研究費というのは稼ぐものです

フジサンケイ・ビジネスiで中村さんの話が載ってます。大学人との対談なので比較的冷静です(^_^;)

日本経済発展には大学の役割が重要 学生に夢を与え生きた教育を!

中村 工学部の場合、アメリカでは企業との共同研究が非常に多いことですね。基本的に工学系大学の教授の約50%は自分の会社を持ち、さらに企業のコンサルティングをしている教授はほぼ100%です。企業と大学との結びつきが非常に大きいと感じます。それは、「教授たるものは大いに外の企業と仕事をし、生きた知識を大学の学生に教えなさい」という学長の思いがあるからです。昔の日本の大学教授はアカデミックな研究で、企業とのバリアーがありました。それでは学生に対して“死んだ教育”しかできません。 中略 中村 日本では産学連携と言っていますが、アメリカでは基本的に自分で会社を興すわけです。それが研究のインセンティブですよ。アメリカでは工学部は一番人気があります。それはベンチャーを興し、成功すれば巨額なお金が入るという夢がありますから。だからMITとか、スタンフォードなど工学部の人気が高いのです。日本では一番低い学生が行くところが工学部といった感じでしょ。工学部に行ったら永遠のサラリーマンですよ。夢も希望もない。一方アメリカの工学部は、アメリカンドリームですよ。全然違うイメージでしょ。
企業側に金だけ出させる産学連携はダメです。やっぱり教授が会社を起こすのがいんじゃないですかね。と言ってもyumtak姐さんがおっしゃるように「会社作りたい」とか子供に親がおねだりするように、大学側に言うようじゃだめですが。

確かに工学部がサラリーマン養成所になっているようじゃ21世紀は乗り切れません。


中村 結局2000年に会社を辞めてアメリカに移りましたが、会社の「秘密保持契約」にサインしなかったため、米国で企業秘密漏えいの疑いで、2000年末に訴えられました。そこで私も2001年に会社を日本で訴えました。特許権は発明者にあり、企業ではありません。たとえ特許権を会社にあげますという契約書にサインをしても、その見返りとして発明者にそれ相当の対価を払わなくてはいけないのです。この特許法は日本とドイツだけ。その特許法に従って、日本で会社を訴えてからは日米両方で裁判ですよ。アメリカでは被告、日本では原告、3年間必死でした。そこで感じたのはアメリカと日本の裁判の違いでした。アメリカは証拠書類をすべて出して真実を追究します。それが終わったら証人尋問です。真実を話さなかったら偽証罪。日本は証拠書類一切出さなくていい。まずい証拠書類は焼却処分OK。証人尋問もないに等しい。日本の裁判は、どちらを勝たせたら、どれだけ多くの人が利益を被るかを考えて判決を出します。これを利益均量と言います。正義と悪を考慮して判決は出しません。アメリカは被告、原告、裁判官、弁護士が法廷で激論します。日本は法廷では書類を出すだけで激論なし。

日本の場合(ドイツもそうだと思うが)発明者の保護のためですね。ちっこい発明をした人も「努力賞」として何万円か上げるのは別にいいんじゃないでしょうか。どこも、対価の額は、上限撤廃になりましから、むしろ発明者に有利です。600億円はふっかけすぎです。
(^^;)。
ただ問題は、今でも、「技術開発には私が全責任を持っているので、全ての出願は私が筆頭発明者になっている」という社長さんがいらっしゃることです。また、ごますりのために、携わっていなくても、開発統括部長を発明者として名前を列挙しているとこはたくさん、たくさんあります。これはダメダメです。リスク管理を考えていない。

相当の対価、たくさんあげる分には文句は言われないので、この法律は使いようです。

また、秘密保持契約について;日亜の秘密保持契約に何が書いてあるか知りませんが、日亜の社外秘資料を外部に持ち出し、他社に見せてはいけません。それは契約書に署名しようがしまいが、不正競争防止法を問われると思います。たぶん、日亜以外でLEDの研究はしてはならない的なことが書いてあったのではないか推測します。頭にあることをよそで吐き出すことは止められません。中村さんは、大学でLEDの研究はできるし、起業も自由です。中村さん、わかっていたから署名しなかったんでしょうね。


ええ、もちろん、仕分けでぐだぐだ言っている奴は、アメリカのマネしろ、って言っているわけだよ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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益川夫人

『私の履歴書 益川敏英』連載15話、折り返し地点 で明子夫人登場です。テレビで家庭での1コマなんかを見たことがあります。聡明そうな方です。アマノジャック・益川も明子さんの手のひらの孫悟空でしょう。本日の記事に、益川さんとツーショット写真が掲載されていますが、素敵な方です。その当時の大学職員ですから教養もあったのでしょう。理学部秘書業務ですが、プロフェッショナルを感じます。


内助の項というのは古臭くて好きではないですし、益川夫妻はそれに当たらないと思います。各々が自分の持ち場を守り互いに高めあってきたのだろうなと思います。

そういう意味では、この妻ありてノーベル賞です(明子さんはそういう言葉はお嫌いでしょうが)

益川青年も博士号をとり、よき伴侶を得、助手となります。今後の展開が楽しみです。

益川爺のキャラクタばかり出てしまい、小林さんが少々気の毒。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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誰のお金かよーーーく考えてみよう

次世代スパコン「予算削減」 事業仕分け3日目

来年度予算要求の無駄を洗い出す行政刷新会議の「事業仕分け」は13日、3日目の作業に入った。文部科学省所管の「次世代スーパーコンピューター」の技術開発(概算要求額約270億円)は、財政難などを理由に予算総額の削減を求めた。地方交付税については、仕組みが複雑で非効率な予算執行があるとして「制度の抜本的な見直しを行う」と結論づけた。

 独立行政法人・理化学研究所が開発を進める次世代スパコンは、世界最高レベルの演算性能を目標に12年度の完成を目指し、神戸市のポートアイランドで建屋の建設が始まっている。これまで、今年度分を含めて計545億円の国費を投入。完成すれば、大気や海流など地球レベルの気候変動の予測や、地震による災害シミュレーションなどの研究のほか、ナノテクノロジー分野での産業利用などが見込まれる。

 だが、仕分け人は「国民の目線で言うと世界一にこだわる必要があるのか」などと指摘。研究所側は「サイエンスには費用対効果がなじまないものがある」と反論したが、来年度予算の計上を見送るなどの予算削減が必要とした。

物理帝国主義者としては、帝国の基盤がまたもや危うくなる自体である。スパコンの進歩は多くの科学分野を支えている。

が、しかし、である。仕分け人の言葉だけを信じるならば、「世界一をめざすなら自分たちで資金集めてくださいよ」というのは最もな話である。

「国民の皆様、いつもお仕事ご苦労様です。我が研究所で今回大きなプロジェクトを立ち上げました。その際、皆様が納められた税金の一部を使わせていただきたいと存じます。まずは、当プロジェクトがどのように有意義であるか、説明させていただきます」
などと言った科学者集団がいただだろうか。一部の役人とネゴして(かどうかは知らないが)国民にそっぽをむいて、権力ばかりにゴマをすっていたのではないか。

残念ながら、今回の政府側の言い分は正論である。

てかさあ、明らかにターゲットにされているんだから、仕分け問題が出た時点で、どうやって説得するか幹部どもで考えろよ。自分たちの研究の意義、わかってないんじゃないの。ダメダメでしょう。

日頃から頭使ってないんだな。

当然の説明責任ですね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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理系総理と理系副総理がいるのにね。

榎木英介さんのブログから

文部科学副大臣会見速報だそうです。

質問:科研費の概算要求で、ホームページにも出ている新規募集課題の停止はどういう意図で行われたのか。

若手Sは若手を育てるということで準備したが、削る必要がある。そのなかで成熟度は十分ではないものを見直していこうということになった。若手への考慮は「基盤」の方でできるではないかと考えている。そこで若手Sを選択して省いた。Sに立候補していた人は、「基盤」にも立候補している人がほとんどだ。科研費全体は減っていない。整理をしたということだ。

質問:科研費の伸びは、昨年度より落ちている。基礎研究を重視するという姿勢とは相容れないのではないか。

前政権の要求レベルは忘れてほしい。減らさなかったということだけでも評価してほしい。トータルでいけばまだまだ厳しい査定になるだろう。文科省は高校無償化を挙げているので。トータルでは、厚労省につぐプラスαになっている。本来なら、もっと切り込めということになる。これで収まったわけではない。切り込まれるところはたくさん出てくる。基礎科学については、重点項目だから切り込ませない。そういう主張をしていくつもりだ。総理大臣も重点項目だと言っている。そういう位置付けだ。

えっ、研究費は削ったけど、高校無料化になるから文科省としては、オフセットってどういうロジックだよ。

肉は減らしたけど、ごはん増やしたから、カロリーは同じ、みたいアナロジー。

それは、予算は使い切らないと、次年度減らされるから、という前政権の悪習と同源のような気がしますけど。

まあ、金を注入すれば、基礎研究振興になるとは言えないけどね。
基礎研究は大事、っていうだけなら、アホでも、議員でなくてもできるけどね。議員主導なら、方策をまずだせや。与党としては新米なので、なんて寝言言ってじゃねえぞ。

こども手当を出すためなら、なんでもありってことね。

段々くらーい世の中になる気がする。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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隣は何をする人ぞ、メーカー編

いや~、アマサイ、メーカーに来て8年になりますが、開発や営業以外の部署が何やっているのか、よくわかりません。なぞの1つ?がやはり開発購買。

開発購買という活動の不思議(2)Tech-on!

「開発購買っていうのは,開発上流段階で品質・コスト・納期の作り込みをして,特にコスト面で今までにないような効果をもたらしていこうという活動,と一応部内では位置付けられているけど。要するに,開発部門にいかに安く作れる設計をしてもらうか,働きかける仕事だね。だから鈴木さんが知っているように,VA・VE提案の回答をフォローしたり,ノウハウ集を整備したりしている。まだまだだけどね。だけど,平均年齢47歳って信じられる?」 「想像つきません」。鈴木は答える。 「皆いい人だ。昔は一線で活躍していたし,特に設計出身者はもう少しで主任研究員か課長になれるところだった人たち,出世争いに負けちゃった人たちの処遇に困った上の人たちが,いい受け皿部署ができたって,喜んで送り出している。正直言って,上がり間近の人たちばかり」。

受け皿なんだ(^^;)。昔の特許部みたいですね。

「アマサイさんとこってどんな仕事してるの」なんてよく訊かれます。
「他の部署が何やってるか、知っときたいんだ」って言っていた女性、開発購買でしたね。

知財と開発購買ではほとんど全く接点がなかったです。

「さっき黒須さんの技術展示会あったよね,今日の展示で三つぐらいテーマを思いついちゃった。早速サンプル作って設計に持ち込むよ。そう言えば鈴木さん今度のハイエンド機種の担当だって言ってたよね? インサート成形の提案品サンプル作って持っていくよ。来週にはできると思うから」。 「えっ,それってさっき田中さんからも言われましたよ。新機種であの技術使えないかって? ちょうど私もいろいろ考えていたところだったんですよ。サンプル来週にできるんですか? 早いですね」。 「うん,実は昔から考えていたんだけど,対応可能な会社があるかどうか分からなくて,異動したときにすぐに田中さんに相談したんだよね。そしたら黒須がいいんじゃないかって。それで黒須に話持ちかけたら,すぐに検討したいっていう話になってね。彼らにとっても仕事が増える話だからね。もちろん田中さんは黒須以外も紹介してくれたよ。彼は3年後にはこの新技術が一般的なものになっているだろうって,その時の発注シェアも既に考えているよ」。
ああ、そういうえば、そういう仕事してますね、うちの開発購買も。 主みたいなおじさんが、いろいろ若いもんに支持しています。女性が多いんですが。 そのおじさん、開発部のとりまとめみたいなこともしてるなあ。
「えっ。じゃあ,開発購買グループは設計が必要な情報が分かっている,ってことじゃないですか?」 「うん。そういう努力と感覚,スピード感が持てるメンバーはね」。 「それに,サンプルを作る予算とかも持っていて時間もそこそこある。面白そうな部署じゃないですか?」 「本当にそう思うかい?」前田が鈴木に尋ねた。(以下次回)
えっ、「つづく」かいっ! 次回も忘れずに読まなくては。

どこの部署にとっても、知財部はなぞの部署のようです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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職人さんはすごい

宇宙産業から飲料缶まで。へら絞り加工の職人技@Tech総研

金属板を回転させながら“へら”を使って型に押し付け、自在に形を作り上げる「へら絞り」。究極の“多品種少量生産”、しかも高精度で、先端の技術を支える職人の世界を訪ねてみた。

橋やお寺で見かける欄干(らんかん)の擬宝珠(ぎぼうし)に、半導体製造装置の洗浄槽、遠心分離機の胴部分、飲料缶の試作品にパラボラアンテナ、圧力容器、果てはロケットや人工衛星のパーツまで……。
 一見脈絡のなさそうな品々だが、その共通点は“へら絞り”。主に円形の金属板を回転させ、“へら”と呼ばれる工具で型に押し付け、成型していく、スピニング加工とも呼ばれる加工法である。単純な皿状のものはもちろん、「いったいどうやったらこんな形に?」と思えるものまで、要するに薄肉の回転体形状のものであれば、ほとんど自在に作り上げてしまう。


職人さんってすごくない?

作業の様子って感動しちゃうよね。

職人芸は個人の技能なんで特許化できんのですわ。

まあ、当該HPを見てください。

「もちろん、なんでもかんでもへら1本で、というわけじゃない。そこは技術も適材適所、求める形になるならば、プレスや溶接とも組み合わせる。無理難題を持ち込まれるのがわれわれの仕事ですが、今度はこっちが板金屋さんに無理を言うことだってあります(笑)」(松井氏)
 それでも、最終的には自分の手の先で、まさに望むように形が作られていく。そこに、いちばん充実感を覚えるとか。
「10年かかって覚えるか、20年かかるか、それはその人の要領。しかしいずれにせよ、モノづくりには、どうしても人の手による仕事が必要になる。どんな難しい加工も来るなら来てみろ、そんな職人がこれからも育ってほしいですね」(松井氏)

技能は一番の財産です。
経済不況で、こういう職人さんが減っていくのは悲しいです。

だから、高額な発明報奨金で技術者が報われる世の中を、って言っている奴らってバカだなあと思うわけですよ。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

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帰属意識が高い技術者じゃ、だめでしょう。

世間では、不況は底をついた、あとは上昇するだけ、と言っているが、アマサイはそんな悠長な環境にはいない。来週、発明案を聴きに行こうとしていた技術者から「アマサイさん、特許出願ではお世話になりました。今月一杯で、うんぬんかんぬん、、、、会社都合です」というあいさつををIPメッセンジャーでもらうことも度々である。

アマサイの席だって、来月あるという保証はなにもない。なくてはならない人だから、いてほしい、というのは、真っ当な社会情勢の真っ当会社での話である。どちらにも該当しないだから、安心なんかできない。

その時の準備は常にしているが、そんなの毎日に気に病んでも仕方がない。自分のやるべきことをやるだけである。
で、休み時間にぼーっと日経BPのコラムを読んでいた。
この編集員のことなにもしらなかったのだか元沖電気のエンジニアさんなのだそうだ。

続・なぜなら、給料が安いから


「これは八王子だけのことかもしれないけど、そもそも質疑応答っていう文化がないんだよ。えらい人が来て何かを説明するようなことってあるよね。みんなで拝聴するわけだけど、聞くだけで何かを言うのはタブー。司会者とかもよく分かっていて、何か質問、意見はありますかなんてまず聞かない。強引に何かを言おうとしたら制止されたりして。だから上から下への一方通行が当たり前になっている。もちろん理由があるんだけどね」

 社員は「組合が認めない組織、イコール会社が認めない組織のチラシをもらってはいけない、話を聞いてもいけない」と躾けられている。けれど、会社が経営方針説明会などを開いて、その場で発言を許可すれば「認めない組織」の人たちがこれぞ好機と厳しい質問を浴びせることだろう。発言があれば、答えないわけにはいかない。しかも、その一部始終を社員たちも見聞きすることになる。それはマズいということで、説明会などでは一切の質疑応答をしないようにした。それが習慣として根付いてしまったのだと、旧社員の方から聞いた

大企業の看板を見るとたいした根拠もなく、ああ、こういう大きいとこで、楽に働きたいなあ、なんて思ってしまう。大企業の知財が楽だとか、やりがいがあるなんて全くないわけだけど。まあ、アマサイも一般庶民の凡人さんなので、友人親戚に勤め先を言って、へえ、有名企業だ、すごいね、なんてたまに感心されたいと思ったりするわけである。その価値は非常に小さいものだとわかっているが。

OKIの従業員の扱いは酷いとはよく聞く。今でもやっているんですかね。労働争議。本社ビルだか、なんだかに、ビラとかまいているのをテレビ中継で見たことあるが。

嫉妬でもなんでもなくて、名前だけで就職先選んだ人はみんな苦労しているような気がするなあ。アマサイは、しっかりとした恒久的な仕事(実質そんなものはないけど)をしたいと思ってきたら、こんなはずでは、ということはこの先ないと思う(たまにブランドに憧れることはあるけど)。

90年代初頭、日経エレクトロニクス誌の記者として欧州メーカーの研究開発トップを取材した際、こんなことを言われたことがある。「例えば日本メーカーは優秀なプリンターを開発して世界市場を席巻している。うらやましいことだ。残念だけど、欧州ではもうそれができなくなっている。研究者たちがきれいなラボで、きれいな仕事しかしなくなってしまったからなんだ。食堂だって、管理職やドクターたちと現場作業員では別だしね。でも日本はちがう。ドクターをとって入社した人でも作業服を着て、現場の作業員と一緒に働く。だから優秀な製品が開発できる。でもいずれ、日本でもそれができなくなって、優れた新製品が生み出せなくなる日がきっとくるよ。そのときどうするか。そこが問題だね」。

現代の小中規模メーカーは、このとおりだと思う。役員が製作現場に来て、この技術は一体どうなっているんだ、なんて平技術者と一緒に考える。博士号持っていたって関係ない。半田付けしているお姉さん方と一緒に作業する。

まあ、それでも上場して、有名企業にしようとしてるとこは、こういう感覚が薄れているね(うちのことである)。もうそうしたら、企業としての価値なんかないね。引用のエッセイにあるよう、買収したはいいが、良い技術者はみんな居なくなって、空洞化してる、解体するしかない、ともなりかねない。

ものづくりに関わる人は仲森さんのエッセイをよく読んだ方がいいよ。

日経BPにもまともな記者がいた。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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ものづくりはなかなかシブイ

Tech総研の『セミコン見ル野のシブすぎ技術に男泣き』おもしろいよね。
最近は見ル野さんがプリクラ開発に携わったときのこと、やってます。

ついに量産へ!新ジャンルプリクラ機開発物
今回は4回目、量産体制に入りました。

モーターギアとラックが合わないので、モーター取付穴を加工することになりました。一個一個ヤスリで削ります。

いや~、すごいね、大型機械製品は。これ見ると、日本のものづくりって奇跡に近い。市場に出ているモノが全てちゃんと駆動しているって、フシギだ。

うちもものづくりだが、一個、一個、ヤスリがけって、、、

あるな。うちにも(^^;)。

「設備室にある段ボールの山って何?」
「ああ、あれ、新製品Z-123の筐体ですね」
「えっ、あれってまだ出荷していないの?」
「はあ、ほんとは出荷しているはずなんですが、設計変更するかもしれないんですよね」
「かも、って、いま5月じゃん」
「最悪の場合、僕たちが一個一個筐体削るしかないかも。金型からおこすわけにいかないから」
「・・・」

をいをい、自慢の新製品じゃなかったのか、しっかりしてくれ。


「××の技術、出願したんだけど、製品はどうなった?」と訊くのが恐い。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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ホリエモン

ホリエモン、好きじゃないけどいいこと言うな。

堀江貴文「エンジニアは誇り高くあれ」@Tech総研

今、非正規雇用の増加やいわゆる「派遣切り」が社会問題になっていますけど、僕が前の会社(ライブドア)で社長をやっていたときは、技術者派遣やSI会社の常駐社員などは一切使わなかったし、逆に自社の社員を派遣することもしなかった。社内ではこうしたシステムを利用するようにかなり説得されたけど、ここだけは頑固に譲らなかった。

ここまで非正規の社員を雇わなかった理由はいくつかあるけれど、ひとつは派遣とか常駐が人材のピンハネだから。経営者の思想として、派遣されるほうも派遣するほうも相いれないと感じていたし、こうしたシステムが産業構造の空洞化を招くとも思っていた。もうひとつは、社内の技術力を低下させるから。いずれにせよ、とても嫌だった。
また、正社員には福利厚生費などの負担や将来への責任が生じるから、派遣を使うという声も聞きます。だけど、それらを社員に与えるのは企業の責務じゃないですか。こんな当たり前のことを実現できないで利益を出そうとするのは、既に商売ではないと思う。そう言うと、「企業努力の末に高品質で安価な製品が提供されているんだ」と返されるかもしれないけれど、ならばその考えが間違っている。消費者におもねりすぎです。

派遣社員に必ずしも反対ではないです。通訳・翻訳を中心とした専門分野に固定した10数年前の職種に限ればいいと思います。電気業界とか偽装派遣の温床は断たなくてはいけません。

アマサイは、経営者は社員の生活を保障しろ、と思います。それができないのは、会社経営しちゃいけません。その根本はホリエモンの「福利厚生の負担は企業の責務」と同じ意味だと思っています。

結構昔気質だったんだねホリエモン。

プログラマとして、自分でゲームを開発するなどはしなかった、というよりできなかったですね。僕がプログラミングをしていたのは2000年までで、残念ながらもう長いこと書いていませんけど、昔からゲームを作るってすげえなって思っていました。ですから僕は、大したプログラマじゃないんです(笑)。

 ひょっとしたら、その弊害がライブドアの事業に出てしまったかもしれない。自分は優秀なプログラマではないというコンプレックスや、Perlが主流になるかわからないといった思い切りの悪さが、ライブドアをGoogleにできなかった大きな理由かとも感じています。なぜなら、1998年ごろにはライブドアでも検索エンジンを開発していたのですが、その事業を徹底して続けられなかったから。


技術者と経営者との板挟みになっていたということかな。技術者出身の経営者の誰もが遭遇する悩みなのかな。

しかし、自分たちは本来ならばGoogleになっていた、と言うあたり、相変わらず自信過剰な気がする。
(^^;)

ただ、エンジニアの苦労を一般の人は知らない。エンジニアのすごさは、彼らの仕事を知らないとわかってもらえないと思う。ボール盤を回すとか(笑)。普通の人は、どんな技術で自分たちの生活が成り立っているか想像できませんよ。僕だってハード系は電子工作くらいまでで、機械設計なんて今回のロケット開発で初めて触れましたから。

 世間に仕事の中身を理解されることが少ないから、エンジニアは地味な存在になってしまい、脚光も当たりにくくなる。自分たちもそれを知っているから、派手になれずに、プライドをもちにくいのかもしれない。でもそれは違う。もっともっと自信をもっていいと思う。


エンジニアは自分の仕事にもっとプライドを持っていいと思う。製品になっているならば、これは俺が作ったんだぞ、って自慢していいと思うけどな。まあね、テレビとかコンピュータとか車ならその威力がすぐわかってもらえるけど、ちょっとマイナーなものになると、説明もしずらいかもね。

小さい技術かもしれないけど、大きな技術の一部かもしれないけど、それによって科学技術を推進し、世の中を変えていっているんだ、とアマサイがいうような大風呂敷winkを、エンジニアが全員が言うようにならないと、なかなか世間に通りにくい。

エンジニアの諸君、みんなで身の丈を越える大風呂敷を広げよう。

でも、やっぱり、ホリエモンは好きくない。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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趣味の発明・研究は自分の金でやれよ

発声練習さんからたどってきたわけだが、

はてな匿名ダイアリー:おめーらそのくだらねえプライドをなんとかしろよ
からです。

あなたのテーマは面白いと思うけど(これはウソのこともあるけど、とにかく)、もう少し一般的に、素人が読んでも、なるほど、この研究は意味があるんだね、と思ってもらえるようなリサーチクエスチョンとか、イントロダクションを、最初と最後には入れたほうがいいよ。(最後は、この研究が完成したときのインパクト、みたいな項目が実際にあるしね)
----------
このテーマに興味がある、というだけで、なぜいけないんですか?自分は、そうやって素人に媚びるようなことはできない。

前段の様子からすると学振特別研究員とやらに応募する人の話ですね。


えーと、要項がぐちゃぐちゃ書いてあってよくわからんのですが、審査されるのは、やはりこれからする研究内容なんですよね。

えーと、日本学術振興会というところから、お金が出ると。それは、お国からですよね、つまり、我々の税金ですよね。

。。。

素人に媚びるのやなら、自分の金で研究しろ!

こんなことが、トピックになるなんて研究の場って一体なんなんでしょうねえ。不思議です。

もっとも、企業の特許出願の場でもこういうことは、あります。

「俺様の発明はすごいものだ。すぐ出願しろ」

ええ、オジサマやお兄さまたちにアマサイはよく言われます。

何度か書いていますが、

Q1「実施例をもっと具体的に記載してもらえますか?」

Q2「従来技術はどんなものありますか?」

Q3「○○社のこれ、××社のこれと同じじゃないですかね。違う?では、違うところを教えていただけますか?」

てなことを聞くわけですよ。

たいていの人はQ1で音沙汰なくなります。

実施例が書けないのは、そもそも発明じゃないじゃん!

Q2に至っては、「俺様のものは画期的すぎて従来例なぞない」とおっしゃる素晴らしい方もいらっしゃいます。だいたいQ1のお答えはいただけません。

Q3をクリアできたら本物です。ほんとうにクリエティブな人はこれらの質問に答えることはなんでもないことですからね。

これらの質問は要するに貴方の発明は当社にどのような利益をもたらしますか?ということをいろんな角度から訊いているのです。

「そげな素晴らしい発明ならどうぞ、ご自分で出願なさってください。ご自分で特許明細書を書けば数万で出願できますよ」

アマサイは親切だからやり方まで教えてあげます。

だからさ、

特許出願はあんたの名誉のために出すんじゃねえんだよ。

会社の利益、ひいてはこの業界の技術発展のために出すもんなんだよ、

お遊びは自分のうちでやってくんな!


こんなおばかさんは全体の数%と信じたいです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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