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March 18, 2019

量子コンピューティングシンポジウム

量子コンピューティングシンポジウム@東京会場に行ってきました!

https://www.ipa.go.jp/jinzai/mitou/2019/quantum_symposium.html

IPAからメールでご招待いただきました。
IPAって情報処理試験やってるところでしょ、試験以外にも事業をやってるのねん。

●基調講演 Benchmarking NISQ-era quantum processors
「NISQ時代の量子プロセッサのベンチマーク」
Dr. Jay Gambetta ジェイ・ガンベッタ博士
IBM Fellow and Global lead of Quantum Computing Theory, Software, and Applications

●パネルディスカッション

モデレータ:嶋田 義皓 氏
国立研究開発法人 科学技術振興機構
研究開発戦略センター フェロー

田中 宗 氏
早稲田大学 グリーン・コンピューティング・システム研究機構
主任研究員(研究院准教授) 兼 JSTさきがけ研究者

棚橋 耕太郎 氏
株式会社リクルートコミュニケーションズ
リードエンジニア

山本 直樹 氏
慶應義塾大学 量子コンピューティングセンター センター長
理工学部 物理情報工学科 准教授 博士(情報理工学)

佐藤 貴彦 氏
慶應義塾大学 量子コンピューティングセンター
特任助教

●未踏ターゲット事業

「バイオインフォマティクス領域におけるアニーリングアプリケーションの開発」
山崎 清仁 氏
 
「量子アニーリングマシンを使用したスケジューリング問題ソルバーの開発」
盛川 英典 氏、石崎 文雄 氏 

●個別セッション

「オンラインサービスでの量子アニーリングの応用」
西村 直樹 氏
株式会社リクルートライフスタイル ネットビジネス本部

「メルカリにおける量子情報研究」
永山 翔太 氏
株式会社メルカリ R4D シニアリサーチャー 博士(政策・メディア)

「PyQUBOで変わるアニーリングライフ」
棚橋 耕太郎 氏
株式会社リクルートコミュニケーションズ
リードエンジニア

「IBMでの量子計算研究のご紹介」
渡辺 日出雄 氏
日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 部長 工学博士

●閉会挨拶
早稲田大学 グリーン・コンピューティング・システム研究機構
主任研究員(研究院准教授) 兼 JSTさきがけ研究者
田中 宗 氏
------------------
私には所々わかるといった感じでした。
でも量子コンピューティングはすごく進歩している、というのが実感できました。

未踏ターゲット事業に「量子アーニリング」と「ゲート式量子コンピュータ」と両方が実施されているそうです。
よくわらないが、それはすごいことのような気がします。
リクルートのPyQUBOのデモしてるところは見てみたいですね。
Pythonちっくらしいけど、アマサイには操作できそうにないです。

長年情報を追い続けてきた量子コンピュータがやっと実用化されようとしている。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫

February 18, 2019

第14回 テキストアナリティックシンポジウム@関西

http://www.ieice.org/~nlc/tm14.html
先々週にテキストアナリティックシンポジウムに行ってきました。
どの発表も興味津々で楽しめました。

1日目パート1が終わった時点で、質疑応答が始まりました。
(1) 12:40-13:05 特許調査のための技術要素の分類に関する研究 NLC2018-35
○秋山賢二・齋藤隆文(東京農工大)
(2) 13:05-13:30 災害時における信頼性の高い救助要請の見つけ方 ~ 西日本豪雨「救助」ツイートの検証 ~ NLC2018-36
○宋 晨潔・藤代裕之(法政大)
(3) 13:30-13:55 公共的意思決定過程の議論内容の把握に関する検討 ~ 淀川水系流域委員会の議事録を対象として ~ NLC2018-37
○岩見麻子(法政大)

年配のオジサマ(だぶんどっかの大学のエライ先生)が、
2番目の人に、
「政府情報は安倍政権に忖度しているのが、テキスト情報からわかりますか?」
3番目の人に、
「こういう地方自治体の公報というのは、時の政府に、あるいは自治体に忖度していますか、テキスト情報からそれがわかりますか?」
1番目の人に、
「最初の方にも同じ質問をします、特許明細書は特許庁に、というか、特許明細書の目的はテキスト情報を解析することでわかりますか?」
という質問をしていました。

みんな学生さんなのにむちゃぶり的な質問にできるだけ答えていました。
1番目の人が狼狽しているようだったので、
「それは私が代わってお答えします」
とアマサイが手をあげました。(私カッコいいよねw)

「特許明細書には目的があるものと、無いものがあります。「製品のバージョンアップしたからこれ特許にして」と弁理士にふられる場合もあるので、そういう場合は目的も適当に書きます。あと、忖度の件ですが、テキストを解析しても忖度はわからないです。そもそもテキストから読み取れるものは忖度とは言わないです」

まるくその場は収まりました。

休憩時間にさっきのオジサマが近づいてきて、
「あなた、さっき答えていた人だよね。僕は、特許明細書にも主体と客体があると思うんだ。最近特許庁、形式変えてきたよね、「発明の目的」がわからなくなっている。でも、必ず、発明には目的があると思うんだ。それが書いてなければ、特許法2条の問題になるよ。」

アマサイは、特許法2条ってなんだっけかな、と思いながらも、
「そうですか、そんなこと考えたことなかったです。勉強になります」
とだけ返しておいたよ。

------
第二条 この法律で「発明」とは、自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のものをいう。
2 この法律で「特許発明」とは、特許を受けている発明をいう。
3 この法律で発明について「実施」とは、次に掲げる行為をいう。
一 物(プログラム等を含む。以下同じ。)の発明にあつては、その物の生産、使用、譲渡等(譲渡及び貸渡しをいい、その物がプログラム等である場合には、電気通信回線を通じた提供を含む。以下同じ。)、輸出若しくは輸入又は譲渡等の申出(譲渡等のための展示を含む。以下同じ。)をする行為
二 方法の発明にあつては、その方法の使用をする行為
三 物を生産する方法の発明にあつては、前号に掲げるもののほか、その方法により生産した物の使用、譲渡等、輸出若しくは輸入又は譲渡等の申出をする行為
4 この法律で「プログラム等」とは、プログラム(電子計算機に対する指令であつて、一の結果を得ることができるように組み合わされたものをいう。以下この項において同じ。)その他電子計算機による処理の用に供する情報であつてプログラムに準ずるものをいう。
-----
(これがなんで問題になるのか、わからんなあ)

東京にはああいう面白いオジサマはいないんで楽しかったです。

Ryuukokuuniv

場所は京都の龍谷大学だよ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫

January 23, 2019

【訃報】米澤富美子さん

https://www.asahi.com/articles/ASM1P6F02M1PULBJ011.html

米澤富美子先生が亡くなられました。


 慶応大名誉教授で、女性で初めて日本物理学会長を務めた物理学者の米沢富美子(よねざわ・ふみこ)さんが17日、心不全のため死去した。80歳だった。葬儀は親族で行った。後日、お別れの会を開く予定。喪主は長女ルミ子さん。

 日本の女性科学者の草分け的存在で、アモルファス(非結晶物質)研究の第一人者。一般向けのエッセーも多く、社会と科学を結ぶ活動に貢献した。朝日賞の選考委員も務めた。

業績もさることながら、どれほど、女性科学者に勇気を与えたことでしょうか。
理系女性の末席を汚しているアマサイも先生のエッセイにどれだけ激励されたかわかりません。
アモルファスの本も夢中になって読みました。

その先生がもうおられないと思うと寂しくなります。

でも、先生が残してくださった実績はくずれません。
次々と男女問わず、物理学の門をたたくでしょう。

(アマサイも叩いてはいるのですが、応答されず(´・ω・`))

先生の著作をまた読み返したいと思います。

●日経スペシャル 私の履歴書
https://www.bs-tvtokyo.co.jp/rirekisyo/27.html

●猿橋勝子という生き方 (岩波科学ライブラリー)
https://www.amazon.co.jp/dp/4000074970/

●二人で紡いだ物語 (中公文庫) 文庫
https://www.amazon.co.jp/dp/4122054605/

●人物で語る物理入門 (上) 岩波新書 新赤版 (980)
https://www.amazon.co.jp/dp/4004309808/

今からアモルファスに参入するのは無理かしら。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫

December 02, 2018

アジア特許情報研究会10周年記念講演会

https://asia10.kaisei1992.com/13/

アジア特許情報研究会10周年記念講演会というのに行ってきました。
2日間あったのですが、都合により2日目だけ出席でした。
それでも消化不良になるくらいの内容でした。

特別講演5「人工知能(AI)技術を活用した特許分類付与支援の取組概要」
講演者:日本特許庁・調整課 企画調査官 近藤様

特別講演6「IPランドスケープ2.0」
講演者:三井物産戦略研究所 知的財産室長 山内様

一般講演5「3i研究会の紹介と成果の1例ー技術情報を用いた他社コア技術の特定手法開発」
講演者:3i研究会 三沢様

一般講演6「知財AI研究会研究内容のご紹介」
講演者:知財AI研究会 平尾様

一般講演7「テキストマイニングと深層学習を用いた英文技術文書の分析ソリューション」
講演者:株式会社NTTデータ数理システム 岩本様

第2部(座長:アジア特許情報研究会 西尾)

一般講演8「化合物検索ツールの検討」
講演者:PLASDOCオンライン研究会 井手様

一般講演9「俯瞰解析ソフトの比較」
講演者:日本PLASDOC協議会 新井様

一般講演10「IPI-FORUMで報告された知財情報解析事例」
講演者:IPI-FORUM(関西) 田平様

第3部(座長:アジア特許情報研究会 伊藤)

一般講演11「機械学習を用いた特許文書分類-文書ベクトルを使用した分類器の実装例-」
講演者:アジア特許情報研究会 西尾

一般講演12「DeepLearningを用いた効率的な特許調査-発明の要素毎の根拠箇所抽出と適合判定への応用-」
講演者:アジア特許情報研究会 安藤

2日目はAIがらみの話でした。これは別にはやりだからではなく特許情報とAIは密接な関係にあり、以前から先端的な検索ツールが使われていたのです。

私が修論で題材にしたテキストマイニングも古くから、と言っても10年前くらいですが、使われていました。

AI・機械学習はとても便利なツールですが、気を付けて使わねばいけません。
結局は確率統計を利用しているからです。
90%は網羅できても、漏れたあと10%に大事な情報が隠れているかもしれません。

なにかAIの欠点がよくわかるセミナーでした。

いずれは発表側に回りたいです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫

November 27, 2018

16眼カメラ?

特許情報とは無縁の生活を送っているのでチェックしてませんでした。

16個ものレンズを持つ「16レンズカメラ」搭載スマホをLGが計画中、特許は既に取得

Appleの「iPhone XS」に搭載されているメインカメラは異なる2つのレンズを搭載した「デュアルカメラシステム」を採用しており、Huaweiの「P20 Pro」では1つのカメラに3つのレンズが搭載された「トリプルカメラ」が採用されています。レンズの数が増えればそれだけさまざまな撮影シーンに適したレンズを用いることが可能になり、より高品質な写真が撮影可能になりますが、韓国のLGはなんと「16レンズカメラ」の開発に取り組んでおり、既に特許を取得済みであることが明らかになっています。

2018年には次期iPhoneが3つのレンズを搭載したトリプルレンズカメラを採用するのではないかと報じられたり、Nokiaの5つの異なるカメラを搭載したスマートフォンと思われる写真がリークされたりと、スマートフォンに複数のカメラやレンズを搭載することは一種のトレンドとなっています。

海外メディアのLetsGoDigitalによると、LGは2018年11月20日にアメリカ特許商標庁から16レンズカメラに関する特許を取得しました。特許には「16個の各レンズはマトリックス配列内の特定の曲率で配置され、異なるレンズを用いて複数の視点から写真を撮影することが可能。また、例えばユーザーが特定のレンズのみを選択して写真を撮ることもできる」と記されています。
Lge002

異なるレンズで撮影された写真同士を組み合わせることで、例えば人の頭部だけ別のレンズで撮影した高品質なものに置き換えることもできます。顔認識機能も存在しており、選択した顔と同じものがスマートフォンのメモリ内に存在していないかを検索することが可能であり、そのまま別の写真の同一人物の顔部分だけを持ってくることもできます。
Lge001


カメラ16とは限定してないと思うのですが。
-------------------------
United States Patent 10,135,963
Kim , et al. November 20, 2018

Applicant: LG ELECTRONICS INC.
Assignee:LG ELECTRONICS INC. (Seoul, KR)
Family ID:
1000003663989
Appl. No.:
15/021,411
Filed: April 15, 2014
PCT Filed: April 15, 2014
PCT No.: PCT/KR2014/003246
PCT Pub. No.: WO2015/056854
PCT Pub. Date: April 23, 2015

The invention claimed is:

1. A mobile terminal comprising: a touch screen; a camera provided with a plurality of lenses arranged along a plurality of lines such that each lens is located at a different positon; and a controller configured to: record a plurality of moving images using a plurality of images captured by the plurality of lenses; cause the touch screen to display a first image of a first moving image captured by a first lens among the plurality of lenses; extract partial images corresponding to a same subject with a part of the first image from other moving images taken from lenses other than the first lens among the plurality of lenses in response to a first touch input selecting the part of the first image; cause the touch screen to display thumbnail images respectively corresponding to the extracted partial images with the part of the first image; cause replacement of first part images corresponding to the same subject in the first moving image with second part images corresponding to the same subject in a second moving image captured by a second lens among the plurality of lenses in response to a second touch input selecting a thumbnail image related to the second moving image from among the displayed thumbnail images; and synthesize the first moving image and the second moving image captured at a same time by the first lens and second lens, respectively, after receiving the first touch input such that the first part images are replaced with the second part images; and generate a single moving image with the synthesized first and second moving images.

2. The mobile terminal according to claim 1, wherein the controller is further configured to: cause the touch screen to display the plurality of images captured via the plurality of lenses, the plurality of images comprising the first image; and cause the first lens corresponding to one of the plurality of images to capture an image when the one of the plurality of images is selected, wherein: the plurality of lenses comprise more than two lenses; and the first lens is different from the second lens.

3. The mobile terminal according to claim 2, wherein: the second lens is selected in a state that the image is being captured by the first lens; and the controller is further configured to capture an image received from the second lens subsequently to the capturing of the image by the first lens in response to the selection of the second lens.
-------------------
PCTだから日本で公開されてますかね。
もう日本は市場として見捨てられてる感がありますが。

以前の会社でカメラの実装もやっていたので、こういう特許を手掛けてみたかったですね。

やっぱり画像処理はおもしろいです。

いずれ特許関係の仕事もしますが、今はヒミツです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫


November 16, 2018

アレシボ・メッセージ

Googleが不思議なロゴになっているので、調べてみました。

Arecibo

アレシボ・メッセージ(The Arecibo message )とは、1974年にアレシボ電波望遠鏡の改装記念式典において宇宙に送信された電波によるメッセージである。このメッセージは地球から約25,000光年の距離にあるヘルクレス座の球状星団 M13 に向けて送信された。太陽系外の天体をターゲットとしたものとしては電波によるMETI(Messaging to Extra-Terrestrial Intelligence)=Active SETI(能動的な地球外知的生命体探査)の最初の例である。

これ、カール・セーガンがやってたやつじゃない?
と思ったらそうでした。

・異星人と全力で話そうとしている研究者の本気度がヤバすぎる|2018年には実現? 言語は、伝達方法は? 
https://courrier.jp/translation/98825/

今は地球外生命とコンタクト、とかいうと「ヤバい」とか言われちゃうんだね。
昔はおおらかだったのかなあ。

私は地球外生命には興味がなかったけど、宇宙の起源とかビッグバンについて知りたいと思っていた。大学院も宇宙科学を専門にしようと思っていた。でも転職の際にメリットにならないので(私もすっかりスレてしまった)、情報学に鞍替えしました。

カール・セーガンというのは、70~90年代に活躍した宇宙科学者です。テレビ教養番組「コスモス」で一躍有名になりました。これを知っている人は私のような中高年ですね。もう40年前の番組ですから内容的には古いのですが、当時のアニメーションやグラフィックで宇宙論を映像化した画期的な番組でした。この番組から多くの知見を得ました。同名の書籍も出ていました。カール・セーガンの翻訳本が出るとすぐに買っていましたね。セーガンを知らないのは私が「素人」であったので、彼の翻訳本はすでにいくつか出ていて、「コスモス」以前から有名な科学者であったようです。

・カール・セーガン特集
http://www.planetary.jp/legend/carl-sagan/cosmos_takagishi.htm

なんか、最近自分の過去を話すとすっごい昔話になってしまうのでいやになってしまいます。

このころ日本では小尾信彌先生が大活躍でした。

放送大学で宇宙科学の授業をいくつかもっていらっしゃいました。

むむ、ここでもやはり私と放送大学の繋がりががっ、

放送大学に入るのは私の運命だったのか!

他の科目に押され、宇宙科学の科目が少なくなったのが残念です。
今放送大学では心理学が大人気だそうです。

まあ、私もそのうち。

ブログを書こうという余裕が出てきました。できれば続けたい。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫

October 05, 2018

2018年ノーベル物理学賞:光ピンセット

今年のノーベル物理学賞は「光ピンセット」だそうです。
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00490653

スウェーデン王立科学アカデミーは2日、2018年のノーベル物理学賞を、レーザー光で細胞などを捉えて動かす「光ピンセット」を開発した元米ベル研究所のアーサー・アシュキン博士(96)ら米仏カナダの3氏に授与すると発表した。

 アシュキン氏は、2007年に経済学賞を受賞したレオニド・ハービッツ氏の90歳を上回り、史上最高齢の受賞となる。授賞理由は「レーザー物理学の分野における画期的な発明」。

 他の2氏は、レーザー光を圧縮、増幅してごく短いパルスにし、瞬間的に高い出力にする「チャープパルス増幅法(CPA)」を開発した仏理工科学校のジェラール・ムル名誉教授(74)とカナダ・ウォータールー大のドナ・ストリックランド博士(59)。同博士は、マリー・キュリー氏らに続いて3人目の物理学賞の女性受賞者となる。

 アシュキン氏は1980年代、レーザー光をレンズで集めて照射し、光の圧力で細胞や粒子などを動かす光ピンセットを開発。ウイルスや細胞などを生きたまま調べることを可能にした。

 ムル氏らは80年代にCPAを開発。生成されるパルスレーザーは照射部位以外へのダメージが少なく、極めて正確に切断できるため、目の手術などにも応用されている。

アシュキン氏の発明した特許は日本のDBで見つけました。
●特開昭46-1897
【発明の名称】誘導放射装置
【発明者】アーサー・アシュキン
【出願人】ウエスタン・エレクトリック・カンパニー
【出願日】1970年1月26日(米国出願)
【請求の範囲】
液体活性媒体を含む案内溝体と、媒体中に放射線の誘導放出を作るため該溝体の中に単色放射エネルギを放射するためにの手段とからなる誘導放射の装置にして、案内溝体が該媒質と接触し且つ実質的に該単色放射エネルギの波超から実質的に該波長の100倍の範囲内の溝方向の大きさを持つ細い繊維状の誘電体部材からなる誘電放射装置。

Light_pin_pat

--------
昔はこの程度のクレームで出願できたんですね。
さすがに出願後補正していますが。

チャープパルス増幅法(CPA)は別途検索しました。
もっと古いのがあるかもしれませんが、日本特許庁DBはではこれでした。

●特開平9-105964
【発明の名称】高出力チャープパルス増幅装置およびコンプレッサー
【出願日】1995年5月19日
【出願人】イムラ アメリカ インコーポレイテッド
【発明者】ドナルド・ジェイ・ハーター
アルマンテス・ガルバナスカス
マーチン・イー・ファーマン
【要約】
【課題】 小型低廉な100mW~10Wの高出力チャープパルス増幅装置と、同装置に好適なコンプレッサーとを提供すること。
【解決手段】 伸長されたパルス光である伸長パルスを発生させる発生源10と、該伸長パルスを増幅する出力増幅段20と、該伸長パルスを出力増幅段20から受け取り圧縮するコンプレッサー40とを備えており、出力増幅段20には二重クラッドファイバーおよびポンプを有し、超短パルスを発生する高出力チャープパルス増幅装置。コンプレッサー40には、レーザーパルス信号を非線形効果の閾値未満の持続時間に圧縮するファイバー格子とパルス信号をさらに圧縮するためにファイバー格子で圧縮された前記パルス信号を受け入れる回折格子とを備えていることが好ましい。クラッドポンプファイバーのチャープパルス増幅作用で、小型低廉でありながら高出力のチャープパルス増幅ができる。

Cpa_pat

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なんかこれは電気装置に見えますね。

アシュキン先生、長生きしていていいことがありましたね。

本庶先生の生物系の人たちが解説してるのでそちらをごらんください。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫

April 30, 2018

高校地学について

私より上の年の人は
「高校時代は物理、化学、生物、地学4科目が必修だった。最近の理科教育の軽視は嘆かわしい」
とおっしゃる方がいる。

ちょっと首ひねった。よほどお利口さんな高校なのだろう。
私の高校では地学の専任教員は居なかったし、地学が選択肢ですらなかった。
理科は、
物理Ⅰ、Ⅱ、化学Ⅰ、Ⅱ、生物ⅠⅡ
から適宜選択するようになっていた。
物理への恨み節はだいぶ以前に書いた。
http://page-only-one.cocolog-nifty.com/imotora7/2008/05/post_551a.html
ローマ帝国化する物理帝国
(今読んだら地学についても書いていた)

地震大国である日本は「地学基礎」くらいは必修にすべきだろう。
http://www.daiichi-g.co.jp/shuppan/sidouyouryou/data/40.pdf

私が中学生のころの理科第2分野(生物、地学)は気象予報図が読めるくらいには教えてくれていたと思う。
(あまりに遥か昔だから記憶があいまい)

それなのに高校に進学したら、地学がすっぽり抜けてしまうのは惜しいことこの上ない。

まあ、別に学校で教えなくても大人になって自学自習してもかまわない。
物理、化学はともかくも地学=地球科学のおおよそは勉強してニセ科学に騙されないようにしたいものだ。

●『もういちど読む数研の高校地学』
2014/5/1
数研出版編集部 (編集)
https://www.amazon.co.jp/dp/4410139592/

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●『新しい高校地学の教科書―現代人のための高校理科』
(ブルーバックス) 新書 2006/2/21
杵島 正洋 (著), 松本 直記 (著), 左巻 健男 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4062575108/

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今日はとね日記にインスパイアされて書いてみました。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫

March 16, 2018

名古屋での勉強会

ココログファンの方、お久しぶりですです、アマサイです。アマサイは元気です。数理情報けんきゅーしゃとして元気に活動しています。

先週は名古屋に行ってきました。
🔲「データサイエンス」公開収録
主催:放送大学
場所:中京継大学7階
講師:滋賀大学データサイエンス学部教員

Nagoya20180310_too

要は、放送大学、滋賀大学に入ってデータサイエンスを勉強してちょうだいという勧誘なのですが。
f(^_^;)

それでもなかなかためになりました。

夕方からは放送大学愛知学習センターの仲間たちと名古屋メシを堪能しました。味噌カツ🍖みそおでん🍢味噌焼きおぎにり🍙を堪能しました。

すっかり名古屋メシに洗脳されますた。
q(^-^q)

すっかり名古屋ファンになりました。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫

June 24, 2017

「真の量子コンピュータ」実現への道

量子コンピュータが流行っているようで、喜ばしい限りです。

「真の量子コンピュータ」実現への道--IBMの開発状況を読み解く

 この5月17日に、IBMが17量子ビットの量子コンピュータを披露した。小さな数字に聞こえるかもしれない。しかし非常に重要な一歩を人類が歩んだことを示す数字である。  われわれが利用しているコンピュータは、プログラムにより指令を送ることで所望の動作をする。いわば自由自在にお願いを聞いてくれる大規模な装置である。  そのコンピュータの動作原理は、(物理学の観点では)電気が流れるか流れないか、という2つの状態をそれぞれ異なるものとして扱う。  この2つの状態の間のスイッチングを巧みに利用して複雑な動作を実現させている。  量子コンピュータでは、「電気が流れるか流れないか」という2つの状態を分離して扱うだけではなく、足し合わせて利用し、複雑に絡み合わせて利用することもできる。そのため、われわれが想像をしている動作の範疇(はんちゅう)を大きく超える。  この新しい計算能力を利用すると、これまでのコンピュータでは非常に時間がかかってしまうような難問の一部についても比較的高速に解くことが可能になる。  既存の問題を高速に解くという素朴な期待を超えて、量子コンピュータを人類が手にした時には、人間の思考のスタイルそのものすら変革を迎えることはあまり強調されない。  ゲート方式による量子コンピュータで期待されているのが、量子シミュレーションと呼ばれる技術の開拓だ。自然法則に従う複雑な現象を細部に渡り、シミュレーションを行うのだ。

東京大学・藤井啓祐氏にインタビューしているので、信頼できそうです。

それにしても17量子ビットって半端な気がするのですが、そうではないようです。
「憶測ですが、IBMが開発した17量子ビットのコンピュータの『17』という数字が示す意味は、計算に必要な数値を入力する部分を示す『9』と量子に特有の誤りの2種類を検査するために必要な4ビットが2つで、9+4+4=17ということだと思います」

他の記事にもしきりと「誤り訂正」ができると書いてあります。

量子コンピュータがかなり進んでいるのは確かなようですね。

現在の量子情報通信の特許を調べるとまた新しい見解が出てくるかもしれません。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】≪コメントは応接室にお願いします。≫

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