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May 16, 2017

日本の知財裁判はいかに?

日本の特許訴訟 「勝訴率」実は低くない? 和解含めると4割に
2017/5/15付日本経済新聞 朝刊

 最高裁がまとめた新たな統計は、東日本の特許訴訟の一審を専属で管轄する東京地裁と西日本で専属管轄する大阪地裁での、2014年と15年の2年間の結果。対象の訴訟件数は計202件で、判決に至ったのが125件。77件については和解で決着していた。  まず判決をみると、原告側(特許権者側)の勝訴判決は28件で全体の約14%だった。知的財産研究所が15年にまとめた調査研究によると、特許訴訟の特許権者側の勝訴率は米国が5~7割前後、ドイツでは6割前後。これらと比べると、日本での勝訴率は確かに低いように見える。  ただ、日本では和解で決着したうち大半の61件が、被告側への差し止めや、金銭の支払いを認めさせるなど特許権者側が実質的に「勝訴」した内容だった。勝訴判決と合計すると89件で、全体の44%が特許権者の訴えを認める形で決着していたことになる。  日本では、裁判が終盤に差しかかってから和解に転じる例が多いとされる。日本の特許訴訟を巡っては近年、一部の識者や弁護士事務所から「特許権者の勝訴率が諸外国に比べ著しく低い」との批判も出ていた。これに対し裁判関係者は「特許権者側が勝ちそうな裁判の多くが和解で決着し、実質的な“勝訴率”は低くない」と、判決結果だけを単純比較すべきではないと反論してきた。

Nihonnotizaisaibann

低いも何も母数が少なすぎるでしょう。
2代前の所長・飯村敏明氏は公の場面に出る度に
「みなさん、裁判起こしてちょーだい!」
と言っていたよ。
はい?その費用はどっから出るんですかい?
そのとき中堅企業知財部にいたアマサイは小規模企業にはそんな金ないわい!
と心の中で叫んでいた。

知財裁判が多く発生すれば知財活動は発展するのか?
そんな話は聞いたことがない。
日本は米国違って判例制じゃないんだから。

景気が良くなって製造業が発展しないと知財も何もないんだから。

訴訟だらけのレッドオーシャンにしてどうするんだい!

とにかく経済政策をなんとかしてちょーだい!

ひさしぶりに真っ向から知財ネタでした。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫

July 29, 2016

日本医療研究開発機構(AMED)の行方

【生かせ!知財ビジネス】AMEDの役割と戦略(上)
【生かせ!知財ビジネス】AMEDの役割と戦略(下)

サンケイビズの知財記事はいつもたしたことないのですがw、読んでみました。

安倍晋三首相と甘利明前健康・医療戦略担当相の肝煎りで昨年春に誕生した日本医療研究開発機構(AMED)が1年を経過。文部科学、厚生労働、経済産業の3省に分散していた健康・医療関連研究を統合し、早期に戦略的な出口に結びつけて社会実装し、競争力強化を図るのが狙いだ。初代AMED知的財産部長の天野斉氏(経産省特許庁出向)に聞いた。

--AMED知財部が健康・医療関連研究に関する実質的な知財戦略の司令塔になるのか

 「AMEDは実施機関の位置付けで、国全体の知財戦略を作る立場にはない。それは首相以下、全閣僚からなる健康・医療戦略推進本部の下にある健康・医療戦略室が所管する。同室に知財政策の専門家がいないためAMEDの行うべき知財戦略や支援について準備組織段階からさまざまな施策案や資料を提案し採用されている。発信源の一つであることは確かだろう」

--具体的にはどういう案が出されているのか

 「健康・医療戦略推進本部が策定する医療分野研究開発推進計画には、集中的かつ計画的に実施すべき施策として知財マネジメントの取り組みを掲げてある。これだけでは十分ではなく当然さらに充実させていく必要があり、検討を進めている。知財部で調査・分析する中で出てきた課題などをAMEDの執行役会で議論をしている」

なんだ、実施集団じゃないのか。能書きたれてるだけか。


--日本の医薬・医療機器分野の知財のレベルは

 「産業としては貿易赤字の状態で、医療分野研究開発推進計画でも2020年に向けて輸出倍増などの改善目標が示されている。年間約30万件ある国内特許出願のうち医薬は2500件、医療機器関連は1万件だがライフサイエンス・臨床医学分野の論文は年間3万数千件あり、引用件数も多く、世界トップクラスと考えてよい」

まあ、世界レベルでいけば上位であることはたしかですが、トップクラスと言い切ることには抵抗があります。



--基礎研究力が産業競争力に反映されていない

 「日本の製薬会社は基礎研究を控え、その部分はアカデミアに期待しているところがある。過去10年に米国で承認された医薬品の約60%は大学・研究機関とバイオベンチャー由来の研究だが、日本では20%もない。日本のアカデミアを活用する伸び代は大いにある」

だって、日本はベンチャー企業を育てないんだもん。そこを内閣府機関でどうにかしてくれないとね。アメリカ―自体ザ・ベンチャーだから日本はまだまだだにゃー


--産学での意思疎通はさらに重要になる

 「そうだ。しかし最近、医療機器などの開発で、企業と連携している病院からは、製品開発におけるニーズ提供の対価として報酬を支払うべきとの声が高まってきた。ニーズに対する解決策を出した人は特許がとれ、企業は製品化で利益を得ているからだ」

病院と企業というと癒着の方がきになりますが。

AMEDという機関を作ったことは評価できますが、何かよい効果は出るでしょうか。
生暖かく見守りたいと思います。

アマサイはこの分野の特許事情を生半可知っているだけに忸怩たる思いです。。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】ご意見ご要望は新掲示板にお書き込みください。家主が確認の上、公開いたします。

January 15, 2016

うちはアナログ体重計ですが。

体重計デザイン訴訟が和解 オムロン子会社とタニタ
2016/1/14

 デザインが似た体重計の販売で意匠権を侵害されたとして、オムロンヘルスケア(京都府向日市)がタニタ(東京)に損害賠償などを求めた訴訟は14日、知財高裁(清水節裁判長)で和解が成立した。和解内容は明らかにされていない。

 問題になったのは、オムロンヘルスケアの「カラダスキャン HBF―212」など2機種と、既に製造、販売を終了したタニタの「フィットスキャン FS―100」。昨年2月の一審東京地裁判決は、意匠権侵害を認め、タニタに約1億2900万円の支払いを命じていた。

 オムロンヘルスケアは「訴訟の経過や諸般の事情を考慮した」とし、タニタは「主張を尽くしており、納得している」とコメントした。

こんなの争ってどうなるのか。

体重体組成計 HBF-212 カラダスキャン

TANITA 体組成計 ホワイト FS-100-WH


考えてることは皆同じではないんかな。

久しぶりに知財記事を引用したわい。//人気ブログランキングに投票してください。【押す】。ご意見ご要望は新掲示板にお書き込みください。家主が確認の上、公開いたします。

April 01, 2015

音と色の商標

NHKニュース:音や色が商標に きょうから出願受け付け 4月1日

企業のブランド戦略を後押しするため、広告で流れるメロディーなどの「音」や、製品や店舗に使われる「色」などを新たに商標として登録できるようになり、1日から出願の受け付けが始まりました。

商標は企業などが独占的に使うことができる商品名やデザインなどを指しますが、アメリカやヨーロッパでは、それに加えて音や色を保護する動きが広がっています。
このため、政府は法律を改正し、「音」や「色」などを商標として登録できるようにしたもので、1日から出願の受け付けが始まりました。
具体的には、広告で流れるメロディーなどの「音」や、製品や店舗に使われる「色」などについて、企業の商品やサービスに特有なものとして一般的に認知されているなど一定の条件を満たせば商標として登録できます。
また、日本で出願すれば、商標に関する国際協定の加盟国で一括して出願できるようになります。
音や色は世界的にビジネスを展開する企業にとって、言語や文化が違う国でもブランドイメージを印象づけることができることから、特許庁では、海外に進出する企業のブランド戦略を後押しすることにつながればと話しています。

音や色 海外で進む商標登録

音や色などを巡っては、世界ではすでに合わせて40以上の国と地域で商標としての登録が可能となっています。
アメリカでは、言語や文化が違う国でもブランドイメージを印象づけできるとして、音や色の価値が注目され、60年以上前から商標としての登録が始まりました。

音の商標は他国ではあると聞いていますし、日本にないのはそれは不自然であろうとも思っていました。
(匂いはまだないですが)

今日のために昨日まで忙しい思いをした商標課、知財部などもあるようです。

音のデータベースって日本特許庁にはあるのかな。
今年からの制度だから、取り合えず登録なるものなのか。

知財人とは興味津々、というよりお手並み拝見とまいりましょう。

新特許異議申立ての方がアマサイ的には興味津々。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな【押す】。ご意見ご要望は新掲示板にお書き込みください。家主が確認の上、公開いたします。

March 23, 2015

曲がるスマホ

3月はなかなか忙しくて更新できません。

もう多くの人が取り上げ、次のステージに入っている気がしますが。

サムスン、「折り曲げ可能な端末」の特許を正式に取得公開日 : 2015年3月14日

Android Authorityは13日(現地時間)、韓国サムスンによって出願されていた ”折り曲げ可能(bendable)な” ディスプレイに関する特許が、米国特許商標局(USPTO)によって、今月上旬に正式に認可されていたことが判明したと伝えています。

Sumgsum_phone

上図は、今回USPTOによって公開された当該特許の図。これを見る限りでは、この特許はフレキシブルディスプレイではなく ”端末を折り曲げることを可能にする特殊なフレーム構造” に主眼が置かれている模様です。

小さなブロック状に分かれたサイドフレームをいくつも連結させることで、端末に高い柔軟性を与えることを狙っているようですが、バッテリーに関してはどのような工夫が施されているかが気になるところ。単純に折り曲げ可能なタイプのものを採用しているのか、それともフレーム同様にいくつかのブロック状に分割させているのでしょうか。

なお、凸方向にも凹方向にも大きく折り曲げることが可能になったことで、これまで以上に高い耐久性を獲得しているため、おそらくこの特許の技術はトレーニングや過酷な使用環境向けのデバイスに実装されることになるものと思われます。

先日には、サムスンから2015年中にも「折り畳み可能(foldable)」なディスプレイが市場投入されるとの噂も伝えられていましたが(過去記事)、特許を取得した技術が必ず製品化されるという訳ではないので、あまり期待し過ぎないでいた方が賢明かもしれません。


ここまでしてスマホあるいはタブレットを折り曲げ式にする必要があるんでしょうか。

競合他社に対抗するための特許でしか、ないと思います。

アップルだったらこんな不細工なデザイン絶対出さないよね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな【押す】。ご意見ご要望は新掲示板にお書き込みください。家主が確認の上、公開いたします。

March 17, 2015

ノンアルコール、ジュースと違うの?

ノンアルコール特許、真っ向対立 サントリーがアサヒ提訴
2015/3/11 日本経済新聞 電子版

 アルコール度数ゼロの「ノンアルコールビール」をめぐる戦いが激しさを増している。サントリーホールディングス(HD)は自社の特許が侵害されたとしてアサヒビールを提訴、10日に第1回弁論が東京地裁で開かれた。アサヒ側は「特許権は無効だ」と全面的に争う方針だ。ビール系飲料の落ち込みが続くなか、収益性の高い「ノンアル」は有望市場。業界1、2位が法廷でも争う。

 原告のサントリー側は、ビール風味の飲料であっても飲み応えが得られるように、企業ノウハウを注ぎ込んだ。具体的にはエキス分の総量、酸性やアルカリ性の度合いを示すpH、糖質を一定範囲に調整して実現し、特許を取得したという。

 そのうえで「アサヒビールの(ノンアルコールビール)ドライゼロを購入して分析したところ、特許の数値の範囲内にあることが判明した」と主張した。アサヒに成分の見直しなどを求めたが、誠意ある対応がなかったとした。

 これに対しアサヒ側は「特許のpHの範囲はビールなどの炭酸飲料では通常の値だ」などと主張。「特許の内容は既存製品から簡単に創作できるもので無効だ」と反論した。必要に応じて特許庁に当該特許の無効審判を求める考えも示した。

 2009年発売のキリンビール「フリー」を先駆けに、人気の高いノンアルコールビール。アルコール度数ゼロの特徴がドライバーなどに受け入れられ、サントリーやアサヒなど大手が相次ぎ参入した。

 近年はこの2社が糖質・カロリーもゼロの商品を手掛け、消費者が手軽にビール風味を楽しめる清涼飲料として需要が広がっている。

 ビール系飲料が10年連続で縮小する一方、ノンアルコールビールは15年の市場が1680万ケース(1ケースは大瓶20本換算)と2.4%増加する見込み。350ミリリットルの店頭想定価格は145円前後と第三のビールと同程度。「酒税がない分、収益面での貢献度も高く、新たな稼ぎ頭となっている」(大手メーカー)

 中でも「ノンアルコールビールで業界首位を目指す」と経営幹部が強調するように、最も鼻息が荒いのがアサヒだ。同社のドライゼロは12年の発売から順調に拡大し、14年の販売量は前年比16.7%増の630万ケースに達した。3月には、プリン体ゼロの新商品「ドライゼロフリー」を売り出し、CMにはプロテニスの錦織圭選手を起用した。「オールフリー」を抱えるトップのサントリーを猛追する。

 アサヒとサントリーは過去にも発泡酒や缶酎ハイの商品名を巡って争った経緯がある。今回の訴訟では「特許は無効であると考えている」(アサヒ)、「知的財産を守るための訴訟」(サントリー)と両社の主張は真っ向から対立する。


pH値がどうのこうのと言っているのでこの特許かな、と。
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【特許番号】特許第5382754号(P5382754)
【登録日】平成25年10月11日(2013.10.11)
【発行日】平成26年1月8日(2014.1.8)
【発明の名称】pHを調整した低エキス分のビールテイスト飲料
【国際特許分類】
A23L 2/00 (2006.01)
A23L 2/38 (2006.01)
【請求項の数】63
【出願番号】特願2013-110731(P2013-110731)
【出願日】平成25年5月27日(2013.5.27)
【分割の表示】特願2013-516897(P2013-516897)の分割
【原出願日】平成24年11月19日(2012.11.19)
【特許権者】サントリーホールディングス株式会社
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エキス分の総量が0.5重量%以上2.0重量%以下であるビールテイスト飲料であって、pHが3.0以上4.5以下であり、糖質の含量が0.5g/100ml以下である、前記飲料。
【請求項2】
エキス分の総量が1.0重量%以上である、請求項1に記載のビールテイスト飲料。
【請求項3】
pHが3.5以上である、請求項1又は2に記載のビールテイスト飲料。
【請求項4】
エキス分の総量が0.5重量%以上2.0重量%以下であるビールテイスト飲料であって、pHが3.5以上4.5以下である、前記飲料。
【請求項5】
エキス分の総量が1.0重量%以上である、請求項4に記載のビールテイスト飲料。
【請求項6】
糖質の含量が0.5g/100ml以下である、請求項4又は5に記載のビールテイスト飲料。
【請求項7】
pHが3.5以上4.2以下である、請求項1~6のいずれか1項に記載のビールテイスト飲料。
【請求項8】
pH調整剤として、乳酸、クエン酸、リン酸、リンゴ酸、コハク酸、及びそれらの塩からなる群から選択される一種又はそれ以上を含んでなる、請求項1~7のいずれか1項に記載のビールテイスト飲料。
【請求項9】
pH調整剤として、乳酸、クエン酸、リン酸、リンゴ酸、及びコハク酸からなる群から選択される一種又はそれ以上を含んでなる、請求項8に記載のビールテイスト飲料。
【請求項10】
カロリーが8.0kcal/100ml以下である、請求項1~9のいずれか1項に記載のビールテイスト飲料。
【請求項11】
カロリーが4kcal/100ml以下である、請求項10に記載のビールテイスト飲料。
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酒を飲まないアマサイにとっては、それだったら○ッピー単体でよくない?と思ってしまいます。

○ッピーさんにおかれましては、あれを炭酸薄めでコンビニで売ればいいんじゃないかと思います。

そうですね、いまどきの人は酒飲まないんで、アルコール市場は厳しいですな。

アマサイにとっては酒ありきじゃないんですごしやすい環境と言えます。

こんなとこで争っても業界のためにはならないんじゃないかな。

追記:すでに特許調査のプロが書いておられますな。
http://blog.1smartworks.com/2015/03/blog-post_11.html

久しぶりの更新。もう少しまじめにブログを書こう。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな【押す】。ご意見ご要望は新掲示板にお書き込みください。家主が確認の上、公開いたします。


March 06, 2015

ドライブレコーダー

KYBのドライブレコーダー、東京地裁は特許権侵害なしと判断

KYBは3月4日、同社子会社が販売するドライブレコーダがデータ・テック保有の特許権に抵触するとして起訴されていた裁判について、東京地裁がデータ・テックの請求を棄却したと発表した。

KYBは、同社子会社が販売しているドライブレコーダ「DRE-100、110、120」がデータ・テックの保有する特許権に抵触するとして、製造、販売等につき差止および損害賠償を求められていた。

東京地裁は2月24日、データ・テックの請求を棄却。KYBの主張を全面的に認めた形となった

完璧な競合他社同士の訴訟のようですね。

・KYB
http://www.kyb.co.jp/
・データ・テック
http://www.datatec.co.jp/

車には乗らないアマサイですが、これは興味を引きました。

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【特許番号】特許第3592602号(P3592602)
【登録日】平成16年9月3日(2004.9.3)
【発明の名称】移動体の運行管理方法、システム及びその構成装置
【出願日】平成12年2月21日(2000.2.21)
【公開番号】特開2001-236537(P2001-236537A)
【公開日】平成13年8月31日(2001.8.31)
【特許権者】株式会社データ・テック
【特許請求の範囲】
【請求項1】
管理対象となる移動体に、この移動体の運行状況を計測するセンサ、バッファ及び不揮発性の記録媒体を有するデータレコーダを装着し、
前記移動体の移動に伴って前記センサから出力される計測データを前記バッファにエンドレスに展開するとともに、
前記バッファに展開されている計測データのうち予め定めた移動体の第1の挙動特徴に適合する第1データを所定の終了条件を満たすまで前記記録媒体の第1記録領域に書き込み、前記第1の挙動特徴と異なる、移動体の第2の挙動特徴に適合する第2データを所定の終了条件を満たすまで前記記録媒体の第2記録領域に書き込む処理を、前記記録媒体への書き込みが許容される範囲で繰り返し、これにより前記記録媒体に書き込まれたデータを用いて前記移動体の運行時の挙動を解析することを特徴とする、
移動体の運行管理方法。

Jp3592602

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【特許番号】特許第3229297号(P3229297)
【登録日】平成13年9月7日(2001.9.7)
【発明の名称】移動体の操作傾向解析方法、運行管理システム及びその構成装置、記録媒体
【出願番号】特願平11-290354
【出願日】平成11年10月12日(1999.10.12)
【公開番号】特開2000-185676(P2000-185676A)
【公開日】平成12年7月4日(2000.7.4)
【審査請求日】平成11年10月13日(1999.10.13)
【優先権主張番号】特願平10-289890
【特許権者】株式会社データ・テック
【特許請求の範囲】
【請求項1】
管理対象となる移動体に、この移動体の運行状況を計測するセンサ、バッファ及び不揮発性の記録媒体を有するデータレコーダを装着し、
前記移動体の移動に伴って前記センサから出力される計測データを前記バッファにエンドレスに展開するとともに、
前記バッファに展開されている計測データのうち予め定めた移動体の第1の挙動特徴に適合する第1データを所定の終了条件を満たすまで前記記録媒体の第1記録領域に書き込み、前記第1の挙動特徴と異なる、移動体の第2の挙動特徴に適合する第2データを所定の終了条件を満たすまで前記記録媒体の第2記録領域に書き込む処理を、前記記録媒体への書き込みが許容される範囲で繰り返し、これにより前記記録媒体に書き込まれたデータを用いて前記移動体の運行時の挙動を解析することを特徴とする、
移動体の運行管理方法。

Jp3229297

----------------------------------------
片方は異議申立されてますね。
競争が激しい分野なんですな。

こういう小競り合いは、当事者同士の話し合いで調整するものですがそうはいかなかったのか。

地裁レベルだというこういう事案は結構あるのかな。

上告するのかどうか今後を見守りたいですね。


ちょっと関係があったので珍しく公報まで見ちゃいました。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな【押す】。ご意見ご要望は新掲示板にお書き込みください。家主が確認の上、公開いたします。

March 04, 2015

エリクソンvsアップル

エリクソン、技術ライセンス料の支払いめぐり米アップルを逆提訴

[ストックホルム 14日 ロイター] - スウェーデンの通信機器大手エリクソン(ERICb.ST: 株価, 企業情報, レポート)は14日、携帯電話技術ライセンス料の支払いをめぐり、米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)を提訴した。アップルは2日前にエリクソンを相手取り、訴訟を起こしている。

訴状によると、エリクソンは同社が開発し、多くのスマートフォン(スマホ)やタブレット端末に使用されている技術について、アップルの使用権は失効しており、2年間にわたる交渉も新たな契約に至っていないとしている。

同社はアップルのライセンス使用料が妥当かどうかの判断を求めている。

エリクソンのアルファラヒ知的財産最高責任者(CIPO)は「新たな契約に向けて交渉してきたが、第三者の助けが必要との結論に至った」と述べた。

アップルは12日、エリクソンのLTE(高速通信)技術特許について、無線通信の標準必須特許ではないと指摘し、同社がこれらの特許に過剰なロイヤルティー(使用料)を要求しているとして訴訟を起こした。

エリクソンの特許をめぐっては、昨年初めに韓国のサムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)がすべての訴訟で和解。6億5000万ドルの一時金に加え、複数年にわたってロイヤルティーを支払うことに合意した。

アナリストは、アップルがエリクソンに敗訴した場合、年間20億─60億スウェーデンクローナ(2億5000万─7億5000万ドル)の支払いが必要になるとみている。

エリクソンは米テキサス州の地裁、アップルはカリフォルニア州の地裁に提訴している。

エリクソンもアップルに市場を奪われているのでしょうか。
ジョブズが居なくなった今りんご帝国がこのまま続くとは思えないし。

消費者にとってはスマホの選択肢が広がった方が有益です。

アップルとの各訴訟、うまく落としどころを見つけてほしいものです。

アップルにはソニーのようにならないでほしいですが。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな【押す】。ご意見ご要望は新掲示板にお書き込みください。家主が確認の上、公開いたします。

February 21, 2015

レゴ、基本特許のそのあとで

レゴが「ブロック」だけで玩具世界一になれた理由
CEOが語る、知られざるイノベーションの裏側 2015年2月16日(月)

今でこそ業績が絶好調のレゴですが、2004年にCEO(最高経営責任者)に就任した当時は、破綻の危機に瀕していました。

クヌッドストープ:当時、レゴを襲った大きな変化は2つありました。1つは先に触れたように、ブロックの基本特許が切れたことで、レゴよりも廉価なブロックが競合他社から相次いで発売されたことです。もう1つは、テレビゲームに代表されるデジタル玩具が登場したことです。

 それまでのレゴは、特に男の子向けの玩具の中では圧倒的な存在感を誇っていました。ブランド力もあったし、知育玩具としての側面も併せ持っていましたから、親からの信頼も大きかった。ところが、そうした地位を脅かす環境変化が、同時に複数現れたのです。

『「イノベーションのジレンマ」に陥った90年代 』

―米ハーバード大学のクレイトン・クリステンセン教授の指摘する「破壊的イノベーション」ですね。

クヌッドストーブ:今なら冷静に振り返ってそう言えますが、当時は急激な環境変化に即座に対応することはできませんでした。それまで何十年もレゴは子供にとっての定番玩具だったし、よもや競合他社やテレビゲームの登場がレゴを破綻の瀬戸際にまで追い詰める可能性があるとは、ほとんどの社員が想像もしていなかったと思います。

 ところが、90年代後半から、レゴはみるみる売り上げとシェアを落としていきました。
(中略)

目指すべき方向を再定義し、レゴはブロック開発に集中するということを決めたわけですね。

クヌッドストープ:同時に、それを徹底させるルールを作りました。それまでは、レゴの目指すベクトルが曖昧だったがために、子供たちにとって複雑で分かりにくい製品がいくつも生まれていました。そうした状況を是正するためにも、製品開発にきちっとしたルールを作り、数値目標もきちっと定める方針に改めました。

『制約があるからイノベーションが生まれる』

 例えば、典型的なものが、レゴの作品につかう「エレメント(パーツ)」の数です。それまでは、レゴの製品ごとに、デザイナーの裁量に任せて自由な形や色のエレメントを開発することを認めていました。確かに表現の幅は広がりますが、エレメントが増えれば、それだけ製造コストが上がることになる。これを、改めて、1つの製品で使えるエレメントの数に厳しい制限を課しました。

 もちろん、最初はデザイナーから反発されました。「エレメントを制約されては、自由な製品が作れなくなる」と。しかし、私はこう考えています。エレメントが限られているからこそ、新たなイノベーションが生まれると。制約こそが革新を生むのだと。そういって、社内を説き伏せました。

―玩具世界一となった今後の成長はどう描いていますか。

クヌッドストープ:レゴは、先ほども述べたように、最大ではなく、最高を目指すという理念を掲げました。より具体的に言えば、高級玩具市場というニッチで世界一を目指したいと考えています。

私の幼少時、レゴは他の国産ブロックより高かった気がします。
うちのような家庭では買えませんでしたね。
その時はまだ基本特許が生きていたのですね。

玩具メーカーの特許部などはさぞかしおもしろいと思いますが、その分苦労も大きそうですね。

企業の盛況寿命は30年と思っています。メイン製品の特許権が切れた後、どう生き抜くかは一つの鍵ですね。

ソニーのように分社化するのもある種の生き残り作戦ですかね。


レゴワールドは永遠に存続してほしいですね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな【押す】。ご意見ご要望は新掲示板にお書き込みください。家主が確認の上、公開いたします。

February 07, 2015

商売に知財は必要

大企業だけじゃない、スタートアップに「特許」が必要なワケ

 特許は大企業のもの。スタートアップには無縁のもの。そういったイメージがあるとしたら、今成功しているスタートアップが創業期から特許に取り組んでいるケースが少なくないことを新鮮に感じられるかもしれませんね。  「Uber」の最初の特許出願は、配車アプリについてのもので、2009年12月にされています。サービスがローンチされたのは翌年6月のサンフランシスコですので、開発中から取り組んでいたことになります。「Square」は、2009年10月には複数の特許出願をしています。そして、クレジットカードリーダーの出荷は翌年5月からです。

 少し時間を遡ると、1994年創業の「Amazon.com」もそうです。ジェフ・ベゾスがウェブサイトのベータ版のURLを友人、家族などに知らせたのは1995年春と言われていますが、3月にはオンライン決済の安全性を高める技術について最初の特許出願をしています。

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(US Pat. No. 8,534,546)

商売に必要なのは特許より商標なわけだが。

モノ系商売ならば特許や意匠が必要なのはわかるけど、ソフトウエアの人はなかなか特許の必要性ってわからないみたい。

ソフトのアルゴリズムなんかそうそうわからないから同じもの作っても侵害になるとかは難しいところかもしれん。

ってか、この人の引例米国特許じゃん、日本の例ださないと説得力がないと思うのだが。

外国で商売やるなら特許は必須だよ。

中小企業はまだまだ知財意識が薄いですね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな【押す】。ご意見ご要望は新掲示板にお書き込みください。家主が確認の上、公開いたします。

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