裁判起こしてちょーだい!」
と言っていたよ。
はい?その費用はどっから出るんですかい?
そのとき中堅企業知財部にいたアマサイは小規模企業にはそんな金ないわい!
と心の中で叫んでいた。

知財裁判が多く発生すれば知財活動は発展するのか?
そんな話は聞いたことがない。
日本は米国違って判例制じゃないんだから。

景気が良くなって製造業が発展しないと知財も何もないんだから。

訴訟だらけのレッドオーシャンにしてどうするんだい!

とにかく経済政策をなんとかしてちょーだい!

ひさしぶりに真っ向から知財ネタでした。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫

July 29, 2016

日本医療研究開発機構(AMED)の行方

【生かせ!知財ビジネス】AMEDの役割と戦略(上)
【生かせ!知財ビジネス】AMEDの役割と戦略(下)

サンケイビズの知財記事はいつもたしたことないのですがw、読んでみました。

安倍晋三首相と甘利明前健康・医療戦略担当相の肝煎りで昨年春に誕生した日本医療研究開発機構(AMED)が1年を経過。文部科学、厚生労働、経済産業の3省に分散していた健康・医療関連研究を統合し、早期に戦略的な出口に結びつけて社会実装し、競争力強化を図るのが狙いだ。初代AMED知的財産部長の天野斉氏(経産省特許庁出向)に聞いた。

--AMED知財部が健康・医療関連研究に関する実質的な知財戦略の司令塔になるのか

 「AMEDは実施機関の位置付けで、国全体の知財戦略を作る立場にはない。それは首相以下、全閣僚からなる健康・医療戦略推進本部の下にある健康・医療戦略室が所管する。同室に知財政策の専門家がいないためAMEDの行うべき知財戦略や支援について準備組織段階からさまざまな施策案や資料を提案し採用されている。発信源の一つであることは確かだろう」

--具体的にはどういう案が出されているのか

 「健康・医療戦略推進本部が策定する医療分野研究開発推進計画には、集中的かつ計画的に実施すべき施策として知財マネジメントの取り組みを掲げてある。これだけでは十分ではなく当然さらに充実させていく必要があり、検討を進めている。知財部で調査・分析する中で出てきた課題などをAMEDの執行役会で議論をしている」

なんだ、実施集団じゃないのか。能書きたれてるだけか。


--日本の医薬・医療機器分野の知財のレベルは

 「産業としては貿易赤字の状態で、医療分野研究開発推進計画でも2020年に向けて輸出倍増などの改善目標が示されている。年間約30万件ある国内特許出願のうち医薬は2500件、医療機器関連は1万件だがライフサイエンス・臨床医学分野の論文は年間3万数千件あり、引用件数も多く、世界トップクラスと考えてよい」

まあ、世界レベルでいけば上位であることはたしかですが、トップクラスと言い切ることには抵抗があります。



--基礎研究力が産業競争力に反映されていない

 「日本の製薬会社は基礎研究を控え、その部分はアカデミアに期待しているところがある。過去10年に米国で承認された医薬品の約60%は大学・研究機関とバイオベンチャー由来の研究だが、日本では20%もない。日本のアカデミアを活用する伸び代は大いにある」

だって、日本はベンチャー企業を育てないんだもん。そこを内閣府機関でどうにかしてくれないとね。アメリカ―自体ザ・ベンチャーだから日本はまだまだだにゃー


--産学での意思疎通はさらに重要になる

 「そうだ。しかし最近、医療機器などの開発で、企業と連携している病院からは、製品開発におけるニーズ提供の対価として報酬を支払うべきとの声が高まってきた。ニーズに対する解決策を出した人は特許がとれ、企業は製品化で利益を得ているからだ」

病院と企業というと癒着の方がきになりますが。

AMEDという機関を作ったことは評価できますが、何かよい効果は出るでしょうか。
生暖かく見守りたいと思います。

アマサイはこの分野の特許事情を生半可知っているだけに忸怩たる思いです。。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】ご意見ご要望は新掲示板にお書き込みください。家主が確認の上、公開いたします。

January 15, 2016

うちはアナログ体重計ですが。

体重計デザイン訴訟が和解 オムロン子会社とタニタ
2016/1/14

 デザインが似た体重計の販売で意匠権を侵害されたとして、オムロンヘルスケア(京都府向日市)がタニタ(東京)に損害賠償などを求めた訴訟は14日、知財高裁(清水節裁判長)で和解が成立した。和解内容は明らかにされていない。

 問題になったのは、オムロンヘルスケアの「カラダスキャン HBF―212」など2機種と、既に製造、販売を終了したタニタの「フィットスキャン FS―100」。昨年2月の一審東京地裁判決は、意匠権侵害を認め、タニタに約1億2900万円の支払いを命じていた。

 オムロンヘルスケアは「訴訟の経過や諸般の事情を考慮した」とし、タニタは「主張を尽くしており、納得している」とコメントした。

こんなの争ってどうなるのか。

体重体組成計 HBF-212 カラダスキャン

TANITA 体組成計 ホワイト FS-100-WH


考えてることは皆同じではないんかな。

久しぶりに知財記事を引用したわい。//人気ブログランキングに投票してください。【押す】。ご意見ご要望は新掲示板にお書き込みください。家主が確認の上、公開いたします。

April 01, 2015

音と色の商標

NHKニュース:音や色が商標に きょうから出願受け付け 4月1日

企業のブランド戦略を後押しするため、広告で流れるメロディーなどの「音」や、製品や店舗に使われる「色」などを新たに商標として登録できるようになり、1日から出願の受け付けが始まりました。

商標は企業などが独占的に使うことができる商品名やデザインなどを指しますが、アメリカやヨーロッパでは、それに加えて音や色を保護する動きが広がっています。
このため、政府は法律を改正し、「音」や「色」などを商標として登録できるようにしたもので、1日から出願の受け付けが始まりました。
具体的には、広告で流れるメロディーなどの「音」や、製品や店舗に使われる「色」などについて、企業の商品やサービスに特有なものとして一般的に認知されているなど一定の条件を満たせば商標として登録できます。
また、日本で出願すれば、商標に関する国際協定の加盟国で一括して出願できるようになります。
音や色は世界的にビジネスを展開する企業にとって、言語や文化が違う国でもブランドイメージを印象づけることができることから、特許庁では、海外に進出する企業のブランド戦略を後押しすることにつながればと話しています。

音や色 海外で進む商標登録

音や色などを巡っては、世界ではすでに合わせて40以上の国と地域で商標としての登録が可能となっています。
アメリカでは、言語や文化が違う国でもブランドイメージを印象づけできるとして、音や色の価値が注目され、60年以上前から商標としての登録が始まりました。

音の商標は他国ではあると聞いていますし、日本にないのはそれは不自然であろうとも思っていました。
(匂いはまだないですが)

今日のために昨日まで忙しい思いをした商標課、知財部などもあるようです。

音のデータベースって日本特許庁にはあるのかな。
今年からの制度だから、取り合えず登録なるものなのか。

知財人とは興味津々、というよりお手並み拝見とまいりましょう。

新特許異議申立ての方がアマサイ的には興味津々。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな【押す】。ご意見ご要望は新掲示板にお書き込みください。家主が確認の上、公開いたします。

March 23, 2015

曲がるスマホ

3月はなかなか忙しくて更新できません。

もう多くの人が取り上げ、次のステージに入っている気がしますが。

サムスン、「折り曲げ可能な端末」の特許を正式に取得公開日 : 2015年3月14日

Android Authorityは13日(現地時間)、韓国サムスンによって出願されていた ”折り曲げ可能(bendable)な” ディスプレイに関する特許が、米国特許商標局(USPTO)によって、今月上旬に正式に認可されていたことが判明したと伝えています。

Sumgsum_phone

上図は、今回USPTOによって公開された当該特許の図。これを見る限りでは、この特許はフレキシブルディスプレイではなく ”端末を折り曲げることを可能にする特殊なフレーム構造” に主眼が置かれている模様です。

小さなブロック状に分かれたサイドフレームをいくつも連結させることで、端末に高い柔軟性を与えることを狙っているようですが、バッテリーに関してはどのような工夫が施されているかが気になるところ。単純に折り曲げ可能なタイプのものを採用しているのか、それともフレーム同様にいくつかのブロック状に分割させているのでしょうか。

なお、凸方向にも凹方向にも大きく折り曲げることが可能になったことで、これまで以上に高い耐久性を獲得しているため、おそらくこの特許の技術はトレーニングや過酷な使用環境向けのデバイスに実装されることになるものと思われます。

先日には、サムスンから2015年中にも「折り畳み可能(foldable)」なディスプレイが市場投入されるとの噂も伝えられていましたが(過去記事)、特許を取得した技術が必ず製品化されるという訳ではないので、あまり期待し過ぎないでいた方が賢明かもしれません。


ここまでしてスマホあるいはタブレットを折り曲げ式にする必要があるんでしょうか。

競合他社に対抗するための特許でしか、ないと思います。

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